『黄金バット』(1967年)(テレビアニメ)

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【原作】:永松健夫
【アニメの放送期間】:1967年4月1日~1968年3月23日
【放送話数】:全52話
【放送局】:日本テレビ系列
【関連会社】:第一動画

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■ 概要

1967年4月から翌1968年3月にかけて、よみうりテレビをキー局とする日本テレビ系列で全国放送されたアニメ作品『黄金バット』は、日本のアニメ史においても異彩を放つ存在です。原作のルーツは、昭和初期から戦前の紙芝居で知られていた“怪奇ヒーロー”の黄金バット。その古典的キャラクターに全く新たな命を吹き込み、現代的なヒーローアニメとして再構築したのが、このテレビアニメ版です。

アニメ化に際し、物語の舞台は現代(放送当時)に置かれ、SF色や冒険要素を大胆に取り入れています。黄金バットは、一万年もの時を越えて蘇り、未来の科学と謎の超常能力を駆使して人類の危機に立ち向かう――というストーリーが展開。単なる勧善懲悪にとどまらず、異形のヒーローが持つ恐怖感と絶対的な正義という独特のバランス感覚が特徴です。

本作の黄金バット像は、当時のアニメファンや子どもたちに鮮烈な印象を残しました。何より記憶に残るのは、声優・小林修が演じた黄金バットの凄まじい笑い声。「ホーッホッホッホ!」という甲高い高笑いは、放送終了から半世紀以上が経った今なお語り草となっています。この印象的なキャラクター造形が、実写映画版とともに“戦後の黄金バット像”を形作ったといっても過言ではありません。

また、カラー作品でありながら、独特の色彩設計やシャドウの濃い演出など、どこかモノクロ的な陰影表現も本作の魅力のひとつです。アニメ制作は第一動画(現:タツノコプロの源流)で、職人的な手描き作画による戦闘シーンや飛行描写も高い評価を受けました。

21世紀に入ってからも、その評価は衰えることなく、2001年には全話収録のDVD-BOXが発売されています。現代の視点から見ても、新旧の価値観をミックスした“異色の正義ヒーロー像”として、非常にユニークな位置づけにある作品です。

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■ あらすじ・ストーリー

『黄金バット』の物語は、神秘と冒険、そして科学と超常の要素が絶妙に織り交ぜられた壮大なSFヒーロー譚です。その開幕は、かつて栄華を誇った伝説のアトランティス大陸。人知れず海底に沈んだその文明の遺構が、現代の科学者たちによって発見されたことをきっかけに、1万年の時を超えて“正義の骸骨戦士”が目覚めるところから始まります。

この物語の中核を担うのは、日本の天才科学者・ヤマトネ博士とその息子タケル、そしてフランス人考古学者の娘であり天才少女・マリーです。ヤマトネ博士は、世界各地に眠る古代文明の研究に没頭する中で、神秘的なパワーの痕跡を探知し、自ら開発したスーパーカーを駆って海へと向かいます。その途上、難破船で漂流していたマリーを救出。彼女の父親である考古学者ミレ博士が、アトランティスにて消息を絶ったことを知ります。

調査の結果、彼らはアトランティス文明の神殿へと辿り着き、そこに安置された古びた柩に遭遇。マリーの手によりその封印が解かれ、眠り続けていた黄金バットが復活を遂げます。黄金バットは、シルバーバトンと呼ばれる銀の杖を武器に、あらゆる悪を殲滅する超人的存在。空を飛び、海底に潜り、大地を貫く――その圧倒的な力で人類の敵に立ち向かいます。

黄金バットに立ちはだかるのは、闇の科学者ナゾーを筆頭とした悪の軍団。ナゾーは、機械兵器や生物兵器、時には超能力者までを操り、世界征服を目論みます。その恐るべき計画の裏には、アトランティス文明を再現し、世界を再構築しようとする狂気が秘められていました。

エピソードごとに展開する“冒険譚”では、舞台が世界各地に及び、ピラミッドや南極、宇宙空間まで、多彩なロケーションでのバトルが展開されます。中でも黄金バットの登場シーンは毎回クライマックスのごとく描かれ、空間を裂いて現れる骸骨のヒーローが、その笑い声とともに絶望を一掃していく様は、多くの視聴者に強烈な印象を与えました。

この作品では、勧善懲悪の構図を守りながらも、科学と古代文明、未来技術と神秘が交錯することで、単なる子ども向けヒーローものでは終わらない重厚なドラマ性を確立。最後までその緊張感は途切れることなく、全52話を通して人類の希望と悪の野望が激しくぶつかり合うストーリーが展開されました。

