
Melty Princess 『魔法少女にあこがれて』 てのひら マジアベーゼ (塗装済み完成品フィギュア)
【原作】:小野中彰大
【アニメの放送期間】:2024年1月3日~2024年3月27日
【放送話数】:全13話
【関連会社】:旭プロダクション、魔法少女にあこがれて製作委員会
■ 概要
2024年の冬期アニメシーズンに登場し、独自の世界観で注目を集めた作品が『魔法少女にあこがれて』です。本作は、日常の鬱屈とした気持ちを抱えながらも“魔法少女”という存在に淡い希望を託していた中学生の少女が、思いがけず“悪の側”の力を手にするという、いわば“裏側からの魔法少女像”を描いたユニークなストーリーです。
原作は小野中彰大による同名漫画。竹書房が刊行する「まんがライフSTORIA」にて連載がスタートし、読者の心を鷲掴みにしたことからメディアミックス展開が決定されました。アニメ版は原作のブラックな笑いとダークなテーマ性をそのままに、躍動感ある映像で再構築され、2024年1月から3月にかけて全12話がテレビ放送されました。
この作品が他の“魔法少女もの”と一線を画すのは、主役の少女が正義ではなく“悪”の立場で物語を進める点です。王道のヒロイン譚に見せかけて、視聴者をどんどん裏切る展開が特徴で、その痛快なテンポと過激なシチュエーションは視聴者の間で話題を呼びました。
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■ あらすじ・ストーリー
この物語の中心にいるのは、ごく普通の中学2年生・柊うてな。彼女は日々の生活に疲れながらも、子供の頃からの憧れである“魔法少女”に想いを馳せていた。だが、現実は彼女を甘くは見てくれなかった。そんなある日、謎のマスコット的存在・ヴェナリータに目をつけられた彼女は、なんと悪の組織「エノルミータ」の幹部へと引き込まれてしまう。
始めは戸惑いながらも、“マジアベーゼ”というコードネームとともに活動を始めたうてな。しかし、善と悪の対立構図の中で、戦う魔法少女たちが傷つき倒れていく様を目の当たりにしたうてなは、奇妙な高揚感を覚え始める。
物語はそこから急速に加速。実はうてなには、他者の苦痛に快感を覚えるという“サディスティックな一面”が潜んでいたのだ。ヴェナリータはその本性を見抜いてスカウトしていたのである。以降、うてなは正義のヒロインたちと真っ向から対峙しながら、自らの欲望に素直に従う“悪の華”として開花していく。
ギャグ、バトル、心理描写のバランスが絶妙で、敵対関係にあるキャラ同士の距離感が逆に“熱量”を感じさせる構成も見どころ。まさに「魔法少女」というジャンルに対する新解釈の快作と言えるでしょう。
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■ 登場キャラクターについて
物語を彩る個性豊かなキャラクターたちも、このアニメの魅力のひとつです。主人公・柊うてな(CV:和泉風花)は、初期は優等生然とした雰囲気ながらも、次第に快楽主義に目覚め、冷酷かつ大胆な“マジアベーゼ”へと変貌していきます。彼女の成長(堕落?)を見守る視聴者の心情も大きな見どころでした。
ライバルポジションには、トレスマジアという魔法少女チームが存在します。リーダーの花菱はるか(CV:前田佳織里)が変身するのは“マジアマゼンタ”。正義感が強く責任感もある彼女ですが、ベーゼに敗北するたびに見せる表情は、時に妖艶でもあり、視聴者の想像力を刺激しました。
その他、知的でクールなマジアアズール(水神小夜/CV:風間万裕子)、穏やかだが芯の強いマジアサルファ(天川薫子/CV:池田海咲)といった仲間たちも、それぞれ戦闘や日常パートでの葛藤が描かれ、トレスマジアのチームとしての一体感が立体的に表現されています。
悪の側では、阿良河キウィことレオパルト(CV:古賀葵)が印象的。飄々としたキャラクターながら狂気じみた言動が多く、マジアベーゼの良き理解者であり同志的存在でもあります。
また、音楽とダンスがテーマの“ロコムジカ”(CV:相坂優歌)や、毒舌と美貌をあわせ持つ“ルベルブルーメ”(CV:津田美波)など、敵側の幹部陣も魅力にあふれており、単なる“悪役”として描かれていない点が作品の奥行きを支えています。
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■ 主題歌・挿入歌・キャラソン・イメージソング
