『坂田ネムノ』(東方Project)

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【名前】:坂田ネムノ
【種族】:山姥
【二つ名】:浮世の関を超える山姥、孤絶した山麓の山姥
【能力】:聖域を作る程度の能力
【テーマ曲】:山奥のエンカウンター

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■ 概要

■ 坂田ネムノとは何者か

坂田ネムノは、『東方Project』の中でも「妖怪の山」という大きな舞台装置の奥深くに根を張る存在として描かれるキャラクターで、初見では荒っぽく近寄りがたいのに、理解が進むほど“山の暮らしそのもの”のような輪郭が見えてくる山姥(やまんば)の妖怪である。彼女は人里や里人の噂話から距離を置き、霧や木々の匂い、獣道の足音、天候の気配といった自然側の情報を基準に世界を把握しているタイプで、都会的な合理性よりも「踏み込んではならない線」「守るべき場」「山に山としての顔を保たせる力学」を優先する。だからこそ、外から来た者がうっかり境界を踏み越えると、敵意というより“山の流儀に従った制裁”として立ちはだかる。その立ち回りは単なる中ボス的な障害物ではなく、幻想郷の空間がどう区切られ、どう守られているのかをプレイヤーに体感させる役割を担っている。

■ 初登場とゲーム内での位置づけ

彼女の印象が強く残るのは、『東方天空璋 〜 Hidden Star in Four Seasons.』におけるステージ2の中ボス・ボスとしての顔である。ここでのネムノは「この先は誰の縄張りで、どんな理屈で閉じられているのか」を、問答より先に行動で示してくる。弾幕勝負に持ち込むのも、彼女の中では“言葉を尽くすより早い手続き”なのだろう。侵入者の力量を測り、山の秩序を乱す芽がないかを見極め、必要があれば追い払う。こうした役回りは、派手な大事件の中心に立つタイプとは異なる一方で、幻想郷の「日常の防波堤」を体現しており、作品世界の厚みを増す存在として機能している。

■ “浮世の関”を越えさせない守り手

ネムノを語るうえで重要なのは、彼女が単に強い妖怪というだけでなく、「ここから先は別のルールが支配する」という関所の発想を、身体感覚として持っている点だ。彼女の二つ名は、山中にある境目を“越える”ことと結びついており、そこには「境界を越える者がいるなら、越える責任も負え」という厳しさがにじむ。山は誰のものでもないように見えて、実際は様々な妖怪・神・天狗・河童・獣たちの利害が複雑に絡む土地で、無秩序に踏み荒らされれば均衡が崩れる。ネムノはその均衡を、外部者にも分かる形で提示する“最初の壁”として立っている。だから彼女の敵対は、私怨ではなく「山に山としての顔を残す」ための仕事であり、彼女なりの責任感の表れだと言える。

■ 種族「山姥」という輪郭

山姥は、昔話や伝承の中でしばしば“怖い存在”として語られがちだが、その怖さは単純な残虐性というより、山という異界が持つ不確かさ・隔たり・帰れなさの象徴でもある。ネムノもまた、人里の倫理で測りやすい善悪から少し外れた場所に立ち、親切と敵意が同じ線上で切り替わるような危うさを帯びている。ただし彼女が体現しているのは、理不尽な怪異の恐怖だけではない。山に住む者としての自負、そこで暮らすために必要な知恵、危険を危険として扱う現実感覚が強く、結果として言動が苛烈に見えるタイプだ。プレイヤー側からすると「いきなり襲ってくる敵」に映る一方、山側から見れば「勝手に入ってくる侵入者」のほうが異物であり、その視点の反転がネムノの面白さを作っている。

■ 能力「聖域を作る程度」の意味合い

ネムノの能力は「聖域を作る程度の能力」とされるが、この“聖域”が示すのは、単なる結界や立入禁止の札といった分かりやすい防御ではなく、「ここを汚させない」「ここは守られるべき場所だ」という価値付けそのものに近い。場所に意味を付与し、外部の干渉を拒み、内部の秩序を保つ。その働きは宗教的・文化的なニュアンスを含みつつも、幻想郷では非常に実務的な力として機能する。山の奥には、手つかずの自然だけでなく、古い信仰や妖怪たちの取り決め、あるいは“触れてはいけない何か”が眠っている可能性がある。ネムノの能力は、それらを「場」として成立させ続けるための装置であり、だからこそ彼女自身が関所の番人のような振る舞いをすることとも噛み合っている。

■ 物語で見えるネムノの価値観

彼女の言動の芯には、「山の中では、山の掟が優先される」という価値観がある。これは排他的というより、世界をいくつかの層に分け、それぞれにふさわしい距離感を設定する考え方だ。面白いのは、主人公側の力量や雰囲気によって、ネムノが“ただ追い払う相手”としてではなく、“筋の通った相手”として認める気配が見える点である。伝承上の英雄譚を想起させるような人物像に反応する示唆もあり、彼女は山の古い記憶や語りを背負った存在として配置されているように見える。つまり、ネムノは「怖いから倒す」だけの相手ではなく、幻想郷に蓄積された昔話の力学が、現役の妖怪として動いている姿を示すキャラクターでもある。

■ 名前が連れてくる伝承の匂い

「坂田」という名字は日本の伝承・説話に登場する坂田金時(いわゆる金太郎)を連想させやすく、ネムノが山姥であることと合わせると、“山姥と金太郎”という物語の連鎖が自然に立ち上がる。もちろん『東方Project』のキャラクターは、元ネタをそのまま再現するのではなく、連想の糸を何本か残しつつ別の像へ作り替えるのが常だが、ネムノの場合も「山に住む者」「伝承の影」「山の奥の関所」といった要素が、そうした糸を強めている。結果として彼女は、妖怪の山という舞台を“地理”ではなく“物語の舞台”として感じさせる触媒になっており、出番の分量以上に印象が残りやすい。

■ テーマ曲が補強するキャラクター像

ネムノのテーマ曲として知られる「山奥のエンカウンター」は、山中で突然“目が合ってしまった”ような緊張感と、逃げ場の少ない細道を進む感覚を音で補強する役割を持つ。旋律の勢いは戦闘の高揚を作る一方で、どこか素朴で土の匂いがするような方向性も感じられ、洗練された都会の脅威ではなく、生活圏としての山が持つ鋭さを想起させる。キャラクターの背景が多弁に語られないぶん、音楽が“彼女の領域に踏み込んだ”という実感を担保し、ネムノという存在をプレイヤーの体に刻み込む。こうした楽曲とキャラクターの噛み合わせの良さも、彼女が短い登場でも存在感を獲得している理由のひとつだろう。

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■ 容姿・性格

■ 一目で「山側の者」と分かるシルエット

坂田ネムノの外見でまず印象に残るのは、近代的な衣装や華美な装飾とは別の方向に振り切った、山の気配をまとった佇まいだ。輪郭としては大ぶりで、立ち姿そのものが「縄張りを張る者の圧」を持っている。妖怪の山に暮らす妖怪たちは、天狗のように組織を背負う者もいれば、河童のように技術と商いの匂いを持つ者もいるが、ネムノはそのどちらでもない。“山の奥で暮らし、山の奥で完結する生活圏”を感じさせる方向にデザインが寄っていて、街の明かりに照らされることを前提としていない。だからこそ、プレイヤーが対面した瞬間に、ここから先は人里の常識が薄くなるのだと直感させる力がある。

■ 服装の素朴さと、実用性の強さ

ネムノの衣装は、ぱっと見は素朴で、祭礼の晴れ着のような華やかさよりも、動いて戦える・山道を歩ける・寒暖差に耐えるといった実用寄りの気配が強い。布の重みが感じられる配色や、飾りよりも締め具や帯のような機能に目が行く構成が、彼女を「生活者」として成立させている。東方のキャラクターは、幻想的でありながらも記号化された衣装で“属性”を見せることが多いが、ネムノの場合、その属性が「山の奥」「異界との境」「入る者を選ぶ場所」と結びついているため、衣装もまた華やかさより境界性を押し出す。細部に派手な意匠があるとしても、それは見栄のためではなく、縄張りの主が名乗るための印、あるいは聖域に属する者としての標のように感じられる。

■ 大きな斧が示す“語るより先に通す力”

ネムノの携える武器として象徴的なのが斧で、これは単なる攻撃手段以上の意味を背負っている。斧は木を伐り、道を拓き、生活の場を整える道具でもある一方、外敵を排除する武器にもなる。つまりネムノがそれを持つことは、「この山は生きる場所であり、守る場所でもある」という宣言に等しい。彼女の戦い方が弾幕という形式に沿っているのは東方世界の共通言語だが、その根っこにある態度は“会話で折り合う前に、越えていい線かどうかを力で測る”という山の現実主義だ。斧は、その現実主義を一瞬で理解させるビジュアル記号になっている。

■ 表情の少なさが生む、威圧と含み

ネムノは表情の変化が多弁なタイプではなく、むしろ余計な感情を表に出さないことで圧を強める。笑顔で近づく親しみやすい妖怪というより、視線ひとつで距離を決めてくる存在だ。だが、その無表情さは冷酷さと直結しない。山の奥で暮らす者は、感情を派手に振り回すことが危険に直結する場面がある。獣の気配、天候の変化、よそ者の足取り、匂いの違い。そうした情報に対して反射的に動くには、感情を先に立てないほうが合理的だ。ネムノの表情の少なさは、山の暮らしに適応した“観察者の顔”であり、相手を値踏みする視線として機能する。

