脳卒中(脳梗塞・脳出血)になって後遺症が残った人はリハビリで回復を目指すのですが・・・
このリハビリを頑張ることで今後の自分の人生が変わってくるのですよ!
立てなかった人が走れるようにまでなったり・・・
喋れなかった人がカラオケで歌えるようになったり・・・
一人でご飯やトイレも行けなかった人が、なんでも一人で出来るようになったり・・・
実際にこうなった人もいっぱいいるのですよ♪
もちろん すべての人がこうなるという保証はありませんよ。
その人の脳卒中の状態(出血の場所・大きさ)などが違うと後遺症の症状は全然違うのですから。
リハビリでの回復する状態も全然違ってくるのです・・・
このことがリハビリで入院している人を悩ませるんですよね~
「私はリハビリを頑張っているのに全然回復しないのに、あの人はどんどん回復している」
そういう風に考える場面はいっぱいあると思いますよ!
実際に私もそう考えることもありましたが・・・
そして そのことがリハビリに対するモチベーションを下げてしまうんですね・・・
「どうせ私は頑張っても治らないんだ・・・」
などと思い込む人もいるのですよ。
また 入院生活が長くなってくると、同じような考えが浮かんでくるのですよ・・・
「もう リハビリを頑張っても治らないんだ・・・」
自分なりにリハビリの限界を感じてしまって、なにもする気になれなくなっちゃうのです。
また 高齢者になってくると違った考えになってくるのですよね・・・
「どうせ 自分人生はもうちょっとなんだから、頑張ってもしょうがない・・・」
って思っている人も多いのですよ・・・
こんな人たちを私は見てきましたね・・・
確かにリハビリを続けても回復することが出来ない人もいるのでしょう。
しかし なにもせずに寝ているだけだと、どんどん身体が弱っていくことだけは確かなのです!
でも リハビリを続けることで、身体が動かなくなることを遅らせることは出来るのです!
少なくとも現状の麻痺が悪くなることを、遅らせることは出来るのですよ!
だったら やることは決まっているじゃないですか!
少しでも現状よりも良くなる可能性があるのなら、それをやるしかないじゃないですか!
それを頑張っても完全に以前の状態になることは出来ないでしょう・・・
だからといって 何もしなければ悪くなるだけなのですから!
それは 紛れもない事実なんですよ!
やらなければ悪くなる・・・
やれば現状よりは良くなる・・・
さあ どうするかは本人の考え方だけなんですよ!
●