『Wii』(ゲーム)の人気ランキングベスト30

『Wii Sports』(Wii)を振り返りましょう
previous arrow
next arrow
 
『Wii Sports』(Wii)を振り返りましょう
『スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合』(Wii)を振り返りましょう
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(Wii)を振り返りましょう
『レッドスティール』(Wii)
『カドゥケウスZ 2つの超執刀』(Wii)
『エレビッツ』(Wii)
『スイングゴルフ パンヤ』(Wii)
『おどる メイド イン ワリオ』(Wii)
『はじめてのWii』(Wii)
『コロリンパ』(Wii)
『ウィングアイランド』(Wii)
『たまごっちのピカピカだいとーりょー!』(Wii)
『ネクロネシア』(Wii)
『クレヨンしんちゃん 最強家族カスカベキング うぃ~』(Wii)
previous arrow
next arrow

様々なゲーム関連の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
あなたの思い出のゲームを振り返りませんか?

【ゲーム名】:Wii
【メーカー】:任天堂
【発売日】:2006年12月2日
【発売時の価格】:25,000円
【ゲームのタイトル数】:463タイトル
【国内累計販売台数】:約1,275万台
【最も売れたゲーム】:New スーパーマリオブラザーズ Wii

楽天で『Wii』の商品をチェック!

■ 1位 スーパーマリオギャラクシー

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『スーパーマリオギャラクシー』は2007年11月1日に任天堂から発売されたWii用3Dアクションゲームです。開発の中心となったのは任天堂情報開発本部東京制作部で、希望小売価格は5,524円(税別)。1996年の『スーパーマリオ64』、2002年の『スーパーマリオサンシャイン』に続く本格的な3Dマリオとして登場しましたが、単純に過去作品を豪華にした続編ではなく、「重力」をステージデザインそのものへ組み込むことで、3Dアクションの常識を再び作り替えた作品となりました。

長期間にわたって高い人気を維持している理由

最大の特徴は、巨大な一枚マップを探索する従来型の3Dマリオとは異なり、大小さまざまな惑星を次々と渡り歩く構成にあります。球体の惑星を一周するといつの間にか出発地点へ戻り、足元だった地面が頭上へ回り込み、ある場所では天井側へ落下するように重力方向まで変化します。文章で説明すると複雑に感じますが、実際にはマリオを走らせるだけで自然に理解できるよう設計されている点が非常に優秀です。新しいルールを長い説明文で覚えさせるのではなく、最初は安全な場所で触らせ、次に応用を要求し、最後にはその仕組みを利用した本格的なアクションへ発展させるという段階的な構成が徹底されています。そのためゲーム初心者でも驚きを味わえ、アクションゲーム上級者はスターの完全収集や難関ステージで手応えを楽しめます。

ゲームそのものの魅力

本作では一つのアイデアを長時間使い回さないことも大きな魅力です。ハチマリオで空中を飛ぶ、オバケマリオで壁を通り抜ける、アイスマリオで水面を凍らせる、ファイアマリオで仕掛けへ火をつけるなど、それぞれの変身には明確な役割があります。しかし同じ能力を何十ステージでも繰り返し使わせるのではなく、「この能力が最も面白くなる場面」へ集中して配置されています。そのためプレイヤーは常に次の驚きを期待しながら進めます。スターリングで宇宙へ打ち上げられ、遠くに見えていた惑星へ一瞬で移動する演出も爽快で、当時としては非常にスケールの大きな冒険を味わえました。

ロゼッタと宇宙を巡る物語

物語面では、クッパにさらわれたピーチ姫を救うという従来のマリオらしい目的を守りつつ、ロゼッタとチコ、ほうき星の天文台を中心とした静かな物語が加えられています。特にロゼッタの過去を絵本形式で描く場面は、マリオシリーズとしては珍しい切なさがあります。普段の冒険は明るくテンポが良い一方、天文台へ戻ると宇宙の静けさを感じさせる音楽と景色が広がり、冒険と休息のメリハリが生まれます。この独特の雰囲気によって、単純なステージクリア型ゲームではなく「遠い銀河を旅した記憶」として印象に残りやすくなっています。

音楽と演出の完成度

壮大なオーケストラ調の楽曲も高く評価される理由です。惑星へ飛び出した瞬間に広がる音楽、巨大な敵へ挑む緊張感、静かな宇宙空間の神秘性など、映像と音楽が密接に結び付いています。ゲーム機の性能を誇示するためだけの派手さではなく、プレイヤーの感情を盛り上げるために音響が使われているため、発売から長い年月が経っても古さを感じにくい作品です。

他のゲームにはない良いところ

Wiiリモコンを激しく振り続ける体感ゲームではなく、スピン攻撃、スターピースの回収、ポインター操作など必要な場面だけへWiiらしい機能を組み込んでいることも重要です。基本の移動はヌンチャクのアナログスティックで行うため、本格的な3Dアクションとしての操作感を犠牲にしていません。「Wiiらしさを持ちながら、体感操作に頼りすぎない」という絶妙なバランスが成立しています。Wiiでしか味わえない驚き、3Dマリオとしての完成度、音楽、キャラクター、挑戦的なステージ構成のすべてが高水準でまとまっており、本ランキングでは総合1位としました。今からWiiを入手して一本だけ遊ぶなら候補から外しにくい、ハードを象徴する最高峰の作品です。

[game-rank-1]

■ 2位 マリオカートWii

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『マリオカートWii』は2008年4月10日に任天堂から発売されたアクションレースゲームです。開発も任天堂を中心として行われ、希望小売価格は5,524円(税別)。ソフトにはWiiリモコンを装着できる「Wiiハンドル」が付属し、テレビゲームのレースを文字通りハンドル操作のような感覚で楽しめることを大きな特徴としていました。

爆発的な人気を獲得した理由

本作の強さは、ゲームを普段遊ばない人でも参加しやすいことと、シリーズ経験者が何百時間も研究できる奥深さを両立した点にあります。Wiiハンドルを左右へ傾ければ曲がるという説明だけで基本操作を理解できるため、家族や友人が集まったときに「ちょっと遊んでみよう」と誘いやすい作品でした。それでいてドリフト、ミニターボ、ジャンプアクション、イン側を走るライン取り、アイテム管理、マシン性能の理解などを突き詰めると、初心者と上級者の差が明確に現れます。

バイク導入によるシリーズの変化

従来シリーズではカートが中心でしたが、本作では新たにバイクが登場しました。車体によって加速、最高速、曲がりやすさなどが異なり、自分の得意な走りに合わせて選べます。キャラクターにも重量級、中量級、軽量級が存在し、マシンとの組み合わせによって感覚が変化します。単純に「好きなキャラクターを選んで走る」だけでも楽しい一方、勝利へこだわるようになると最適な構成を考える研究要素が生まれます。

