アニメキャラクターの独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
人気の理由や関連商品の紹介もあります♪
- ■ 1位 キリト/桐ヶ谷和人【ソードアート・オンラインII】
- ■ 2位 結城明日奈/アスナ【ソードアート・オンラインII】
- ■ 3位 金木研【東京喰種トーキョーグール】
- ■ 4位 リヴァイ【進撃の巨人 悔いなき選択】
- ■ 5位 シノン/朝田詩乃【ソードアート・オンラインII】
- ■ 6位 七瀬遙【Free!-Eternal Summer-】
- ■ 7位 橘真琴【Free!-Eternal Summer-】
- ■ 8位 空条承太郎【ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】
- ■ 9位 遠坂凛【Fate/stay night [Unlimited Blade Works]】
- ■ 10位 香風智乃/チノ【ご注文はうさぎですか?】
- ■ 11位 日向翔陽【ハイキュー!!】
- ■ 12位 影山飛雄【ハイキュー!!】
- ■ 13位 司波達也【魔法科高校の劣等生】
- ■ 14位 宮園かをり【四月は君の嘘】
- ■ 15位 夜ト【ノラガミ】
- ■ 16位 空【ノーゲーム・ノーライフ】
- ■ 17位 白【ノーゲーム・ノーライフ】
- ■ 18位 桐崎千棘【ニセコイ】
- ■ 19位 小野寺小咲【ニセコイ】
- ■ 20位 西木野真姫【ラブライブ!2期】
- ■ 21位 矢澤にこ【ラブライブ!2期】
- ■ 22位 松岡凛【Free!-Eternal Summer-】
- ■ 23位 佐倉千代【月刊少女野崎くん】
- ■ 24位 ユウキ/紺野木綿季【ソードアート・オンラインII】
- ■ 25位 荒北靖友【弱虫ペダル】
- ■ 26位 鬼灯【鬼灯の冷徹】
- ■ 27位 保登心愛/ココア【ご注文はうさぎですか?】
- ■ 28位 纏流子【キルラキル】
- ■ 29位 常守朱【PSYCHO-PASS サイコパス 2】
- ■ 30位 コックリさん【繰繰れ!コックリさん】
- ■ まとめ
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■ 1位 キリト/桐ヶ谷和人【ソードアート・オンラインII】
2014年を象徴する圧倒的な知名度を持った主人公
独自ランキング第1位は『ソードアート・オンラインII』の主人公であるキリトこと桐ヶ谷和人。2012年の第1期ですでに高い人気を得ていたキリトだが、2014年の第2期ではGGOを舞台としたファントム・バレット編を中心に、それまでとは違った魅力を強く打ち出した。SAO時代の黒いコートと片手剣による近接戦闘とは異なり、銃器が中心となるGGOでも光剣を選び、飛んでくる弾丸を斬り払って接近するという独特の戦闘方法を披露する。そのスタイルは「剣士が銃の世界へ飛び込んだらどうなるのか」という視覚的な面白さに直結しており、アニメ映像でも非常に印象的だった。
キリトが長く支持されている理由は、単なる無敵主人公では説明しきれない。非常に高い戦闘技術を持つ一方で、SAO事件で経験した戦いと死に対する記憶を抱えており、自分の判断が正しかったのかを心のどこかで引きずっている。GGOではシノンこと朝田詩乃が過去の事件によって銃への恐怖を抱えていることを知り、自分自身も他人を傷つけた経験から完全には立ち直れていないことを思い出す。二人の交流によって、キリトは「どんな状況でも勝ってしまう人物」ではなく、「強く見えても傷を抱え、それでも前へ進もうとしている人物」として描かれた。
アスナとの関係や仲間への思いやりも人気を支える
アスナとの恋愛関係が物語の早い段階から明確に成立している点も、キリトという主人公の特徴である。多くの作品では主人公とヒロインの関係が長期間曖昧に保たれるが、キリトとアスナはすでに深い絆を築いた状態から新しい物語へ進む。このため、視聴者は「誰と結ばれるのか」という部分だけでなく、二人が困難を乗り越えながら関係を維持していく姿を楽しめる。さらにリーファ、シノン、ユイ、クライン、エギルなど多くの仲間との関係もあり、キリトの周囲に形成された人間関係全体が作品人気を支えている。
普段は比較的冷静で口数も多くないが、大切な人物が危険にさらされれば大胆な行動に出るところも人気の理由である。危険を承知で戦場へ飛び込み、自分ができることを最大限に行うというヒーロー性は分かりやすく、若い視聴者から強い憧れを集めた。また黒を基本色とした衣装はキャラクターとして非常に覚えやすく、シルエットだけでもキリトだと判断できるほど完成度が高い。
関連商品はフィギュアからアパレルまで非常に幅広い
キリトの関連商品は、2014年キャラクターの中でも最上位クラスの種類を誇る。代表的なのがスケールフィギュア、可動フィギュア、デフォルメフィギュアである。SAO時代の黒衣姿、GGOアバター、ALOでの姿、その後のシリーズ衣装など複数の外見が存在するため、同じキャラクターでも異なる時期の商品を集める楽しみがある。二刀流を再現した造形、エリュシデータなどの武器を持たせた造形、GGOで光剣を構える姿など、戦闘スタイルの違いがそのまま立体商品のバリエーションにつながっている。
さらにアクリルスタンド、缶バッジ、ラバーストラップ、クリアファイル、ポスター、タペストリー、カード、ぬいぐるみなど定番キャラクターグッズも大量に存在する。黒を基調としたデザインは日常用品とも合わせやすく、Tシャツ、パーカー、財布、バッグ、腕時計、アクセサリー、スマートフォン関連用品などにも展開しやすい。アスナとのペア商品やウェディング風デザイン、記念イラストを使用した商品にも人気があり、単体収集だけでなく二人を並べる楽しみも大きい。長期間にわたり新商品が作られるキャラクターであることから、2014年当時の勢いと後年の人気を総合すれば、第1位にふさわしい存在といえる。
[anime-rank-1]■ 2位 結城明日奈/アスナ【ソードアート・オンラインII】
戦うヒロインと一人の少女という二つの魅力
第2位は『ソードアート・オンライン』シリーズの代表的ヒロイン、アスナこと結城明日奈。第1期ではSAO攻略組の中でもトップクラスの実力を誇る細剣使いとして強烈な存在感を示したが、『ソードアート・オンラインII』では戦闘能力だけではなく、アスナ自身の家族関係や進路、友人との絆にまで物語が踏み込んでいる。特にマザーズ・ロザリオ編では、キリトの恋人という役割から離れ、アスナ自身が物語の中心人物として描かれたことが大きい。
アスナは料理が得意で家庭的な一面を持ちながら、戦闘では極めて素早い剣技を披露する。そのため「優しいヒロイン」と「頼れる戦士」が無理なく同居している。守られるだけではなく自分から戦うことができる一方、家庭では母親との関係に悩み、自分の将来を自分で選ぶことが難しいと感じる場面もある。完璧に見える人物にも弱さや迷いがあるという構造によって、視聴者はアスナへ感情移入しやすくなっている。
ユウキとの友情によって人気がさらに深まった
2014年のアスナを語るうえで欠かせないのがユウキとの出会いである。圧倒的な剣技を持つユウキと戦い、彼女が率いるスリーピング・ナイツの仲間たちと交流することで、アスナは自分自身の生き方を改めて考えることになる。ユウキの事情を知った後も特別扱いするのではなく、一人の友人として向き合おうとする姿にはアスナの優しさが表れている。
キリトと並んだ時には安定した恋人としての魅力があり、ユウキと並んだ時には友情を大切にする少女としての魅力がある。家族との場面では悩みを抱える娘としての表情を見せ、戦闘では頼れる剣士へ変わる。この多面的な性格こそが、アスナが長年にわたり人気ヒロインとして残り続けた理由の一つである。
衣装違い商品が非常に多くコレクション性が高い
アスナはフィギュア化との相性が非常に良いキャラクターであり、関連商品の種類はシリーズ全体でも屈指である。SAO時代の血盟騎士団衣装、ALOでの衣装、ウンディーネとしての姿、制服、私服、水着、ドレス、和装、ウェディング風衣装など、非常に多くのデザインで商品化されてきた。細剣を構える戦闘ポーズのフィギュアは凛々しく、一方で日常シーンを再現したフィギュアでは柔らかな表情を楽しめるため、同じアスナでも商品ごとにまったく違った魅力がある。
アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、クリアファイル、ラバーストラップ、カード、ぬいぐるみ、クッション、バッグ、腕時計、ネックレスなども幅広い。アスナをイメージした赤や白の配色は商品として美しくまとめやすく、大人向けのファッション系コラボにも向いている。またキリトとアスナの二人をテーマにした商品は長期間高い需要があり、記念日系イラスト、ウェディングイメージ、日常デート風イラストなどさまざまな商品が登場している。単独ヒロインとしてもカップルの一人としても収集価値が高く、2014年を象徴する女性キャラクターといえる。
[anime-rank-2]■ 3位 金木研【東京喰種トーキョーグール】
普通の大学生から半喰種へ変わる過程が強烈
第3位は『東京喰種トーキョーグール』の主人公・金木研。2014年夏のテレビアニメ放送をきっかけに国内外で一気に知名度を高めたキャラクターである。もともとは本を読むことが好きな物静かな大学生で、争いを好む人物ではなかった。しかし神代利世との事件を境に喰種の臓器を移植され、人間でありながら喰種の能力を持つ半喰種となる。人間だった頃の倫理観を維持したまま、人間を食べなければ生きられない喰種の肉体へ変化してしまったことが、金木の最大の悲劇である。
金木の人気は、最初から強い主人公ではなかったことと深く関係している。突然異常な世界へ放り込まれ、自分の身体と価値観が崩れていくことへ恐怖し、苦悩する。視聴者は彼と一緒に喰種社会の仕組みを知り、「人間と喰種のどちらが正しいのか」という単純には答えられない問題に向き合うことになる。この構造によって金木は、単なるバトル作品の主人公ではなく、作品世界そのものを体験させる案内役にもなっている。
白髪への変化がアニメ史に残るほど強い印象を与えた
特に大きな人気を生んだのが、物語後半での外見と精神状態の変化である。苦痛と極限状態を経験した金木は、それまでの黒髪から白髪へ変化し、弱々しかった雰囲気から一転して冷静で凄みのある姿を見せるようになる。この白髪金木は作品を象徴するビジュアルとなり、アニメを詳しく知らない層にまで広く認識された。
黒い服、片目だけ赤く発光する赫眼、特徴的なマスク、赫子という要素がそろっており、キャラクターデザインとして非常に強い。黒髪時代と白髪時代を並べるだけでも人物の変化が伝わるため、イラスト、フィギュア、コスプレなど幅広い分野で人気が出やすい。苦痛を経験して強くなった一方、心の傷が消えたわけではないという複雑さも支持されている。
マスクと赫子を生かした立体商品に独特の魅力
金木の商品で最も象徴的なのは、口元を覆う特徴的な喰種用マスクである。キャラクターを代表する小道具として非常に完成度が高く、コスプレ用品、ディスプレー用品、アクセサリー的商品などさまざまな形で展開しやすい。フィギュアでは赫子を展開した戦闘姿が特に迫力があり、背中から伸びる造形によって一般的な人型フィギュアとは違うシルエットを楽しめる。
白髪版、黒髪版、その後の別衣装など外見の変化が多いため、複数のフィギュアを集めることで金木の物語そのものを再現できる。アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、Tシャツ、パーカー、スマートフォンケース、ポスターなども多く、黒・赤・白のカラーを生かしたスタイリッシュな商品が作られている。漫画原作イラストを使ったアート性の高い商品にも人気があり、アニメ版と原作版の両方を収集対象にできる点も強みである。
[anime-rank-3]■ 4位 リヴァイ【進撃の巨人 悔いなき選択】
圧倒的な戦闘能力と冷静さを兼ね備えた人類最強の兵士
第4位は『進撃の巨人』のリヴァイ。テレビアニメ第1期は2013年に放送されたが、2014年にはリヴァイの過去を描く『悔いなき選択』が映像化されており、OVA・OADを含む今回のランキング対象として重要な存在である。調査兵団の兵士長として卓越した戦闘能力を持ち、巨人を相手にしても驚異的な速度で立体機動装置を操る。小柄な体格から想像できない圧倒的な強さは初登場時から大きなインパクトを与えた。
リヴァイの人気は強さだけではない。感情を大げさに表さず、仲間の死を見ても冷静に次の判断を下さなければならない立場にある。決断には常に犠牲が付きまとい、自分が選んだ道が正しかったのかは誰にも分からない。それでも前へ進み続ける姿に大人の責任感があり、単純な熱血キャラクターとは違った格好良さがある。
『悔いなき選択』によって過去と人間性がさらに深まった
『悔いなき選択』では、調査兵団に入る以前のリヴァイが描かれる。本編では冷静で完成された兵士として登場する彼が、どのような環境で生き、どのような仲間と行動し、エルヴィンと出会ったことでどう変わっていったのかを知ることができる。この過去編によって、リヴァイが仲間や選択という言葉に対して特別な重みを持つ理由が見えやすくなった。
また極端な潔癖症という意外な特徴も人気を支えている。戦闘中は血まみれになるほど激しく戦うのに、日常では掃除に非常に厳しい。このギャップはキャラクター商品やコメディ系イラストでも頻繁に利用され、シリアスな作品の中で親しみやすさを生み出している。
立体機動装置を使用したフィギュアは圧巻
リヴァイはフィギュア化した際の見栄えが非常によい。立体機動装置を装着し、刃を両手に持って空中を飛ぶポーズは躍動感があり、エフェクトやワイヤー表現を加えた大型商品では特に迫力がある。可動フィギュアでは劇中の高速戦闘を再現でき、スケールフィギュアでは衣装や装備の細かな造形を楽しめる。
アクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイル、ぬいぐるみ、タオル、マグカップ、バッグ、腕時計、アクセサリー、パーカー、Tシャツなど商品カテゴリーも幅広い。掃除姿をテーマにした商品、紅茶を楽しむ姿、スーツや和装などの描き下ろし商品もあり、戦闘以外のリヴァイを集めることもできる。エルヴィンとのペア商品、調査兵団メンバーとの集合商品も人気が高く、国内だけでなく海外でも非常に強い商品需要を持つキャラクターである。
[anime-rank-4]■ 5位 シノン/朝田詩乃【ソードアート・オンラインII】
2014年に登場して一気にトップ級ヒロインへ成長
第5位は『ソードアート・オンラインII』のファントム・バレット編を代表するヒロイン、シノンこと朝田詩乃。青緑色の髪、猫を思わせる耳、長いマフラー、大型対物ライフルという特徴的な姿は初登場から非常に印象的で、放送開始直後から高い人気を集めた。GGOでは冷静な狙撃手として活動しており、遠距離から相手を確実に仕留める技術を持つ。その一方、現実世界の詩乃は過去に起きた事件によって銃を極端に恐れている。
仮想世界で強くなれば現実の自分も変われるのではないかと考え、GGOで戦い続けるという動機は非常に切実である。単にゲームが好きだから参加しているのではなく、自分の弱さと向き合うために戦っている。そのためシノンが敵を倒す場面には「ゲームで勝った」という意味だけでなく、「自分自身に負けたくない」という心理的な意味が重なっている。
キリトとの関係が成長物語をさらに印象的にした
GGOへ潜入してきたキリトとの関係も大きな魅力である。当初は互いの事情を知らずライバルとして接するが、デス・ガン事件を通して二人はそれぞれが過去に傷を抱えていることを知る。キリトの強さだけを見るのではなく、その裏側にある恐怖や後悔を知ったことでシノン自身も少しずつ変化していく。
クール系ヒロインでありながら感情を失っているわけではなく、悔しがったり、怒ったり、照れたりする姿も多い。戦闘時の格好良さと日常の少女らしさを両方楽しめるため、女性キャラクターとして非常に人気が安定している。
ヘカートIIを持ったフィギュアが最大の見どころ
シノン関連商品で特に魅力的なのは、大型ライフルを構えたフィギュアである。本人の身体ほどもある長大な武器を持つため、通常の女性キャラクターフィギュアとは違った迫力がある。伏せ撃ち姿勢、狙撃姿勢、立ち姿など商品ごとに構図が異なり、武器造形を楽しみたいコレクターにも人気が高い。
GGO衣装以外にもALO版、制服、私服、水着、ドレスなどが商品化され、アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、クリアファイル、抱き枕カバー、バッグ、腕時計、アクセサリーなども多数存在する。青系のイメージカラーと銃器を組み合わせたデザインはキャラクター性が明確で、複数商品を並べても統一感が出やすい。2014年に本格登場したヒロインとしては特に大きな成功を収めた一人である。
[anime-rank-5]■ 6位 七瀬遙【Free!-Eternal Summer-】
水への思いと進路への迷いが描かれた2014年の重要キャラクター
