様々なゲーム関連の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
あなたの思い出のゲームを振り返りませんか?
【ゲーム名】:Wii U
【メーカー】:任天堂
【発売日】:2012年12月8日
【発売時の価格】:26,250円(ベーシックセット)
【ゲームのタイトル数】:112タイトル
【国内累計販売台数】:334万台
【最も売れたゲーム】:マリオカート8
- ■ 1位 マリオカート8
- ■ 2位 Splatoon(スプラトゥーン)
- ■ 3位 スーパーマリオ 3Dワールド
- ■ 4位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- ■ 5位 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
- ■ 6位 スーパーマリオメーカー
- ■ 7位 ゼルダの伝説 風のタクト HD
- ■ 8位 XenobladeX(ゼノブレイドクロス)
- ■ 9位 ピクミン3
- ■ 10位 ベヨネッタ2
- ■ 11位 New スーパーマリオブラザーズ U
- ■ 12位 ドンキーコング トロピカルフリーズ
- ■ 13位 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD
- ■ 14位 Nintendo Land
- ■ 15位 ヨッシー ウールワールド
- ■ 16位 Minecraft: Wii U Edition
- ■ 17位 ゼルダ無双
- ■ 18位 The Wonderful 101
- ■ 19位 進め!キノピオ隊長
- ■ 20位 幻影異聞録♯FE
- ■ 21位 レゴシティ アンダーカバー
- ■ 22位 モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.
- ■ 23位 ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT
- ■ 24位 零 ~濡鴉ノ巫女~
- ■ 25位 ZombiU(ゾンビU)
- ■ 26位 レイマン レジェンド
- ■ 27位 ペーパーマリオ カラースプラッシュ
- ■ 28位 スターフォックス ゼロ
- ■ 29位 New スーパールイージ U
- ■ 30位 マリオパーティ10
- ■ まとめ
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■ 1位 マリオカート8
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『マリオカート8』は2014年5月29日にWii U専用ソフトとして発売されたアクションレースゲームです。発売会社は任天堂、開発は任天堂のマリオカート制作チームを中心に行われ、発売当時の希望小売価格は5,700円+税でした。マリオカートシリーズとして初めて本格的なHD画質に対応した作品であり、Wii Uを所有する大きな理由の一つとして長期間支持されました。世界規模でもWii Uソフトの中で最大級の販売本数を記録しており、後にNintendo Switchで発売された『マリオカート8 デラックス』へ基本システムの多くが受け継がれています。その意味では、現在まで続くマリオカート人気の重要な基礎を完成させた作品といっても過言ではありません。
人気になった詳しい理由
人気の最大の理由は、シリーズが長年積み重ねてきた分かりやすさを保ちながら、見た目と遊び方の両方を大幅に進化させたことです。アクセル、ブレーキ、ドリフト、アイテムといった基本操作は非常に単純で、小さな子どもや普段レースゲームを遊ばない人でも短時間で理解できます。しかし上級者の世界になると、ドリフトの開始地点、ミニターボを発生させる時間、コーナーごとの最短ライン、コインの回収位置、アイテムを使用するタイミングなど細かな技術が勝敗へ影響します。初心者と熟練者が同じルールの中で遊べるというマリオカート最大の長所が、Wii U世代でさらに磨き上げられました。加えて、本作を象徴する反重力システムによって、壁や天井までもコースとして走れるようになりました。道路がねじれ、上下が反転し、巨大な建造物を縦横無尽に駆け抜ける光景は、それまでのシリーズにはない強烈なインパクトがあります。
ゲームとしての魅力
『マリオカート8』の魅力は、単純に速く走ることだけではありません。コースそのものがテーマパークのアトラクションのように作り込まれており、空港、海底、火山、雪山、巨大スタジアムなど場所ごとにまったく異なる風景を楽しめます。HD化されたことで光や水の表現も大きく進化し、キャラクターの表情、マシンの質感、背景で動く観客や乗り物まで細かく描写されています。過去シリーズの人気コースをリメイクしたレトロコースも、単なる再収録ではなく、地形や演出を大胆に変更することで新作に近い感覚で遊べるようになっています。キャラクター、ボディ、タイヤ、グライダーを自由に組み合わせるマシンカスタマイズも奥深く、最高速を優先するか、加速や曲がりやすさを重視するかによって走り方そのものが変化します。
他のゲームにはない良いところ
最大の長所は、どのような遊び方をしても作品として成立する万能性です。一人で全カップ制覇を目指すこともできますし、家族や友人とテレビの前に集まって対戦するだけでも盛り上がります。オンラインでは世界中のプレイヤーと競い、タイムアタックでは何十分の一秒を縮めるために走行ラインを研究できます。DLCによって『ゼルダの伝説』のリンクや『どうぶつの森』のキャラクターなども登場し、「マリオシリーズのレースゲーム」から任天堂作品全体を楽しむお祭り的なゲームへ進化しました。現在ではSwitch版の存在が非常に大きくなっていますが、その基礎を完成させたのはWii U版です。発売当時から現在まで評価が落ちにくく、販売実績、完成度、遊びやすさ、シリーズへの影響というすべての観点で優れているため、独自ランキング第1位としました。
[game-rank-1]■ 2位 Splatoon(スプラトゥーン)
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『Splatoon』は2015年5月28日に発売されたWii U用アクションシューティングゲームです。発売・開発は任天堂が担当し、発売当時の希望小売価格は5,700円+税でした。マリオ、ゼルダ、カービィといった歴史あるシリーズを多数持つ任天堂が、まったく新しい世界観とキャラクターで勝負した新規IPとして登場し、発売前の予想を大きく超える人気を獲得しました。後にNintendo Switchで『Splatoon2』『Splatoon3』が発売され、シリーズ全体が任天堂の主力ブランドへ成長したことを考えると、初代Wii U版が持つ歴史的な重要性は極めて大きいといえます。
人気になった詳しい理由
最大の理由は、シューティングゲームの常識を分かりやすく作り変えたことです。一般的な対戦シューティングでは相手プレイヤーを倒すことが主な目的になりますが、『Splatoon』の代表的なナワバリバトルでは、自分のチームの色で地面をより広く塗った側が勝利します。そのため射撃が得意でなくても、敵との直接戦闘を避けながら床や壁を塗ることでチームへ貢献できます。初心者が何もできずに終わりにくい一方、上級者になるほど敵の進路を塞ぎ、重要地点を確保し、相手を倒して塗れる範囲を拡大するという高度な戦術が必要になります。「誰でも参加できるが、極めるほど奥深い」という任天堂らしい設計が成功しました。
ゲームの魅力
人型のインクリングとイカの姿を自由に切り替えるシステムも非常に秀逸です。人型ではブキを使ってインクを発射し、イカになると自分の色のインクへ潜り込んで高速移動できます。潜っている間にはインクも回復するため、攻撃、移動、回復という三つの行動が一つの仕組みでつながっています。インクを塗ること自体が移動ルートを作る行為でもあるので、ゲーム開始直後と終了直前ではステージの状況が大きく変わります。さらにローラー、チャージャー、シューターなど性格の異なるブキが用意され、自分に合った役割を探す楽しさがあります。
世界観と音楽が生んだ新しい任天堂像
『Splatoon』が特別だったのは、ゲームシステムだけではありません。ストリートファッション、架空ブランドの服、独自の文字、若者文化を思わせる街並み、ロックや電子音楽を混ぜたBGMなど、ゲーム世界全体に統一された文化が存在します。アオリとホタルによる「シオカラーズ」も強い人気を集め、フェスでは二つのテーマのどちらを選ぶかについてゲーム外のSNSまで巻き込んだ盛り上がりが生まれました。Wii U GamePadにはマップが表示され、味方の位置を見てタッチ操作でスーパージャンプできるなど、ハードの特徴も自然に利用されています。「Wii Uで新しいものが生まれた」と最も強く感じさせたゲームの一つであり、独自ランキング第2位です。