コースの魅力

ココナッツモール、キノコキャニオン、ワリオこうざ、メイプルツリーハウス、グラグラかざんなど、Wii版には現在でもシリーズファンから愛されるコースが多数あります。単なるサーキットではなく、ショッピングモール、巨大な鉱山、紅葉の森、火山といった「テーマパークの中を走る」ようなコースが多く、背景を眺めるだけでも楽しい構成です。さらに過去シリーズのコースも復活しているため、昔からのファンには懐かしく、Wiiから始めたユーザーには大量のコースを楽しめる豪華な内容でした。

アイテムが生み出すドラマ

マリオカートの面白さは純粋な速さだけで勝敗が決まらないことにあります。トップを走っていてもトゲゾーこうらで失速し、下位からキラーや強力なアイテムで一気に順位を上げることができます。この仕組みによって、初心者でも最後まで勝負へ参加できます。ただし長期間プレイすれば実力差は確実に表れ、タイムアタックではアイテム運の影響がほぼなくなります。「みんなで笑えるゲーム」と「本気で極めるレースゲーム」という二つの顔を持っていることが、驚異的な長寿人気へつながりました。

他のゲームにはない良いところ

本作の最大の価値は、Wiiというゲーム機の「家族全員で参加できる」という思想と、マリオカートシリーズが持つ「実力と運が混ざった対戦」の相性が非常に良かったことです。短時間でも盛り上がり、長時間やり込んでも終わりがない。さらにオンライン対戦が盛んだった時代には世界中のプレイヤーと最大12人で競えたため、家庭用ゲームとして非常に大きなコミュニティが形成されました。発売から年月が経った現在でもタイムアタック、縛りプレイ、対戦研究が話題になるほど熱心なファンが多く、Wiiを代表する対戦ゲームとして2位に選出しました。

[game-rank-2]

■ 3位 大乱闘スマッシュブラザーズX

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『大乱闘スマッシュブラザーズX』は2008年1月31日に任天堂から発売された対戦アクションゲームです。ディレクターは桜井政博氏。ソラ、ゲームアーツを中心に多くの企業やクリエイターが参加する大規模な開発体制が組まれ、希望小売価格は6,476円(税別)でした。

任天堂オールスターからゲーム業界のお祭りへ

シリーズの基本はマリオ、リンク、カービィ、ピカチュウなど、異なる作品のキャラクター同士が同じ舞台で戦うことです。本作ではそこへ『メタルギア』シリーズのソリッド・スネーク、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のソニックが参戦し、「任天堂作品のお祭り」という枠を大きく越えました。当時、公式サイトで新情報が公開されるたびに大きな話題となり、誰が参戦するのか、どのステージが収録されるのか、どんな音楽が用意されるのかを予想すること自体が一つのイベントになっていました。

対戦ゲームとしての完成度

スマブラ独自の魅力は、体力をゼロにするのではなくダメージ%を蓄積し、相手を画面外へ吹き飛ばすルールです。これにより格闘ゲームでありながら複雑なコマンド入力を必須とせず、方向キーと攻撃ボタンの組み合わせだけでも多くの技を出せます。一方で上級者同士になると、復帰、着地狩り、回避、間合い管理、ステージ選択など非常に細かな判断が要求されます。初心者と競技志向のプレイヤーが同じソフトで遊べる懐の深さがあります。

亜空の使者の存在

本作を特別な一本にしている要素の一つが長編アドベンチャーモード「亜空の使者」です。横スクロールアクションとして敵を倒しながら進み、各作品のキャラクターがムービーで共演します。普段なら出会うはずのないマリオとカービィ、リンクとヨッシー、ピットやサムスなどが同じ物語へ関わるだけでもファンにとって大きな魅力でした。対戦をあまりしないユーザーでも、このモードだけで一本のアクションゲームとして楽しめるほど内容が豊富です。

音楽と収集要素の物量

多数のゲーム音楽が豪華な編曲で収録され、フィギュア、シール、名作トライアルなどゲーム文化を振り返るような要素まで大量に盛り込まれています。ゲーム本編を遊んでいるだけで、知らなかったシリーズやキャラクターに興味を持つきっかけになるところもスマブラならではです。

他のゲームにはない良いところ

通常の格闘ゲームでは、シリーズを知らない人にキャラクターの魅力を伝えることは簡単ではありません。しかしスマブラでは一度操作するだけで「このキャラクターはこういう動きをする存在なのか」と直感的に分かります。ゲームそのものが巨大なクロスオーバー作品であり、任天堂だけでなくゲーム文化全体への入り口にもなっています。多人数対戦、一人用、収集、音楽鑑賞、ストーリーと内容が極めて充実しており、Wiiを所有していた家庭で長く遊ばれた代表作として3位としました。

[game-rank-3]

■ 4位 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2006年12月2日にWii本体と同時発売された『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』。発売会社は任天堂、開発も任天堂を中心とするチームが担当し、希望小売価格は6,476円(税別)でした。ゲームキューブ向けとして開発が始まった作品ですが、Wiiの発売に合わせてWii版も用意され、新ハードの大型ローンチタイトルとして重要な役割を担いました。

シリーズ屈指の重厚な世界観

本作ではハイラルを覆う「トワイライト」と呼ばれる黄昏の世界が物語の中心になります。リンクはある出来事をきっかけに狼へ変身し、影の世界の住人ミドナと行動を共にします。明るく童話的な作品も多いゼルダシリーズの中で、本作は陰影の強い美術、荒廃した大地、巨大な敵、政治的な背景を感じさせる物語など、比較的重厚な雰囲気を持っています。

ミドナという名キャラクター

長期人気を語るうえで欠かせないのがミドナです。最初はリンクをからかい、ときには自分の目的を優先するように見えますが、物語が進むにつれて行動の理由や背負っているものが明らかになります。単なるヒント役ではなく、物語の中心人物として成長し、リンクとの関係も変化していきます。ゲームをクリアしたあと最も印象に残る人物としてミドナを挙げるプレイヤーが多いのも納得できるほど、丁寧に描かれています。

ダンジョン攻略の楽しさ

森、鉱山、湖底、砂漠、雪山、天空など、多彩な舞台を利用したダンジョンが次々に登場します。新しいアイテムを入手すると、それまで解けなかった仕掛けが理解できるようになり、探索範囲が広がっていきます。一本道で目的地へ進むだけではなく、「この装置は何に使うのか」「見えている宝箱へどうやって行くのか」を考える時間そのものがゲームの楽しさです。

狼リンクと人間リンク

人間のリンクが剣、盾、弓、爆弾などを使うのに対し、狼リンクは嗅覚や特殊な感覚を利用して通常では見えない手がかりを追跡します。二種類の姿を単なる見た目の変化ではなく探索方法へ結び付けたことで、同じ場所でも違う視点で調べる意味が生まれました。

他のゲームにはない良いところ

広いハイラル平原をエポナで駆け抜ける爽快感、騎馬戦、巨大ボス、緻密なダンジョン、重厚な物語を一つの作品にまとめていることが大きな魅力です。Wii版ではリモコンを振ることで剣を振り、ポインターで遠距離武器を狙うため、従来より身体感覚に近いゼルダになりました。後年にHD版が発売されてもWii版独自の操作感を好むユーザーがいるほど個性的であり、Wiiの初期を代表する大型アドベンチャーとして4位としています。