■ 体格と所作に宿る「山姥の古さ」

彼女の体格は、軽やかな妖精や華奢な人間の少女とは違い、重心が低く、力が内側に詰まっているような印象を与える。斧を振るう前提の身体でもあり、山道を踏みしめる脚力の暗示でもある。所作も、飾り立てた舞踏ではなく、必要な動きだけを残した省略の美学に近い。だから戦闘中の動きも、見せるための演舞というより“相手を通さないための手順”に見える。この「古さ」は、単に年齢の問題ではなく、伝承の層から抜け落ちずに残っている古い妖怪としての匂いで、幻想郷という場が積み重ねてきた昔話の厚みを、彼女の身体が代弁している。

■ 性格の核は、排他ではなく「線引きの厳密さ」

ネムノの性格を一言でまとめるなら、乱暴というより厳密だ。どこまでが許され、どこからが踏み越えなのか、その線引きを曖昧にしない。人里の感覚で見ると、初手から敵対的に映りがちだが、彼女の側からすれば、よそ者が境界を越えること自体が“説明を要する異常事態”であり、まず止めるのが当然になる。ここが重要で、ネムノの厳しさは感情の爆発というより、秩序の維持に近い。相手が何者か、どんな意図で来たかを確かめる前に、まず山の側の安全を担保する。その後に、通すかどうか、退かせるかどうかを決める。だから彼女の言動は、冷たいというより職務的にすら感じられる。

■ 粗野さの奥にある、自負と生活の倫理

ネムノには、言葉遣いや対応が荒っぽく見える瞬間があるが、それは教養の欠如というより、山の暮らしに合わせた“余計を削った言い方”だ。山では、遠回しな婉曲表現は誤解を生み、誤解は命取りになる。必要なことだけを短く言い、通じないなら行動で示す。その合理性が彼女の粗野さとして表に出る。一方で、彼女には山の主としての自負があり、主である以上、山を荒らされない責任も背負う。つまり彼女の倫理は、人里の礼儀作法ではなく、縄張りを保つことで多くの存在が生き延びるという生態系の倫理に根差している。

■ “強者は好きだが、無秩序は嫌う”という二面性

ネムノは、ただ暴力的に排除するだけの存在ではなく、相手の力量を見て態度が変わる気配がある。ここでのポイントは、強い者を無条件に称賛するのではなく、強さが秩序とどう結びつくかを見ていることだ。力があるなら責任もある。越境するなら覚悟もある。そうした筋が通っている相手には、敵対しながらもどこか認めるような空気が混じる。一方で、面白半分の侵入や、山を“遊び場”として消費する視線には容赦しない。この二面性が、ネムノを単純な悪役から遠ざけ、山の番人としての説得力を与えている。

■ 作品ごとの見え方の違い

ゲーム本編では、ネムノは短い出番の中で“関所の強さ”を強調されるため、性格も硬質に見える。しかし、設定資料や他の視点から語られる場合、彼女の存在はより生活臭く、山に根を張る妖怪としての側面が浮かびやすい。たとえば、山の奥の暮らしには季節の巡りがあり、獣や木々との距離感があり、信仰や聖域の扱いがある。そうした背景を想像すると、ネムノの厳しさは“山を守る仕事”として腑に落ち、冷徹ではなく現実的な人格に見えてくる。プレイヤーが彼女をどう受け取るかは、弾幕の印象だけでなく、妖怪の山という舞台の理解度によっても変わるだろう。

■ まとめ:外見と性格が同じ方向を向いている強さ

坂田ネムノは、衣装の実用性、斧という象徴、表情の抑制、体格の重みといった外見要素が、そのまま性格の核である線引きの厳密さや現実主義と結びついているキャラクターだ。見た目が語る情報と、言動が示す価値観が同じ方向を向いているため、短い登場でも像がブレにくい。そして、その像が“山の奥の関所”という役割にぴたりと嵌まることで、ネムノは幻想郷の地理を物語へ変換する装置として強い存在感を放つ。彼女を理解するほど、妖怪の山は単なる背景ではなく、守られ、線引きされ、古い掟が息づく場所として立ち上がってくる。ここにネムノの魅力がある。

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■ 二つ名・能力・スペルカード

■ 二つ名が示す「関所」と「時代の境目」

坂田ネムノを読み解く入口として分かりやすいのが二つ名で、彼女は『東方天空璋』では「浮世の関を超える山姥」という肩書きを与えられている。 ここで言う「浮世」は人里的な常識や日常世界の比喩としても受け取れ、そこに「関」という語が重なることで、彼女がただ山に住むだけの妖怪ではなく、境界の役割を背負った存在だと分かる。つまりネムノは、山奥という場所そのものを“誰でも入れる自然”ではなく、“越えるには筋と覚悟が要る領域”へ変換するキャラクターであり、二つ名はその機能を短い言葉で固定している。プレイヤー側から見ればステージ2の相手でも、彼女の立ち位置は「事件の中心に近づく前に、まず越えるべき壁」として設計されていて、関所の番人のような不文律を弾幕で突きつけてくる。

■ もう一つの二つ名が見せる、現代的な顔

一方で、後年の作品側では「山姥は闇市場が好き」という別の二つ名が付くこともあり、こちらは山奥の古い掟だけでなく、欲望や取引の匂いが漂う場にも関わるニュアンスを含む。 山姥というと“山の恐ろしさ”の象徴になりやすいが、ネムノはそれ一辺倒ではなく、時代の変化に応じて価値の集まる場所へ顔を出す柔軟さも持っているように見える。ここが面白い点で、彼女は伝承的な古さを背負いつつ、幻想郷の経済圏や流行が生む「今どきの危うさ」にも接続できる。二つ名が増えることは、キャラクター像の上書きではなく、同じ人物の別の角度を増やす行為であり、ネムノの懐の深さを補強している。

■ 能力「聖域を作る程度」のコアは“場所に意味を刻む力”

ネムノの能力は「聖域を作る程度の能力」とされる。 ここで重要なのは、“聖域”が単なる立入禁止区域ではなく、価値付けが済んだ場所である点だ。聖域とは、そこに触れる行為そのものが意味を帯び、荒らすことが禁忌になり、守る側の論理が強くなる空間を指す。言い換えるなら、ネムノは地形を変えるより先に、場所のルールを変えることができる。何もない林の一角でも、彼女が聖域として成立させれば、そこは“守られて当然の場”になり、侵入者は理由の説明を求められる立場へ回される。『天空璋』で主人公を見つけた瞬間に攻撃へ移る彼女の動きも、この能力と整合する。彼女は相手の事情を聞く前に、まず場の秩序を優先し、秩序を破った側に対応を迫るからだ。

■ 聖域は「結界」ではなく、自然と信仰の合流点

東方世界には結界や境界といった概念が多いが、ネムノの聖域はそれらと似て非なる立ち位置にある。結界が“遮断”に寄るなら、聖域は“聖別”に寄る。遮断は通行止めだが、聖別は意味の付与であり、場に物語や信仰、畏れを染み込ませる行為だ。妖怪の山には神々や天狗、河童など多様な勢力が集うが、その中でも山奥は、説明され尽くしていない余白が残る場所である。ネムノはその余白を“勝手に踏み荒らされないように聖域として固める役”に近く、能力は戦闘用の派手さより、生活圏と縄張りの管理に強く結びついている。だから彼女の強さは「火力」よりも「正当性」にも宿る。ここは自分の領域であり、守る理屈がある、という土台が最初から組み上がっている。

■ “山姥”ד聖域”という組み合わせの説得力

山姥は昔話では恐れられやすいが、その恐れは「人里の外側には別の掟がある」という警告でもある。ネムノの能力が聖域形成であることは、この警告を具体的な仕組みに落とし込んでいる。山に入れば山のルールが働き、人里の言い分だけでは通らない。その状態を“空気”ではなく“領域”として固定できるのがネムノで、だからこそ彼女が登場するだけで、山奥が単なる背景ではなく、越えるべき境目として立ち上がる。彼女の物語上の役割は、強い敵というより、世界の構造をプレイヤーに体験させる装置に近い。

■ スペルカード全体のモチーフは「雨」「刃」「山の仕事」

ネムノのスペルカードは、テーマの束ね方が明確で、雨にまつわるもの、刃物にまつわるもの、そして“山で生きるための営み”が混ざり合う。雨は山の気配を一気に変え、視界や足場を奪い、迷いを増やす。刃は生活の道具であると同時に、侵入者に対する脅威にもなる。そして山の仕事は、綺麗事では進まない。こうした要素が、彼女の弾幕を「自然現象」寄りの圧力にし、都会的な魔法勝負とは違う手触りを作っている。公式に確認できるスペルカード群は、『天空璋(TH16)』と『秘封ナイトメアダイアリー(TH16.5)』、さらに後年の関連作でも名前が挙がる。

■ 雨符「囚われの秋雨」/雨符「呪われた柴榑雨」

雨系のスペルは、ネムノの縄張りが“山奥”であることと直結する。雨は山において単なる天候ではなく、通行と生死の条件を変える要素で、降り方次第で道は川になり、霧は濃くなり、匂いも音も変わる。ネムノが雨を弾幕に落とし込むのは、侵入者の感覚を狂わせ、山の主導権を自分側に引き寄せる手段と言える。名称も、ただ濡らすのではなく「囚われ」「呪われ」といった束縛の語感を含み、山に入った者が簡単には自由に動けない雰囲気を強める。これらは『天空璋』で難易度帯によって呼び分けられる形で整理されている。