[game-rank-2]■ 3位 スーパーマリオ 3Dワールド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『スーパーマリオ 3Dワールド』は2013年11月21日に発売された3Dアクションゲームです。発売会社は任天堂、開発は任天堂の東京制作チームを中心として行われ、当時の希望小売価格は5,700円+税でした。ニンテンドー3DSで発売された『スーパーマリオ3Dランド』の方向性を据え置きゲーム機向けに大幅発展させ、3Dマリオとしては珍しい最大4人同時プレイを実現しています。
人気になった詳しい理由
本作が広く支持された理由は、3Dマリオの立体的な楽しさと2Dマリオの分かりやすさを巧みに組み合わせた点です。『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオサンシャイン』のような箱庭型では目的地を自分で探す面白さがありますが、その一方で3Dゲームに慣れていない人は進む方向を見失う場合があります。『3Dワールド』では基本的にステージの奥にあるゴールポールを目指す構造になっているため、初めて遊ぶ人でも目的を理解しやすくなっています。しかし、グリーンスターやハンコをすべて集めようとすると隠しルートや高度な操作が要求され、熟練者向けのやり込みも十分にあります。
ネコマリオをはじめとする豊富なアイデア
本作を代表する新要素がスーパーベルによって変身するネコマリオです。壁をよじ登り、爪で敵を攻撃し、飛びつくように移動できるため、従来のジャンプ中心だったマリオの操作へ新しい感覚を加えました。ダブルチェリーによってマリオが複数人へ分裂するステージ、透明パイプを高速移動する仕掛け、影だけを見て進む場所、列車の上を走る場面など、数ステージごとに新しいアイデアが登場します。一度使った仕掛けを長々と使い回すのではなく、面白さを感じた直後に別の仕掛けが登場するテンポの良さが特徴です。
他のゲームにはない良いところ
マリオ、ルイージ、ピーチ、キノピオでは、それぞれ走る速さやジャンプ性能が異なります。複数人で遊ぶ場合、協力してゴールを目指していたはずなのに、ステージ終了時に最も高い得点を取ったプレイヤーへ王冠が与えられることで自然に競争が生まれます。仲間を助けるゲームと邪魔し合って笑うパーティゲームが一つのステージ内で共存しているのです。後にNintendo Switchへ移植され、多くの新しいユーザーから再評価されたことも、ゲームデザイン自体が優れていた証拠でしょう。家族向けの分かりやすさと上級者向けの高難度を両立する傑作として第3位です。
[game-rank-3]■ 4位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
Wii U版『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は2017年3月3日にNintendo Switch版と同時発売されました。発売会社は任天堂、開発も任天堂を中心として行われ、広大なフィールド制作などにはモノリスソフトも協力しています。希望小売価格は6,980円+税でした。発売時期がWii Uのライフサイクル最終盤だったためSwitch版の印象が強い作品ですが、もともとはWii U向け新作ゼルダとして長い期間開発されていたタイトルです。
人気になった詳しい理由
最大の特徴は、シリーズで長く続いてきたゲーム進行の常識を大幅に作り替えたことです。従来作では物語に沿ってダンジョンを順番に攻略し、新しいアイテムを手に入れることで行動範囲が広がっていく形式が基本でした。本作では序盤の始まりの台地を抜けると、ほとんどの方向へ自由に進めます。遠くに見える山、塔、森、遺跡へ自分の判断で向かうことができ、極端な場合は早い段階でラスボスが待つハイラル城へ突入することさえ可能です。「次はどこへ行け」と指示されるのではなく、「あそこへ行ってみたい」というプレイヤー自身の好奇心が攻略ルートを作る構造が世界中で高く評価されました。
ゲームの魅力
広いだけではなく、世界に共通した物理法則が存在することも大きな魅力です。草や木は燃え、炎が大きくなれば上昇気流が発生します。金属には電気が流れ、雨が降れば崖が滑りやすくなります。重い物体を高い場所から落として敵を攻撃することもでき、環境そのものを利用して問題を解決できます。そのため開発者が用意した正解を探すのではなく、「これを組み合わせればできるのではないか」とプレイヤーが自分で実験する楽しさがあります。祠の謎解きでも複数の解法が成立しやすく、思いもよらない方法で突破できたときには自分自身が発見したような満足感があります。
Wii U最後期を飾った特別な作品
武器が壊れるシステム、料理、気温への対策、パラセールを利用した滑空など、従来のゼルダにはなかったサバイバル的要素も多数取り入れられています。静かなピアノを中心としたBGMは、広い自然の中を一人で旅している雰囲気を強めました。現在ではSwitchを代表するゲームとして語られる場合が多いものの、Wii Uユーザーにとっては長期間待ち続けた最後の大型タイトルでもあります。「このハードの最後にここまで大きな作品が登場した」という意味も含め、Wii Uソフトランキングでも上位に置くべき一本として第4位にしました。
[game-rank-4]■ 5位 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は2014年12月6日に発売されました。発売会社は任天堂、ディレクターは桜井政博氏で、開発はソラとバンダイナムコスタジオを中心とした大規模な体制で行われました。発売当時の希望小売価格は7,200円+税です。同年に発売されたニンテンドー3DS版と基本的なファイターを共有しながら、Wii U版では高解像度グラフィック、大型ステージ、最大8人乱闘など据え置き機ならではの要素が強化されました。
人気になった詳しい理由
人気の中心は、ゲーム会社の枠を超えるほど豪華なキャラクターが集結していることです。マリオ、リンク、カービィ、ドンキーコング、ピカチュウなど任天堂を代表するキャラクターだけでなく、ソニック、ロックマン、パックマンなど、日本のゲーム史そのものを象徴するようなキャラクターが同じ画面に登場します。後に追加ファイターとしてクラウドなども参戦し、「次は誰が登場するのか」という発表自体が大きなイベントになりました。好きな作品のキャラクターが動くだけで遊び始める理由になるという点は、通常の対戦ゲームにはない強さです。
ゲームの魅力
操作自体は方向キーと攻撃ボタンの組み合わせが中心で、格闘ゲームに多い複雑なコマンド入力を覚えなくても戦えます。一方で、高レベルの対戦になると間合い管理、着地狩り、復帰阻止、シールド、回避、空中攻撃など高度な読み合いが生まれます。アイテムを大量に出して大騒ぎする遊び方も、アイテムを使わず一対一で競技的に戦う遊び方も同じソフトで成立します。大量に収録されたBGM、フィギュア、ステージ、原作を意識した技などを見るだけでも、任天堂を中心としたゲーム文化の歴史を振り返るような楽しさがあります。
Wii U版ならではの強み
ゲームキューブコントローラ接続タップに対応したこともシリーズファンには大きな意味がありました。『スマブラDX』の時代からゲームキューブコントローラを愛用してきた人が、使い慣れた操作感のまま最新作へ移行できたからです。また最大8人乱闘では画面中にキャラクターが入り乱れ、通常のスマブラとは異なるパーティゲームのような混沌が生まれます。ファン同士の本格対戦から友人同士の大騒ぎまで対応できる圧倒的な幅の広さを評価し、第5位としました。
[game-rank-5]■ 6位 スーパーマリオメーカー
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『スーパーマリオメーカー』は2015年9月10日に発売されました。発売・開発は任天堂が担当し、パッケージ版の希望小売価格は5,700円+税、ダウンロード版は4,700円+税でした。シリーズ30周年という節目に登場し、それまで「任天堂が作ったステージを攻略するもの」だったスーパーマリオを、「自分自身でステージを作るゲーム」へ変化させた意欲作です。
人気になった詳しい理由
最大の特徴は、専門的なゲーム制作知識がまったくなくてもマリオのコースを作れることです。GamePadのタッチ画面へブロック、土管、クリボー、ノコノコ、リフトなどを置くだけでコースが完成し、ボタン一つですぐ自分自身がマリオとなって試遊できます。失敗した場所へ戻り、その場で足場を追加して再び遊ぶという流れが非常に速いため、難しい「ゲーム制作」という作業を子どもの工作に近い感覚まで簡単にしました。巨大なクッパを大量配置するような無茶なコースから、本家マリオと見分けがつかないほど完成度の高いステージまで、作り手の発想によって無限に近い遊びが生まれます。