[game-rank-4]

■ 5位 ゼノブレイド

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『ゼノブレイド』は2010年6月10日に任天堂から発売されたRPGです。開発はモノリスソフト、希望小売価格は6,476円(税別)。「巨神」と「機神」という二体の超巨大な神の骸を舞台として、人々がその身体の上で生活しているという壮大な設定を持つ作品です。

発売後に評価がさらに大きくなった作品

発売当時からRPGファンを中心に評価されていましたが、シリーズがNintendo Switch世代まで継続したことで、原点であるWii版の価値もさらに高まりました。本作を語るうえで最も重要なのは、フィールドを歩くこと自体が楽しいことです。広大な草原、巨大な滝、洞窟、雪山、機械文明の内部などがシームレスに近い感覚でつながり、「遠くに見えている場所へ実際に行ける」という冒険の喜びがあります。

巨神そのものを歩く世界設計

単に広いだけでなく、自分が巨神のどの部分を歩いているのかが世界設定と結び付いています。巨大な脚部、背中、頭部へと旅を進めるにつれて、最初は想像しにくかった世界の構造が徐々に理解できます。フィールドの高低差も大きく、崖の上から遠くの地域を眺めたときには、本当に巨大世界を旅している感覚があります。

未来視を利用する戦闘

戦闘は敵と接触するとリアルタイムで始まり、通常攻撃は自動で行われます。プレイヤーはアーツと呼ばれる技を選びながら敵の側面や背後へ回り、状況に応じて仲間と連携します。本作を特別なものにしているのが「未来視」で、数秒後に敵が強力な攻撃をする未来が見えた場合、その未来が確定する前に行動を変更できます。仲間へ警告する、防御技を使う、敵を転倒させるなど、未来を知ったうえで結果を書き換えることが戦闘システムへ組み込まれています。

キャラクターの魅力

主人公シュルクだけではなく、ライン、フィオルン、ダンバン、カルナ、メリア、リキなど仲間の個性が非常に強く、長い旅を通じて関係が深まります。フィールド移動中の掛け合いや戦闘終了後の会話が豊富なため、一緒に旅をしている感覚が生まれます。壮大な設定だけで終わらず、キャラクターの身近な感情が丁寧に描かれていることも物語へ入り込みやすい理由です。

他のゲームにはない良いところ

Wiiは体感ゲームやファミリー向けのイメージが強いハードでしたが、本作は長時間じっくり遊ぶ本格RPGとして存在感を示しました。クエスト、探索、強敵との戦闘、装備収集などやり込み要素も非常に豊富で、100時間規模で遊ぶプレイヤーも珍しくありません。「Wiiには軽いゲームしかない」という当時の先入観を大きく変えた作品であり、現在でもRPG史を語る際に名前が挙がるほど評価が高いため5位としました。

[game-rank-5]

■ 6位 スーパーマリオギャラクシー2

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2010年5月27日に任天堂から発売。開発は任天堂情報開発本部東京制作部を中心とするチームが担当し、希望小売価格は5,524円(税別)。前作『スーパーマリオギャラクシー』のシステムを基礎にしながら、ステージアイデアとアクションの密度をさらに高めた続編です。

前作以上にアイデアを惜しみなく投入

本作の魅力を一言で表すなら「一つのゲームに使うにはもったいないほど大量のアイデア」です。雲マリオ、ゴロ岩マリオ、ドリルなど、新しい能力が次々に登場し、それぞれが専用の仕掛けへ結び付いています。ある能力へ慣れた頃には次の遊びへ移るため、長時間プレイしても同じことを繰り返している感覚が薄くなっています。

ヨッシーの復活

ヨッシーに乗れることも大きな特徴です。舌を伸ばして敵や果物を食べる基本能力に加え、ダッシュヨッシー、バルーンヨッシーなど特別な能力が用意され、マリオ単独では攻略できない地形を進みます。ヨッシーをただの乗り物ではなく、一つのゲームシステムとして作り込んでいます。

アクションゲームとしての純度

前作は天文台やロゼッタを中心とした物語性が強かったのに対し、第2作はよりステージ攻略へ重点を置いています。目的地までのテンポが速く、スターを取るとすぐ次のステージへ挑戦できます。ゲーム後半ではかなり高い技術を要求される場面もあり、完全攻略を狙う場合には3Dマリオシリーズでも上位クラスの難しさがあります。

他のゲームにはない良いところ

「前作で完成したシステムを守る」のではなく、その上へ大量の新アイデアを積み重ねた点が非常に優秀です。一般的な続編では新要素を数個追加してボリュームを増やす形になりがちですが、本作はステージ単位で別ゲームのような驚きを連続させます。第1作を物語重視、第2作を純粋なアクション重視として両方遊ぶ価値があり、Wiiの3Dアクションを代表する一本として6位としました。

[game-rank-6]

■ 7位 New スーパーマリオブラザーズ Wii

発売情報

2009年12月3日発売。発売会社・開発は任天堂、希望小売価格は5,524円(税別)。従来一人用として遊ぶことが多かった横スクロール型マリオへ最大4人同時プレイを本格導入し、大きな人気を獲得しました。

4人同時プレイが変えたマリオ

本作ではマリオ、ルイージ、キノピオたちが同じ画面を走ります。協力して敵を倒し、高い場所へ仲間を踏み台にして登ることもできますが、狭い足場では互いにぶつかり、意図せず穴へ落としてしまうこともあります。協力と邪魔が常に紙一重で、その予測不能さが笑いを生みます。

一人用でも高い完成度

多人数プレイだけが魅力ではありません。プロペラマリオ、アイスマリオ、ヨッシーといった要素が追加され、王道の2Dマリオとしてステージデザインが非常に緻密です。序盤は初心者でも進めやすい一方、終盤や隠しステージでは高度なジャンプ操作を要求されます。

スターコインによるやり込み

各ステージにはスターコインが配置され、普通にゴールするだけでは見つけられない場所にも隠されています。クリアそのものと完全攻略の難易度を分離したことで、子どもから熟練者まで自分のレベルに合わせて遊べます。

他作品にない良さ

完成された2Dマリオへ「人間同士の予測不能な行動」を追加したことで、同じコースでも参加者が変われば毎回違う展開になります。誰かがミスすると笑いが起こり、上手な人が初心者を助けることもできます。家族や友人が集まるWiiというハードに非常に適した一本であり、販売本数だけでなく思い出のゲームとして強く残っているため7位としました。

[game-rank-7]

■ 8位 Wii Sports

発売情報

2006年12月2日にWii本体と同時発売。任天堂が開発・発売し、希望小売価格は4,571円(税別)。テニス、ベースボール、ボウリング、ゴルフ、ボクシングという5競技を一本に収録しています。

Wiiというゲーム機そのものを説明した作品

Wii Sportsの最大の功績は、複雑な説明をほとんど必要とせず、新しいコントローラーの面白さを理解させたことです。テニスならラケットを振るように、野球ならバットを振るように、ボウリングならボールを投げるようにWiiリモコンを動かします。従来のゲーム機で障壁だった「どのボタンを押せばよいか」を大幅に減らしました。