オープニングテーマ「My dream girls」は、アイドルユニット・NACHERRYが歌う躍動感あふれるナンバー。日常から飛び出して、自分の力を信じるという希望のイメージが散りばめられ、視聴者の心に火を灯すイントロとして機能しました。Motokiyoによる楽曲はポップでありながらも芯があり、アニメのスタートを象徴する1曲です。
エンディングテーマは「とげとげサディスティック」。こちらは一転してダークな雰囲気をまとった仕上がりで、マジアベーゼとその仲間たちが歌うバージョンが第9話まで使用されました。第10話からは他キャラが加わり、5人編成の新バージョンが披露され、ファンを沸かせました。
また、第8話・第9話で流れた「L・O・V・E・リー ロコ♡」はロコムジカのキャラソンとして人気を博し、コミカルでありながら楽曲としての完成度も高いという意外性を見せつけました。
これらの楽曲はサブスク配信でも高評価を受けており、アニメ本編だけでなく音楽面でも支持を集めています。
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■ 声優について
アニメを支える声優陣の演技力は高く評価されました。柊うてなを演じる和泉風花は、無垢な中学生から快楽的幹部への変貌を、声のトーンやテンションで巧みに演じ分けており、多くのアニメファンから注目を集めました。
レオパルト役の古賀葵は、『かぐや様は告らせたい』でおなじみの声色をベースにしながら、今回はやや狂気に満ちたニュアンスを織り交ぜ、レオパルトというキャラの異質さを際立たせています。
他にも、ベテランの福圓美里(ヴェナリータ)や日笠陽子(ロードエノルメ)、井上喜久子(シスタギガント)など、実力派が脇を固めており、作品に深みを与えていました。
各話のアフレコ現場では、緊張感と笑いが入り混じる雰囲気があったようで、インタビューでも共演者同士の信頼関係の強さが語られていました。
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■ 視聴者の感想
SNSやレビューサイトでは「新感覚魔法少女もの」として高評価が相次ぎました。「悪の視点から見た魔法少女の葛藤が新鮮」「痛々しいのに面白い」「百合かと思ったらサディズムだった」など、ジャンルの枠を飛び越えた感想が多く寄せられました。
一方で、「好き嫌いが分かれる作風」「過激な演出がやや不快」という意見も見られ、まさに賛否両論が飛び交う作品となりました。視聴者の反応からは、このアニメが“安全地帯”ではなく“挑戦”を選んだ作品であることが明確に伝わってきます。
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■ 関連商品のまとめ
アニメ放送後、Blu-ray BOXや各巻DVD、オリジナルサウンドトラックCDが順次リリースされました。特典には描き下ろしイラスト、キャスト座談会、ノンクレジットOP/EDなどが含まれ、ファンにとっては嬉しい仕様です。
書籍では、原作コミックスの新装版が展開され、さらにアニメビジュアルガイドや設定資料集も登場。特に、うてなとトレスマジアのバトル構図を細かく解説したページが好評を博しました。
キャラクターグッズとしては、アクリルスタンド・缶バッジ・Tシャツ・痛バッグ向けアイテムなどが多数販売。バトルシーンや名ゼリフを再現したアイテムも人気でした。
また、Webくじ・コラボカフェ・プリクラなどの展開も行われ、アニメの世界観が日常の中でも楽しめる工夫が多く見られました。
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■ オークション・フリマなどの中古市場
アニメ放送終了後も熱が冷めず、フリマアプリやオークションサイトでの関連商品の流通は活発です。特に、初回生産版のBlu-rayや限定特典付きコミックスは出品後すぐに売れる傾向がありました。
グッズ関連では、アクリルスタンドや缶バッジの中でも“シークレットバージョン”はプレミア化するものもあり、定価の2~3倍で取引されているケースもあります。
また、アニメ雑誌の特集ページの切り抜きや、イベント来場者限定のポストカードなども需要が高く、コレクター間でのやり取りが続いています。
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