ゲームの魅力
『スーパーマリオブラザーズ』『スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオワールド』『New スーパーマリオブラザーズ U』という時代の異なるゲームスキンを使用できます。見た目が変化するだけではなく、マリオが使えるアクションや一部仕掛けの性質まで異なるため、それぞれのシリーズの特徴を理解することがコース制作へつながります。世界中のユーザーが投稿したコースを遊べたことも大きく、通常のゲームのように開発側が用意したステージをクリアして終わるのではなく、新しいコースが次々に増えていきました。
Wii U GamePadとの最高の組み合わせ
Wii Uというハードの特徴を最も自然に利用した一本としても高く評価できます。テレビ画面だけで細かなパーツを配置する場合、カーソルを動かす操作が必要になりますが、GamePadならタッチペンを使って目的の場所へ直接配置できます。まるで紙へ絵を描くような感覚でゲームステージを編集できるため、遊びと制作の境目がほとんどありません。後にSwitchで続編が発売されましたが、GamePadを使った制作感覚については初代Wii U版ならではの良さがあります。ハードとソフトが理想的にかみ合った作品として第6位です。
[game-rank-6]■ 7位 ゼルダの伝説 風のタクト HD
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ゼルダの伝説 風のタクト HD』は2013年9月26日に発売されました。発売・開発は任天堂、当時の希望小売価格は5,700円+税です。2002年にゲームキューブで発売された『ゼルダの伝説 風のタクト』を単純に高解像度化するだけではなく、グラフィック、航海速度、操作性、後半のゲーム進行など幅広い部分へ調整を加えたリマスター作品となっています。
人気になった詳しい理由
原作発売当時は、それまでのリアル寄りなゼルダから大きく変化したトゥーン調のキャラクターデザインについて賛否もありました。しかしHD化されたことで、アニメーションのような美術表現が非常に高解像度との相性が良いことが改めて分かり、作品全体が再評価されました。リンクの大きな目や豊かな表情、風で揺れる草や雲、青い空と海、夕暮れの光などは現在見ても古さを感じにくく、写実的な映像とは別方向の美しさを持っています。
ゲームの魅力
小さな船「赤獅子の王」に乗り、島から島へ海を渡って冒険する構造が最大の特徴です。遠くの水平線に小さな影が見え、「あれは何だろう」と近づくと新しい島が現れます。その島には洞窟、住民、宝箱、ミニゲームなどが用意され、物語とは直接関係のない場所にも寄り道したくなります。大海原を自分の船で移動するため、ゲーム世界が非常に大きく感じられることも魅力です。ダンジョンでは従来のゼルダらしい謎解きがあり、ブーメランやフックショットなどの道具を活用しながら進みます。
HD版だからこそ完成した部分
原作で時間がかかりやすかった航海には高速化手段が加わり、後半の探索もテンポが改善されています。GamePadへマップやアイテムを表示できるため、テレビ画面を止めることなく装備を変更できるのも便利でした。当時はMiiverseを利用した「チンクルボトル」によって、知らないプレイヤーのメッセージが海を越えて届くという遊びもありました。ゲームの舞台そのものとオンラインコミュニケーションが自然につながっていた点も印象的です。原作の長所を残しながら弱点を改善した理想的リマスターとして第7位です。
[game-rank-7]■ 8位 XenobladeX(ゼノブレイドクロス)
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『XenobladeX』は2015年4月29日に発売されたWii U専用RPGです。発売会社は任天堂、開発会社はモノリスソフト、発売当時の希望小売価格は7,700円+税でした。前作『ゼノブレイド』の名前を受け継ぎながら、物語や世界設定を新しく構築し、広大なオープンワールドとSF要素を前面に押し出したタイトルです。
人気になった詳しい理由
最初に惑星ミラへ降り立ったときのスケール感は、Wii Uソフトの中でも突出しています。草原、砂漠、原生林、巨大な岩山、異形の植物が生える地域などが広大な一つの世界としてつながり、その中を巨大生物が普通に歩き回っています。遠くに見える山や建造物も単なる背景ではなく、実際に近づいて探索できます。フィールド上でロード画面が頻繁に入らないこともあり、「自分が本当に未知の惑星へ放り出された」という感覚が非常に強くなっています。
ドールによって世界の見え方が変わる
物語を進めると、人型機動兵器「ドール」へ搭乗できるようになります。それまで徒歩で何分もかけて移動していた場所を高速で走り抜け、巨大生物と正面から戦えるようになる瞬間は非常に大きな達成感があります。さらに飛行ユニットを入手すると空を自由に飛べるようになり、それまで越えられなかった断崖や山脈を一気に飛び越せます。同じフィールドが「歩いて探索する場所」「ロボットで走る場所」「空から眺める場所」という三段階で変化する構造は非常に珍しく、探索ゲームとして強い個性を生みました。
他のゲームにはない良いところ
通常のファンタジーRPGとは異なり、未知の惑星へ移住した人類が生き残るために調査を続けるSF的世界観が作品全体を支えています。明らかに勝てない巨大生物が序盤から歩き回り、その近くを緊張しながら通過する体験も印象的です。クラス、装備、アーツ、仲間編成など戦闘システムも非常に細かく、理解するほど戦い方の幅が広がります。万人向けとは言いにくい複雑さもありますが、それが熱心なファンを生んだ理由でもあります。Wii UでRPGを遊ぶなら外すことのできない作品として第8位です。
[game-rank-8]■ 9位 ピクミン3
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ピクミン3』は2013年7月13日に発売されました。発売・開発は任天堂、希望小売価格は5,700円+税です。『ピクミン2』から長い期間を経て登場したシリーズ完全新作で、赤・黄・青ピクミンに加えて新たに岩ピクミンと羽ピクミンが登場しました。
人気になった詳しい理由
小さくかわいらしいピクミンたちを大勢引き連れて行動する見た目の親しみやすさと、実際には非常に頭を使う戦略性とのギャップが人気の大きな理由です。一日の活動時間は限られており、その間に食料を探し、橋を完成させ、敵を倒し、倒した生物や果物を拠点まで運搬する必要があります。「今日は何を優先するか」を考えなければ効率良く進めません。単純なアクションゲームではなく、小さな作業員を管理するリアルタイムストラテジーのような面白さがあります。
ゲームの魅力
本作ではアルフ、ブリトニー、チャーリーという3人の隊員を切り替えて操作できます。たとえば一人の隊員とピクミンを目的地へ自動移動させている間に、別の隊員で敵と戦い、さらに別の隊員には果物を回収させることができます。慣れてくると一日の中で複数の作業を同時進行させられるようになり、最初は一日かかった仕事を半日で終わらせられるようになります。この「自分自身の段取りが上手になる」感覚が大きな達成感につながります。
Wii Uならではの強み
GamePadへ常時マップを表示できるため、別行動している隊員やピクミンの位置を確認しやすくなっています。地図を見ながら次の指示を出すことが重要なゲームなので、二画面構成は単なる追加機能ではなくゲーム性と非常に相性が良いものでした。HDグラフィックによる果物、水滴、草木などの質感も美しく、身近な庭を小さな生物の視点から冒険している感覚を強めています。かわいいだけでは終わらない戦略的ゲームとして第9位です。
[game-rank-9]■ 10位 ベヨネッタ2
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ベヨネッタ2』は2014年9月20日に発売されました。発売元は任天堂、開発はプラチナゲームズ、発売時の希望小売価格は7,700円+税でした。Wii U版では初代『ベヨネッタ』もセットになった商品構成が用意され、シリーズを初めて遊ぶユーザーでも物語を最初から追いやすくなっていました。
人気になった詳しい理由
シリーズの中心となるのは、敵の攻撃をぎりぎりで回避することで時間の流れが遅くなる「ウィッチタイム」です。敵の激しい攻撃を避けた瞬間に周囲がスローモーションになり、その隙へ連続攻撃を叩き込む流れは非常に気持ち良く設計されています。アクションゲーム初心者でも回避を意識すれば派手な戦闘を楽しめますが、熟練者は武器の組み合わせ、攻撃キャンセル、コンボ維持などを研究でき、プレイヤーの技術によってまったく違う動きが可能になります。