ゲームをしなかった人まで取り込んだ力

子どもだけではなく親や祖父母まで同じゲームへ参加できた点は非常に大きな意味を持ちます。ゲームが上手いかどうかよりも実際のスポーツ経験や感覚が役立つ場面があり、従来のゲーム経験の差を一度リセットするような面白さがありました。

Miiとの相性

自分や家族に似せたMiiが画面内でスポーツをすることで、単なる架空キャラクターの競技ではなく「家族の大会」のような雰囲気になります。顔を似せるだけの単純な機能ですが、対戦相手が家族のMiiになることで感情移入が強まりました。

奥深さ

操作そのものは簡単でも、ボウリングの回転、ゴルフの力加減、テニスの打つタイミングなどは練習によって上達できます。最初は偶然成功していたことを、次第に狙って再現できるようになる過程が楽しく、短時間の体験版的ゲームで終わらない魅力があります。

他のゲームにはない良いところ

Wii Sportsは「ゲームの中で何をするか」だけでなく、「誰と一緒に遊ぶか」を重要な要素へ変えました。ゲームに詳しくない人を自然に参加させる力は、Wiiの数あるソフトの中でも突出しています。ゲーム史においても、家庭用ゲームの対象年齢と客層を大きく広げた象徴的作品として重要であり、8位に選出しました。

[game-rank-8]

■ 9位 Wii Sports Resort

発売情報

2009年6月25日発売。任天堂が開発・発売し、希望小売価格は4,571円(税別)。Wiiモーションプラスを同梱し、チャンバラ、アーチェリー、バスケットボール、ボウリング、ゴルフ、スカイレジャーなど12種類の競技を収録しました。

体感操作を一段階進化させた作品

初代Wii Sportsでは大きく振った動作を中心に認識していましたが、Wiiモーションプラスによって角度や回転の認識が細かくなりました。特にチャンバラでは剣を縦・横・斜めへ振り分ける感覚が強まり、「自分の手の向きが画面へ反映される」体験が分かりやすくなりました。

ウーフーアイランドという共通世界

本作では競技ごとに別々の背景を用意するだけではなく、南国リゾートの島「ウーフーアイランド」を共通舞台としています。アーチェリーを遊んだ場所の上空を遊覧飛行で飛び、ボート競技で見た海岸を別方向から眺めるなど、複数の競技が同じ世界の中でつながっています。

遊び方の幅

誰でも分かりやすいボウリング、反射神経が重要なチャンバラ、精密さを求めるアーチェリー、景色を楽しむスカイレジャーなど、遊びの性質が大きく異なります。一人で記録更新を目指すことも、人が集まったときに交代しながら遊ぶことも可能です。

他のゲームにはない良いところ

単なるスポーツミニゲーム集ではなく、「リゾート地へ遊びに行った一日」をゲーム全体で表現しているところが魅力です。初代Wii Sportsの親しみやすさを守りながら操作精度と種目数を大幅に進化させており、Wiiというハードの完成形に近い体感ゲームとして9位としました。

[game-rank-9]

■ 10位 ゼルダの伝説 スカイウォードソード

発売情報

2011年11月23日発売。発売・開発は任天堂を中心とするチームで、希望小売価格は6,476円(税別)。WiiモーションプラスまたはWiiリモコンプラスを本格的に利用するアクションアドベンチャーです。

剣を「振り分ける」ゼルダ

ただリモコンを振れば攻撃できるのではなく、敵の構えを見て斬る方向を判断する必要があります。縦斬り、横斬り、斜め斬りを使い分け、敵の防御が空いている方向を狙うため、戦闘そのものが小さな謎解きのようになっています。

シリーズの起源へ迫る物語

空に浮かぶ島スカイロフトで暮らすリンクとゼルダの関係から物語が始まり、やがて地上の世界へ冒険が広がります。ゼルダは幼なじみとして描かれるため、リンクが旅へ出る動機に個人的な感情があります。シリーズの根源に関わる設定も多く、ゼルダ史を考えるうえでも重要な作品です。

フィールドそのものが巨大な謎解き

本作ではダンジョンだけでなく、森、火山、砂漠といったフィールドでも多くの仕掛けを解きながら進みます。特に時空石を利用して古代と現在を局地的に切り替える仕組みは秀逸で、同じ場所が一瞬で全く異なる風景へ変化します。

他作品にない良さ

Wiiのモーション操作をもっとも大胆にゼルダへ取り込んだ作品であり、「Wiiで剣を振る」というハード発売当初から想像されていた夢を本格的に実現しました。操作への好みは分かれるものの、Wiiだからこそ成立した個性が非常に強く、10位としました。

[game-rank-10]

■ 11位 ドンキーコング リターンズ

発売情報

2010年12月9日発売。発売会社は任天堂、開発はRetro Studios、希望小売価格5,524円(税別)。スーパーファミコン時代に高い人気を誇った横スクロール型ドンキーコングを、現代的な演出と操作で復活させた作品です。

懐かしさと新鮮さの両立

タル大砲、トロッコ、KONGパネル、アニマルフレンドなどシリーズらしい要素を残しながら、背景から敵が飛び出す演出、奥行きを利用したステージ、崩壊していく地形などWii世代らしい表現を盛り込んでいます。

歯応えのある難易度

見た目は親しみやすいものの、後半になるとかなり難しくなります。特にトロッコやロケットバレルでは一瞬の判断が重要で、失敗を繰り返しながらパターンを覚える必要があります。そのぶんクリアできたときの達成感は大きく、昔ながらのアクションゲームらしい緊張感があります。

やり込み要素

KONGパネルやパズルピースの収集、タイムアタック、ミラーモードなど、通常クリア後にも大量の挑戦があります。完全攻略を狙うと難易度が跳ね上がり、初心者向けの見た目からは想像できないほど深い作品になります。

他のゲームにはない良いところ

手応えの強い2Dアクションを求めるプレイヤーにとって非常に満足度が高く、Wii後期の任天堂作品の完成度を象徴しています。協力プレイにも対応し、家族で遊ぶことも一人で極めることもできるため11位としました。

[game-rank-11]

■ 12位 星のカービィ Wii

発売情報

2011年10月27日発売。発売会社は任天堂、開発はHAL研究所、希望小売価格5,524円(税別)。最大4人同時プレイに対応した横スクロールアクションです。

王道カービィの集大成

吸い込み、コピー能力、ホバリングというシリーズの基本を丁寧に磨き直しながら、「スーパー能力」という派手な新システムを導入しました。巨大な剣や強烈な炎など、通常能力をはるかに超える力を使う場面では画面全体が豪快に変化します。

4人協力の魅力

カービィだけでなくメタナイト、デデデ大王、ワドルディを操作でき、それぞれの武器や得意分野が異なります。全員で同じ方向へ進むだけでも楽しく、アクションに慣れたプレイヤーが初心者を助けることもできます。