第6位は『Free!-Eternal Summer-』の七瀬遙。水泳に対して極めて純粋な思いを持ち、自由形を泳ぐことを何よりも好む。物静かで必要以上に感情を表へ出さないため、初めて見るとクールで近寄りにくい人物にも感じられる。しかし幼なじみの真琴や凛、後輩の渚や怜とのやり取りを見ると、実際には非常に仲間思いであることが分かる。
第2期となる『Eternal Summer』では高校卒業後の進路という現実的な問題が大きなテーマとなる。競泳選手として高い才能を持つため、周囲は遙が当然のように水泳を続けると考える。しかし本人は他人から将来を決められることに強い抵抗を感じ、自分が本当に何をしたいのか分からなくなる。この迷いが、ただ天才的に泳ぐだけだったキャラクターへ大きな人間味を与えた。
真琴や凛との関係性が人気を大きく押し上げた
真琴は幼い頃から遙の性格を理解する存在であり、凛は競泳への新しい視点を与えるライバルである。この二人との関係を通して、遙は自分の外側にある世界を徐々に意識する。特に海外を経験した凛と行動する場面では、競泳を職業や将来として考えるきっかけが生まれる。友情を中心に成長していくスポーツ作品らしい構成が、女性ファンだけでなく青春ドラマとして作品を見る層にも支持された。
水着から季節衣装までグッズ展開の幅が広い
遙関連の商品は競泳水着姿のフィギュア、デフォルメフィギュア、ぬいぐるみ、アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、ブロマイドなどが中心である。『Free!』シリーズは公式描き下ろしイラストが非常に多く、制服、ジャージ、私服、スーツ、和装、冬服、イベント衣装など本編では見られない姿の商品も充実している。
イメージカラーの青を利用した腕時計、バッグ、アクセサリー、財布、パスケースなど、普段使いしやすい商品も多い。真琴や凛とのセット商品、岩鳶高校水泳部をまとめた商品もあり、単独キャラクターを集めるだけでなく関係性をテーマにした収集も楽しめる。アニメシリーズが長期間展開されたことで新規商品が継続し、2014年だけの一時的な人気では終わらなかったことも評価できる。
[anime-rank-6]■ 7位 橘真琴【Free!-Eternal Summer-】
包容力と優しさが際立つ安心感のある人気キャラクター
第7位は橘真琴。長身で体格がよく、水泳では背泳ぎを得意とする一方、性格は非常に穏やかで仲間への気遣いを忘れない。個性的な人物が多い『Free!』の中で、自然と周囲をまとめる役割を担うことが多く、チームの精神的な支柱といえる存在である。遙とは幼い頃からの親友であり、言葉が少ない遙の感情を理解している数少ない人物でもある。
しかし真琴自身も完全に迷いがないわけではない。自分は遙と同じ道を歩み続けるのか、それとも別の将来を選ぶのかを考える必要があり、進路に悩む高校生としての姿も描かれた。この「頼られる人物にも自分自身の人生がある」という描写によって、単なる主人公の世話役に終わらない魅力が生まれている。
大きな体格と柔らかな性格のギャップも魅力
筋肉質でスポーツマンらしい身体を持ちながら、子どもや家族に優しく、ホラーなどを怖がる一面もある。こうしたギャップはキャラクター人気を高める重要な要素である。強い、優しい、面倒見がよいという分かりやすい魅力に加え、不器用さや怖がりな面を持つことで親しみやすさも生まれている。
柔らかな表情を生かしたぬいぐるみやアクリル商品が人気
真琴の商品では、競泳水着を再現したフィギュアだけでなく、ぬいぐるみ、マスコット、デフォルメフィギュアの人気も高い。穏やかな表情が特徴的なため、かわいらしいグッズへ落とし込んでもキャラクターの雰囲気を維持しやすい。アクリルスタンド、缶バッジ、ブロマイド、クリアファイル、タペストリーなどもイベントごとに数多く制作されている。
イメージカラーの緑を使用したバッグ、腕時計、アクセサリー、パスケースなども存在し、遙と対になるデザインの商品にも強い需要がある。二人を一緒に並べることで幼なじみの関係を表現できるため、セット収集を楽しむファンも多い。男性キャラクター商品が大きく盛り上がった2014年前後を象徴する一人である。
[anime-rank-7]■ 8位 空条承太郎【ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】
原作の伝説的人気キャラクターがテレビアニメで新世代にも浸透
第8位は『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の空条承太郎。漫画では以前から極めて知名度が高かったが、2014年のテレビアニメによって若い世代にも一気に存在感を広げた。学ランを思わせる衣装、帽子、鋭い目つき、大柄な身体というデザインだけでも十分に印象的だが、スタンド「スタープラチナ」を従えて戦う姿が加わることで圧倒的な格好良さを持つ。
承太郎は必要以上に喋らず、敵を前にしてもほとんど動揺しない。圧倒的な力で敵を倒すだけでなく、相手の能力を観察し、弱点を見抜き、心理的な駆け引きを利用する頭脳戦も得意である。そのため「力が強い主人公」でありながら戦闘展開が単調にならず、視聴者は毎回どのように逆転するのかを楽しめる。
無愛想に見えて家族や仲間への情が深い
普段の言葉遣いは乱暴で感情表現も少ないが、母ホリィを救うため危険な旅へ出るなど、家族への思いは非常に強い。また旅を共にするジョセフ、花京院、ポルナレフ、アヴドゥル、イギーたちに対しても仲間として深い信頼を持つ。大げさに友情を語らず、行動で示すタイプであることが承太郎らしい。
スタープラチナと組み合わせたフィギュアが大きな魅力
承太郎の関連商品では可動フィギュアの人気が特に高い。本人だけでなくスタープラチナも一緒に展示することで、劇中のスタンド戦を立体的に再現できる。独特の立ち姿やポーズを取らせることもでき、ジョジョシリーズのフィギュアを複数集めることで対決シーンを再現する楽しみもある。
アクリルスタンド、缶バッジ、ポスター、Tシャツ、パーカー、帽子、バッグ、腕時計、アクセサリーなども豊富で、スタンドや擬音をデザインへ取り入れた商品も多い。漫画版、テレビアニメ版、ゲーム版など異なるビジュアルの商品が存在するため、長年のファンほど収集対象が広がっていくキャラクターである。
[anime-rank-8]■ 9位 遠坂凛【Fate/stay night [Unlimited Blade Works]】
強気な魔術師と世話焼きな少女という絶妙な二面性
第9位は『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の遠坂凛。Fateシリーズを代表するヒロインの一人であり、2014年版アニメによって美しい映像とともに改めて注目を集めた。名門魔術師の家系に生まれた凛は優秀な魔術師で、学校では成績優秀な生徒として知られている。表面上は隙のない人物に見えるが、実際には意外と失敗も多く、世話焼きでお人好しなところがある。この落差が凛最大の魅力である。
戦闘では宝石魔術を使用し、状況判断にも優れている。聖杯戦争の参加者でありながら、ただ勝利のために他人を切り捨てるタイプではない。衛宮士郎に対して呆れながらも助けてしまい、アーチャーに対してもマスターとして真剣に向き合う。強気な言葉と優しい行動が一致しないことが多く、そこにツンデレ系ヒロインとしての魅力が生まれている。
UBWでは士郎とアーチャーとの関係が大きな見どころ
2014年版UBWでは凛が物語の中心ヒロインとして活躍するため、士郎との関係が丁寧に描かれる。また自分のサーヴァントであるアーチャーについても、単なる主従関係では終わらない重要な意味が生まれる。物語の核心に深く関わりながら、自分の考えを失わず行動し続ける姿が高い支持につながった。
赤と黒を基調とした関連商品は非常に映える
凛はフィギュア化との相性が非常に良い。赤いトップス、黒いスカート、黒いストッキングという代表的衣装だけでもキャラクター性が非常に分かりやすく、宝石魔術のエフェクトを加えた立体商品では戦闘時の魅力を再現できる。制服、水着、ドレス、和装など別衣装の商品も数多い。
アクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイル、タペストリー、キーホルダー、バッグ、財布、腕時計、アクセサリーなども長期間展開されている。宝石をイメージしたネックレスやリングなどは、作品を知らない人が見ても普通のファッションアイテムとして使用しやすい。Fateシリーズ自体の商品展開が非常に大きいため、放送から長い年月が経過しても新しい凛の商品に出会えることが大きな強みである。