ゲームの魅力
最大の魅力の一つは、最初から最後まで続く異常なほど豪華な演出です。巨大な天使や悪魔と戦っている最中に舞台が崩壊し、そのまま空中戦へ移行するなど、通常なら最終ボスに使われそうな規模の演出が何度も登場します。それでも操作不能な映像を長く見せるだけではなく、派手な場面でもプレイヤー自身がベヨネッタを操作して戦えるよう工夫されています。主人公ベヨネッタ自身も常に余裕を失わず、強大な敵との戦闘をまるで舞台のショーのように楽しむ個性的なキャラクターです。
Wii Uを語るうえで重要な理由
続編開発が難しい状況にあったシリーズを任天堂の支援によって実現させたという経緯もあり、Wii Uのサードパーティ系タイトルを代表する一本になりました。任天堂キャラクターをイメージした衣装なども収録され、プラチナゲームズらしい派手なアクションと任天堂ならではの遊び心が融合しています。現在では他機種でもシリーズが展開されていますが、『ベヨネッタ2』を世に送り出したWii Uの役割は大きく、アクションゲーム好きなら一度は遊ぶ価値のある名作として第10位です。
[game-rank-10]■ 11位 New スーパーマリオブラザーズ U
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『New スーパーマリオブラザーズ U』はWii U本体と同日の2012年12月8日に発売されました。発売・開発は任天堂、希望小売価格は5,700円+税です。Wii Uを購入したユーザーが最初に選びやすい定番タイトルとして、ハード初期を支えた重要な一本でした。
人気になった詳しい理由
ファミコン以来続く横スクロールマリオの分かりやすさを維持しながら、シリーズで初めて本格HD化された鮮やかな世界を楽しめたことが人気の大きな理由です。走る、ジャンプする、敵を踏むというルールはゲーム初心者でも理解しやすく、説明書を読み込む必要はほとんどありません。一方、隠されたスターコインをすべて回収しようとすると難しいジャンプや隠しルートの発見が必要となり、熟練者にも十分な挑戦があります。
ゲームの魅力
新しい変身であるムササビマリオは空中を滑空し、短時間ながら壁へ張り付くこともできます。そのため従来なら届かなかった場所へ移動でき、空中での操作がコース攻略の重要な要素となりました。ワールドマップが一続きの大きな世界として表現されているため、ステージ単位で遊びながらもマリオが長い旅をしている感覚があります。複数人プレイでは最大4人が同時にコースへ入り、協力と妨害が自然に入り交じります。
GamePadを使ったバディプレイ
テレビ側のプレイヤーとは別に、GamePadを持つ人が画面をタッチして足場を作れる「バディプレイ」もWii Uらしい要素でした。アクションゲームが苦手な人でも直接マリオを操作せずに仲間を助けられるため、家族で一緒に参加しやすくなっています。新ハード発売日に誰でも安心して遊べるソフトが用意されているという意味でも重要で、Wii U初期を象徴するタイトルとして第11位です。
[game-rank-11]■ 12位 ドンキーコング トロピカルフリーズ
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ドンキーコング トロピカルフリーズ』は2014年2月13日に発売されました。発売元は任天堂、開発はアメリカのRetro Studiosを中心に行われ、希望小売価格は5,700円+税でした。『ドンキーコング リターンズ』の流れを受け継ぎながら、HD世代ならではの立体的な演出と新しい仲間キャラクターを取り入れています。
人気になった詳しい理由
一見すると昔ながらの横スクロールアクションですが、ステージ設計は非常に現代的です。地面が崩れ、巨大な建物が背景から手前へ倒れ、カメラが横方向だけでなく奥行きへ移動するなど、2D操作の分かりやすさを保ちながら映像的には非常にダイナミックです。難易度はマリオシリーズより高めで、後半になるほど一瞬の判断が必要になりますが、失敗した原因が比較的分かりやすく、「次なら成功できる」と思わせるバランスがあります。
ゲームの魅力
相棒としてディディーコング、ディクシーコング、クランキーコングが登場し、それぞれ異なる能力を持っています。ディディーは空中で滞空しやすく、ディクシーは上方向への浮遊が可能で、クランキーは杖を使って危険な地面の上を跳ねることができます。同じ場所でも相棒によって攻略方法が変化するため、自分のプレイスタイルへ合わせた選択が可能です。トロッコやロケットバレルのステージでは通常のアクションとは違う反射神経が要求され、短時間でも強烈な緊張感があります。
音楽を含めた完成度
シリーズ初期の楽曲で高く評価されたデビッド・ワイズが参加したBGMも大きな魅力です。ジャングル、海、雪山、工場など各地域の雰囲気に合わせて音楽が変化し、ステージ演出と一体になって盛り上がります。Switch版によって後年さらに知られる作品となりましたが、ゲーム内容の完成度はWii U版の時点で極めて高い水準にありました。純粋な横スクロールアクションとしてWii U屈指の作品であり、第12位です。
[game-rank-12]■ 13位 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』は2016年3月10日に発売されました。発売元は任天堂、リマスター開発にはTantalus Mediaが参加し、通常版の希望小売価格は5,700円+税でした。ゲームキューブとWiiで発売された名作をHD化し、現代的な操作性へ調整した作品です。
人気になった詳しい理由
明るくアニメ的な『風のタクト』とは対照的に、リアル寄りのキャラクターデザインと重厚な世界観を持っていることが大きな特徴です。ハイラル王国を覆う黄昏の領域、荒れた大地、古代の遺跡などが高解像度化されることで、作品独自のダークファンタジー的雰囲気がより強くなりました。人間のリンクだけでなく狼へ変身して探索するシステムも特徴的で、匂いを追い、狭い場所へ入り、人間ではできない方法で謎を解いていきます。
ゲームの魅力
ダンジョン攻略の完成度はシリーズでも非常に高く、アイアンブーツで磁力を利用したり、スピナーで壁面レールを走ったり、ダブルクローショットで空中を移動したりと、手に入れた道具がダンジョン構造そのものを変化させます。相棒ミドナの存在も物語の中心であり、最初は正体不明で皮肉な態度を取る彼女が、リンクとの冒険を通して少しずつ変わっていく展開はシリーズ屈指の人気を誇ります。
HD版ならではの改良
GamePad単体で遊べるオフTVプレイ、カメラ操作の調整、収集要素を助ける新アイテムなど、原作で不便だった部分が改善されています。またamiiboを利用した追加要素も用意されました。『ブレス オブ ザ ワイルド』がシリーズを大きく変える直前に、従来型3Dゼルダの完成形を改めて遊べたことにも意味があります。王道ゼルダの魅力を高画質で味わえる作品として第13位としました。
[game-rank-13]■ 14位 Nintendo Land
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『Nintendo Land』はWii U本体と同日の2012年12月8日に発売されました。発売・開発は任天堂、希望小売価格は4,700円+税です。『マリオ』『ゼルダの伝説』『メトロイド』『ピクミン』『どうぶつの森』『F-ZERO』など任天堂の人気作品をモチーフにした12種類のアトラクションを収録しています。
人気になった詳しい理由
このゲームの大きな役割は、「Wii U GamePadを使うと何ができるのか」をユーザーへ分かりやすく説明することでした。Wiiでは『Wii Sports』がリモコン操作の魅力を直感的に伝えましたが、Wii UではGamePadを持つ人だけが別の画面を見られるという特徴があります。『Nintendo Land』は、その違いをさまざまなミニゲームへ落とし込んでいます。
非対称ゲームプレイの面白さ
代表的な『マリオチェイス』では、GamePadを持つ逃げ役だけが全体マップを確認でき、テレビ画面を見ている追跡側は仲間同士で声を掛けながら逃げ役を探します。『ルイージのゴーストマンション』では、幽霊役だけがGamePad上で自分の位置を確認でき、テレビ側のプレイヤーには幽霊が見えません。同じゲームに参加していながら、一人だけ情報量が異なることそのものがルールになっています。
Wii Uでしか成立しにくい魅力
現在のゲーム機へ単純に移植しにくいことが、逆にこの作品の個性を示しています。二画面があることを前提として作られているため、GamePadなしでは同じ体験を再現しにくいからです。一人でじっくり遊ぶよりも、友人や家族が同じ部屋に集まったときに真価を発揮します。Wii Uというゲーム機が本来目指していた遊び方を最も純粋な形で体験できる作品として第14位です。