■ 刃符「山姥の包丁研ぎ」/刃符「山姥の鬼包丁研ぎ」

次に刃のスペルは、ネムノというキャラクター像を最短で伝える。包丁は“台所の道具”であり、研ぐ行為は“日々の手入れ”だが、同時に研ぎ澄まされた刃は暴力にも直結する。ネムノの刃符は、生活の延長線上に危険があることを示す。つまり彼女の恐ろしさは、特別な悪意から来るのではなく、日常の道具を日常の手つきで扱えることから生まれる。さらに上位側では「鬼包丁」として、ただの包丁では済まない“異物感のある刃”へ寄せられ、山姥の脅威が一段濃くなる。ここには、妖怪が人里の生活道具を模していながら、決定的に同じではない、という不気味さも混ざる。

■ 尽符「マウンテンマーダー」/尽符「ブラッディマウンテンマーダー」

この系統は、山が持つ「逃げ場の少なさ」を強調する名前として印象的だ。山中で追い詰められる感覚は、平地の戦いと違って“回り込める余地が減る”ところにある。尽符という分類は、相手を消耗させ、追い詰め、逃げ道を削るニュアンスと相性が良い。ネムノがこれを使うのは、侵入者に「引き返す」という選択肢を心理的にも物理的にも突き付けるためだろう。血の語が付く上位側は、山の厳しさが冗談では済まないこと、そして聖域を荒らす行為が代償を伴うことを、言葉の時点で先に告げている。『天空璋』におけるネムノのスペルカード一覧として、この系統がまとめられている。

■ 研符「狂い輝く鬼包丁」など、派生作での“研ぎ”の拡張

ネムノの刃のモチーフは、『秘封ナイトメアダイアリー(TH16.5)』側でより尖った方向に展開される。代表的なのが研符「狂い輝く鬼包丁」で、刃を研ぐという行為が、単なる手入れではなく“危険の増幅”として表現される。 研ぎ澄ますほど光り、光るほど狂気を帯びる、という連想は、生活の道具が一線を越えて凶器へ変わる瞬間を想像させ、ネムノの怖さを分かりやすく立ち上げる。さらに同作では「マーダーサイン」として「ディープリーセクルーデッドヤマンバ」、そして夢と刃の疲弊を重ねた「ドリームブレードエグゾースション」といった名称も確認でき、山奥の“隔絶”と、刃物の“圧”が別の角度から補強されている。

■ スペルカード名が示すネムノの戦闘哲学

ネムノのスペルカード名は、抽象概念の羅列ではなく、天候・道具・地形といった具体物に寄っている。これは、彼女が理屈を語って相手を納得させるタイプではなく、状況そのものを作り、相手に理解させるタイプであることを示している。雨で視界と移動を奪い、刃で圧をかけ、山の逃げ場のなさを“尽”として突き付ける。こうして侵入者に、ここは自分の土俵ではないと認めさせる。弾幕はルールのある勝負だが、そのルールの中で“山の不利”を相手に背負わせるのがネムノの流儀で、能力である聖域形成とも一致する。彼女は勝つために戦うというより、領域を守るために勝敗を利用している。

■ まとめ:二つ名と能力とスペルは、同じ方向へ収束する

坂田ネムノは、二つ名が境界性を示し、能力が“場所の意味づけ”を司り、スペルカードが雨と刃と山の圧で侵入者を追い詰める、という形で要素がきれいに噛み合っているキャラクターだ。『天空璋』での「浮世の関」という言葉は、彼女を単なるステージ2の敵から、幻想郷の地理にルールを刻む番人へ引き上げる。 さらに闇市場側の二つ名が加わることで、古い山姥の顔と、現代的な欲望の匂いの両方を扱える懐の広さも見えてくる。 こうして見ると、ネムノは情報量の少なさを“余白”として成立させるタイプではなく、少ない手がかりを同じ方向へ束ねて、濃い輪郭を作るタイプのキャラクターだと言える。

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■ 人間関係・交友関係

■ 「交友が少ない」こと自体が、ネムノのキャラクター性になる

坂田ネムノの人間関係を語ろうとすると、まず最初にぶつかるのが“関係の少なさ”である。だがそれは情報不足ではなく、むしろ彼女の輪郭を決める中心要素だ。山姥という種族は、集団や組織を持たず単独で動く傾向が強く、同族間の交流すらほとんど起こらない、と公式のプロフィールで説明されている。 ここから見えてくるのは、ネムノが「仲間を増やして勢力を伸ばす」タイプではなく、「自分の領域を保ち、必要最低限の接点だけを持って生きる」タイプだということだ。だから彼女の交友は、誰かと親しくなるというより、境界線を引いたうえで“その線を越えない範囲だけで成立する関係”になりやすい。山奥に住む者の流儀として、顔を合わせる頻度が少ない、互いの生活に踏み込まない、助け合いよりも距離の維持が優先される――そうした乾いた関係性が、ネムノの自然な呼吸として組み込まれている。

■ 同族(山姥)との距離感:群れないからこそ“縄張り”が濃い

同じ山姥同士でさえ交流が薄いという性質は、逆に言えば「縄張りが濃くなる」ことを意味する。誰かと共同で守るのではなく、自分の分を自分で守る。だからこそネムノは、妖怪の山の中でも特に“踏み込まれたくない場所”に色を付けやすいし、侵入者への反応も速い。プロフィールには、他種族と関わることはあっても、それはあくまでビジネスライクだ、とも書かれている。 つまり彼女にとって関係性は、温度よりも条件でできている。必要がある、利がある、約束が成り立つ――そう判断した瞬間だけ接点が生まれ、必要が消えれば関係も薄れていく。この割り切りは冷酷というより、山奥で生きるための現実感覚に近い。同族とさえ濃く交わらないのは、裏切りや争いを避けるためというより、互いに干渉しないことが最も安全で、最も公平だからだ。結果としてネムノは「誰かの仲間」ではなく「その場所の主」として立ちやすく、交友の薄さがそのまま威圧と孤高さに変わる。

■ 天狗との関係:組織と無組織の“相性の悪さ”が条約で固定される

妖怪の山の勢力として目立つ天狗は、情報・規律・序列といった“組織の力学”で動く側に寄っている。一方の山姥は、組織を持たず単独行動を好む種族とされ、そこに価値観のズレが生まれる。公式プロフィールでは、山姥は組織を好む天狗とは相容れず、互いに不可侵条約を結んでそれぞれ独自に生活している、と説明されている。 ここがネムノの対人関係の要点で、彼女は天狗と“仲良くならない”のではなく、“仲良くならない形で共存している”と言ったほうが近い。相容れないから争う、ではなく、相容れないから線を引いて干渉しない。ネムノの「線引きの厳密さ」は、まさにこの条約的な発想と親和性が高い。天狗側が山全体を管理しようとするなら、山姥側は山の一部を“触るな”として固定し、そこに聖域としての意味を刻む。交友関係が発展しにくいのは、対立を避けるための成熟した距離でもある。

■ 射命丸文(天狗)と向き合ったときに見える“壁”

天狗の代表的な顔として射命丸文がいるが、文のシナリオでネムノと対面した場合、両者の距離感がより分かりやすい形で現れる。天狗は取材と情報で相手に踏み込み、山姥は縄張りと掟で踏み込みを拒む。だから会話の流れは「理解し合う」より「互いの手続きを通す」方向に寄り、ネムノは天狗を“組織の匂いが強い相手”として扱い、歓迎よりも山姥の流儀で応対する姿勢を見せる。 ここで重要なのは、ネムノが天狗を特別に憎んでいるというより、価値観の違いを前提にした対応を崩さない点だ。条約があるからこそ平和、というより、条約があるからこそ互いに深入りしないという共存の形が、彼女の態度に滲む。

■ 主人公たちとの関係:敵対は私怨ではなく「縄張りの手続き」

『東方天空璋』でネムノが主人公たちと出会う場面は、交友の始まりというより、縄張りの確認である。侵入者が現れた瞬間に立ちはだかるのは、感情が先に立つからではなく、「ここは自分の領域だ」という前提をまず確定させるためだ。実際、各主人公シナリオのやり取りでは、ネムノが相手の素性を探りながらも、最初に“ここに入ってきたこと”自体を問題として扱う流れが見える。 また彼女は、外の世界の常識や、人里側の有名人名に詳しいタイプではなく、主人公側が名乗ってもその重みがそのまま通じないことがある。これは「無知」というより「関心の方向が違う」ためで、山奥で完結する生活圏を持つネムノの孤立性を強める描写になっている。 この“通じなさ”が面白いところで、主人公側から見ると話が噛み合いにくいが、ネムノ側から見ると、相手が誰であれ縄張りに入ったなら同じ手続きで対応するだけ、という筋の通った態度になる。彼女の敵対は、関係を断ち切るためというより、関係を成立させる前提条件(越えていい線かどうか)を相手に飲ませるためのものだ。

■ チルノとの対比:力比べの後に残る“温度差のある認知”

チルノのように自己像が大きく、勢いで突っ込んでくる相手に対しても、ネムノは基本の姿勢を崩さない。面白いのは、そうした相手を完全に見下して放置するのではなく、力比べの結果を踏まえて“この先へ進めるかどうか”を現実的に判断し、必要な言葉だけを残して送り出すような振る舞いが見える点だ。 ここに、ネムノの交友観がよく表れている。仲良くなる/ならないではなく、相手が危険か、山を乱す芽か、筋があるか――その判断で距離が決まる。つまり彼女は人間関係を情緒で温めるより、秩序の維持という目的に沿って調整している。だから交流は増えにくいが、いったん“認知”に入った相手に対しては、乱暴一辺倒ではない一面が垣間見える。