[anime-rank-9]■ 10位 香風智乃/チノ【ご注文はうさぎですか?】
2014年の日常系・萌えキャラクターを代表する存在
第10位は『ご注文はうさぎですか?』の香風智乃、通称チノ。青い髪、小柄な体格、ラビットハウスの制服、頭の上に乗るティッピーという組み合わせは非常に覚えやすく、2014年のアニメ放送後に一気に高い知名度を獲得した。落ち着いた口調で感情を大きく表へ出さないため、一見すると年齢より大人びて見える。しかしココアたちと過ごす中で少しずつ表情が豊かになり、幼い部分や素直になれない一面が見えてくる。
『ごちうさ』は大きな事件が次々に起こる作品ではなく、喫茶店や学校での日常を楽しむ作品である。その中でチノは視聴者に落ち着きを与える中心人物であり、作品全体の柔らかな雰囲気を象徴している。ココアから積極的に「妹」として扱われると嫌そうな反応を見せながら、完全に拒絶しているわけではないという微妙な距離感も可愛らしい。
ティッピーとの組み合わせがキャラクター商品で大活躍
チノの魅力を商品化するうえで欠かせないのがティッピーである。頭に乗せたり、抱きかかえたりするだけで作品らしさが強くなり、フィギュアでもデフォルメ商品でも非常に映える。ラビットハウス制服のフィギュアはもちろん、水着、和装、ドレス、クリスマス、ハロウィンなどさまざまな衣装で商品化されている。
喫茶店モチーフの日用品も充実
アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、抱き枕カバー、クリアファイル、ぬいぐるみ、クッションなど一般的なキャラクター商品だけでなく、マグカップ、ティーカップ、コーヒー用品、コースターなど喫茶店作品らしいグッズも魅力である。青系のカラーを中心にした商品は部屋へ飾った時の統一感も出しやすく、「チノだけを集める」という単独コレクションにも向いている。放送から長い年月が経過しても新商品が作られ続けており、2014年の日常系ヒロインを代表する存在となった。
[anime-rank-10]■ 11位 日向翔陽【ハイキュー!!】
小さな身体で高い壁へ挑み続ける王道スポーツ主人公
第11位は『ハイキュー!!』の日向翔陽。バレーボール選手としては身長が低く、ネットの高さという絶対的な壁が存在する。しかし驚異的な跳躍力、反射神経、瞬発力を武器に、高身長の選手へ真っ向から挑む。日向の魅力は、「弱点があるから諦める」のではなく、「弱点があるならそれを補う方法を探す」という前向きな姿勢にある。
中学生時代は満足な練習環境すらなく、高校入学時点でも技術的には未熟だった。ところが影山飛雄と同じ烏野高校へ進学し、互いの能力を組み合わせた変人速攻を完成させることで、一気に攻撃の中心へ成長する。最初は敵同士だった二人が、喧嘩しながらも最高のコンビになっていく展開は作品の大きな魅力である。
明るさと負けず嫌いな性格が幅広い支持につながった
日向は感情表現が非常に分かりやすく、嬉しい時には全身で喜び、悔しい時には本気で落ち込む。その素直さが視聴者との距離を縮めている。また強豪選手と対戦すると怯えるより先に目を輝かせることが多く、「もっと強い相手と戦いたい」という競技者らしい好奇心も魅力的である。
背番号10と烏野カラーを利用した商品が人気
日向の関連商品では、烏野高校の黒とオレンジを使ったユニフォーム商品が代表的である。スパイクの瞬間やジャンプ姿を再現したフィギュアはスポーツアニメらしい躍動感があり、影山と並べることで変人速攻をイメージしたディスプレーも作れる。
アクリルスタンド、缶バッジ、ぬいぐるみ、ラバーストラップ、タオル、Tシャツ、ジャージ、バッグ、カード、キーホルダーなど商品数も多い。背番号10だけを使用したデザインなら日常でも使いやすく、スポーツブランド風の雰囲気を楽しめる。烏野高校全員を集めるトレーディング商品も多く、チームを丸ごと収集できる点も『ハイキュー!!』グッズの大きな魅力である。
[anime-rank-11]■ 12位 影山飛雄【ハイキュー!!】
天才セッターが仲間の力を生かす選手へ変化していく
第12位は影山飛雄。中学時代から突出した技術を持つ天才セッターだったが、自分の理想をチームメイトへ押し付けた結果、「コート上の王様」と呼ばれて孤立した経験を持つ。烏野高校で日向や先輩たちと出会い、セッターとは自分が目立つための役割ではなく、スパイカーの力を最大限に引き出す存在だと学んでいく。
影山は日向の驚異的な身体能力に合わせて非常に正確なトスを上げることができ、二人の変人速攻は『ハイキュー!!』を象徴する攻撃となった。しかし本当に重要なのは、影山が日向だけではなくチーム全員の特徴を考えながらトスを変えていくようになる点である。天才がさらに成長するために、他人を理解する必要があるという構造が面白い。
無愛想だがバレーボールへの情熱は極めて純粋
日常生活では不器用で、言葉遣いもあまり上手ではない。その一方、バレーのことになると驚くほど真剣で、練習を苦痛だとは感じていない。その純粋さが、クール系キャラクターでありながらどこか子どもらしい印象を与える。日向との口喧嘩も作品のコミカルな魅力になっている。
日向とのペアグッズは特にコレクション人気が高い
影山のフィギュアでは、トスを上げる瞬間を再現したポーズが非常に印象的である。日向のジャンプ姿と組み合わせれば、作品を象徴する攻撃場面を再現できる。制服、ジャージ、ユニフォーム、私服など衣装違いのアクリルスタンドやぬいぐるみも多数存在する。
背番号9を使ったタオル、Tシャツ、バッグ、キーホルダーなども人気があり、日向の10番とセットで所有する楽しみがある。烏野メンバーをそろえるシリーズ商品も多く、影山単体のファンだけでなくチーム箱推しのファンからも需要が高いキャラクターである。
[anime-rank-12]■ 13位 司波達也【魔法科高校の劣等生】
低評価の二科生という立場と規格外の実力との落差
第13位は『魔法科高校の劣等生』の司波達也。第一高校では実技評価の低い二科生として入学するが、実際には通常の魔法師では考えられないほど特殊な能力を持つ。戦闘、分析、魔法工学、戦術判断など多方面で圧倒的な能力を発揮しながら、学校の評価制度ではその本当の力が正しく測定されない。この「周囲の評価と実力が大きく違う」という構造が作品の爽快感につながっている。
達也は感情的に相手へ怒鳴ったり、自分の強さを自慢したりするタイプではない。多くの状況を冷静に分析し、最適な方法を選び、必要なら容赦なく行動する。そのため戦闘シーンでは相手が何をしても達也の方が一段上を行く安心感があり、最強主人公系の人気を大きく広げた。
妹・深雪との強い結びつきが作品独自の個性
司波深雪との関係は達也を語るうえで欠かせない。普段は感情表現が乏しい達也だが、深雪に対しては極めて強い保護意識を持つ。深雪側も兄へ絶対的な信頼を寄せており、二人の強い結びつきが作品全体の中心の一つとなっている。
制服・CAD・軍事的デザインを生かしたグッズが魅力
関連商品では第一高校の制服姿を中心としたフィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイル、キーホルダー、タペストリーなどが展開されている。深雪とのペア商品も多く、兄妹を並べて飾ることを想定したデザインに人気がある。
また作品内で重要な魔法補助端末CADや校章をイメージしたデザインは、腕時計、アクセサリー、バッグ、アパレルなどとの相性がよい。魔法ファンタジーでありながら近未来的な機械要素を持つ作品のため、一般的なファンタジーアニメとは違う商品デザインが楽しめる。シリーズの続編が長く制作されていることもあり、達也は2014年の一時的なブームだけで終わらない人気主人公となった。
[anime-rank-13]■ 14位 宮園かをり【四月は君の嘘】
明るいヴァイオリニストとして公生の世界を変える
第14位は『四月は君の嘘』の宮園かをり。ヴァイオリンを演奏する明るく自由奔放な少女であり、母の死をきっかけにピアノを弾けなくなっていた有馬公生を再び音楽の世界へ引き戻す重要人物である。楽譜を正確に再現することより、自分が感じた音楽を観客へ届けることを大切にする演奏スタイルは、厳しい教育によって正確さを求め続けてきた公生と正反対である。
かをりの存在によって、公生は「音楽は間違えてはいけないもの」という考え方から少しずつ解放されていく。彼女は強引に公生を伴奏者へ指名し、舞台へ引き上げ、再び人前で演奏するきっかけを作る。明るく騒がしいように見えるが、その行動には常に「今しかできないことをやりたい」という強い思いがある。