[game-rank-14]■ 15位 ヨッシー ウールワールド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ヨッシー ウールワールド』は2015年7月16日に発売されました。発売元は任天堂、開発はグッド・フィール、ソフト単体の希望小売価格は5,700円+税です。毛糸で作られたヨッシーをモチーフにしたamiiboも展開され、ゲームの美術表現を実際の商品へつなげたことでも注目されました。
人気になった詳しい理由
最大の特徴は、キャラクター、背景、敵、アイテム、地面までが毛糸や布、フェルト、ボタンなど手芸用品のような質感で表現されていることです。単にグラフィックをかわいらしくしただけではなく、敵の体をほどいて毛糸玉へ変えたり、毛糸を投げることで隠された足場を編み上げたりと、美術設定がそのままゲームシステムへつながっています。「毛糸の世界だから何ができるか」を徹底して考えていることが作品の強みです。
ゲームの魅力
通常のゴールだけを目指す場合は比較的遊びやすい難易度ですが、すべての収集物を探そうとするとステージの隅々まで観察する必要があります。隠された毛糸を集めることで、さまざまな色や柄を持つ新しいヨッシーが復活します。そのため収集行為が単なる数字ではなく、見た目の変化という分かりやすいご褒美につながっています。二人同時プレイでは相手のヨッシーを飲み込んで毛糸玉にすることもでき、協力しているのか邪魔しているのか分からない展開になることも魅力です。
HD時代ならではの美しさ
Wii UのHD画質によって毛糸一本一本の質感や布の縫い目まで表現され、写実的なゲームとはまったく別の方向で高画質の意味を感じられます。難しいアクションが苦手な人を助ける仕組みもあり、親子で遊びやすい一方、完全攻略を目指せば十分な歯応えがあります。眺めているだけでも楽しく、触って遊べばしっかり奥深いという完成度を評価し、第15位としました。
[game-rank-15]■ 16位 Minecraft: Wii U Edition
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『Minecraft: Wii U Edition』は日本では2015年12月17日にダウンロード版が登場し、2016年6月23日にはパッケージ版も発売されました。国内発売元は日本マイクロソフト、家庭用ゲーム機向けの移植には4J Studiosなどが携わっています。パッケージ版の当時価格は3,888円前後でした。
人気になった詳しい理由
ブロックで構成された世界を自由に壊し、素材を集め、建物を作るというMinecraft独自のゲーム性は、Wii Uユーザーとも非常に相性が良いものでした。決められた物語を最後まで進める必要はなく、巨大な城を作っても、地下深くへ採掘に出ても、村人と生活しても、モンスターとの戦いを続けても構いません。同じゲームを購入しても人によってまったく違う遊び方になるため、特に子どもたちの創造力を刺激する作品として長期間人気を維持しました。
ゲームの魅力
サバイバルモードでは最初は何も持っていない状態から始まり、木材を集め、道具を作り、夜に現れるモンスターから身を守る家を建てていきます。少しずつ生活環境が整い、鉄、金、ダイヤモンドなど貴重な素材へ到達することで行動範囲が拡大します。一方クリエイティブモードでは素材制限を気にせず自由に建築でき、巨大都市や有名建築物を再現することも可能です。
Wii U版ならではの楽しさ
テレビを使わずGamePadだけで遊べるため、家族がテレビを使用している間にも採掘や建築を続けられる利便性がありました。また任天堂とのコラボレーションによる「スーパーマリオ マッシュアップ」では、マリオシリーズをイメージしたブロック、キャラクター、BGMなどを利用でき、他機種版とは違うWii Uならではの世界を作れました。世界的な超人気ゲームと任天堂の世界観が自然に融合した一本として第16位です。
[game-rank-16]■ 17位 ゼルダ無双
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ゼルダ無双』は2014年8月14日に発売されました。発売元はコーエーテクモゲームス、開発はω-ForceとTeam NINJAなどが中心となり、任天堂と協力して制作されました。通常版の希望小売価格は7,389円+税でした。
人気になった詳しい理由
『ゼルダの伝説』と『無双』という、ゲーム性の大きく異なる二つのシリーズを組み合わせた意外性が発売前から大きな話題となりました。ゼルダ本編では一体ずつ敵と戦うことが多いのに対し、本作では画面を埋め尽くすほど多数の敵をリンクたちが一気に吹き飛ばします。回転斬りや必殺技が大規模な攻撃として表現されるため、ゼルダの技を使って一騎当千の爽快感を味わえます。
ゲームの魅力
リンクだけでなく、ゼルダ、インパ、ミドナ、ファイなど歴代作品の人気キャラクターを操作できます。それぞれの武器やアクションが大きく異なり、同じ戦場でもキャラクターを変えるだけで操作感が変化します。戦場では単純に敵を倒すだけではなく、味方拠点を守り、敵の砦を制圧し、仲間の救援へ向かう必要があります。マップ全体の状況を判断しながら行動するため、爽快アクションと戦略性が共存しています。
他のゲームにはない良いところ
歴代ゼルダの舞台や敵、音楽が大量に登場するため、長年のファンにとってはシリーズのお祭り作品として楽しめます。二人プレイでは一人がテレビ画面、もう一人がGamePadを使うことで画面分割を避けられ、Wii Uの二画面構成を実用的に活用していました。本編ではプレイヤーキャラクターにならない人物を自由に操作できる夢のような作品でもあり、後の『ゼルダ無双』シリーズへ続く土台を築いた点から第17位としました。
[game-rank-17]■ 18位 The Wonderful 101
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『The Wonderful 101』は2013年8月24日に発売されました。発売元は任天堂、開発はプラチナゲームズ、当時の希望小売価格は6,600円前後でした。販売規模だけを見るとWii Uの代表的大ヒット作品とはいえませんが、遊んだユーザーからの支持が非常に強く、後年まで「Wii Uの隠れた名作」として語られてきた作品です。
人気になった詳しい理由
プレイヤーが一人のヒーローを操作するのではなく、100人規模のヒーロー集団をまとめて動かすという発想が最大の特徴です。大量の隊員を剣、拳、銃など巨大な武器の形へ変える「ユナイト・モーフ」を利用し、敵や状況に応じて瞬時に形を切り替えながら戦います。見た目はにぎやかですが、実際には敵の性質を理解し、適切な武器を選択する必要がある本格アクションです。
ゲームの魅力
特撮ヒーローや戦隊番組を思わせる熱い演出も作品の大きな魅力です。仲間を集め、全員で巨大な敵へ立ち向かい、危機的状況を必殺技でひっくり返す展開が繰り返されます。物語後半になるほど演出の規模が加速度的に大きくなり、「これが最後の戦いだろう」と感じた後にさらに大きな展開が続きます。プラチナゲームズらしい勢いと遊び心が詰め込まれています。
Wii Uだからこその個性
GamePadへ図形を描いて武器を変形させる操作など、Wii U特有の入力方法も積極的に利用しています。そのため初めて触ったときは操作が複雑に感じられますが、理解した後には他ゲームにはない気持ち良さがあります。発売当初よりも後年になって評価が高まり、リマスター版制作につながったこともファンの熱量を示しています。万人受けする作品ではないからこそ強烈に好きになるユーザーがいる、個性派アクションとして第18位です。
[game-rank-18]■ 19位 進め!キノピオ隊長
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『進め!キノピオ隊長』は2014年11月13日に発売されました。発売・開発は任天堂、希望小売価格は3,700円+税です。『スーパーマリオ3Dワールド』に登場したキノピオ隊長のミニゲームを発展させ、一つの独立した作品として完成させました。
人気になった詳しい理由
主人公キノピオ隊長はマリオのようにジャンプできません。一見すると弱点に思えるこの制限が、実はゲーム全体の面白さを作っています。目の前の高い場所にスターが見えていても直接ジャンプできないため、坂道、階段、動く足場、敵の配置などを利用して別ルートから目的地へ向かわなければなりません。「どうやってあそこへ行くのか」を考える立体パズルとして作られています。
ゲームの魅力
カメラを自由に回転させることが攻略の基本であり、正面から見えなかった通路が裏側へ回ると見つかることもあります。一つのステージは比較的小さいものの、箱庭の中へ大量の仕掛けが詰め込まれています。ダイヤや隠しアイテムの収集、トロッコに乗っての射撃、敵を避けながら進むステルス的な場面など、短いゲームの中にも変化が多くあります。