■ 「他種族とは関わる」=市場・取引・物々交換の匂い

プロフィールが示す通り、山姥は同族とはほとんど交わらない一方で、他種族とは関わることもある。ただしそれはビジネスライクだ。 この性質をそのまま“交友関係”に翻訳すると、ネムノにとって他者との接点は、雑談や友情の積み上げではなく、交換と契約の積み上げになりやすい。妖怪の山には、道具を作る者、情報を扱う者、信仰を集める者、酒や食を扱う者など、多種多様な生活者がいる。ネムノがそうした相手と接点を持つとすれば、それは生活の必要から発生する自然な取引であり、だからこそ“馴れ合いではないが断絶でもない”距離で成立する。彼女が「闇市場が好き」という二つ名を持つ作品に登場すること自体、必要なときは取引の場へ姿を現すタイプであることを補強する。

■ 闇市場という場で起こりうる関係:匿名性と利害が噛み合う世界

闇市場は、善悪の裁定や神の介入が薄い場所として語られ、カードが流通し、価値が揺れ動く。 こうした環境は、ネムノの“ビジネスライクな交流”と相性が良い。誰とでも親密になれる場ではないが、条件が揃えば誰とでも取引が成立する。組織の後ろ盾よりも個の判断がものを言い、正義よりも利害の整合が優先される。ネムノがこの手の場を好むというニュアンスは、彼女が閉鎖的でありながら完全な孤立を選ばないこと、必要なときは必要な場所へ出ていくことを示している。交友の総量は増えないが、接点は点在する。点と点を結ぶ線は細いが、切れにくい――彼女の人間関係は、そういう“点在型”として考えると理解しやすい。

■ 「保護」や「脅して返す」といった山姥像が示す、人間との微妙な距離

山姥は人里の目からは恐れられやすく、山で行方不明が出れば山姥の仕業だと噂される、という類の語りがプロフィールには含まれている。 この手の要素は、ネムノが“人間と仲良くする妖怪”ではないことを補強する一方で、単純な捕食者として固定されない含みも残す。山の掟に従って侵入者を裁くが、その裁きは必ずしも殺傷に直結しない可能性が語られるため、ネムノの対人関係は「害する/助ける」の二択ではなく、「越えていい線を越えたかどうか」で処遇が変わるタイプだと分かる。人間との交友は薄い。しかし接点がゼロではない。接点が生じるとき、それは情の交流というより、山という異界に触れた結果としての処置に近い。ここにも彼女の“関所”としての性格が表れている。

■ まとめ:ネムノの交友は「温める」より「区切る」ことで成立する

坂田ネムノの人間関係は、友達が少ないという事実そのものよりも、「少なくあるための仕組み」がキャラクター性になっている点が重要だ。同族と群れないから縄張りが濃くなり、組織と相性が悪いから条約で線を引き、他種族とは必要な範囲だけ取引し、侵入者とは手続きとして戦う。 その結果、彼女の交友は増えにくいが、増えにくいことがそのまま“山奥の圧”“聖域の重み”に変換される。ネムノは、関係性を広げて世界を動かすキャラではない。関係性を狭め、境界を強くし、世界の輪郭を濃くするキャラである。だから彼女の交友関係を追うことは、妖怪の山の秩序そのものを追うことにも繋がっていく。

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■ 登場作品

■ 公式での登場は「本編2面ボス」と「派生作での再登板」が軸

坂田ネムノの登場履歴を整理すると、基本は三本柱で捉えると分かりやすい。ひとつ目は『東方天空璋 〜 Hidden Star in Four Seasons.』での本編登場(妖怪の山・2面ボス)。 ふたつ目は『秘封ナイトメアダイアリー 〜 Violet Detector.』での“夢の世界側の相手”としての登場で、曜日別の弾幕夢に組み込まれている点が特徴になる。 みっつ目が『バレットフィリア達の闇市場 〜 100th Black Market.』(東方Project第18.5弾)で、カード収集と周回を前提にした場へ顔を出す形だ。 この三つはそれぞれ、ネムノの「縄張りを守る番人」「境界性のある異物感」「取引の匂いを嗅ぎつける現代的な顔」を別角度から見せ、登場回数が多いタイプではないのに、像が濃くなる構造を作っている。

■ 東方天空璋での登場:妖怪の山の奥へ入る前の“関所役”

『天空璋』におけるネムノは、紅葉した山のステージで待ち受ける2面ボスとして配置される。 ここでの彼女の役目は、事件の核心へ迫る説明役ではなく、「この先は山側の領域であり、外から来た者が勝手に踏み込める場所ではない」という事実を、弾幕という共通言語で叩き込むことにある。山姥であること、天狗と不可侵条約を結んでいること、世間情勢に疎いことなど、断片的な設定は提示されるが、それらは“情報を盛るための背景”というより、“山奥が閉じている理由”を補強する部品として働く。 だから初登場時のネムノは、キャラの内面を語り尽くすよりも、山の掟と距離感を見せる方向に寄っており、プレイヤー側も「話が通じない」というより「こちらの常識が通らない」感覚を味わう。ここが『天空璋』でのネムノの美味しいところで、彼女はステージ2という早い段階に置かれながら、妖怪の山という舞台の“奥行き”を一気に立ち上げる装置になっている。

■ 秘封ナイトメアダイアリーでの登場:本人ではなく「夢の弾幕」としての再構成

『秘封ナイトメアダイアリー』は、宇佐見菫子が“弾幕夢”を撮影していく形式の作品で、ネムノは木曜日の弾幕夢に登場し、通常弾幕に加えて「研符」「殺符」など刃物モチーフを軸にした内容が並ぶ。 さらに裏・日曜日側でもネムノ名義の弾幕夢が組み込まれており、“本編の一度きり”で終わらせず、別の文脈で再利用する設計が見える。 ここでポイントになるのは、ネムノが「物語を進める人物」としてではなく、「夢の世界に現れる危険な像」として抽出されている点だ。つまり彼女の再登場は“本人の続投”というより、ネムノというキャラクターの記号(山奥の圧、刃の怖さ、閉じた領域の息苦しさ)を、写真ゲーム向けに圧縮して提供する方向へ舵が切られている。結果として、プレイヤーはネムノを「山で会った相手」としてだけでなく、「夢の中でも厄介な相手」として再体験し、印象が上塗りされていく。

■ バレットフィリア達の闇市場での登場:周回型の市場に現れる“山の住人”

『バレットフィリア達の闇市場』は、魔理沙がアビリティカードを集めながら、ランダム性と周回性のある市場を攻略していく作品で、東方Projectの第18.5弾として位置付けられている。 ネムノはこの作品内でボスとして登場し、勝利の報酬として入手できるカードが「山姥の包丁」として扱われるなど、“刃物と生活”の結びつきがゲームデザイン側にも反映される。 また、この文脈で彼女には「山姥は闇市場が好き」という二つ名が与えられ、山奥に籠もる古い妖怪でありながら、価値が集まる場所へはふらりと現れる顔も補強される。 ここでのネムノは、『天空璋』のような“関所の主”としての静的な配置から一歩ずれ、「市場=取引の場」に接続した動的な像へ移る。とはいえ根っこが変わったわけではなく、山の厳しさを背負ったまま、別の形で“境界の外側”に触れている、という見え方になるのが面白い。

■ 公式作品内での扱いをまとめると「多弁ではないが、役割は明確」

ネムノは、原作内で長い会話劇を背負うキャラではない。登場して、線を引き、戦い、去る。だからこそ、登場作品が増えるたびに、キャラクターの説明が増えるというより、“同じ芯が別の場所に刺さる”形で印象が強まる。『天空璋』では妖怪の山の掟を示す壁。 『秘封ナイトメアダイアリー』では夢の弾幕として切れ味を増す記号。 『闇市場』では取引の匂いに反応する、時代に適応する山姥の一面。 この整理を持っておくと、二次創作でネムノがどう膨らまされやすいかも読みやすくなる。

■ 二次創作ゲームでの出番:扱いやすいのは「中盤の関所」「山勢力のゲスト」「刃物系の強敵」

二次創作ゲームでネムノが起用されやすい型は、原作の配置を活かした“中盤の関所役”だ。主人公が妖怪の山へ入る、あるいは山の勢力へ交渉しに行く、という筋を作るとき、ネムノは「入山の手続き」を弾幕・勝負・通行料・試験などに置き換えるだけで自然に登場できる。また、天狗・河童・神奈子勢力など、山周辺のキャラが絡む話では、不可侵条約や縄張りの論理を持ち込めるため、“単なる敵”ではなく“守る理屈のある敵”として出しやすい。さらに刃物モチーフも強いので、近接武器・投擲・範囲制圧などゲーム的な個性を付けやすく、強敵枠としての適性も高い。公式の登場回数が少ないぶん、二次側が解釈で補う余白も大きく、だからこそ「山奥の住人」「怖いが筋が通る」「取引はするが馴れ合わない」といった芯だけ残して、作品ごとに色を変えやすい。