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■ 登場キャラクターについて

『黄金バット』に登場するキャラクターたちは、いずれも個性的で、物語の世界観を際立たせる重要な存在です。単なる脇役にとどまらず、それぞれが持つ能力や個性がストーリーの軸を支え、視聴者の記憶に深く刻まれるよう設計されています。

まず、主役である黄金バット。骸骨の顔に黒いマント、目の奥から放たれる輝きと、その甲高い笑い声は、登場シーンすべてにインパクトを与えました。彼は物理的な強さだけでなく、超常的な能力を持ち、飛行・透視・瞬間移動など、まさに“万能”と呼べるヒーローです。彼が使う銀の杖「シルバーバトン」は、敵を粉砕する象徴であり、その一振りが悪の象徴に終止符を打ちます。

ヤマトネ博士は、理知的で穏やか、かつ大胆な行動力を併せ持つ現代の科学者像。彼の知識と発明品は、黄金バットの力だけでは解決できない局面で物語を支えます。博士の息子・タケルは少年らしい好奇心と勇気を持ち合わせ、視聴者の子どもたちが自己投影しやすい“作品の目線役”とも言える存在です。

マリー・ミレは、当時としては非常に斬新な“才色兼備”の少女キャラクター。年齢は8歳前後とされながらも、語学・音楽・考古学に通じ、感受性の高さで黄金バットを復活させる鍵となります。小さな体に秘められた知性と勇気が、物語の進行を牽引する点が魅力です。

助手のダレオは、やや三枚目でコミカルなポジション。スーパーカーの調理係や雑用係を担当する彼の存在は、シリアスな展開の中に軽妙さを加え、視聴者に安堵の笑いを与える“潤滑油”のような存在でした。また、彼が一度だけ重量挙げで銀メダルを獲得した過去が描かれた回では、意外な一面も見せています。

敵側の中心人物であるナゾーは、冷酷無比で狡猾な悪役。その表情の見えない仮面、機械を自在に操る技術、配下を絶対服従させる支配力――まさに“恐怖の支配者”として描かれます。ナゾーの部下であるマゾ、副官としてナゾーの命を忠実に実行する忠犬のような存在ですが、時折見せる不器用さが印象に残ります。

そして、物語後半に登場する暗闇バット。かつてアトランティスを荒らしまわった凶悪な怪人で、黄金バットと対をなす“裏の存在”とも言える存在です。彼の登場により、黄金バットというヒーローがさらに立体的に描かれ、宿命的なライバル関係が物語に厚みを加えます。

キャラクターの数こそ限られているものの、それぞれが非常に強い個性を持っており、視聴者は自然と彼らに感情移入していきます。それは黄金バットという絶対的存在の強さと、人間たちの持つ弱さ、成長、連帯が絶妙にコントラストとして描かれているからに他なりません。

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■ 主題歌・挿入歌・キャラソン・イメージソング

アニメ『黄金バット』を語る上で、音楽の存在は決して見逃せない重要な要素です。主題歌・エンディングテーマ・イメージソング――いずれもが本作の世界観を強く印象づけ、視聴者の記憶に深く刻み込まれました。

まずオープニング主題歌として使用された「黄金バットの歌」は、番組の冒頭を彩る“正義のテーマ”としての役割を担っています。作詞は制作元の第一動画、作曲は田中正史、そして歌唱はコーラスグループのボーカル・ショップ。勇壮で荘厳、かつスピード感のある旋律が、主人公・黄金バットの登場を高らかに告げます。イントロ部分でのドラムと金管の力強さ、そして「♪輝くマントをひるがえし~」というフレーズが視聴者の気分を一気に高揚させ、黄金バットの“無敵感”を引き立てます。

この曲の最大の特徴は、歌詞に“黄金バット”という名前が繰り返されることで、聴く者の記憶に深く刷り込まれる構成となっている点です。子どもたちは一度聴いたら忘れられず、放送当時は学校で合唱する子どもも多く見られたと言われています。

一方、エンディングテーマの「黄金バット数え歌」は、オープニングの勇ましさとは対照的に、リズミカルかつ親しみやすい印象を与える楽曲です。こちらも作詞は第一動画、作曲は同じく田中正史。歌唱は鈴木やすしとコロムビアゆりかご会によるもので、数え歌形式で構成されており、“一つ…二つ…”と数を重ねながら、黄金バットのさまざまな力や伝説を紹介していきます。

このエンディング曲には、物語の締めくくりとしての安定感があり、子どもたちにとっては“次回を楽しみにする時間”を演出する大切な要素でした。また、数え歌形式のため歌いやすく、家庭や保育の現場でも自然に歌われていたという記録もあります。