Wii U版だからこその遊び
GamePadのタッチ画面で足場を動かしたり、仕掛けへ直接触れたりする場面があり、テレビ上の立体空間を手元で操作する感覚があります。大作ゲームのような壮大さはありませんが、一つのアイデアを徹底的に磨き、小さなステージへ凝縮する任天堂らしい設計が光ります。後に3DSとSwitchへ移植されたことからも基本的なゲームデザインの完成度の高さが分かります。気軽に始められながら頭を使える良作として第19位です。
[game-rank-19]■ 20位 幻影異聞録♯FE
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『幻影異聞録♯FE』は2015年12月26日に発売されました。発売元は任天堂、開発の中心はアトラスで、通常版の希望小売価格は6,700円+税でした。『ファイアーエムブレム』とアトラス作品の要素を組み合わせたRPGとして企画されましたが、完成したゲームは多くのユーザーが予想したものとは大きく異なる独創的な内容でした。
人気になった詳しい理由
企画発表時には重厚なファンタジー同士が融合する作品を想像したユーザーもいましたが、実際の舞台は現代の東京と芸能界です。主人公たちは歌手、アイドル、俳優など芸能活動に関わりながら、異世界から現れる敵と戦います。この大胆な方向性は発売前後に賛否を生みましたが、実際に遊んだユーザーからは戦闘システム、音楽、キャラクターイベントの完成度が高く評価され、時間が経つほど再評価されました。
ゲームの魅力
戦闘では敵の弱点属性を突くことで、仲間が次々と追撃へ参加する「セッション」が発生します。攻撃が連続してつながっていく演出は非常に爽快で、弱点を正しく見抜くことが大きなダメージにつながります。アトラスRPGらしい属性相性の戦略性を残しながら、連携攻撃によってテンポ良く戦えるシステムです。仲間ごとの芸能活動を描いたサイドストーリーも充実しており、戦闘以外でもキャラクターの成長を楽しめます。
他にはない独自性
ファイアーエムブレムの英雄たちはそのまま登場するのではなく、「ミラージュ」という存在として現代の若者たちと共闘します。J-POP、アイドル、テレビ番組、特撮的演出とファンタジーRPGが一つに融合した作品は珍しく、類似作品を探すことが難しいほど個性的です。後にSwitchへ移植されたことで新しいファンも増えましたが、最初にこの独特の世界を生み出したWii U版の存在は大きく、第20位としました。
[game-rank-20]■ 21位 レゴシティ アンダーカバー
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『レゴシティ アンダーカバー』は日本では2013年7月25日に発売されました。国内発売元は任天堂、開発はTT Fusion、希望小売価格は5,700円+税でした。LEGOの世界を大規模なオープンワールドとして自由に探索するアクションアドベンチャーです。
人気になった詳しい理由
LEGOゲームには映画や有名作品とのコラボレーションタイトルが多数ありますが、本作は独自のキャラクターとストーリーを中心に展開します。主人公の警察官チェイス・マケインが犯罪者を追う刑事ドラマのような設定でありながら、全編に大量のギャグやパロディが盛り込まれています。子どもでも理解できる分かりやすさがありながら、大人だけが気付く映画ネタなども存在するため、年齢に関係なく楽しめる作品です。
ゲームの魅力
街には自動車、バイク、ヘリコプターなど多数の乗り物が存在し、自由に移動できます。警察官、泥棒、消防士、鉱山作業員などさまざまな変装を入手すると能力が変化し、以前は入れなかった場所へ進めるようになります。そのため物語を進めた後で過去の地区へ戻ると、新しい収集物や隠し場所を発見できます。LEGOらしく周囲の物を壊してブロックへ変え、それを利用して別の物体を組み立てる遊びも随所にあります。
Wii U版ならではの特徴
GamePadは警察用の通信端末やスキャナーとして扱われ、周囲の捜査、地図確認、通信などに利用されます。現実にプレイヤーが持っているコントローラーと、ゲーム内で主人公が使う機械が重なるため、自然な没入感があります。後に他機種へ移植されましたが、この「GamePadが警察装備そのもの」という感覚はWii U版ならではです。大人も子どもも楽しめる良質なオープンワールド作品として第21位です。
[game-rank-21]■ 22位 モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.』は2012年12月8日に発売されました。発売・開発はカプコン、当時の価格は4,800円前後でした。ニンテンドー3DSで発売されていた『モンスターハンター3G』を高解像度化し、Wii Uの大画面で遊べるようにした作品です。
人気になった詳しい理由
Wii U発売日に登場した大型サードパーティタイトルであり、新ハードを購入してすぐに長時間遊び込めるゲームとして注目されました。大型モンスターの動きを観察し、攻撃後の隙を狙い、討伐した素材から新しい武器や防具を作るというモンスターハンター独自のサイクルは中毒性が高く、何百時間も遊ぶユーザーが珍しくありませんでした。
ゲームの魅力
大剣、片手剣、ランス、ハンマーなど武器ごとに操作感が大きく異なり、一つの武器を使い込んだ後に別の武器へ変更すると、同じモンスター相手でも別ゲームのような感覚になります。モンスターの動きを覚えることも重要で、最初は何度も倒されていた強敵を、やがて短時間で討伐できるようになる成長感があります。また本作にはシリーズの中でも珍しい水中戦が含まれており、現在振り返ると非常に特徴的な内容です。
3DS版との連携
専用ツールを利用することで、3DS版とWii U版のセーブデータを移動し、外出時は携帯機、自宅では大画面という遊び方が可能でした。Nintendo Switchが登場する以前に「同じゲームを携帯環境とテレビ環境で続けて遊ぶ」というスタイルを実現していた点は興味深いところです。オンライン協力プレイにも対応し、Wii U初期のサードパーティ作品として強い存在感を持っていたため第22位です。
[game-rank-22]■ 23位 ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』はWii U版が2016年3月18日に発売されました。発売・販売は株式会社ポケモン、開発はバンダイナムコスタジオが中心となり、パッケージ版の希望小売価格は7,200円+税でした。アーケード版を家庭用向けに展開した作品で、ポケモンを本格的な対戦アクションとして操作できることが大きな特徴です。
人気になった詳しい理由
通常の『ポケットモンスター』シリーズでは、トレーナーが技を選び、ポケモンへ指示を出します。しかし『ポッ拳』ではピカチュウ、リザードン、ルカリオ、ゲンガーなどをプレイヤー自身がリアルタイムで動かし、相手へ攻撃できます。アニメなどで見ていたポケモンバトルを自分の手で直接再現しているような感覚があり、シリーズファンにとって新鮮でした。
ゲームの魅力
遠距離で立体的に動けるフィールドフェイズと、接近した際に横視点で戦うデュエルフェイズが状況に応じて切り替わります。この仕組みにより、通常の2D格闘ゲームよりも移動の自由度が高く、初心者でも入りやすくなっています。それでも攻撃、投げ、ガードの読み合いやコンボ、間合い管理など、本格対戦ゲームとして研究できる要素は十分あります。
他のゲームにはない良いところ
ポケモンの身体能力をリアルタイムアクションとして表現した迫力が最大の魅力です。リザードンの重量感、ルカリオの高速攻撃、カイリキーの豪快な打撃など、キャラクターごとの特徴が動きへ反映されています。後にSwitchで『ポッ拳 DX』が発売されましたが、家庭用展開のスタート地点としてWii U版の価値は大きく、ポケモンファンにも対戦ゲームファンにも印象を残した作品として第23位です。
[game-rank-23]■ 24位 零 ~濡鴉ノ巫女~
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『零 ~濡鴉ノ巫女~』は2014年9月27日に発売されました。発売元は任天堂、開発はコーエーテクモゲームスを中心として行われ、希望小売価格は6,600円+税でした。日本的な恐怖表現を特徴とする『零』シリーズのWii U向け作品です。
人気になった詳しい理由
シリーズ最大の特徴である「カメラで霊を撮影して戦う」というシステムとWii U GamePadの相性が非常に良かったことが高く評価されています。GamePadを実際のカメラのように構え、左右や上下へ動かしながら霊を画面内へ収めるため、通常のコントローラー操作よりも自分自身が射影機を持っているような感覚があります。