優しいだけではない難易度

通常クリアは比較的遊びやすい一方、エナジースフィアの完全収集、エクストラモード、強化されたボスなどへ挑戦すると難易度が上がります。「子ども向けだから簡単」という一面的な作りではなく、シリーズ経験者も満足できる内容です。

他のゲームにはない良いところ

かわいらしい世界観、分かりやすい操作、本格的なやり込み、4人協力をすべて高水準でまとめています。Wii後期のファミリー向けアクションとして非常に完成度が高く、現在でも遊びやすさがほとんど古びていない作品として12位です。

[game-rank-12]

■ 13位 モンスターハンター3(トライ)

発売情報

2009年8月1日発売。発売・開発はカプコン。通常版の希望小売価格は7,340円(税込)。据え置き機向けモンスターハンターの大型新作としてWiiへ投入されました。

水中戦という大胆な挑戦

本作最大の特徴は海中へ潜って大型モンスターと戦えることです。陸上では前後左右が中心だった移動に上下の概念が加わり、距離感や攻撃方向が大きく変化しました。看板モンスターのラギアクルスとの水中戦は本作を象徴する場面です。

狩猟生活そのものの魅力

巨大モンスターを倒すだけではなく、採取、採掘、釣り、料理、装備作成を繰り返しながら狩人として生活します。最初は太刀打ちできなかった相手でも、素材を集めて装備を強化し、攻撃パターンを覚えれば倒せるようになります。プレイヤー自身の知識が増えることも成長の一部です。

協力プレイ

オンライン環境では仲間と協力して強敵へ挑戦でき、役割を分担しながら狩猟する楽しさがありました。一人では苦戦するモンスターでも、複数人で連携すれば攻略法が変化します。

他作品にはない良さ

Wiiのユーザー層へ本格的な狩猟アクションを広げた重要作品であり、シリーズの世界観やモンスター設計を大きく発展させました。水中戦という独自性も含め、今でもシリーズ史で語られるため13位です。

[game-rank-13]

■ 14位 バイオハザード4 Wii edition

発売情報

2007年5月31日発売。発売・開発はカプコン。希望小売価格4,800円(税別)。ゲームキューブ版を基礎に、Wiiリモコン操作へ対応した移植版です。

ポインター操作との抜群の相性

肩越し視点から銃を構える『バイオハザード4』と、画面へ直接照準を向けられるWiiリモコンは非常に相性が良く、敵の頭や足を素早く狙い分けられます。既存作品の単純移植でありながら、「この操作で遊ぶためにWii版を選ぶ」価値を生みました。

ホラーとアクションの絶妙な配分

敵に囲まれる恐怖、弾薬不足への不安を残しつつ、ショットガンやライフルを使って突破する爽快感があります。敵をひるませて蹴り飛ばすなど、従来バイオよりアクション性が大幅に高まりました。

資源管理の面白さ

弾薬、回復薬、武器、手榴弾をアタッシュケースへ収める必要があり、限られたスペースをどう使うか考える楽しさがあります。武器を強化するか、新しい銃へ買い替えるかという判断も攻略へ影響します。

他作品にない良さ

完成度の高い原作へ、Wiiの操作機能が本質的な改善を与えた珍しい例です。移植作品でありながらWiiを代表する一本として語られる理由が明確であり、14位としました。

[game-rank-14]

■ 15位 みんなのリズム天国

発売情報

2011年7月21日発売。発売会社は任天堂。希望小売価格5,524円(税別)。50種類以上のリズムゲームを収録しています。

画面より耳を頼りにする音楽ゲーム

一般的な音楽ゲームでは画面上のマーカーを見ながら入力しますが、本作では音を聞き、身体でテンポを感じることが重要です。操作も基本的にAボタンとA+Bという非常に単純な構成で、複雑な入力技術を必要としません。

独特のユーモア

レスラーへのインタビュー、動物のバドミントン、不思議な工場など、状況だけを見ると意味不明なミニゲームが多いのも魅力です。しかし音楽と映像が完璧に同期しているため、遊び始めると自然にルールを理解できます。

簡単そうで難しい

ボタン数が少ないから簡単とは限りません。裏拍、テンポ変化、わずかな「間」などを正確に感じ取る必要があり、パーフェクトを狙うと高度な集中力を要求されます。

他のゲームにはない良いところ

ゲーム操作の複雑さを極限まで減らし、「リズムに乗る」という一点へ面白さを集中しています。動画を見ただけでも楽しさが伝わりやすく、発売後もネット上で話題になり続けた作品として15位にしました。

[game-rank-15]

■ 16位 スーパーペーパーマリオ

発売情報

2007年4月19日発売。発売会社は任天堂、開発はインテリジェントシステムズ、希望小売価格5,524円(税別)。アクションとRPG的要素を組み合わせた作品です。

2Dから3Dへ切り替える発想

横スクロール画面では壁に見える場所も、視点を3Dへ切り替えると実は横を通れることがあります。二次元では重なっている敵も三次元では奥行き方向へ離れているなど、「世界の見方を変えると答えが見える」仕組みがゲーム全体へ使われています。

個性的な物語

ノワール伯爵を中心に展開する物語は、マリオらしいギャグを持ちながら後半ほどシリアスになります。登場人物の過去や感情が丁寧に描かれ、ペーパーマリオシリーズの中でも物語面を高く評価するユーザーが多い作品です。

4人の操作キャラクター

マリオだけでなくピーチ、クッパ、ルイージを切り替え、それぞれの特殊能力で謎を解きます。キャラクターが増えるほど過去の場所でできることも増え、探索する楽しみが広がります。

他作品にない良さ

マリオという親しみやすい素材を使いながら、かなり実験的なゲームデザインと物語を組み合わせています。一般的な2DマリオでもRPGでもない独特な立ち位置があり、熱心な支持が続いているため16位です。

[game-rank-16]

■ 17位 ファイアーエムブレム 暁の女神

発売情報

2007年2月22日発売。発売会社は任天堂、開発はインテリジェントシステムズ。希望小売価格6,476円(税別)。ゲームキューブ『蒼炎の軌跡』の物語を受け継ぐシミュレーションRPGです。

複数勢力から描く壮大な戦争

一人の主人公だけを追い続けるのではなく、ミカヤやアイクをはじめ異なる立場の人物を操作します。ある章では味方だった勢力が別の視点では敵になることもあり、単純な善悪では説明できない戦争を描いています。

高い戦略性

地形、高低差、武器相性、ユニット能力、移動距離など多くの要素を考えながら一手ずつ進めます。小さな判断ミスが大きな損失へつながるため、慎重に考える面白さがあります。

大量のキャラクター

仲間になるユニットが非常に多く、誰を育てるかによって部隊の個性が変わります。お気に入りの人物をあえて主力にする楽しみもあり、プレイヤーによって攻略過程が大きく異なります。

他作品にはない良さ

Wiiのファミリー向けイメージとは対照的な、重厚で長時間向けの戦略作品です。前作から続く人物関係まで含めるとシリーズでも最大級の物語規模を持ち、コアなファンから長く支持されているため17位としました。