さらに特筆すべきは、敵役ナゾーにスポットを当てたイメージソング「ナゾーの歌」の存在です。この楽曲は作詞・第一動画、作曲・宇野正寛、歌はボーカル・ショップ、そして間奏にはナゾー役・島宇志夫によるセリフが挿入されています。ダークな旋律と重厚なベースラインが支配者ナゾーの冷酷さを強調し、セリフの不気味さが視聴者に強烈なインパクトを与えました。

当時、悪役に対してイメージソングを用意するアニメ作品は珍しく、そうした点でも本作の音楽展開は先進的であったと言えるでしょう。実際、「ナゾーの歌」は放送当時の子どもたちにとって“怖いけれどクセになる”不思議な魅力を持っていたようです。

これらの楽曲は、後年にレコードやカセット、さらにCDとして復刻され、現在でもアニメ音楽の歴史を語る際には必ず名前が挙がる名曲群として評価されています。アニメ本編だけでなく、その音楽まで含めて一つの完成された世界観が形作られていたことこそ、『黄金バット』が長く愛され続ける理由のひとつだと言えるでしょう。

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■ 声優について

アニメ『黄金バット』の魅力を支えた大きな柱のひとつが、個性豊かで実力派の声優陣による演技です。とりわけ主人公・黄金バットの声を担当した小林修の存在感は、放送から何十年経った今でも“あの声”を思い出せるほどに強烈でした。

小林修の黄金バットといえば、何よりも特徴的なのがその高笑い。「ホーッホッホッホ!」という甲高い笑い声は、ただの演出を超え、キャラクターの“象徴”として機能しています。笑い声に含まれる余裕、威圧、そして異質さが、黄金バットという超越的存在を際立たせ、他のヒーローとは一線を画す個性となっていました。

ヤマトネ博士役を演じたのは、ベテラン俳優・村越伊知郎。落ち着いた低音と、知的で包容力のある語り口は、科学者であり父親でもあるヤマトネ博士の人物像を見事に体現しています。特にマリーやタケルに対する優しさ、そして黄金バットに見せる信頼のこもった呼びかけは、ドラマ全体の温度をコントロールする重要な役割を果たしました。

タケル少年を演じたのは、声優・高橋和枝。少年役を多く演じてきた彼女の快活な声は、タケルの元気さと冒険心を自然に表現しています。小学生ながらも博士の助手として活躍するタケルの姿は、視聴者である子どもたちの共感を得やすく、高橋の声がその橋渡しを担っていました。

ヒロイン・マリーは、放送初期は松島みのりが担当し、途中から栗葉子へと交代しています。どちらの声優も、フランス人と日本人のハーフであるマリーの繊細な心情や聡明さ、そして少女らしい可憐さをうまく表現しており、視聴者にとってマリーが“ただの女の子”ではないことを声の芝居で強く印象付けました。

ダレオ役の立壁和也(のちの玄田哲章)は、若き日ならではのエネルギッシュでユーモラスな演技が光ります。どこか抜けていて、しかし憎めないダレオのキャラクター性は、立壁の声の演技によって命を与えられました。後にアクション系キャラも数多く演じることになる彼にとっても、ダレオは初期の代表作と言えるでしょう。

そして、宿敵ナゾーを演じた島宇志夫の演技も絶賛されました。低く不気味な声色と冷酷なセリフ回しは、ナゾーというキャラクターに底知れぬ恐怖と迫力を加えています。ナゾーのイメージソングでもその声を聴くことができ、視聴者にトラウマレベルの印象を残しました。

このように『黄金バット』は、主役から敵役、脇役に至るまで、実力派声優たちが真剣にキャラクターを演じたことで、アニメ作品としての完成度を一段と高めています。絵や物語だけでは伝わりきらない“感情の細部”を声優たちが補完し、むしろそれが作品の“記憶に残る部分”となっているのです。

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■ 視聴者の感想

『黄金バット』は、1967年から翌1968年までの1年間にわたって放送された作品でありながら、その後何十年にもわたって語り継がれる特別なアニメです。当時の子どもたちはもちろん、再放送やDVDなどを通じて本作に出会った後世の視聴者からも、多くの印象的な感想が寄せられています。

まず最も多く語られるのは、黄金バットの「笑い声」のインパクトについてです。「ホーッホッホッホ!」と高らかに響くその笑い声は、画面越しに強烈なインパクトを放ち、当時の子どもたちにとっては“トラウマ”に近い記憶として残ったという声も少なくありません。一方で、「安心できる声」「黄金バットが来たとわかる音」として、頼もしさの象徴として受け取っていた人も多く、キャラクターの性格と一体となった演出が成功していたことを証明しています。