■ 二次創作アニメ・動画での扱い:短い出番で“空気を変える役”になりやすい

二次創作アニメやMMD、短編動画などでは、ネムノは長期レギュラーよりも“空気を変えるゲスト”として光りやすい。理由は単純で、彼女が出るだけで舞台が人里のテンポから、山のテンポへ切り替わるからだ。会話の通じ方が変わり、冗談の通用範囲が狭まり、立ち入りの是非が問題になる。つまり脚本側は、ネムノを登場させるだけで「ここから先は別の掟」というスイッチを入れられる。しかも、敵として出しても、味方として出しても成立する。敵なら通行不可の壁。味方なら山道の案内人、あるいは“近づいてはいけない場所”の管理者。どちらでも、聖域・境界・刃物というモチーフが画面映えし、短い尺でも存在感が出やすい。

■ まとめ:登場作品の少なさは弱点ではなく「役割の純度」を上げる材料

坂田ネムノの登場作品は、公式の軸としては『天空璋(2面ボス)』『秘封ナイトメアダイアリー(弾幕夢)』『バレットフィリア達の闇市場(18.5での登場)』に整理できる。 そして重要なのは、どの作品でも「山の奥の者が、境界を守る」という芯がブレず、出番が増えるほど説明が増えるのではなく、像の輪郭が濃くなる方向で積み上がっている点だ。だから二次創作でも、ネムノは“盛りやすい”のではなく“置きやすい”。関所、聖域、取引、刃物、山の掟――このキーワードが揃う限り、どんな舞台に出してもネムノはネムノとして成立し、物語の地形を一段深くしてくれる。

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■ テーマ曲・関連曲

■ ネムノを象徴する原曲は「山奥のエンカウンター」

坂田ネムノの“顔”として最も強く結び付いているのは、『東方天空璋 〜 Hidden Star in Four Seasons.』に収録された2面ボス曲「山奥のエンカウンター」である。作品内ではネムノ戦のBGMとして鳴り、曲名のとおり「山奥での遭遇」を一瞬で状況化する役割を担う。 ここでの重要点は、ネムノが事件の解説役でも社交役でもなく、“踏み込んだ相手に先に圧をかける山の主”として配置されていることで、テーマ曲もまた「交渉」より「遭遇」を優先する構造になっていることだ。遭遇は、準備して会いに行くものではなく、曲がり角を越えた瞬間に突然起きる。ネムノのテーマは、その突然性をテンポ感と押しの強さで表現し、プレイヤーに「ここから先は山側の時間だ」と身体で理解させる。

■ ZUNコメントのニュアンスを“ネムノらしさ”へ翻訳する

「山奥のエンカウンター」についてのコメントでは、ゲーム音楽らしい手触りを意識したこと、そして山姥という存在の不気味さや血気の強さを東方風にまとめた、という方向性が示されている。 これをネムノ像に引き寄せて言い換えるなら、彼女は“理屈で理解される”より前に“反射的に危険だと感じさせる”性質を持ち、その危険は怪奇の湿度と獣じみた勢いの両方で構成されている、ということになる。山姥は昔話の中で語られる割に輪郭が掴みにくい存在だが、掴みにくいからこそ「遭遇したら終わりかもしれない」という恐怖が立ち上がる。曲が持つ不穏さと推進力の同居は、まさにその“掴めなさ”を攻撃的な魅力へ変換している。

■ メロディが描くのは「追い払う」のではなく「追い立てる」圧

ネムノ戦の弾幕は、ただ目の前に壁を置いて止めるというより、相手に呼吸を許さず“退路を考える余裕ごと削る”印象が出やすい。曲側も同様で、のんびりした導入で構えを作るより、最初から勢いよく足を取っていく。これが効いているのは、ネムノの役割が“ここで立ち止まって事情説明”ではなく“そもそも通す気がない場所の手続き”だからで、BGMが先に攻めることで「まず避けろ」「話は勝ってからだ」という空気が自然に出来上がる。曲名が「エンカウンター(遭遇)」であることも、この構造と相性が良い。遭遇とは、こちらの都合で速度を落としてくれない出来事であり、ネムノの縄張りに入った時点で状況が相手主導に切り替わる、その感覚を音で固定している。

■ “山奥”を音で描くときに効くのは、閉塞感と抜けの良さの両立

山奥の怖さは、暗く重いだけでは成立しにくい。なぜなら山は視界が悪い一方で、風や水や空の抜けもあり、閉じているのに開けているという矛盾を抱えるからだ。「山奥のエンカウンター」は、迫るような緊張で閉塞感を作りつつ、音の抜けの良さで“逃げたくなるのに逃げ切れない”感覚を作る。ここにネムノらしさが宿る。彼女は山奥に籠もりきりの存在でありながら、侵入者を見つけた瞬間には一気に距離を詰めてくる。つまり閉じた領域に属しながら、対応は俊敏で攻撃的だ。その二面性が、曲の「重さ」と「走り」を同時に成立させる要因になっている。

■ 近接武器のイメージを“弾幕化”する音の切れ味

ネムノは斧を携え、スペルカードでも包丁や刃物を強く想起させるワードが並ぶなど、近接武器のイメージが濃いキャラクターだ。 しかし東方の戦闘は弾幕が基本で、近接の危険はそのままでは表現しづらい。そこで音が担うのが「刃の切れ味」を空間に散らす役目である。短いフレーズの鋭さ、勢いよく刻まれるリズム、加速を感じさせる運びは、弾幕が“飛び道具”であるにもかかわらず、距離が詰まる恐怖を錯覚させる。結果としてプレイヤーは、画面上では弾を避けているだけなのに、心理的には“切られる前に逃げている”気分になりやすい。ここがネムノ戦の快感であり、テーマ曲がそれを下支えしている。

■ 関連曲1:2面道中「色無き風は妖怪の山に」が作る前段の空気

ネムノのテーマをより効かせているのが、2面道中曲「色無き風は妖怪の山に」だ。 道中曲が担うのは、遭遇の前の“気配”である。妖怪の山という舞台に入っていくと、里のルールから山のルールへ、音の温度が少しずつ切り替わる。道中で積み上げた「ここは人里と違う」という違和感が、ボス曲の瞬間的な圧で完成する。言い換えると、ネムノ戦は単体で怖いのではなく、道中で道を狭められたあとに“出会ってしまう”から怖い。2面道中曲と2面ボス曲はセットでネムノの舞台装置になっていて、BGMの流れだけで「山奥へ踏み込んだ」物語が成立する。

■ 関連曲2:秘封ナイトメアダイアリーでは“ネムノらしさ”が刃物側へ寄る

『秘封ナイトメアダイアリー 〜 Violet Detector.』では、ネムノは木曜日の弾幕夢に登場し、通常弾幕に加えて「研符」「殺符」といった、刃物のニュアンスが強い内容が並ぶ。 ここでのネムノは、本編のように「山奥の関所」の空気を背負うというより、“夢の中でも厄介な危険物”として記号化されやすい。音楽面で言えば、キャラ固有テーマを長く聴き込むというより、弾幕のギミックと一緒にネムノのモチーフ(刃、鋭さ、追い詰め)が短い単位で反復される体験に近い。したがって関連曲としては、「山奥のエンカウンター」を“場所の物語”として捉えるのに対し、『ナイトメアダイアリー』側は“危険の切れ味”として捉え直す位置付けになる。

■ 関連曲3:闇市場では「固有テーマ」より「場のBGM」に溶け込む

『バレットフィリア達の闇市場 〜 100th Black Market.』は、市場という場そのものにテーマ曲が割り当てられ、戦闘も“市場のボス曲”として共有される設計が目立つ。 この枠組みの中では、ネムノの存在は「山奥の主」から少しずれ、“価値が集まる場所に顔を出す山姥”として場に溶ける。彼女個人の音楽で押すというより、市場の賑わい・危うさ・反復性にネムノが乗ってくる形だ。だからこそ逆説的に、ネムノの固有テーマは『天空璋』の「山奥のエンカウンター」が基準点として残り続け、他作品で出会うほど「やっぱりネムノと言えばこれだ」という帰属感が強まる。

■ 二次創作アレンジでの広がり:山・刃・遭遇はジャンルを選ばない

「山奥のエンカウンター」は、二次創作(アレンジ)側でも扱いやすい原曲として流通している。理由は明快で、モチーフが強く、テンポと緊張が最初から揃っており、ジャンル変換に耐える“骨格”があるからだ。ハード寄りに振れば追跡劇の迫力が伸び、テクノ寄りに振れば“逃げ場のない連続遭遇”の感覚が強調され、オーケストラ寄りに振れば山の伝承的な古さが前面に出る。実際、アレンジ情報を原曲別に集約するデータベースでは、多数のサークルがこの曲を取り上げていることが確認でき、例えばDiGiTAL WiNG、Pizuya’s Cell、GET IN THE RINGなど、方向性の違うサークル名が並ぶ。 こうした広がりは、ネムノのキャラクター性(山奥・聖域・刃物)が“音の物語”としても強いことの裏返しで、原曲が短い出番以上の存在感を支えている証拠でもある。

■ アレンジを集めるときのコツ:曲名より「原曲名」から追う

二次創作曲はタイトルが自由につけられるため、ネムノ関連曲を探すときは「坂田ネムノ」だけで検索するより、「山奥のエンカウンター」という原曲名から追うほうが収穫が多い。原曲別のアレンジ録や、サークルの頒布情報には、原曲名が併記されることが多く、そこからジャンル(ロック、クラブ、民族調、オーケストラなど)やボーカルの有無で掘り下げやすい。 そしてネムノの場合、スペルカードの刃物モチーフが強いため、タイトルに“knife”“carving”“encounter”“mountain”などの語感が混ざる形でアレンジ名が付くこともあり、原曲名と合わせて追うと見つけやすい。こうして集めていくと、「山奥のエンカウンター」は単なるボス曲ではなく、“遭遇の物語を再演できる素材”として愛されていることが見えてくる。