物語後半で明らかになる事情がキャラクターの印象を変える
物語が進むにつれて、かをりが抱えている身体の問題が徐々に明らかになる。前半では何気なく見えた笑顔や行動が、事情を知った後ではまったく違った意味を持って見える。その構成によって、視聴者の中には物語を見終えた後にもう一度最初から見直したくなる人も多い。
明るいヒロインとして登場しながら、限られた時間の中で精いっぱい生きようとする姿が強く記憶に残る。派手なバトル能力や特殊能力を持たなくても、物語全体へ大きな影響を与えた人物として非常に高い評価を受けている。
ヴァイオリンと桜を使った美しい商品が多い
かをりのフィギュアではヴァイオリンを演奏する姿が特に人気である。髪やドレスが動く造形、楽器の細かな再現など、音楽アニメならではの美しい立体物を楽しめる。制服、私服、ドレス姿を使用したアクリルスタンドやポスターも多く、作品の淡い色彩が商品デザインにも生かされている。
桜、楽譜、鍵盤、ヴァイオリンなどを組み合わせたタペストリー、クリアファイル、複製原画、アートボードなどはインテリアとして飾りやすい。作品そのものが感情と音楽を重視しているため、キャラクターグッズというより作品の思い出を残す記念品として所有したくなる商品が多いことが特徴である。
[anime-rank-14]■ 15位 夜ト【ノラガミ】
五円の依頼を受ける無名神という設定がユニーク
第15位は『ノラガミ』の夜ト。神様でありながら自分の神社を持たず、知名度もほとんどなく、電話番号を街中へ書き残しながら五円の賽銭で人々の依頼を引き受けている。ジャージ姿で町を歩き回る様子は、一般的な神様の荘厳なイメージとは正反対であり、このギャップが作品の入り口として非常に面白い。
普段は軽くて調子のよい人物に見えるが、戦闘時には雰囲気が一変する。神器を使って妖を斬り、過去には禍津神として血なまぐさい生き方をしていたことが示される。この明るさと暗さの落差が夜トを単なるギャグ主人公では終わらせていない。
ひよりと雪音との関係が疑似家族のような魅力を生む
壱岐ひより、雪音と三人で行動するようになることで、夜トには大きな変化が生まれる。神器である雪音が問題を起こした時にも簡単に見捨てず、苦しみながら向き合う。ひよりに対しても軽口を叩きながら大切に思っていることが分かり、三人の関係は次第に家族のような温かさを帯びていく。
五円玉や神器を使ったユニークなグッズも魅力
関連商品ではフィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイル、ラバーストラップ、タペストリーなどが中心である。青系ジャージは夜トの象徴であり、シンプルながらキャラクターを非常に識別しやすい。
五円玉をモチーフにしたチャーム、神社や神器を意識したアクセサリー、電話番号風のデザインなど作品設定を利用した商品も作りやすい。ひより、雪音と三人で並べた商品には物語上の意味もあり、単体グッズとは違った魅力がある。テレビアニメ終了後も続編を望む声が根強く、長期的なファン人気を持つキャラクターである。
[anime-rank-15]■ 16位 空【ノーゲーム・ノーライフ】
ゲームならば誰にも負けない頭脳派主人公
第16位は『ノーゲーム・ノーライフ』の空。妹の白と二人で伝説的ゲーマー「 」として活動しており、ネット上では無敗を誇る。しかし現実社会では対人関係を苦手とする引きこもりであり、異世界ディスボードへ召喚されて初めて、自分たちの能力を最大限に活用できる舞台を得る。
空が得意とするのは単純な計算だけではない。相手の心理、表情、発言、ルールの抜け穴などを読み、必要なら大胆なハッタリまで使用して勝利へ近づく。ゲーム開始時には不利に見えても、実はすでに相手の心理を利用する準備を進めていたという展開が多く、その逆転劇が視聴者へ強い爽快感を与える。
白と二人そろって初めて完成するキャラクター性
空は一人ですべてを解決できる完全無欠の天才ではない。白と離れると極端に不安定になり、逆に白も社会的な交渉や心理戦では空を頼る。二人が互いの苦手分野を補うことで初めて最強になるため、兄妹の関係そのものが作品の核心になっている。
チェスやトランプを使った商品デザインが特徴的
空の商品は単独よりも白とのセット商品が多い。アクリルスタンド、タペストリー、クリアファイル、缶バッジ、カードなどで二人を並べると「空白」というチームの魅力がより分かりやすい。チェス、トランプ、王冠などを使ったデザインは作品世界との相性がよい。
「 」のロゴを使ったTシャツやパーカーなどは比較的シンプルで普段使いしやすい。作品独特の極彩色背景を使ったポスターやタペストリーは非常に華やかで、部屋へ飾った時の存在感が大きい。妹の白のフィギュア展開が特に多いため、空と白をセットで集めることで作品全体の世界観を表現できる。
[anime-rank-16]■ 17位 白【ノーゲーム・ノーライフ】
圧倒的計算力を持つ小柄な天才少女
第17位は空の妹である白。非常に高い演算能力と記憶力を持ち、チェスのように盤面情報が完全に見えるゲームではほぼ無類の強さを発揮する。長い白髪に複数の色が混ざった独特な髪色、大きな瞳、小柄な身体というビジュアルも非常に印象的で、アニメ放送直後から高い人気を獲得した。
普段は口数が少なく感情も表に出しにくいが、空に対する信頼は絶対的である。兄と離れた時には普段の冷静さを失うほど不安になるため、ゲーム中の圧倒的な天才ぶりとのギャップが大きい。この弱点があるからこそ、空白の二人は「それぞれが最強」ではなく「二人だから最強」という構造になっている。
フィギュア映えする華やかなデザインが最大の強み
白は2014年登場キャラクターの中でも特にフィギュア人気が高い人物の一人である。非常に長い髪、カラフルなグラデーション、チェス駒、トランプ、王冠など造形へ取り入れやすい要素が多く、高価格帯のスケールフィギュアでは圧倒的な情報量を楽しめる。
通常衣装だけでなく水着、ドレス、和装、猫耳などさまざまなアレンジ商品も作られている。アクリルスタンド、タペストリー、抱き枕カバー、クッション、クリアファイル、缶バッジなど二次元グッズも豊富で、極彩色のイラストは大判商品との相性が特によい。ジブリールや空と並べて飾る楽しみもあり、フィギュアコレクターから長期間支持されている。
[anime-rank-17]■ 18位 桐崎千棘【ニセコイ】
王道ツンデレヒロインとして2014年ラブコメを代表
第18位は『ニセコイ』の桐崎千棘。金髪のロングヘアと大きな赤いリボンという華やかな外見を持ち、一条楽とは出会った直後から喧嘩ばかり。しかし双方の家の事情によって恋人のふりをする必要が生まれ、嫌いな相手と付き合っているように見せかける生活が始まる。この「最悪の第一印象から少しずつ距離が近づく」という王道ラブコメ構造が大きな人気を生んだ。
千棘は気が強く行動的で、楽へ怒ると手が出ることもある。その一方、恋愛については意外と純粋で、楽を意識し始めると自分の感情をどう扱えばいいか分からず戸惑う。強気な少女が恋を自覚して急に弱気になるという変化が非常に分かりやすく、ツンデレヒロインとして大きな魅力になっている。
シャフトのアニメ演出によって表情豊かな魅力が増加
アニメでは原作の特徴的な表情やテンポのよい掛け合いが映像化され、千棘の感情変化がさらに分かりやすくなった。喜怒哀楽が激しいキャラクターのため、静止画だけでなく動いている姿そのものが魅力につながっている。
赤いリボンを生かした商品は識別性が非常に高い
千棘は制服姿、私服、水着、ドレスなどさまざまなフィギュアが制作されている。大きな赤いリボンと金髪という特徴があるため、小型のデフォルメフィギュアやラバーストラップでも誰なのか分かりやすい。
アクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイル、タペストリー、抱き枕カバー、カードなども多く、小野寺小咲との対になる商品には特にコレクション性がある。作品の鍵やペンダントをモチーフにしたアクセサリーも『ニセコイ』らしく、ヒロイン同士を比較しながらグッズを集める楽しみが大きい。
[anime-rank-18]■ 19位 小野寺小咲【ニセコイ】
控えめな性格だからこそ応援したくなる正統派ヒロイン
第19位は小野寺小咲。桐崎千棘とは正反対に、穏やかで控えめ、優しい性格を持つ。主人公の一条楽とは物語開始時点ですでに互いを意識しているが、二人とも恋愛へ積極的になれず、告白できそうになるたびに何らかの事情で機会を逃してしまう。このもどかしさが小野寺の人気を大きく支えた。