ゲームの魅力
舞台となる日上山には水と死にまつわる不気味な伝承があり、雨、濡れた衣服、薄暗い森、廃墟などが重苦しい雰囲気を生み出します。通常のホラーゲームでは恐ろしい存在から逃げたり、見ないように行動したりすることが多いのですが、『零』では攻撃するために霊をカメラ中央へしっかり捉えなければなりません。「怖いから見たくないのに、勝つためには見続けなければならない」という矛盾が独特の恐怖につながっています。
Wii U版で遊ぶ意味
後年には他機種版も発売されましたが、GamePadそのものを射影機のように扱う操作はWii U版だけの大きな特徴です。画面付きコントローラーを単なる地図表示ではなく、ゲーム世界の道具そのものへ変換した好例といえます。ホラーゲームとWii Uの機能をここまで自然に組み合わせた作品は少なく、ハード独自体験を重視して第24位としました。
[game-rank-24]■ 25位 ZombiU(ゾンビU)
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ZombiU』は2012年12月8日にWii U本体と同時発売されたサバイバルホラーゲームです。発売元はユービーアイソフト、開発はUbisoft Montpellierを中心としたチームで、発売当時の価格は6,980円前後でした。新しい任天堂ハードのローンチタイトルでありながら、子ども向けではない本格的なホラー作品として強い存在感を示しました。
人気になった詳しい理由
最大の魅力は、Wii U GamePadを使うこと自体を恐怖へ変えた点です。プレイヤーはロンドンの街で物資を探しながらゾンビから生き延びますが、弾薬や回復アイテムは限られています。大量の敵を豪快に倒すアクションゲームとは異なり、一体のゾンビでも油断すると危険です。そのため扉を開ける、暗い部屋へ入る、物資を調べるといった何気ない行動にも緊張感があります。
死亡システムの独創性
操作している生存者が死亡すると、単純に同じキャラクターが復活するのではありません。その人物はゾンビとなってゲーム世界に残り、プレイヤーは別の生存者として再出発します。前のキャラクターが持っていた大切な装備を取り戻すためには、自分自身が生み出したゾンビを倒さなければなりません。キャラクターの死亡が単なるやり直しではなく世界へ痕跡を残すため、失敗の重みが非常に大きくなっています。
二画面だからこそ生まれる恐怖
バッグの整理や周囲のスキャンではGamePadへ視線を落とす必要があります。しかしその間もテレビ側のゲーム世界は止まりません。アイテムを確認している間にゾンビが近づいてくる可能性があり、「手元を見たいが周囲から目を離したくない」という緊張が生まれます。二画面を便利機能だけでなく危険要素として利用した発想は非常に独創的です。Wii U発売初期にハードの可能性を示したタイトルとして第25位です。
[game-rank-25]■ 26位 レイマン レジェンド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『レイマン レジェンド』は日本では2013年10月17日に発売されました。国内発売元は任天堂、開発はUbisoft Montpellier、当時の希望小売価格は5,700円+税でした。海外を中心に長く続く『レイマン』シリーズの横スクロールアクションで、美しいアニメーションと軽快な操作感が高く評価されています。
人気になった詳しい理由
手描きアニメのような滑らかな映像と、高速でテンポの良いアクションが魅力です。ジャンプ、壁走り、攻撃など基本操作は簡単ですが、ステージ後半ではそれらを連続して使い、止まることなく突破する技術が要求されます。うまく操作できるようになると、一連の動作がまるで振り付けのようにつながります。
音楽ステージの完成度
特に有名なのが音楽に合わせて進むミュージカルステージです。ドラムやギターのリズムに合わせてジャンプ、攻撃、回避を行い、操作音まで楽曲の一部に聞こえるような構成になっています。プレイヤーの動作とBGMが一致するため、通常の横スクロールゲームとは異なる気持ち良さがあります。ステージごとの仕掛けも豊富で、同じ遊びが長時間続きません。
Wii U版ならではの協力プレイ
GamePadを持つプレイヤーがタッチ操作で足場を動かし、敵を妨害し、テレビ側のキャラクターを助けるという非対称協力プレイが可能です。直接キャラクターを動かす人と、仕掛けを担当する人に役割が分かれるため、一般的な横スクロールアクションとは違った協力関係が生まれます。他機種にも展開された作品ですが、Wii Uの機能との親和性は特に高く、第26位に選びました。
[game-rank-26]■ 27位 ペーパーマリオ カラースプラッシュ
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』は2016年10月13日に発売されました。発売元は任天堂、開発はインテリジェントシステムズ、希望小売価格は5,700円+税です。Wii U末期に登場したペーパーマリオシリーズ作品で、「色」を中心とした世界設定が特徴です。
人気になった詳しい理由
従来のペーパーマリオに比べてRPG的な成長要素が薄くなったため、発売当時はシリーズファンの間で意見が分かれました。その一方で、紙で作られた世界の美しさ、キャラクターの会話、ユーモアのあるイベントなどについては非常に高い評価を受けています。特に文章の面白さはシリーズの中でも印象的で、普通のキノピオとの会話ですら思わず笑ってしまう場面があります。
ゲームの魅力
主人公マリオはペンキハンマーを使い、色を失った場所へ色を戻していきます。真っ白だった花や建物が鮮やかになるため、探索そのものに視覚的な達成感があります。また現実世界に存在するような巨大な物体「モノ」を利用し、紙の世界ではあり得ないほど大きな攻撃を繰り出す演出も特徴です。
HDだからこそ完成した紙の世界
紙の断面、折れ目、厚み、光沢などが細かく描かれ、まるで精巧なペーパークラフトを動かしているように見えます。Wii UのHD表現を写実的な方向ではなく、「紙らしさ」を強化するために利用した点が面白いところです。戦闘システムは好みが分かれるものの、美術、会話、探索という面では独特の魅力があり、Wii U末期を彩った個性派タイトルとして第27位です。
[game-rank-27]■ 28位 スターフォックス ゼロ
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『スターフォックス ゼロ』は2016年4月21日に発売されました。発売元は任天堂、開発には任天堂とプラチナゲームズが参加し、通常版の希望小売価格は5,700円+税でした。長期間大規模な新作が登場していなかった『スターフォックス』シリーズのWii U作品として期待を集めました。
人気になった詳しい理由
アーウィンを操作しながら敵編隊を撃墜し、ステージごとに高得点を狙うシリーズ伝統のシューティングがHD画質で復活したこと自体が、ファンにとって大きな魅力でした。アーウィンは飛行形態だけでなく、地上を歩行するウォーカーへ変形でき、狭い場所へ侵入するなど従来にはない行動ができます。
ゲームの魅力
通常の強制スクロールステージと、広い空間を自由に飛び回るオールレンジモードが組み合わされています。レーザーやスマートボムで多数の敵を倒し、仲間から無線通信が入るシリーズらしい演出も健在です。特定条件を満たすことで別ルートへ進める場面などもあり、繰り返し挑戦して新しい展開を探す楽しみがあります。
評価が分かれた独特の操作
テレビには機体全体を映し、GamePadにはコックピット視点を表示する二画面操作を採用しました。機体の進行方向と照準を別々に動かせるため自由度は高いのですが、二つの画面を同時に意識する必要があり、慣れるまでは難しいという意見もありました。しかし「Wii Uだからこそできる新しいスターフォックス」を本気で模索した結果でもあります。万人受けよりも実験性を優先した意欲作として第28位です。
[game-rank-28]■ 29位 New スーパールイージ U
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『New スーパールイージ U』は当初『New スーパーマリオブラザーズ U』向け追加コンテンツとして2013年6月19日に配信され、その後2013年7月13日に単独で遊べるパッケージ版も発売されました。発売・開発は任天堂、パッケージ版の希望小売価格は3,700円+税でした。2013年に展開された「ルイージの年」を代表するタイトルです。
人気になった詳しい理由