■ まとめ:ネムノの音楽は「場所→危険→市場」と視点を変えながら芯が残る

坂田ネムノのテーマ曲の中心は、あくまで『天空璋』の「山奥のエンカウンター」であり、これは2面道中「色無き風は妖怪の山に」との流れで“山奥の関所に出会ってしまった”体験を完成させる。 その後、関連作ではネムノの要素が“刃物の危険”として圧縮され(『秘封ナイトメアダイアリー』)、 さらに“闇市場という場のBGM”へ溶け込み(『バレットフィリア達の闇市場』)、 固有テーマの帰属がむしろ強まる。二次創作側では原曲別に膨大なアレンジが作られ、ジャンルを変えても「遭遇の圧」「山の息苦しさ」「刃の切れ味」という芯が残りやすい。 だからネムノの音楽は、出番の少なさを補うどころか、出番の少なさを“原曲への帰巣本能”に変えて、キャラクターの印象を長く保たせる装置になっている。

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■ 人気度・感想

■ 人気の立ち位置は「熱量の高い固定ファンが支える中堅~下位寄り」

坂田ネムノの人気を数字で俯瞰すると、全体の超上位常連というより、一定の支持を継続して積み上げるタイプに近い。東方Project人気投票では、たとえば第14回(2018年)で109位、第15回(2019年)で111位、第16回(2020年)で131位といった位置に入り、投票数やコメント数も“突出した爆発”より“確実な存在感”として残っている。 さらに海外向けを含む集計系でも、2025年結果でネムノが141位付近に載っており、長い時間をかけて「好きな人がずっと好きでい続ける」キャラ像が見えやすい。 ここがネムノの面白いところで、登場作品の少なさや台詞量の少なさが“弱点”になり切らず、むしろ余白が推しの解釈を広げ、熱量を保つ燃料になっている。

■ 票の伸び方に出る特徴:一押しは多くないが、確実に名前が残る

人気投票のページを見ると、ネムノは得票数・ポイント・一押し数・コメント数がまとまって提示される。たとえば第16回では131位で、得票とコメントが一定数積み上がっていることが分かる。 第15回や第14回も同様に、順位の上下はあっても、毎回“支持がゼロにならない”タイプの推され方が確認できる。 つまりネムノの支持は、話題の波で一気に跳ねるより、作品を跨いでも残り続ける粘り強さに寄っている。その粘りは、キャラが“わかりやすく強い”からではなく、“わかりにくいのに輪郭が濃い”ところから生まれている。

■ 好きポイント1:怖いのに筋が通っている「関所の主」感

ネムノが刺さる人の多くは、彼女の敵対を「意地悪」や「乱暴」ではなく、「縄張りを守る手続き」として受け取っている。山奥に踏み込めば、山の掟が優先される。通るなら通るで、越境の責任を負う。その線引きの厳密さが、幻想郷の舞台としてのリアリティを上げ、キャラとしての説得力にもなる。こうした“筋の通った怖さ”は、善良な味方キャラの魅力とは別軸で、好きになる理由として強い。人気投票のコメント欄でも、恐さと可愛さ、強さと抜け感のような二面性を好む声が集まりやすい構造がある(コメント数が一定あること自体が、語りたい層の存在を示す)。

■ 好きポイント2:生活臭のある武器モチーフが生む“迫力の現実感”

ネムノは斧を携え、スペルカードや関連作でも包丁・研ぎといった刃物モチーフが強い。 ここがファンの想像力を刺激する点で、魔法の杖や抽象的な超能力ではなく、「生活の延長線にある危険」が感じられる。日々手入れした刃はよく切れる。よく切れるものは怖い。怖いが、生活に必要でもある。こうした矛盾が“山で暮らす妖怪”の実在感を強め、二次創作でも料理・手仕事・山小屋・狩猟・保存食といった方向へ自然に枝が伸びる。東方我楽多叢誌の『週刊東方キャラクター』でも、読者投稿としてネムノが登場する二次創作作品が紹介されており、山小屋や日常の空気で魅力が語られている。

■ 好きポイント3:いわゆる「母性」や「面倒見の良さ」へ転がるファン解釈

ネムノは公式で“優しい”と断言されるタイプではないが、山奥で生きる生活者としての強さ、淡々とした対応、余計を言わない厳しさが、二次創作では「保護者っぽさ」「世話焼きっぽさ」に転がりやすい。実際、人気投票のコメント欄にはネムノを身近で頼れる存在のように捉える空気が混じりやすく、呼び方や距離感に“家族的な温度”を感じる文化も見える(コメント数が多い年ほど、そうした呼び名が目立ちやすい)。 これはネムノの“ギャップ”が生む現象で、見た目と第一印象は怖いのに、生活の描写を足すと途端に温度が出る。その温度差が、推しポイントとして強い記憶になる。

■ 好きポイント4:テーマ曲がキャラ人気を底上げする

ネムノのテーマ曲「山奥のエンカウンター」は、曲名の時点で状況が立ち上がり、聴くだけで「山奥で出会ってしまった」感覚が戻ってくるタイプの曲として語られやすい。人気投票はキャラ部門と音楽部門が並走する文化があるため、キャラの出番が少なくても“曲で思い出す”導線が強いと支持が残りやすい。ネムノはまさにこの恩恵を受ける側で、登場回数が多くないのに名前が消えにくい理由のひとつになっている。

■ 「印象に残る点」は戦闘難易度より、圧とテンポ

ネムノ戦の記憶が残るのは、純粋な難易度の高さだけではない。ステージ2という早い段階で、しかも山奥という舞台で、最初から“圧”を出してくる。弾幕が生活道具(刃物)や天候(雨)を想起させる名前を持つことで、戦闘がキャラの世界観に直結している。 その結果、プレイヤーは「強かった」だけではなく、「雰囲気が怖かった」「距離感が変だった」「里の常識が通じなかった」という体験として覚えやすい。体験として刺さるキャラは、人気投票で順位が暴騰しなくても、ずっと語られる。ネムノの人気はこのタイプだ。

■ カップリング・相方人気は「強い定番」より「点在する好み」

ネムノは組織に属さず単独行動のイメージが強いため、特定の相方と常にセットで語られるタイプではない。人気投票Exのベストパートナー部門でも、ネムノ絡みは票が分散し、キスメや牛崎潤美、霧雨魔理沙など“意外な組み合わせ”が点在する形で見える。 これは弱さではなく、解釈の自由度の高さで、固定カプ文化というより「この組み合わせだと面白い」という実験が起きやすい土壌がある。孤高キャラゆえの強みと言える。

■ 闇市場再登場で増えた感想:山奥の古さ+現代の欲望の匂い

『バレットフィリア達の闇市場』での再登場は、ネムノに「闇市場が好き」というニュアンスを付与し、山奥に籠もるだけの存在ではなく、“価値が集まる場所には出てくる”面を強めた。 この更新はファンの感想にも効きやすく、「古い伝承の妖怪なのに案外ノリが現代的」「取引はするけど馴れ合わないのがらしい」といった読みが増えやすい。孤立と交流のバランスが少し動くことで、二次創作の題材も「山小屋の日常」だけでなく「市場での目利き」「カードや品物に対するリアクション」へ広がる。公式の供給が一点増えるだけで、妄想の枝が何本も増えるタイプのキャラだ。

■ まとめ:ネムノは“推しの言語化”が楽しいキャラ

坂田ネムノは、人気投票の順位だけで語ると派手さはないが、毎回一定の票とコメントが集まり、長期で名前が残るタイプの支持を得ている。 その理由は、怖さと筋の通り方、生活道具としての刃物モチーフ、山奥という舞台の圧、テーマ曲の即効性、そして“少ない公式情報が余白として働く”構造にある。二次創作でも語りやすく、読者投稿でおすすめ作品が集まるのも、推しポイントを言葉にしやすい証拠だ。 ネムノは、順位を競う人気より「好きであり続ける人気」を持つキャラで、だからこそ出会うたびに解釈が増え、味が濃くなる。山奥の関所で一度ぶつかっただけなのに、ずっと記憶に残る――その“残り方”自体が、彼女のファン人気の核心だ。

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■ 二次創作作品・二次設定

■ 二次創作におけるネムノの扱われ方は「余白が多い=遊べる幅が広い」

坂田ネムノは公式での登場や台詞が比較的コンパクトで、性格も「線を引く」「山の流儀を優先する」といった核が強い一方、生活の細部や過去の来歴、日常の人間関係が細密に語られ切っているタイプではない。だから二次創作では、その“語られていない部分”がそのまま創作の余地として機能しやすい。強い芯を持ちつつ、枝葉が自由に伸びる。しかも芯が「山奥」「聖域」「刃物」「縄張り」「取引」という強いモチーフで固定されているため、作者ごとの解釈が違っても、ネムノとしての手触りが残りやすい。つまり二次のネムノは、原作の空気を壊しにくいのに、日常もシリアスもギャグも成立させやすい“便利さ”を備えている。