強い自己主張をするタイプではなく、相手を思いやる気持ちを優先する。そのため視聴者から見ると「どうしてもっと積極的にならないのか」と思う場面も多いが、そこに彼女らしい純粋さがある。料理の見た目は上手なのに味が壊滅的という意外な弱点もあり、ただおとなしいだけではないコミカルな一面も持つ。
千棘とは異なる柔らかな雰囲気の商品が魅力
フィギュアでは制服、私服、水着、浴衣などが立体化されており、笑顔や照れた表情を再現した商品が人気である。デフォルメフィギュア、アクリルスタンド、ラバーストラップでも柔らかな印象が出やすい。
クリアファイル、タペストリー、ブロマイド、缶バッジなどでは淡いカラーのデザインが多く、千棘と対になる商品を並べると二人の個性の違いがよく分かる。ラブコメ作品では「どのヒロインを応援するか」も大きな楽しみであり、小野寺の存在が千棘との人気競争を盛り上げたことも2014年のアニメファン文化を振り返るうえで重要である。
[anime-rank-19]■ 20位 西木野真姫【ラブライブ!2期】
クールなお嬢様と不器用な少女というギャップが人気
第20位は『ラブライブ!』の西木野真姫。赤い髪と紫の瞳を持つ華やかなビジュアルに加え、裕福な家庭で育ったお嬢様で、ピアノや作曲にも才能を持つ。第一印象では完璧で近寄りがたいように見えるが、実際には褒められることに慣れておらず、照れると落ち着かなくなるなど年相応の可愛らしさがある。
μ’sでは作曲面で重要な役割を担い、グループの楽曲作りを支える。最初はアイドル活動に積極的ではなかったが、仲間たちと過ごすうちにグループへの愛着を深めていく。その変化が視聴者にも分かりやすく、クール系キャラクターが仲間に心を開いていく物語として楽しめる。
矢澤にことの掛け合いも人気の大きな要因
真姫は矢澤にこと衝突することが多いが、その分二人でいる場面にはテンポのよい掛け合いが生まれる。性格の違う二人が何だかんだで一緒に行動する様子はファンから強く支持され、ペアでの商品展開にもつながっている。
アイドル作品らしく衣装違いの商品が圧倒的に多い
真姫のフィギュアはライブ衣装、制服、練習着、私服、ゲーム連動衣装など非常に種類が多い。9人のμ’sメンバーを同じシリーズでそろえる商品も存在し、全員並べるとステージのような豪華な展示ができる。
缶バッジ、アクリルスタンド、カード、ブロマイド、ぬいぐるみ、タオル、Tシャツ、バッグ、腕時計、アクセサリー、ライブ用品なども膨大である。イメージカラーを統一して集めやすいため「真姫推し」のコレクションを作りやすいことも魅力。現在でも初代『ラブライブ!』を代表する人気メンバーとして高い知名度を持つ。
[anime-rank-20]■ 21位 矢澤にこ【ラブライブ!2期】
強烈な決めポーズで作品を越えた知名度を獲得
第21位は矢澤にこ。μ’sの中でも特にキャラクター性が強く、アイドルらしい可愛さを自分から積極的に演出する人物である。代表的な決めポーズとフレーズはアニメファン以外にも広がり、2014年前後のネット文化を象徴するものの一つになった。短い動作と台詞でキャラクター性を表現できるため、動画、コスプレ、SNSとの相性が非常によかった。
しかしにこの魅力はギャグ的な部分だけではない。アイドルへの思いはμ’sメンバーの中でも非常に強く、過去には活動が思うように進まなくてもアイドル研究部を守り続けていた。後輩たちへ厳しく接するのも、自分が大切にしてきたアイドル像へのこだわりがあるからである。
家族との場面では普段とは違う優しい一面も見える
家では妹たちの面倒を見る姉であり、ステージ上で見せる「アイドル矢澤にこ」とは違う表情を見せる。この多面性が単なるネタキャラクターではない深さにつながっている。
ライブ系グッズとポーズを生かしたフィギュアが人気
決めポーズを再現したフィギュアやデフォルメ商品は、にこの性格を一目で理解できる魅力的な商品である。ライブ衣装、制服、私服など衣装違いも多く、真姫とのペア商品も高い人気を持つ。
アクリルスタンド、缶バッジ、タオル、Tシャツ、ペンライト、ぬいぐるみ、カード、バッグなどアイドル作品ならではのグッズ展開が非常に豊富。イメージカラーを生かしたピンク系商品も集めやすく、現在でも初代シリーズを代表するアイドルキャラクターとして強い存在感を持っている。
[anime-rank-21]■ 22位 松岡凛【Free!-Eternal Summer-】
ライバルから頼れる仲間へ変化したことで人気がさらに上昇
第22位は松岡凛。第1期では七瀬遙に強い対抗心を持ち、複雑な関係が描かれていたが、『Eternal Summer』では一歩進んだライバル兼仲間としての魅力が大きくなった。オーストラリア留学の経験を持ち、将来は世界を舞台に泳ぐことを本気で目指している。遙たちよりも明確に将来像を描いている人物であるため、進路に悩む遙へ強い影響を与える。
赤い髪、鋭い歯、強気な態度という少し怖そうな外見とは裏腹に、実際には仲間への情が深く、感情表現も豊かである。涙もろいところもあり、妹の江を大切にする兄としての姿も見せる。この外見と内面の差が親しみやすさにつながっている。
サメのイメージを生かしたグッズが個性的
凛関連の商品では、鮫柄学園の制服や競泳水着、ジャージ姿のフィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、ぬいぐるみなどが展開されている。鋭い歯からサメを連想させるため、サメをモチーフにしたマスコットやデフォルメ商品もキャラクターらしい。
赤をイメージカラーにしたバッグ、アクセサリー、腕時計、タオルなどもあり、遙との対になる商品を並べて楽しむファンも多い。競泳アニメという作品特性から水着商品が多い一方、描き下ろしではスーツや和装などさまざまな衣装が登場し、長期間収集しても飽きにくいキャラクターである。
[anime-rank-22]■ 23位 佐倉千代【月刊少女野崎くん】
恋する少女と鋭いツッコミ役を同時にこなす人気ヒロイン
第23位は『月刊少女野崎くん』の佐倉千代。大好きな野崎梅太郎へ思い切って気持ちを伝えたはずが、なぜか漫画家としてのサインをもらい、そのままアシスタントになるという序盤から強烈なコメディ展開に巻き込まれる。恋愛アニメのヒロインでありながら、恋そのものがなかなか進まないことが作品最大の笑いになっている。
千代は感情表現が非常に豊かで、野崎の何気ない行動に期待し、直後に勘違いだったと分かって落ち込む。そのリアクションが視聴者の気持ちを代弁する役割を果たしており、常識人でありながら野崎への恋になると冷静さを失うところがかわいらしい。
赤い大きなリボンがキャラクターの象徴
制服自体は比較的シンプルだが、大きな赤いリボンがあることで一目で千代だと分かる。この特徴はアクリルスタンド、ラバーストラップ、デフォルメフィギュアなど小型商品でも非常に強い。
野崎とのペア商品、漫画原稿や画材をモチーフにした商品、作中キャラクターを含めた集合グッズなども面白い。缶バッジ、クリアファイル、タペストリー、ポスター、ぬいぐるみなど定番商品もあり、コメディ作品らしく表情違いを集める楽しみが大きい。2014年のラブコメヒロインの中でも特に親しみやすく、現在でもアニメ続編を期待するファンが多い作品の顔となっている。
[anime-rank-23]■ 24位 ユウキ/紺野木綿季【ソードアート・オンラインII】
短い登場期間で非常に強い感動を残した「絶剣」
第24位はマザーズ・ロザリオ編の中心人物、ユウキこと紺野木綿季。ALOでは「絶剣」と呼ばれるほど圧倒的な剣技を持ち、キリトもその強さを認める存在である。明るく活発で、戦うことも仲間と遊ぶことも心から楽しんでいるように見える。しかし現実世界では重い病気と向き合っており、VR技術によって仮想世界で長い時間を過ごしている。
ユウキの魅力は、事情を知った後でも「かわいそうな少女」だけで終わらないことにある。限られた時間を理解しているからこそ、仲間と何かを残したい、今できることを全力で楽しみたいという気持ちが強い。スリーピング・ナイツの仲間たちとボス攻略の記録を残そうとする姿は、ゲームの思い出を超えて「自分たちが確かにここにいた証」を残そうとする行為として非常に感動的である。
アスナとの友情がシリーズ屈指の名関係
ユウキとアスナは出会った当初こそ剣士同士として向き合うが、次第に深い友情を築く。アスナはユウキとの交流によって自分自身の人生を自分で選ぶ勇気を得るため、ユウキはアスナの成長にも大きな影響を与えた人物である。
紫を基調としたフィギュアや記念性の高いグッズ
ユウキは紫色の髪と装備が特徴で、剣を構えたスケールフィギュアやデフォルメフィギュアは非常に華やかである。アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、クリアファイル、カードなども多数作られている。