単純に主人公をマリオからルイージへ変更しただけではなく、全82コースを専用に作り直していることが大きな特徴です。多くのコースで制限時間が100カウントに設定され、スタート直後から急いでゴールへ向かうスピード感のあるゲームになっています。通常の『マリオU』を遊び慣れた人でも同じ感覚では攻略できません。
ゲームの魅力
ルイージはマリオより高くジャンプできますが、慣性が強く滑りやすいため、細い足場へ正確に着地するには独特の操作感へ慣れる必要があります。一つのステージは通常より短いものの、その分障害物や敵が密集しており、短時間へ難しさを凝縮したような構成です。失敗してもすぐ再挑戦でき、「あと一回だけ」と何度も遊びたくなるテンポがあります。
DLCとして見ても先進的だった作品
本編の素材を利用しながら、ほぼすべてのコースを別内容へ作り替えるという規模は当時としては非常に豪華でした。現在では大型追加コンテンツが一般的になりましたが、本作は「本編の世界を利用したもう一つのゲーム」と呼べるほど内容が充実しています。ルイージ主役作品としての記念性も含め、Wii U時代を象徴する変化球タイトルとして第29位としました。
[game-rank-29]■ 30位 マリオパーティ10
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『マリオパーティ10』は2015年3月12日に発売されました。発売元は任天堂、開発はエヌディーキューブを中心として行われ、ソフト単体版の希望小売価格は5,200円+税でした。Wii U世代を代表するマリオパーティ作品であり、amiibo対応やGamePadを利用した新しい対戦方式が導入されています。
人気になった詳しい理由
家族や友人が同じテレビの前に集まって遊べるパーティゲームとして安定した人気を持っていました。通常のマリオパーティに加え、GamePadを持った一人がクッパとなり、ほかのプレイヤー全員を追いかける「クッパパーティ」が収録されています。この一対多数という構造はWii Uの非対称ゲームプレイを分かりやすく利用したものです。
ゲームの魅力
クッパ側はGamePadを使って専用ミニゲームへ参加し、マリオたちを妨害します。テレビ側のプレイヤーは協力してクッパから逃げるため、通常の全員対全員とは違う盛り上がりがあります。最大5人が参加できる点も特徴的で、大人数が集まったときのパーティゲームとして活躍しました。
Wii U時代らしさを凝縮した作品
amiiboを使うモードも用意され、Wii U・3DS時代に本格展開が始まったフィギュア連動の文化を体験できます。従来のシリーズ作品と比較すると好みが分かれる部分もありますが、GamePad、amiibo、大人数プレイというWii U時代の要素を一つにまとめた作品という意味で価値があります。シリーズの中で最上位とはいえなくても、Wii U独自のパーティゲームとして印象に残ることから第30位に選びました。
[game-rank-30]■ まとめ
Wii Uには現在のNintendo Switchへつながる名作が非常に多かった
今回30作品を振り返って最も強く感じられるのは、Wii Uが単なる「販売面で苦戦したゲーム機」という一言だけでは説明できないほど重要なソフトを多数生み出していたことです。『マリオカート8』『スーパーマリオ3Dワールド』『ドンキーコング トロピカルフリーズ』『進め!キノピオ隊長』『ベヨネッタ2』などは後にNintendo Switchへ展開され、多くの新しいユーザーから支持されました。これは「Switchへ移植したから名作になった」のではなく、Wii U版の時点で完成度の高いゲームが多数存在していたことを示しています。Wii Uの普及台数が比較的小さかったため十分な人数へ届かなかった作品が、後継機で改めて評価されたと考える方が自然でしょう。
新しい人気シリーズを生み出した功績
中でも『Splatoon』の誕生は非常に重要です。長い歴史を持つマリオやゼルダとは異なり、完全な新規キャラクターと世界観でスタートしながら、短期間で任天堂を代表する人気シリーズへ成長しました。インクを塗るというルール、イカと人型を切り替える操作、ストリート文化を意識した美術、フェスを中心としたオンラインイベントなど、その後の任天堂作品にも影響を与える新しい方向性を提示しました。「Wii Uから生まれたものは何か」と考えたとき、Splatoonという巨大シリーズの誕生だけでもハードの歴史的価値は十分にあります。
Wii U GamePadが生み出した独特の遊び
Wii Uの最大の特徴であったGamePadは、すべてのゲームで完璧に活用されたわけではありません。しかし相性の良いタイトルでは、ほかのゲーム機では簡単に再現できない遊びを生み出しました。『Nintendo Land』では一人だけ異なる情報を持つ非対称対戦、『スーパーマリオメーカー』ではタッチペンによる直感的な制作、『零 ~濡鴉ノ巫女~』ではコントローラーそのものをカメラとして扱う操作、『ZombiU』では手元を見る行為を恐怖へ変える仕組み、『ピクミン3』や『Splatoon』ではテレビ画面とは別にマップを常時確認できる利便性など、それぞれ異なる方法で二画面を利用しました。Nintendo Switchは携帯機と据え置き機を一体化する方向へ進みましたが、Wii Uは「二つの画面を同時に使う」という別方向の未来を模索したハードだったことが分かります。
大作だけでなく個性派タイトルが多かったことも魅力
ランキング上位には誰でも知っている任天堂の大作が並びましたが、Wii Uの魅力はそれだけではありません。『XenobladeX』の巨大な惑星探索、『The Wonderful 101』の大人数ヒーローアクション、『幻影異聞録♯FE』の芸能界とファンタジーを融合したRPG、『ZombiU』の二画面サバイバルホラーなど、他のゲーム機では似た作品を探すことが難しいタイトルも多数ありました。ハードの普及規模が小さかったため万人へ知られなかった作品ほど、遊んだユーザーから熱烈に支持される傾向があります。中古市場や過去のゲームを振り返る際には、こうした知名度だけでは測れない作品にも注目する価値があります。
独自ランキング総評
今回の独自ランキングでは、第1位を『マリオカート8』、第2位を『Splatoon』、第3位を『スーパーマリオ3Dワールド』、第4位を『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、第5位を『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』としました。『マリオカート8』はWii Uを代表する販売実績だけでなく、後の『マリオカート8 デラックス』へつながる完成度を持ち、現在まで基本システムが通用していることを重視しています。『Splatoon』は新規IPを一大シリーズへ育てた歴史的意義、『スーパーマリオ3Dワールド』は3Dアクションと多人数プレイを高水準で融合した完成度、『ブレス オブ ザ ワイルド』はゲーム史全体へ影響を与えた革新性、『スマブラ for Wii U』はゲーム文化全体を一つの作品へ集約した豪華さを評価しました。
現在だからこそWii Uを振り返る面白さ
Wii Uは発売当時、そのコンセプトがすべての人へ十分伝わったとはいえないゲーム機でした。GamePadが携帯ゲーム機なのか、Wii本体の周辺機器なのか分かりにくいという印象を持たれることもあり、ハードとして多くの課題を抱えていました。しかし十年以上の時間が経ち、ソフトだけを冷静に振り返ってみると、現在まで評価され続ける名作の多さに驚かされます。後にSwitchで大ヒットした作品の原型、新しい任天堂シリーズの誕生、二画面を生かした実験的ゲームなど、現在の任天堂へ直接つながる試みが多数存在しています。
Wii Uは「次の時代を準備したゲーム機」だった
販売台数だけでゲーム機の価値を判断するのであれば、Wii Uは成功例として語られにくいでしょう。しかしゲーム文化の観点では、後継機Nintendo Switchの成功へつながるソフト、アイデア、開発経験を蓄積した非常に重要な世代でした。『マリオカート8』『Splatoon』『スーパーマリオメーカー』『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』などを見ると、Wii Uの時代に任天堂が試していたことが次の世代で大きく花開いたことが分かります。その意味でWii Uは、単なる「売れなかったハード」ではなく、「次の時代へ向けて数多くの名作と新しい遊びを準備したゲーム機」と評価することができます。現在Wii Uのゲームを振り返ることは、Nintendo Switchの成功へ至る過程を振り返ることでもあります。今回紹介した30作品には、その時代だからこそ生まれた魅力がそれぞれ存在しており、今から遊び直しても新しい発見のできるタイトルが数多く残されています。
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