[game-rank-17]

■ 18位 メトロイドプライム3 コラプション

発売情報

2008年3月6日発売。発売会社は任天堂、開発はRetro Studios、希望小売価格6,476円(税別)。主観視点で探索と戦闘を行うファーストパーソンアドベンチャーです。

Wiiリモコンを照準装置として最大活用

ヌンチャクで移動し、Wiiリモコンで画面を指して照準を合わせる方式によって、FPSに近い感覚の操作を家庭用ゲーム機で実現しました。敵へ素早く照準を移動できるため、アームキャノンを自分の手で動かしているような感覚があります。

探索が中心のゲームデザイン

単なるシューティングではなく、惑星を探索し、装備を獲得し、以前通れなかった場所へ戻ることが重要です。ミサイルや特殊能力を手に入れるたびに世界の見え方が変化します。

孤独感とSF世界

広大な宇宙施設を一人で探索する静けさがあり、敵と戦っていない時間にも独特の緊張感があります。スキャンによって遺跡や生命体の情報を読み取ることで、世界の背景を自分で調べる楽しみがあります。

他作品にない良さ

ポインター操作を単なるミニゲームではなく、本格的な一人称視点アドベンチャーへ使った代表例です。Wiiのコア向けタイトルを語るうえで外せないため18位です。

[game-rank-18]

■ 19位 Wii Party

発売情報

2010年7月8日発売。発売会社は任天堂、開発はNDキューブを中心とするチーム。希望小売価格4,571円(税別)。80種類以上のミニゲームを収録しています。

Miiが主役になるパーティゲーム

有名キャラクターではなく、自分や家族が作ったMiiが主役になります。家族そっくりのMiiが勝ったり転んだりするだけでも笑いが生まれ、ゲーム内容以上に参加者自身が中心になるところが魅力です。

テレビの外まで利用する発想

Wiiリモコンを実際の部屋へ隠して音を頼りに探すなど、テレビ画面の外まで遊び場へ変えるモードがあります。ゲーム機のコントローラーを画面操作の装置ではなく、直接遊ぶ道具へ変えました。

初心者と上級者が遊びやすい

短時間で理解できるミニゲームが多く、初めて遊ぶ人でも参加できます。運が絡むゲームもあるため実力差が固定化されにくく、パーティゲームとして重要な「全員が最後まで楽しめる」設計になっています。

他作品にない良さ

マリオなどのキャラクター人気に頼らず、「一緒に遊んでいる人間そのもの」をゲームの魅力へ変えました。人が集まったときのWiiらしい一本として19位です。

[game-rank-19]

■ 20位 街へいこうよ どうぶつの森

発売情報

2008年11月20日発売。発売・開発は任天堂。ソフト単品の希望小売価格は5,524円(税別)。Wiiスピーク同梱版も用意されました。

村で暮らすというゲーム

魚釣り、虫取り、化石集め、家具集め、住民との会話などを自分のペースで楽しみます。明確な最終目的を急いで達成するのではなく、毎日の小さな出来事を楽しむことが中心です。

現実時間と連動する面白さ

朝と夜、季節、イベントが現実の時間と連動するため、長期間プレイするほど村への愛着が増します。久しぶりに起動すると住民から声をかけられるなど、ゲームをしていなかった時間まで世界の変化へ反映されます。

街へのお出かけ

村からバスに乗って街へ行くと、村には存在しない施設やショップを利用できます。「静かな村」と「にぎやかな街」を往復することで生活感が広がりました。

他作品にない良さ

戦いや競争ではなく、自分だけの生活を作ることそのものを楽しめます。Wiiの幅広い年齢層と非常に相性が良く、シリーズを家庭で遊んだ思い出を持つ人も多いため20位です。

[game-rank-20]

■ 21位 マリオパーティ8

発売情報

2007年7月26日発売。発売会社は任天堂、開発はハドソン、希望小売価格5,524円(税別)。最大4人で楽しめるパーティゲームです。

Wiiリモコンとミニゲームの相性

振る、回す、画面を指すなど、Wiiリモコンの特徴を短いミニゲームへ分かりやすく落とし込んでいます。操作説明を聞いた直後から参加できるゲームが多く、Wiiを初めて触る人でも遊びやすい構成です。

ボードゲームの盛り上がり

サイコロを振り、マスを進み、スターを集める基本はシリーズ伝統のものです。途中のアイテムやイベントによって大きく順位が変わるため、終盤まで勝負が分かりません。

他作品にない良さ

実力だけでなく運も大きく影響するため、ゲームが得意な人だけが勝ち続ける状況になりにくいところが特徴です。家族や友人との思い出作りに強い作品として21位にしました。

[game-rank-21]

■ 22位 ノーモア★ヒーローズ

発売情報

2007年12月6日発売。発売元はマーベラスエンターテイメント、開発はグラスホッパー・マニファクチュア。発売当時の希望小売価格は7,140円(税込)。

Wiiのイメージを裏切る異色作

主人公トラヴィス・タッチダウンはアニメやゲームが好きなオタク気質の殺し屋で、全米殺し屋ランキング1位を目指します。家族向けの明るいイメージが強かったWiiで、暴力表現、ブラックユーモア、奇抜な物語を前面に押し出した点が非常に異色でした。

ビーム・カタナの操作

戦闘ではWiiリモコンを利用し、ビーム・カタナで敵を斬ります。通常攻撃をすべて振り操作にせず、要所で体感操作を使うことで爽快感を高めています。

個性的すぎる敵キャラクター

ランキング上位の殺し屋は全員が強烈な個性を持ち、単なるボスではなく短編映画の主人公のような背景があります。次にどんな敵が出てくるのか分からないことが大きな魅力です。

他作品にない良さ

一般的なWii作品とはまったく異なる方向からハードの魅力を引き出しました。須田剛一氏らしい映像表現、音楽、会話が強烈な個性を生み、万人向けではない代わりに熱狂的なファンを持つ一本として22位です。

[game-rank-22]

■ 23位 朧村正

発売情報

2009年4月9日発売。発売元はマーベラスエンターテイメント、開発はヴァニラウェア。希望小売価格は7,140円(税込)。

動く日本画のような映像

最大の特徴は圧倒的な2D美術です。月夜、竹林、雪景色、城下町、海岸、妖怪などが緻密な手描き風グラフィックで描かれ、画面のどこを切り取っても絵画のような美しさがあります。

高速剣戟アクション

百姫と鬼助を操作し、刀を切り替えながら大量の敵を斬ります。空中へ打ち上げた敵を追撃し、連続攻撃をつなげる爽快感があり、美しい映像を眺めるだけの作品ではありません。

108本の妖刀

多くの刀を作成・収集し、それぞれ異なる奥義を利用できます。武器集めが攻略とやり込みの両方へ結び付いています。

他作品にない良さ

和食、温泉、妖怪、剣豪、神話など日本的要素を徹底的にゲームへ落とし込み、独自の世界を作っています。3Dゲーム全盛期に2D表現の可能性を改めて示した作品として23位です。