特にアスナとの二人を描いた商品は物語上の意味が強く、単なるキャラクターグッズというより名エピソードを思い出す記念品としての価値がある。マザーズ・ロザリオをイメージしたデザインや紫系アクセサリーも人気があり、登場エピソード数以上の存在感を持ち続けている。
[anime-rank-24]■ 25位 荒北靖友【弱虫ペダル】
荒々しい性格の裏側にある献身性が大きな魅力
第25位は『弱虫ペダル』の荒北靖友。箱根学園の選手で、初対面では口が悪く短気な人物に見える。しかしレースではチームの勝利のため自分を限界まで追い込み、エースを目的地まで運ぶアシストとして高い能力を発揮する。普段の乱暴な態度と競技中の献身的な姿勢とのギャップが非常に大きい。
荒北は最初から自転車競技のエリートだったわけではない。福富寿一との出会いをきっかけにロードレースへ向き合い、努力によって箱根学園の中心選手へ成長した背景がある。そのため才能だけで強くなった人物とは違い、泥臭く努力し続ける姿に説得力がある。
福富との関係もキャラクター人気を押し上げた
荒北にとって福富は自転車競技へ進むきっかけを与えた重要人物であり、チームの勝利のためなら自分の力を惜しまない。二人の信頼関係はファン人気が高く、ペア商品も多く展開されている。
サイクルジャージなど作品ならではの商品展開
フィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、ぬいぐるみ、キーホルダーに加え、実際のサイクリングで使用できるサイクルジャージ、ボトル、タオルなどが作られる点は『弱虫ペダル』ならではである。アニメグッズとスポーツ用品の境界にある商品を楽しめる。
箱根学園メンバーを全員集められるトレーディング商品も多く、学校単位でのコレクションに向いている。ロードバイクという実際の趣味とアニメファン活動をつなげられるため、他ジャンルとは異なる商品文化を持った人気キャラクターである。
[anime-rank-25]■ 26位 鬼灯【鬼灯の冷徹】
地獄の超有能な補佐官という独特すぎる主人公
第26位は『鬼灯の冷徹』の鬼灯。閻魔大王の第一補佐官として地獄の行政を実質的に管理しており、どんな問題が起きても非常に冷静に処理する。役所仕事のような忙しさと日本の昔話・神話・妖怪文化を組み合わせた作品世界の中で、鬼灯は常に現実的な視点からツッコミを入れる。
表情はほとんど変わらず、相手が誰であっても容赦しない。その一方で動物や植物へ妙な愛情を示したり、金魚草へ強い関心を持ったりするなど、趣味の方向にはかなり癖がある。この「仕事では完璧なのに趣味がおかしい」というギャップが大きな笑いを生む。
和風世界観と相性のよい商品が非常に多い
鬼灯の黒い着物と金棒はキャラクターを象徴する要素であり、フィギュアでは非常に見栄えがよい。デフォルメフィギュアやアクリルスタンドでも和装が目立ち、他作品の商品と並べても独特の雰囲気を持つ。
手ぬぐい、巾着、扇子、湯飲み、箸、和風バッグなど日本的な雑貨との相性もよく、金魚草やシロなど作品内のマスコットを使用したぬいぐるみも人気がある。地獄の役所をイメージした文房具など遊び心のある商品も作りやすく、大人でも使いやすい和風グッズが多い点が特徴である。
[anime-rank-26]■ 27位 保登心愛/ココア【ご注文はうさぎですか?】
明るさによって作品全体の人間関係を広げる主人公
第27位は『ご注文はうさぎですか?』の主人公・ココアこと保登心愛。ラビットハウスへ下宿したことからチノたちとの交流が始まり、作品世界を一気に賑やかにする。非常に明るく人懐っこく、初対面でも距離を縮めるのが早い。特にチノに対しては積極的に「お姉ちゃん」として振る舞おうとするが、チノからは冷静にあしらわれる。このやり取りが作品を代表する日常ギャグとなっている。
天然で少し抜けた部分がある一方、パン作りが得意という明確な特技を持つ。誰かが落ち込んでいる時には自然に明るい空気を作り、他のキャラクター同士をつなぐ役割も果たす。そのためココアがいることで作品の人間関係が広がっていく。
ピンク系カラーと喫茶店モチーフの商品が華やか
ラビットハウス制服のフィギュアはもちろん、水着、和装、季節衣装、ドレスなど商品バリエーションは非常に多い。チノとの二人セットや主要キャラクター全員をそろえられるシリーズ商品も人気が高い。
アクリルスタンド、缶バッジ、抱き枕カバー、タペストリー、ぬいぐるみ、クッションなどに加え、マグカップ、コーヒー関連用品、パンをモチーフにした雑貨なども作品世界との相性がよい。チノの青系商品とココアのピンク系商品を並べると色彩的にも美しく、ペアでのコレクションにも向いている。
[anime-rank-27]■ 28位 纏流子【キルラキル】
勢いと反骨精神を体現した2014年前半の代表的ヒロイン
第28位は『キルラキル』の主人公・纏流子。2013年秋から2014年春まで放送された作品であり、父を殺した人物を探すため本能字学園へ乗り込み、片太刀バサミと神衣・鮮血を使って強敵と戦う。性格は非常に真っすぐで、理不尽な状況へ屈することを嫌う。相手が圧倒的に強くても逃げず、何度負けても立ち上がる熱血主人公らしい魅力を持つ。
女性主人公でありながら、少年漫画的な豪快さと反骨精神を全面に押し出していることが特徴である。満艦飾マコとの友情、鬼龍院皐月との対立、家族に関する真実など物語が進むにつれて立場は大きく変化するが、流子自身の「自分で決める」という姿勢は最後まで揺らがない。
鮮血と片太刀バサミによる独特のフィギュア造形
流子は立体商品との相性が非常によい。鮮血を着用した姿はシルエットが非常に特徴的で、大型の片太刀バサミを持たせることでさらに存在感が増す。可動フィギュアならアニメの誇張されたアクションポーズを再現でき、スケールフィギュアでは衣装と武器の造形を細部まで楽しめる。
片太刀バサミをモチーフにしたキーホルダー、鮮血の目を使ったTシャツやパーカー、アクリルスタンド、缶バッジ、ポスター、タペストリーなども人気。TRIGGERらしい大胆な構図のイラストは大型商品で特に映え、放送終了後もアニメーションファンから支持され続けている。
[anime-rank-28]■ 29位 常守朱【PSYCHO-PASS サイコパス 2】
新人監視官から自分の信念を持つ人物へ大きく成長
第29位は『PSYCHO-PASS サイコパス 2』の常守朱。第1期では公安局へ配属されたばかりの新人監視官だったが、第2期では現場経験を積み、周囲を支える側へ成長している。犯罪係数という数値によって人間の危険性を判断する社会の中で、朱はシステムへ完全に従うことも、感情的に否定することもしない。矛盾を理解したうえで、それでもより良い判断を探そうとする。
朱の強さは腕力や戦闘能力ではなく、極限状態でも自分の倫理観を失わないところにある。身近な人物の死や残酷な事件を経験しても、自分まで冷酷な人間になることを拒み続ける。SF作品の主人公として非常に成熟した魅力を持つ。
ドミネーターや公安局マークを使った大人向け商品
朱本人のフィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイルなどに加え、『PSYCHO-PASS』では劇中武器ドミネーター関連の商品が大きな人気を持つ。発光、音声などのギミックを持った大型商品は、作品世界を体験するコレクターズアイテムとして非常に魅力的である。
公安局のマークを使用したバッグ、腕時計、パスケース、アパレル、アクセサリーなど、キャラクターの顔を大きく出さずに使える大人向け商品も多い。狡噛慎也との組み合わせも根強い人気があり、シリーズごとに成長していく朱の姿を商品で追う楽しみもある。
[anime-rank-29]■ 30位 コックリさん【繰繰れ!コックリさん】
美形の妖怪なのに完全に世話焼き保護者というギャップ
第30位は『繰繰れ!コックリさん』のコックリさん。狐の物の怪であり、美しい長髪の男性として現れるが、市松こひなのあまりにも不健康な生活を心配し、そのまま家事全般を担当する保護者のような立場になる。料理、掃除、買い物など生活能力が非常に高く、カップ麺ばかり食べようとするこひなを本気で止める姿は完全に「お母さん」のようである。
外見だけを見れば神秘的で格好いいキャラクターなのに、実際には家庭生活へ全力を注ぐ。この落差が最大の魅力である。さらに年齢や容姿に関することを気にしたり、狐姿になると一気にかわいらしくなったりと、シリアスな格好良さよりギャップによる愛嬌が大きい。
狗神や信楽に振り回されるツッコミ役としても優秀