視聴者の中には、物語の重厚さに惹かれたという声もあります。単なる勧善懲悪に終始しない本作は、古代文明の謎やSF要素、現代社会への警鐘といった複数のテーマが織り込まれており、「子ども向けアニメの枠にとどまらない構成力に驚いた」という感想も見受けられました。とりわけナゾーの存在は「ただの悪役ではなく、どこか哲学的な存在感を放っていた」とする意見もあり、その不気味さと神秘性に引き込まれたという人も多いようです。

また、キャラクターの多様性も本作の魅力として評価されています。博士と助手、少年少女、そして超人的なヒーローといった構成は、今でこそよく見られるスタイルですが、『黄金バット』はその先駆けとも言える作品でした。「それぞれのキャラに役割があって、誰が欠けても話が成り立たない」「マリーの知性と優しさに惹かれた」「ダレオが登場するとホッとする」など、視聴者がそれぞれのお気に入りを持ち、深く感情移入していたことがうかがえます。

当時の記憶を辿るように語られる感想の中には、「夕方になると急いで家に帰ってテレビをつけた」「あの時間だけは兄弟げんかも止まった」といった、放送時間にまつわるエピソードも多く見られます。家族で一緒に見ていた人もいれば、一人でこっそりと見ていたという人もおり、それぞれの視聴体験がそのまま“思い出”として心に残っているのです。

再放送やDVDを通じて本作を知った新しい世代からも、「今のアニメとはまったく違うテンポと雰囲気に新鮮さを感じた」「絵は古いが内容は色褪せていない」といった前向きな評価が見られます。特に近年の若いアニメファンにとっては、黄金バットのような“絶対に負けないヒーロー”が新鮮に映ったようで、「逆に新しい」「安心して見ていられる」という感想もありました。

また、SNSの普及以降、黄金バットの印象的な笑い声やナゾーの名言などが“ネタ的”に取り上げられることも増えており、「面白がりながら見直したら意外と内容が濃くて驚いた」という声も少なくありません。かつての名作が時代を超えて再発見される過程は、この作品の“懐の深さ”を物語っていると言えるでしょう。

総じて、『黄金バット』は“ただ懐かしい”だけの作品ではなく、今なお語られ、分析され、愛され続けるポテンシャルを持ったアニメです。視聴者の記憶と心にしっかりと根を下ろしたからこそ、放送から半世紀以上を経た今でも、こうして語り合うことができるのです。

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■ 好きな場面

『黄金バット』には、視聴者の心に残る名場面が数多く存在します。その印象的なシーンは、当時の子どもたちだけでなく、後年に作品を見た視聴者にとっても“心を掴まれる瞬間”として語り継がれています。

まず真っ先に挙げられるのが、黄金バットの“登場シーン”です。敵に追い詰められた仲間たちが絶体絶命の危機に陥ったとき、突然あたりに雷鳴がとどろき、空気が変わる――そして、あの特徴的な笑い声「ホーッホッホッホ!」が響き渡る。黄金バットが黒いマントをなびかせて姿を現すその瞬間は、まるで神が舞い降りたような神々しさすら漂います。特に、マリーがコウモリを通じて助けを呼び、その声に応えて黄金バットが出現するくだりは、毎回のように“鳥肌が立つ”と評された名シーンです。

また、敵の策略によりマリーが攫われるシーンや、タケルが危険に飛び込んでいく場面など、仲間たちの勇気や友情が描かれるエピソードも人気があります。特に視聴者の印象に残っているのは、タケルが爆破装置を解除するために単身敵のアジトに潜入し、身を挺して作業に挑む場面。少年とは思えぬ勇敢さと、黄金バットに負けないヒーロー性を感じさせるこの場面は、タケルというキャラクターの芯の強さを視聴者に強く印象付けました。

ヒロインのマリーが活躍するシーンも、女性ファンを中心に多くの支持を集めています。例えば、敵に立ち向かう中で彼女がピアノを使って古代のメロディを演奏し、それが黄金バットの力を増幅させる――という幻想的なシーンは、少女でありながら“ただ守られる存在ではない”彼女の知性と強さを象徴しています。

また、敵キャラクター側の名シーンとして語られるのが、ナゾーが初めて自身の野望を語る場面。仮面越しの顔がクローズアップされ、不気味なBGMが流れる中で「この地球は、我々が統べるべきものだ」と低く語りかけるその演出は、子どもたちに“本物の恐怖”を与えたと言っても過言ではありません。「悪が本気で怖かった」と回顧する大人の視聴者も少なくなく、その記憶の鮮明さは作品の演出力の高さを物語っています。