■ 定番1:山小屋の主としての「生活者ネムノ」

もっとも起こりやすい二次設定は、ネムノを山奥の小屋の主として据え、狩猟・採集・保存食・手仕事といった生活描写を厚めにするパターンだ。斧や包丁というモチーフがあるため、薪割り、獣の解体、山菜の下処理、漬物や干し肉、薬草茶など、“手を動かして生きる”シーンが自然に似合う。ここでのネムノは怖いというより頼れる。口数は少ないが、必要なことは教える。余計は言わないが、やることはきっちりやる。そういう職人肌の人物像に寄せられやすい。しかも山奥という舞台は、訪問者を限定できるため、話を閉じた空間で密度高く展開しやすい。「迷い込んだ誰かを泊める」「吹雪や大雨で足止め」「山の掟を教える」など、短編でも長編でも組みやすい土台になる。

■ 定番2:母性的・保護者的な解釈と、その裏にある“怖さ”の同居

ネムノの二次設定で人気が出やすい方向として、厳しいけれど面倒見が良い、いわゆる保護者ポジションがある。ここで重要なのは、甘い優しさではなく“山の優しさ”として描かれる点だ。危険を危険として扱い、甘やかさず、でも放り出さない。言い方は刺さるが、結果として生き延びさせる。そういう不器用な庇護が、山姥という怖い種族イメージとのギャップになって、読者の記憶に残りやすい。一方で、母性的に寄せすぎると「ただの良い人」になりがちなので、二次ではしばしば“境界を越えたら容赦しない”側面も同居させる。普段は世話焼きだが、聖域に土足で入った瞬間だけ目の色が変わる、という切り替えを入れることで、ネムノらしさ(線引きの厳密さ)が戻ってくる。

■ 定番3:ギャグ化するときの型は「物騒なのに日常的」「怖いのに小言が生活寄り」

ギャグ方面では、ネムノの“物騒な道具を平然と扱う生活者”という性質が強い武器になる。包丁を研ぎながら説教する、斧を肩に担いだまま世間話をする、雨の気配を嗅ぎ分けてやたらと当てる、など、本人は普通のことをしているのに周囲がビビる構図が作りやすい。また、怒る理由も「危ない」「汚れる」「迷惑」「無駄」と生活基準に寄るため、説教がどこか現実的で妙に納得できる。結果として、ツッコミ役にもボケ役にも回れる。特に“外から来た勢いのあるキャラ”と組ませると、ネムノの淡々とした圧が映えてコメディのテンポが出やすい。

■ 定番4:シリアスでは「聖域」「禁忌」「通行の代償」を物語の鍵にする

シリアス寄りの二次では、ネムノの能力や役割を拡張して、聖域の管理者・禁足地の番人・古い契約の保管者のように扱うことが多い。ここでのネムノは“強い敵”というより、“越えるに値する相手かを試す存在”として置かれる。主人公が何かを求めて山奥へ行くほど、ネムノの関所性が効いてくるからだ。通行を許す代わりに条件を出す、条件を守れなければ山が牙を剥く、条件を守ることで主人公側が成長する、といった“試練の構造”が組める。さらに聖域を「場所」ではなく「状態」として扱い、心の迷いが聖域を乱す、欲望が聖域を汚す、といった精神面と結びつけると、ネムノは単なる番人ではなく“秩序の象徴”として話を引き締められる。

■ 定番5:山の勢力図に絡めて「条約」「縄張り」「政治の外側」を描く

妖怪の山には天狗や河童、神々など組織や共同体の論理で動く存在が多い。その中に、単独行動気味で条約によって距離を保つ山姥を置くと、物語に“政治の外側”が生まれる。二次ではここを膨らませ、天狗の会議や河童の商談が届かない領域としてネムノの縄張りを描いたり、逆に「条約の抜け穴」を巡ってトラブルが起きたりする。ネムノは権力を求めないが、権力側も無視できない。そういう独立勢力の立ち位置は、陰謀ものでも冒険ものでも便利で、誰の味方でもないが筋は通す、という振る舞いがドラマを作る。

■ 定番6:闇市場以降の二次設定は「目利き」「換金」「レア物収集」で広がる

闇市場の文脈が入ると、ネムノの二次設定は生活者から“取引者”へ枝が伸びる。山で採れる珍しい素材、山奥でしか手に入らない道具、怪しい霊薬、古い護符、使い道のよく分からない品――そうした“品物”を軸に、ネムノを目利きや仲買のように描く流れが出やすい。面白いのは、ここでも彼女が饒舌な商人になりにくい点で、値段を吊り上げる巧みさではなく、「これは危ない」「これは使える」「これは捨てろ」という断定で市場の温度を変えられる。欲望が渦巻く場所に、生活の倫理で冷水を浴びせるキャラとしても動かせるし、逆に“必要なら容赦なく買う”現実主義としても描ける。

■ 二次創作での「口調」や「距離感」の作り方に見える傾向

ネムノは二次で、語尾を強めにして粗野さを出す解釈もあれば、必要な言葉だけ短く言う寡黙タイプとして描かれることもある。ただ多くの作品に共通しやすいのは、相手と馴れ合わない距離感だ。褒めるときも素直に褒めない。心配しても面倒そうに言う。助けても「借りは返せ」と釘を刺す。こうした“素直じゃない温度”が、山姥の怖さと生活者の現実感を両立させるための便利な調整弁になる。結果として、ネムノの二次口調は「威圧」「現実」「不器用さ」の三点をどこに配分するかで作家性が出やすく、読み比べの楽しさが生まれる。

■ 二次創作での扱いが割れやすいポイント

ネムノは解釈の幅が広いぶん、割れやすいポイントもある。たとえば「人間にどこまで優しいか」「侵入者を本気で害するか」「聖域のルールは融通が利くか」といった部分は、作品ごとに差が出やすい。また、ギャグで柔らかくしたネムノと、シリアスで恐ろしさを強調したネムノは、同じキャラでも別人に見えやすい。そこで上手くまとめるコツとして二次でよく使われるのが、“普段は現実的で面倒見があるが、線を越えた瞬間だけ絶対に折れない”というスイッチ構造だ。このスイッチがあると、日常回でもシリアス回でもネムノがネムノのまま動ける。

■ まとめ:二次のネムノは「山奥の秩序」を持ち歩けるキャラクター

坂田ネムノの二次創作・二次設定は、山小屋の生活者、厳しい保護者、物騒なギャグ要員、聖域の番人、条約に縛られない独立勢力、闇市場の目利き、といった方向へ広がりやすい。ただし広がっても、芯は「山の流儀」「線引き」「聖域」「刃物」「現実主義」に収束しやすく、だからこそ解釈の違いが“別キャラ化”しにくい。ネムノは、登場回数の多いキャラのように関係性で膨らむというより、場所と掟で膨らむキャラだ。二次で彼女が出てくるだけで、舞台が少し冷え、空気が締まり、越えてはいけない境界が浮かび上がる。そういう“山奥の秩序を持ち歩ける存在”であることが、二次創作で長く愛される理由になっている。

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■ 関連商品のまとめ

■ ネムノ関連グッズは「公式の少なさ」より「同人の厚み」で増えていくタイプ

坂田ネムノの関連商品を眺めると、最初に見えてくるのは“公式一点豪華主義”ではなく、“同人側でじわじわ層が厚くなる”流れだ。公式出番は多作型ではない一方、山奥の関所・斧(刃物)・生活者っぽさといった記号が強く、グッズ化したときに「見ただけでネムノだ」と分かる。だから供給の主戦場は、個人・サークルが小回りよく作るアイテムになりやすい。実際、BOOTHでは「坂田ネムノ」タグで複数の同人グッズや同人誌が並び、アクリル系や小物系など、扱われ方の傾向まで見える。

■ 定番その1:アクリルスタンド/アクリルフィギュアは“立ち絵の強さ”が直撃する

ネムノのグッズで特に多いのが、アクリルスタンド(アクスタ)やアクリルフィギュア系だ。BOOTH上でもネムノのアクリルスタンドが具体的に頒布されており、サイズ感を含めて「飾って楽しむ」用途がはっきりしている。 アクスタは背景込みの世界観を作りやすく、山奥・紅葉・山小屋・刃物の気配など、ネムノの“生活と危険が同居する空気”を一枚絵で表現しやすい。さらに、同じ絵柄でも台座やロゴで味が変わるため、サークルごとの解釈差がそのままコレクション性になる。ネムノは公式情報の余白があるぶん、アクスタの「この絵柄のネムノが好き」が成立しやすく、推し方が直感的になりやすい。

■ 定番その2:アクリルキーホルダー/ストラップは“武器モチーフ”と相性が良い

次に多いのがアクリルキーホルダー(アクキー)系で、BOOTHでもネムノ名義のアクキーが複数確認できる。 ネムノは斧や刃物の印象が強く、キーホルダーの小さな面積でも「持ち物としての危うさ」が演出できる。しかも、山姥=怖い、だけで終わらせず、デフォルメやドット絵に寄せても成立するのが強みで、同じキャラでも“怖さ寄り”“可愛さ寄り”“生活者寄り”が並立する。アクキーは価格帯も比較的手が届きやすく(※作品や頒布者によって差はある)、初めてネムノグッズを迎える入口になりやすい。

■ 定番その3:布もの(眼鏡拭き・タオル・クロス)は「生活感」を推しに変える

ネムノの魅力は“山奥で暮らす生活者”の匂いにもあるため、布ものグッズは相性が良い。実際にBOOTH上にはネムノの眼鏡拭き(クロス)系アイテムが見られ、日常で使うたびにキャラが生活に溶け込むタイプの推し方ができる。 こういう実用品は、キャラを大きく主張するより「手元に置く安心感」を作りやすく、ネムノの“厳しいけど頼れる”解釈とも噛み合う。飾るアクスタと、使うクロスを揃えると、同じ推しでも体験が変わって面白い。