[game-rank-23]

■ 24位 タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES

発売情報

2008年12月11日発売。発売元はカプコン、開発はエイティングを中心とするチーム。発売当時の希望小売価格は7,340円(税込)でした。

夢のクロスオーバー

科学忍者隊ガッチャマン、キャシャーン、ヤッターマンなどタツノコプロのヒーローと、ストリートファイター、ロックマン、ビューティフル ジョーなどカプコンのキャラクターが戦います。世代も作品ジャンルも違うキャラクターが同じ画面へ並ぶだけで大きな魅力があります。

派手で分かりやすい格闘ゲーム

空中コンボや派手な必殺技を持ちながら、操作を比較的分かりやすく整理しているため、本格格闘ゲーム初心者でも楽しみやすくなっています。

巨大キャラクターまで参戦

通常の対戦格闘ゲームでは難しいサイズ差を持つキャラクターまで登場し、クロスオーバー作品らしい大胆さがあります。

他作品にない良さ

権利関係も含めて同じ組み合わせを再現することが簡単ではなく、Wii時代だから実現した特別感があります。対戦ゲームとしての完成度とキャラクター祭りの楽しさを両立した一本として24位です。

[game-rank-24]

■ 25位 大神

発売情報

Wii版は2009年10月15日にカプコンから発売。オリジナルはClover Studioが制作し、Wii版ではポインター操作を生かした調整が行われました。希望小売価格は3,800円(税別)。

日本神話を題材にした世界

主人公は白狼の姿をした大神アマテラス。荒れ果てた大地を旅しながら、失われた自然を取り戻していきます。走った場所に草花が広がり、枯れ木へ花を咲かせるなど、世界を美しくすること自体がゲームの快感になっています。

筆しらべとWii操作

画面上へ線や円を描く「筆しらべ」は、Wiiリモコンのポインターと相性が良好です。横線で物を切り、円を描いて花を咲かせるなど、プレイヤーが実際に筆を動かして奇跡を起こす感覚があります。

物語とキャラクター

イッスンをはじめ個性的な登場人物が多く、神話を題材にしながら堅苦しくない物語が展開します。笑いと感動のバランスも高く評価されています。

他作品にない良さ

水墨画風の映像、神話、自然再生、筆操作を一つのゲームシステムへまとめた独創性があります。移植作品でありながらWiiとの相性が非常に良いため25位です。

[game-rank-25]

■ 26位 ソニック カラーズ

発売情報

2010年11月18日発売。発売・開発はセガ/ソニックチーム。Wii版の希望小売価格は5,800円(税別)。

高速アクションの気持ちよさ

ソニックらしいスピード感を前面に押し出し、巨大な宇宙遊園地を駆け抜けます。3D区間と2D区間を切り替えながら進むため、高速で走る爽快感と精密ジャンプの両方を楽しめます。

ウィスプとカラーパワー

宇宙人ウィスプの力によってロケットやドリルなどへ変化し、通常の走行では通れないルートへ進めます。同じステージでも能力を利用すると新しい道を発見でき、繰り返し遊ぶ意味があります。

明るく華やかな世界

遊園地、宇宙、スイーツなどを思わせるステージが多く、カラフルな映像とテンポの速い音楽がソニックのスピード感を引き立てています。

他作品にない良さ

高速移動の爽快感を守りながら、探索と能力利用の楽しさを追加したことで、シリーズ初心者にも入りやすい作品になりました。後年にリマスターされるほど長期評価も高く、26位です。

[game-rank-26]

■ 27位 おどる メイド イン ワリオ

発売情報

2006年12月2日、Wii本体と同時発売。発売会社は任天堂。開発には任天堂、インテリジェントシステムズなどが参加し、希望小売価格は5,524円(税別)でした。

Wiiリモコンそのものを遊びへ変えた作品

「正面に構える」「腰に当てる」「頭の上へ持つ」など、毎回指定される“作法”に従ってWiiリモコンを持ち、数秒で終わるプチゲームへ挑戦します。

失敗が笑いになる

突然意味不明な指示を出され、慌てて身体を動かすため、プレイヤー本人の姿を見ることも楽しさの一部です。成功しても失敗しても笑いが起こりやすい設計です。

テンポの良さ

一つのゲームが非常に短く、考えている暇はほとんどありません。直感と反射で行動し、次のゲームへ連続して進みます。この高速テンポがワリオシリーズ独特の中毒性を生みます。

他作品にない良さ

Wiiリモコンの機能紹介そのものを一つのパーティゲームへ仕立て上げました。発売初期のWiiの新鮮さを最も直接的に味わえる一本として27位です。

[game-rank-27]

■ 28位 THE LAST STORY

発売情報

2011年1月27日発売。発売会社は任天堂。ミストウォーカーとAQインタラクティブなどを中心に開発され、坂口博信氏がディレクターを担当。希望小売価格6,476円(税別)でした。

リアルタイム戦闘への挑戦

敵の注意を自分へ引きつける「ギャザリング」、遮蔽物の利用、仲間が作った魔法陣の拡散など、一般的なコマンドRPGとは異なる戦術的なリアルタイム戦闘を採用しています。

傭兵たちの人間ドラマ

主人公エルザを中心に、騎士になることを夢見る傭兵たちの生活を描きます。壮大な世界を救う話だけでなく、仲間同士の軽口、酒場での会話など日常的な場面が多く、人間関係へ愛着を持ちやすい作品です。

コンパクトにまとめられた世界

極端に巨大なオープンワールドではなく、ルリ島を中心とした密度の高い構成です。そのため街の住民や場所へ馴染みやすく、拠点へ帰ってくる安心感があります。

他作品にない良さ

Wii後期に登場したこともあって知名度では大作に及びませんが、戦闘、音楽、物語に独自の魅力を持つ作品です。Wiiの隠れた大型RPGとして現在も支持されるため28位です。

[game-rank-28]

■ 29位 毛糸のカービィ

発売情報

2010年10月14日発売。発売会社は任天堂、開発はグッド・フィールを中心としHAL研究所も関わっています。希望小売価格は5,524円(税別)。

すべてを毛糸と布で表現した世界

カービィ、敵、建物、背景まで毛糸や布で作られたように表現されます。ただ見た目を変えただけではなく、布を引っ張ると地形が縮み、ファスナーを開くと隠し通路が現れるなど、素材そのものが仕掛けになっています。

初心者に優しい設計

通常のカービィとは異なり吸い込みやコピー能力よりも、毛糸を使った攻撃と変形が中心です。ダメージを受けても即座にゲームオーバーになりにくく、アクションが苦手な人でも最後まで進みやすくなっています。

やり込み要素

ステージ内でビーズを集め、家具やアイテムを探し、評価を高めようとすると難易度が上がります。単にクリアする場合と完全収集を狙う場合で遊び方が変化します。

他作品にない良さ

ゲームシステム、美術、音楽のすべてが「手芸の世界」という一つのテーマへ統一されています。かわいらしさとゲームとしての工夫を高い水準で両立しているため29位に選出しました。