周囲には狗神、信楽などさらに癖の強い人物が集まり、コックリさんは必然的にツッコミ役になる。こひなの生活を改善しようとしながら、周囲の妖怪まで面倒を見ることになる苦労人ぶりも人気の理由である。
狐姿のぬいぐるみとマスコット商品がかわいい
関連商品では人間形態のアクリルスタンド、缶バッジ、キーホルダー、クリアファイルなどに加え、狐形態を使用したぬいぐるみ、マスコット、デフォルメフィギュアが魅力的である。作品自体がデフォルメ表現を多用するため、小型の商品でもキャラクター性が伝わりやすい。
和風デザインの巾着、手ぬぐい、湯飲みなども世界観との相性がよく、こひな、狗神、信楽との集合商品も楽しめる。2014年秋アニメのコメディ作品の中でも特に印象に残る男性キャラクターであり、「美形なのに家事へ全力」という分かりやすい個性は現在見ても色褪せない。
[anime-rank-30]■ まとめ
2014年は2010年代を代表する人気キャラクターが集中した豊作年
ここまで30人を振り返ってみると、2014年がアニメキャラクターという観点から見ても極めて充実した一年だったことが分かる。キリト、アスナ、シノンを擁する『ソードアート・オンラインII』、金木研を生み出した『東京喰種トーキョーグール』、日向翔陽と影山飛雄を中心に長期間人気を維持する『ハイキュー!!』、七瀬遙・橘真琴・松岡凛らを擁する『Free!-Eternal Summer-』など、現在でも作品名を聞けばすぐキャラクターを思い浮かべられる大型タイトルが非常に多い。
さらに空条承太郎や遠坂凛のように、原作や過去作品ですでに高い知名度を持っていたキャラクターが、2014年の新しいテレビアニメによって改めて若い世代へ浸透したことも重要である。アニメ化は単なる原作再現ではなく、声、音楽、動き、色彩を加えることでキャラクターの魅力を再発見させる機会になった。
人気キャラクターには一目で分かるビジュアル上の特徴がある
今回上位へ選んだキャラクターを見ると、多くが非常に分かりやすい視覚的アイコンを持っている。キリトなら黒衣と剣、金木ならマスクと赫眼、リヴァイなら調査兵団の制服と立体機動装置、シノンなら青い髪と大型ライフル、承太郎なら帽子と制服、チノなら青髪とティッピー、千棘なら金髪と赤いリボンといった具合である。
この特徴はアニメを視聴した時に覚えやすいだけでなく、フィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、ぬいぐるみ、コスプレ衣装など関連商品へ展開した際にも大きな強みになる。小型商品でも一目で誰なのか分かるキャラクターは、商品化を重ねても個性が薄れにくい。
「強いキャラクター」だけが人気になるわけではない
2014年のキャラクターを比較すると、人気の理由が実に多様であることも分かる。キリト、承太郎、司波達也のように圧倒的な戦闘力を持つ人物もいれば、宮園かをりや佐倉千代のように特殊能力を持たない人物も高い人気を得ている。日向翔陽は努力と成長、チノやココアは日常の癒やし、鬼灯は独特のブラックコメディ、常守朱は倫理的な強さが魅力となっている。
つまりキャラクター人気で重要なのは「どれだけ強いか」だけではなく、「その人物にしかない分かりやすい魅力があるか」「物語の中で成長や変化が描かれているか」「他の人物との関係に魅力があるか」という点である。人気キャラクターの多くは単独で成立するだけでなく、誰かとの関係によってさらに魅力が増している。
ペアやグループで集められることも関連商品の大きな魅力
キリトとアスナ、日向と影山、遙と真琴、真姫とにこ、千棘と小野寺、アスナとユウキなど、関係性の強いキャラクターにはペア商品が作られやすい。単体フィギュアを購入した後、相手側のキャラクターも欲しくなり、最終的にはチームやグループ全員をそろえたくなる。この「集める楽しさ」がアニメ関連商品の大きな魅力である。
『ハイキュー!!』なら烏野高校全員、『ラブライブ!』ならμ’s全員、『Free!』なら水泳部メンバー、『ご注文はうさぎですか?』ならラビットハウスを中心とした主要キャラクターなど、シリーズ単位で並べられる商品はコレクション性が非常に高い。商品を一つ買うだけで終わらず、少しずつ世界が広がっていくことが長期的な人気を支える。
フィギュアだけではなく実用品へ広がったことも2010年代の特徴
以前のアニメグッズではポスター、下敷き、カード、フィギュアなど「飾る・集める」商品が中心だったが、2010年代になるとアクリルスタンド、バッグ、腕時計、財布、アクセサリー、スマートフォン関連用品、衣類、食器など日常生活で使用できる商品が急速に増えた。2014年の人気キャラクターの多くも、その後こうした商品展開の恩恵を受けている。
たとえば『SAO』なら黒を基調としたファッション用品、『PSYCHO-PASS』なら公安局マークを使用した大人向け雑貨、『ごちうさ』ならマグカップやティーカップ、『弱虫ペダル』ならサイクルジャージなど、作品内容そのものを利用した商品には特に魅力がある。キャラクターの顔を大きくプリントせずともファンには意味が分かるデザインは、大人になったファンでも使用しやすい。
10年以上経過してからも商品が作られることが人気の証明
アニメ放送中は多くのキャラクターが話題になる。しかし放送終了後、数年、10年と時間が経過すると、継続的に語られる人物とそうではない人物の差が大きくなる。今回上位に選んだキリト、アスナ、金木研、リヴァイ、シノン、承太郎、遠坂凛、チノ、日向翔陽などは、時間が経過してもSNSで頻繁に名前が挙がり、新規商品や記念商品が作られやすい。
特にシリーズが続いている作品では、新しい衣装や描き下ろしイラストが増えるたびに商品も追加される。その結果、2014年にファンになった人だけでなく、後年の配信や続編から作品を知った新しい世代もグッズ収集へ参加できる。人気が一世代で終わらず継承されていくことは、キャラクターが長寿化するうえで非常に重要である。
男性キャラクターと女性キャラクターの両方が強かった一年
2014年は男性キャラクターだけ、あるいは女性キャラクターだけが突出した年ではない。男性ではキリト、金木研、リヴァイ、七瀬遙、橘真琴、空条承太郎、日向翔陽、影山飛雄、司波達也、夜トなどが高い人気を獲得した。一方、女性ではアスナ、シノン、遠坂凛、チノ、宮園かをり、白、千棘、小野寺、真姫、にこ、佐倉千代、ユウキ、ココア、纏流子、常守朱など非常に多彩な人物が存在する。
このバランスのよさによって、バトル作品が好きな人、スポーツ作品が好きな人、女性向け作品が好きな人、日常系が好きな人、ラブコメが好きな人、アイドルアニメが好きな人のいずれにとっても代表的なキャラクターを見つけられる一年となった。
2014年はキャラクターを通じて作品そのものが長寿化した時代
現在から振り返ると、2014年は作品単体のヒットだけでなく、キャラクターが長期間ブランドとして成長していく時代を象徴している。テレビ放送が終われば終了するのではなく、続編、劇場版、ゲーム、イベント、コラボカフェ、記念ショップ、フィギュア再販、新規アクリルグッズなどさまざまな形で作品が続いていく。その中心にいるのが人気キャラクターである。
キャラクターが好きだから原作を読む、フィギュアを購入する、イベントへ参加する、続編を見る、別衣装のグッズを集めるという循環が生まれれば、作品は何年経ってもファンの生活の中へ残り続ける。2014年に登場・活躍したキャラクターには、この長寿化に成功した例が非常に多い。
総評
2014年アニメのキャラクター人気を総合的に考えると、最大の特徴は「現在まで名前が残る人物が非常に多い」ということである。キリトやアスナのように巨大シリーズの象徴となった人物、金木研や宮園かをりのように一つの物語を通じて強烈な印象を残した人物、日向翔陽や影山飛雄のように成長そのものが長く描かれた人物、チノやココアのように日常の安心感を象徴した人物など、人気の形は一つではない。
そして、それぞれの魅力はフィギュア、アクリルスタンド、ぬいぐるみ、缶バッジ、タペストリー、カード、衣類、バッグ、腕時計、アクセサリー、日用品といった多種多様な商品へ広がった。好きなキャラクターを「見る」だけでなく、「飾る」「持ち歩く」「身につける」「集める」という楽しみ方が大きく広がった時代でもある。2014年はアニメ作品の豊作年であると同時に、後の2010年代アニメ文化を支える長寿キャラクターが大量に生まれた重要な一年だったといえる。
[anime-11]





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