中盤のエピソードでは、黄金バットが珍しく劣勢に立たされる場面もあり、そこに感情移入する視聴者も多くいました。特に暗闇バットとの対決は、黄金バットにとっても容易ならざる戦いであり、その力と力のぶつかり合いはまさに“宿命の対決”と呼ぶにふさわしい展開。視聴者からも「黄金バットにも苦戦する相手がいたことに驚いた」「強敵との戦いの中で黄金バットの信念が際立った」といった感想が寄せられています。

そして、最終回近くで描かれた“人類を守るために孤独に戦う黄金バットの姿”も、多くの視聴者にとって忘れられない場面です。仲間とともに過ごす時間もそこそこに、彼は静かに戦場へと赴きます。どれだけ称賛されようと、彼の中には決して揺らがない“使命”があり、それを淡々と果たしていく。その背中に感じる哀愁と凄みは、子どもながらにも“ヒーローの孤独”を感じ取った視聴者が多かったようです。

このように『黄金バット』は、派手なアクションだけでなく、登場人物の心の動きや成長、そして時に哀しみを伴う展開が、視聴者の記憶に深く刻まれています。好きな場面がそのまま“作品の記憶”となって残っている――それこそが、長年にわたり愛され続けている理由のひとつなのです。

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■ 好きなキャラクター

『黄金バット』の魅力を語るうえで欠かせないのが、視聴者それぞれの“推しキャラ”の存在です。主人公・黄金バットの圧倒的存在感を筆頭に、個性豊かなキャラクターたちが物語を彩り、視聴者の記憶に強く刻まれています。ここでは、当時の視聴者から現在まで、幅広い世代に愛されているキャラクターたちと、その人気の理由を掘り下げていきます。

最も多くの人々から支持を集めているのは、やはり主人公・黄金バットです。骸骨の顔に黒マントという異様なビジュアルながら、圧倒的な正義と強さ、そして何よりも「絶対に負けない」安心感が、多くのファンの心を掴みました。「子どもの頃は正直怖かったけど、大人になって見返すと格好いい」「どんなに不利でも、必ず勝ってくれる信頼感がある」――そんな声が多数寄せられており、見た目のインパクトだけでなく、内に秘めたヒーロー性が評価されているのがわかります。

特に印象的なのは、彼が「言葉少な」に敵と向き合う姿勢です。饒舌ではなく、必要最小限の言葉で敵を断罪する。その静かな怒りと正義の信念が、多くの視聴者に「恐ろしくも頼もしい存在」として映ったようです。また、シルバーバトンを振りかざして敵を粉砕する姿に、当時の子どもたちは大興奮。「あれはヒーローの理想形だった」と語るファンもいます。

次に人気が高いのは、ヤマトネ博士の息子・タケル少年です。小学生程度の年齢ながら、大人たちと肩を並べて事件に立ち向かい、ときには自らの危険を顧みず行動する姿に、「あの年でここまでできるのはすごい」「見ていて元気をもらえた」と、同世代の子どもたちはもちろん、大人からも高い評価を受けています。黄金バットのような絶対的ヒーローと違い、タケルは視聴者が共感しやすい“成長する存在”として、物語にリアリティを加えていました。

マリーもまた、男女問わず人気の高いキャラクターです。ただのヒロインにとどまらず、古代文明の知識や語学力を駆使して仲間たちを支え、黄金バットの復活という大役も担う彼女の姿は、当時としては非常に進歩的でした。「ただ可愛いだけじゃない、頭が良くて勇敢」「少女でもここまでやれるんだと教えてくれた」といったコメントからも、彼女のキャラクターが時代を先取りしていたことがわかります。

意外にも根強い人気を誇るのが、助手のダレオです。基本的にはドジでお調子者というポジションながら、視聴者の間では「なんだか憎めない」「ああいう奴が一人いると物語が和む」といった好意的な声が多く見られます。彼の存在は、シリアスな展開の中にユーモアと人間味をもたらし、黄金バットという超越的存在と人間たちの橋渡し役を担っていたとも言えるでしょう。

敵キャラの中で最も人気があるのは、やはりナゾー。視聴者の中には「ナゾーのほうが好きだった」「あの不気味な声がクセになる」と、あえて悪役に魅力を感じた人も少なくありません。仮面に隠された素顔、機械や科学を駆使した計略、そして時に人間らしい怒りや焦りを見せるその姿に、“単なる悪役”を超えた深みを感じたという声が多く聞かれます。中には、「ナゾーにはナゾーなりの正義があったのでは?」と考察するファンまでおり、彼が一種のカリスマとして捉えられていたことがうかがえます。