[game-rank-29]

■ 30位 罪と罰 宇宙の後継者

発売情報

2009年10月29日発売。発売会社は任天堂、開発はトレジャー。Wiiリモコンのポインターとヌンチャクを組み合わせて操作するアクションシューティングです。

圧倒的なスピード感

プレイヤーは高速で移動しながら画面内の敵をポインターで狙います。地上戦、空中戦、横スクロール、奥行き方向への移動など場面が次々に切り替わり、息をつく暇がありません。

トレジャーらしいボス戦

巨大ボスは単に攻撃力や体力が高いだけでなく、戦闘ルールそのものを変えるような攻撃を行います。初見では何が起きているのか分からないほど派手ですが、何度も挑戦すると安全地帯や攻撃タイミングが見えるようになります。

スコアアタックの奥深さ

クリアするだけなら一つの目標ですが、効率よく敵を倒し、高得点を狙うとまったく違うゲームになります。上級者は何度も同じステージへ挑戦し、プレイを洗練できます。

他作品にない良さ

Wiiリモコンのポインター操作を極めて高速なシューティングへ活用した作品は多くありません。販売規模では上位タイトルほど巨大ではないものの、純粋なゲーム性の高さと独自性を評価し、コア向けの隠れた名作として30位に選出しました。

[game-rank-30]

■ まとめ

30作品から分かるWiiというゲーム機の本当の魅力

Wiiのゲームを振り返ると、このハードが単純な「体感ゲーム機」ではなかったことがよく分かります。確かに『Wii Sports』『Wii Sports Resort』『おどる メイド イン ワリオ』のようにWiiリモコンの動きを直接遊びへ結び付けた作品は大きな成功を収めました。しかし同時に、『スーパーマリオギャラクシー』のような世界最高峰クラスの3Dアクション、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のような大規模アドベンチャー、『ゼノブレイド』のような100時間規模で遊べるRPG、『ファイアーエムブレム 暁の女神』のような硬派なシミュレーションまで揃っていました。ライトユーザーとコアユーザーの双方へ異なる遊び方を提供できたことが、Wiiのソフトラインアップ最大の強みです。

Wiiが変えたコントローラーの考え方

それ以前の家庭用ゲームでは、新しい作品が登場するたびにボタン数や操作方法が増えていく傾向がありました。Wiiはその流れに対して「手を動かす」「画面を指す」「傾ける」という、人間が直感的に理解できる操作を持ち込みました。『Wii Sports』でラケットのように振り、『マリオカートWii』でハンドルのように傾け、『メトロイドプライム3』や『バイオハザード4 Wii edition』では照準装置として利用する。同じコントローラーでありながら、ソフトによって全く異なる道具へ変化したことがWiiリモコンの面白さでした。

体感操作だけに頼らなかった名作が強い

今回のランキング上位を見ると、長期間評価されている作品ほど「Wiiリモコンを使うことそのもの」だけを売りにしていないことにも気付きます。『スーパーマリオギャラクシー』は重力を利用したステージ設計そのものが優れており、『ゼノブレイド』はフィールドと物語、『トワイライトプリンセス』は探索とダンジョン、『スマブラX』は圧倒的なキャラクターとコンテンツ量という普遍的な強さがあります。体感操作はあくまで面白さを補強する手段であり、土台となるゲーム部分がしっかり作られているからこそ、発売から長い年月が経っても遊ぶ価値が残っています。

家族で遊ぶゲームと一人で没頭するゲームの共存

Wiiはリビングに置かれるゲーム機として非常に強い存在でした。『Wii Party』『マリオパーティ8』『New スーパーマリオブラザーズ Wii』『マリオカートWii』などは複数人で遊ぶほど面白さが増します。一方、家族や友人が帰ったあとには『ゼノブレイド』『大神』『メトロイドプライム3』『THE LAST STORY』のような一人用作品へじっくり没頭できます。この「みんなで遊ぶ時間」と「一人で世界へ入り込む時間」を一台で自然に切り替えられる幅の広さは、Wiiの大きな魅力でした。

販売本数だけでは分からない名作の存在

ランキング後半には『朧村正』『ノーモア★ヒーローズ』『罪と罰 宇宙の後継者』『THE LAST STORY』など、世界的な超大ヒットとはいえなくても熱心な支持を受け続けているタイトルを入れています。人気ランキングを販売本数だけで決めてしまうと、こうした作品の価値が見えにくくなります。Wiiには大衆的な人気作と、特定の層へ深く刺さるコア作品が同時に存在していました。この多様性こそ、現在中古ソフトを探して遊ぶ面白さにもつながっています。

今からWiiを遊ぶ価値

現在では高性能なゲーム機や携帯できるハードが当たり前となりました。それでもWiiには、現在のゲーム機では意外と代わりが見つからない作品があります。Wiiリモコンによる独特の照準操作、Wiiモーションプラスを利用したチャンバラ、家族全員でMiiを使って遊ぶパーティゲームなどは、単に画質を高くしただけでは再現できません。現在遊ぶ場合にはオンラインサービス終了など当時と条件が異なる作品もありますが、一人用・ローカル対戦を中心とするタイトルの多くは今でも十分に楽しめます。

今回の独自ランキングの総評

今回のランキングでは単純な国内販売本数だけではなく、発売当時の話題性、インターネット上で現在まで語られる頻度、Wiiというハードの特徴をどれだけ生かしたか、ゲームとしての完成度、シリーズや後続作品へ与えた影響、今から遊んだ場合の面白さを総合的に考慮しました。その結果、1位を『スーパーマリオギャラクシー』、2位を『マリオカートWii』、3位を『大乱闘スマッシュブラザーズX』、4位を『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』、5位を『ゼノブレイド』としています。この上位5作品だけを見ても、3Dアクション、レース、対戦アクション、アドベンチャー、RPGとジャンルがすべて異なります。特定ジャンルだけが強いゲーム機ではなかったことがよく分かります。

Wiiという時代を象徴する30作品

2006年に登場したWiiは、性能競争とは別の方向から家庭用ゲームの可能性を広げました。ゲーム好きだけでなく、子ども、親、祖父母、普段コントローラーを握らない人まで同じテレビの前へ集め、「ゲームは難しいもの」という先入観を大きく変えました。その一方で、昔からゲームを遊んできたユーザーへ向けても本格的なアクション、RPG、戦略ゲーム、シューティングを提供しました。だからこそWiiの名作を振り返ることは、単なる懐古ではありません。「誰にでも分かる操作とは何か」「家族で遊べるゲームとは何か」「体感操作を本当の面白さへどう結び付けるか」という、現在のゲームにも通じるテーマを見直すことにつながります。今回紹介した30作品は、それぞれ異なる方法でその答えを示したタイトルです。Wiiをこれから中古で遊び直す場合も、当時遊んだ思い出を振り返る場合も、この30本を中心に探せば、ハードが持っていた幅広い魅力をかなり深く味わえるでしょう。

[game-11]

■ 楽天のリアルタイム売れ筋人気ランキングをチェック♪

[game-sita]