他にも、黄金バットを呼ぶ“コウモリ”や、マゾ、暗闇バットといったサブキャラたちにも熱い支持があります。とくに暗闇バットの登場回は「黄金バットにも敵わない奴がいるなんて衝撃だった」「あの戦いは忘れられない」といった感想が目立ちます。ライバル的存在の出現は、黄金バットの絶対性に新たな緊張感を与え、作品全体の深みを増すことにもつながりました。

このように、『黄金バット』は主人公だけでなく、味方も敵も、それぞれに“推せる”キャラクターが存在する点が大きな魅力です。視聴者一人ひとりが“自分のヒーロー”や“自分の推し”を見つけることができたからこそ、この作品は長年にわたって語り継がれているのです。

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■ 関連商品のまとめ

『黄金バット』は1967年のテレビ放送当時から現在に至るまで、さまざまな関連商品が展開されてきました。テレビアニメとしての人気に加え、原作である紙芝居時代からの“長寿キャラクター”という特性も相まって、映像ソフトから書籍、玩具、雑貨、食品に至るまで幅広いジャンルでのアイテム展開が見られます。ここでは、年代ごとのトレンドやアイテムの種類、ファンからの評価を中心に、“黄金バット”関連商品の魅力を多角的に振り返ります。

■ 映像関連商品
『黄金バット』の映像商品として最初に登場したのは、1980年代後半のVHSテープです。まだ家庭用ビデオデッキが普及しはじめた時期であり、テレビ録画ではなく「公式に手に入れられる手段」としてファンから重宝されました。販売巻数は限定的で、特に第1話や暗闇バット初登場回など、人気エピソードが選抜されていました。

その後、1990年代に入るとLD(レーザーディスク)化も進み、コレクター向けのアイテムとして再評価されます。ディスクジャケットには、描き下ろしイラストが使われたり、初期設定資料が封入されていたりと、単なるアーカイブにとどまらない付加価値がつけられていました。

2001年には、待望のDVD-BOXが発売され、全話収録によるコンプリート仕様となりました。このDVDボックスには、黄金バット役・小林修による新規インタビューが収録された特典ディスク、設定資料を掲載したブックレット、さらにはノンクレジットOP・ED映像なども同梱。マニア層にとっては「永久保存版」と呼ぶにふさわしい構成となっており、即日完売となったショップも少なくありませんでした。

■ 書籍関連
書籍としては、アニメ版に合わせて展開された児童向け雑誌の付録や特集ページが多く存在します。『小学一年生』や『ぼくら』といった学年誌には、当時の作画スタイルをもとにした読み切り漫画やぬりえ、迷路などの企画ページが掲載されていました。

また、戦後の紙芝居や実写映画にルーツを持つ黄金バットは、“昭和ヒーロー史”を取り上げた研究書やムック本でも頻繁に特集されています。キャラクター造形や社会背景、当時の反響などを多角的に分析した学術的アプローチの文献も存在し、マニアや研究者からの支持も厚いシリーズとなっています。

近年では、「昭和アニメ大全集」や「テレビアニメ黎明期の軌跡」など、レトロアニメ総覧的な書籍に黄金バットが紹介される機会も増えており、昭和文化の一端として広く再評価される流れができています。

■ 音楽関連
音楽商品としては、まず主題歌「黄金バットの歌」とエンディング「黄金バット数え歌」のシングル盤が、当時コロムビアレコードからEP(ドーナツ盤)でリリースされました。いずれも放送と同時期の発売で、子どもたちが繰り返し聞いて口ずさめるようにという意図のもと、全国のレコード店で広く流通していました。

後年には、昭和アニメの主題歌をまとめたベストアルバムCDの中にも収録され、懐かしの一曲として再評価されています。中でも「ナゾーの歌」は、敵キャラのテーマとしては異例の人気を誇り、CD化後の人気投票では上位に食い込むなど“カルト的支持”を集めました。

■ ホビー・おもちゃ
玩具関連では、アニメ放送当時から黄金バットを模したソフビ人形やブリキ製フィギュアが多数販売されました。頭部が骸骨、ボディがマントを纏った姿で造形されており、中にはゼンマイで動くタイプや、光る目を搭載したものなど、工夫が凝らされたアイテムも存在します。

また、紙芝居の時代にまで遡ると、黄金バットの切り抜き紙人形や影絵風のおもちゃも存在しており、“昭和の紙玩具”としてコレクターの間では高値で取引されています。

2000年代以降は、レトロヒーローとしての立ち位置が確立され、カプセルトイ(ガチャ)やミニフィギュアシリーズでも商品化。マニア層をターゲットにしたスタチューフィギュアや、アートトイブランドによる限定コラボモデルなど、インテリア雑貨としての展開も広がっています。

■ ゲーム・ボードゲーム
ゲーム関連商品としては、テレビゲームとしての正式タイトルは存在しないものの、アニメ放送当時はボードゲームやカードゲームがいくつか販売されました。すごろく形式のゲーム盤には黄金バットやナゾー、マリーのイラストが描かれ、サイコロを振って敵を倒すシンプルなルールで、家族で楽しめる仕様になっていました。

また、シール付きチューインガムや食玩などに付属するミニゲームカード、あるいはテレビマガジン付録のペーパークラフト式立体迷路なども存在し、“遊びながら作品の世界に触れられる”工夫がされていた点も見逃せません。

■ 文房具・日用品・食品
文房具類では、黄金バットの顔が描かれた鉛筆、ノート、下敷き、消しゴム、筆箱などが販売され、当時の小学生の定番グッズとして広く流通していました。中には、黄金バットの笑い声が鳴るギミック付きペンケースや、ナゾーの顔が浮かび上がるスタンプもあり、子ども心をくすぐる工夫が随所に見られました。

日用品としては、コップ、歯ブラシ、石けんケースなどの実用雑貨、そしてお弁当箱や水筒といった学校生活アイテムも豊富。これらのアイテムは一部復刻版も登場しており、“昭和レトログッズ”として現在も愛用されているファンがいるほどです。

食品系では、当時のキャラクター菓子として、カード付きウエハースチョコや黄金バット型のラムネ菓子などが発売されました。パッケージに描かれた黄金バットのイラストは、時にアニメよりもデフォルメされており、子どもたちにとっては“怖さ”よりも“親しみ”を与えるデザインになっていたのが特徴です。

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■ オークション・フリマなどの中古市場

『黄金バット』は昭和42年に放送されたテレビアニメですが、その人気と影響力は50年以上が経過した現在でも根強く、中古市場ではさまざまな関連グッズが高い注目を集めています。ここでは、主にヤフーオークションやメルカリなどのフリマアプリ、ネット通販のリユース品などを通して見えてくる、黄金バット関連商品の中古相場と傾向を詳しく見ていきます。

■ 映像ソフトの中古市場
まず最も高額で取引されているのが、2001年に発売された『黄金バット DVD-BOX』です。このボックスセットは全話を収録しており、特典ディスクやブックレットが付属する限定品のため、状態が良ければ20,000~30,000円前後での取引が確認されています。とくに未開封品や初回生産版はプレミア価格となっており、30,000円を超えることも珍しくありません。

一方、1980年代に発売されたVHSソフトは、巻数や状態によって価格差が大きいものの、1本あたり2,000~4,000円台で取引されており、セットで出品される場合は10,000円を超えることもあります。ジャケットやラベルに焼けや破損がないものほど人気が高く、セル用とレンタル用で価格が変動する傾向も見られます。

LD(レーザーディスク)は、近年のプレイヤー不足の影響で視聴用としての需要は下がっているものの、コレクターズアイテムとして根強い人気があります。初版帯付きであれば5,000〜8,000円台で落札される例もあり、状態によっては再評価されているカテゴリーです。

■ 書籍・雑誌・ムック本
黄金バットを特集したアニメ雑誌のバックナンバーやムック本も人気があります。特に1980年代に発売されたアニメディアやOUTなどに掲載されたグラビアやポスター、キャラクター紹介記事は、1冊1,500〜3,000円台で取引されており、切り抜きや付録だけを狙うコレクターも存在します。

また、紙芝居時代の黄金バットを再録した研究書や、戦後アニメ史を扱った資料集も、5,000円前後で取引されることがあり、学術的な需要も見込まれているジャンルです。

■ 音楽関連商品の取引傾向
主題歌やイメージソングを収録したEPレコードやLPレコードは、現在でも非常に人気が高いアイテムです。とくに「黄金バットの歌」EP盤は美品・帯付きであれば3,000〜5,000円台で落札されることがあり、ナゾーのセリフ入り「ナゾーの歌」は希少性の高さから5,000円を超えるケースもあります。

また、昭和アニメの主題歌を集めたコンピレーションCDに収録されたものでも、盤面美品・ブックレット完備のものは2,000円以上の価格がつくことがあり、昭和アニソン全体の人気とともに上昇傾向にあります。

■ ホビー・フィギュア・玩具
黄金バットのソフビ人形、特に放送当時に販売されていたゼンマイ式やブリキ製のフィギュアは、極めて高値での取引が見られます。美品で箱付きの場合、1体あたり10,000〜30,000円台で出品されることも珍しくありません。特に「黄金の目が光るギミック付き」や「シルバーバトン付き完全版」は、コレクターの間で争奪戦になることもしばしばです。

復刻されたフィギュアや近年のアートトイ系商品も、すでに市場から姿を消しているアイテムについてはプレミア価格になっており、定価の2倍以上の価格で再販を待たずに購入するファンもいます。

■ ゲーム・ボードゲーム・紙製品
アニメ放送時に販売された「黄金バット すごろく」などの紙製ゲーム類も、年代物としての価値が高まっています。未使用状態で駒・サイコロ・説明書が揃っている完品であれば、4,000〜7,000円での落札事例があります。箱にイラストがフルカラーで印刷されたタイプは特に人気があり、経年による色あせがないものほど高値となります。

また、キャラクターシール、ガムのおまけカード、ぬりえなどの紙製グッズも、昭和レトログッズとして人気再燃中。これらは200〜1,000円程度の手頃な価格から出品されており、まとめ売りや未開封状態のものにはさらなるプレミアがつくこともあります。

■ 文房具・雑貨・食品関連
昭和40年代に販売されていたキャラクター文房具類、たとえば「黄金バット鉛筆」や「コウモリ定規」「ナゾー下敷き」などは、当時の学童用雑貨として展開され、現在はほとんどが“幻”のアイテムと化しています。これらが未使用状態で発見された場合、3,000円以上の値が付くことがあり、特に元のパッケージ付きの状態は極めて希少です。

また、キャラクターコップやランチボックス、ハンカチ、歯磨きセットといった日用品も、「昭和レトロ雑貨」として再評価されており、未使用・パッケージ完備のものであれば5,000〜10,000円の取引価格もついています。

食品に関するグッズでは、パッケージのみ保存されたものや、シール・カード付きの包装袋が出品されることもあり、驚くことに“空袋”だけでもコレクションとして数百円の価値がつく例もあります。

このように、『黄金バット』関連の商品は、単なる懐かしさを超えて、いまや「文化資産」としてコレクターたちの間で大切に扱われています。その価格は時代とともに変動しつつも、作品そのものへの熱意や評価の高さがしっかりと反映されており、アニメ史における“黄金の存在”としての価値が色褪せることはありません。

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黄金バット オリジナル・サウンドトラック [ 菊池俊輔 ]

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黄金バット 大正髑髏奇譚 2 (チャンピオンREDコミックス) [ 神楽坂淳 ]

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チャンピオンREDコミックス 神楽坂淳 山根和俊 秋田書店オウゴンバットタイショウドクロキタン カグラザカアツシ ヤマネカズトシ 発行年月:2024年02月20日 予約締切日:2023年12月08日 ページ数:208p サイズ:コミック ISBN:9784253322324 本 漫画(コミック) 青年 秋田..

黄金バット [ 千葉真一 ]

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千葉真一 山川ワタル 青島幸男 佐藤肇オウゴンバット チバシンイチ ヤマカワワタル アオシマユキオ 発売日:2016年09月14日 予約締切日:2016年08月02日 東映ビデオ(株) 【映像特典】 予告編/ノンスーパー予告編 DUTDー2413 JAN:4988101163601 【解説&ストーリー】 輝くド..

黄金バット 大正髑髏奇譚 1 (チャンピオンREDコミックス) [ 神楽坂淳 ]

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評価 3
チャンピオンREDコミックス 神楽坂淳 山根和俊 秋田書店オウゴンバットタイショウドクロキタン カグラザカアツシ ヤマネカズトシ 発行年月:2023年08月18日 ページ数:208p サイズ:コミック ISBN:9784253322317 本 漫画(コミック) 青年 秋田書店 チャンピオンRED C

黄金バット コレクターズDVD [ 小林修 ]

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小林修 島宇志夫 高橋和枝オウゴンバット コレクターズディーブイディー コバヤシオサム シマウシオ タカハシカズエ 発売日:2018年09月28日 (株)ベストフィールド BFTDー274 JAN:4571317712741 【シリーズ解説】 カラーアニメーション黎明期を代表するヒーローアニメシリ..

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著者神楽坂淳(脚本) 山根和俊(漫画) 黄金バット企画ADK(原作)出版社秋田書店発売日2024年08月ISBN9784253322331ページ数197Pキーワード漫画 マンガ まんが おうごんばつと3 オウゴンバツト3 かぐらざか あつし やまね か カグラザカ アツシ ヤマネ カ BF55887E9784253322331..

必死のパッチ黄金バット 鷹雅堂 激辛とうがらし 一味唐辛子

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黄金バット 大正髑髏奇譚 3 (チャンピオンREDコミックス) [ 神楽坂淳 ]

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