■ 定番その4:Tシャツ/トート/スマホケースなど、外で使えるグッズも一定数ある

BOOTHのタグ検索結果では、Tシャツやスマホケース、トートバッグ、マウスパッドなどのカテゴリも確認でき、ネムノが「飾るだけの推し」ではなく「持ち歩く推し」にも展開されていることが分かる。 ネムノの場合、ロゴ・シルエット・刃物モチーフだけでもキャラ性が立つので、派手な全面プリントよりも“通好みの控えめデザイン”に落とし込みやすいのも特徴。普段使いしやすい形にしても、ネムノらしさが消えにくい。

■ “作品由来”の関連商品:ゲーム内要素がそのままグッズの言語になる

ネムノは、作品内モチーフが強いぶん「作品の言葉」がそのままグッズの名前や意匠に使われやすい。代表例が『バレットフィリア達の闇市場』のアビリティカード文脈で、カード名として「山姥の包丁」が確認できる。 この種の“公式ワード”は、スリーブ、プレイマット、カード風アクリル、ステッカーなどに落とし込みやすく、ネムノ推しのアイテムを「ただのキャラ絵」から「作中要素の再現」へ一段引き上げてくれる。ネムノのグッズはキャラ単体で完結するだけでなく、闇市場・包丁・研ぎといった単語が付くだけで急に“らしさ”が増すため、二次側が作りやすい土壌がある。

■ 同人誌・イラスト集・小説は「余白の補完」と「日常の拡張」で伸びる

グッズだけでなく、BOOTHのカテゴリ表示を見ると、漫画・小説・イラスト集(CG集)など“読む/眺める”系もまとまって存在している。 ネムノの二次作品は、関所としての怖さを掘る方向もあれば、山小屋の日常を厚くする方向もある。だから同人誌は「ネムノの解釈そのもの」を買う行為に近く、同じキャラでも作品ごとに別の味になる。グッズが推しの“形”なら、同人誌は推しの“時間”を増やすもの、という住み分けが起きやすい。

■ どこで探すか:BOOTHが強く、コレクター系では中古ショップも選択肢

入手先として分かりやすいのは、個人・サークル直販が集まるBOOTHで、タグ検索でネムノ関連がまとまって見える。 そして、過去の頒布物や在庫切れ品を追う場合は、中古・コレクター系のショップも視野に入る。例えば、まんだらけは東方Project関連のカテゴリを持ち、同人誌・グッズ類が流通している。 こうした場所は「今売っているもの」より「過去に出たもの」を拾える可能性があるため、ネムノ推しで“特定の絵柄やサークル”を追い始めると頼りになる。

■ まとめ:ネムノ関連商品は「飾る」「使う」「読む」で推し方を三分割すると集めやすい

坂田ネムノの関連商品は、アクスタ・アクキーなどのアクリル系が軸になり、実用品(クロス等)やアパレル、さらに同人誌やイラスト集へ広がる、という構図で整理しやすい。 そこに『闇市場』由来の「山姥の包丁」など作中ワードが加わると、“ネムノっぽさ”が一段濃くなる。 だから集め方のコツは、飾る(アクスタ)、使う(クロス・小物)、読む(同人誌)で推し方を分け、気分で回すこと。ネムノは供給の量で殴るタイプではない代わりに、解釈の幅で楽しませるタイプなので、グッズも「数」より「自分の解釈に合う一点」を選ぶほど満足度が上がりやすい。

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■ オークション・フリマなどの中古市場

■ 中古市場でのネムノ関連は「公式流通品」と「同人頒布物」で値動きのルールが変わる

坂田ネムノの中古は、ひとことで言えば“同じネムノでも、出自で相場のクセが全然違う”。ムービックなどの公式流通品(一般販売・ボックス商品)は、供給がまとまっているぶん、出品数が増える時期には値段が落ち着きやすい。一方で、イベント配布やコラボ限定、サークル頒布の少部数アイテムは、そもそも市場に出る回数が少なく、出た瞬間に早い者勝ちになりやすい。たとえば駿河屋のページを見ると、ネムノのスタンド付きアクリルキーホルダー(ムービック、2024/12/13発売、定価770円)や、東方Project×アトレ秋葉原のアクリルキーホルダー(定価330円)など、出自がはっきりした商品が並ぶ一方で、品切れ表示も多い。 “買えるタイミング”が限られること自体が、中古での探し方(張り付き・保存検索・まとめ買い)を左右する。

■ よく流通するカテゴリと、相場が安定しやすい順番

中古で見かけやすいのは、アクリルキーホルダー/アクリルスタンド/缶バッジなどの小物類だ。実際、フリマではネムノ単体の小物が数百円台で出ている例が確認でき、単品だと手に取りやすい価格帯になりやすい。 逆に、セット品(複数個まとめ)や、イベント名が付く限定系は、単価が上がるより「出たら消える」タイプの動きになりがちで、相場というより“遭遇率”が価値を作る。だから中古を狙うときは、まずは流通しやすい小物で土台を作り、限定系は気長に待つ、という順番が失敗しにくい。

■ 参考になる実例の価格帯は「数百円〜数千円」がボリュームゾーン

具体例として、メルカリ検索結果では「スタンド付きアクリルキーホルダーコレクション(坂田ネムノ)」が500円で出ている表示があり、同じくネムノのシルエットTシャツが1,200円で並ぶなど、まずは“数百円〜千円台”に商品が溜まりやすいのが見える。 缶バッジも単品500円の例があり、 4点セットで1,850円の例もあるので、同じカテゴリでも「単品」「まとめ」「状態」「絵柄の人気」で上下しやすい。 ただしフリマは出品者の裁量が大きく、相場の平均値より“その瞬間の最安・最速”が勝ちやすい。見つけたときに迷わないためにも、自分の中で上限(ここまでなら買う)を先に決めておくと強い。

■ 限定・コラボ系は「定価が安くても高騰しうる」ので、履歴の見方が重要

イベント/コラボのキーホルダーは、定価が330円のように軽いものでも、出回りが少ないと中古での体感価格が上がることがある。 ただ、ここは“高い=レア”と短絡しない方がいい。コラボ名や開催時期がタイトルに入っていると、検索に引っかかりやすいぶん強気価格になり、逆に情報が薄いと安く出ることもある。買う側は、(1)商品名が正確か(コラボ名・年号・シリーズ名まで書かれているか)、(2)写真が表裏・金具・袋の有無まで出ているか、(3)同一出品者が同シリーズを複数出していないか、をチェックすると、割高掴みを減らせる。

■ ヤフオクなどオークション系は「一点物」「同人・手描き」が混ざる市場

オークションは“公式グッズを安く拾う”より、“一点物に出会う”比率が上がりやすい。実際、Yahoo!オークションにはネムノのアクリルキーホルダーの出品があり、 さらにファンアートの手描き色紙のような一点物も出ている。 ここで大事なのは、欲しいのが「公式寄りのコレクション」なのか「作者個人の一点物」なのかを最初に分けること。公式の型番・メーカー・イベント名が欲しい人にとっては、手描きは別カテゴリだし、逆に一点物を楽しみたい人にはフリマの量産品が刺さらない。市場が混ざるぶん、検索ワードも分けたほうが精度が上がる。

■ 駿河屋・中古ショップ系は「在庫の見つけやすさ」と「品切れの多さ」をセットで理解する

中古ショップは、商品情報(発売日・定価・カテゴリ)が整理されているので、正規品を探す目線では非常に助かる。たとえば駿河屋では、ムービックのネムノのスタンド付きアクリルキーホルダー(定価770円)や、BOX(定価7,700円)などが商品として登録されている。 一方で“品切れ中”の表示も多く、欲しいものほど在庫がない、という現実も出る。 だから中古ショップは、購入先というより「型番辞典」「正式名称の確認」「定価の把握」に使い、実際の入手はフリマやイベント再販、サークル再販に回す、という使い分けが効率的。

■ 失敗しやすいポイント:同名検索のノイズ、シリーズ違い、セットの欠品

ネムノは表記ゆれ(坂田ネムノ/ネムノ/Nemuno)に加えて、「ネム」という別作品キャラ名に引っ張られるノイズも出やすい。オークション検索でも“ネム”で引くと別ジャンルが大量に混ざるページが出るので、必ず「坂田ネムノ」「東方」「天空璋」などをセットにするのが安全。 また、コレクション系(全10種の一部など)は、箱・ミニ台座・外袋の欠品で体感価値が変わる。写真と説明が薄い場合は、届いてから「台座がない」「チェーンが違う」などが起きるので、買う側の基準として“写真が足りない出品は最初から避ける”くらいで丁度いい。

■ おすすめの探し方:保存検索+具体ワード+「シリーズ名」で網を張る

探し方は、(1)キャラ名で広く拾う、(2)シリーズ名で絞る、(3)イベント名で突き刺す、の三段階が強い。広い拾い方はメルカリの「坂田ネムノ」検索が分かりやすい。 そこから「スタンド付きアクリルキーホルダー」「幻想郷SDコレクション」「アトレ秋葉原」など、商品ページに書かれている固有名詞へ寄せると、同一アイテムの出品が見つかりやすくなる。 さらに“まとめ売り”で安くなるケースもあるので、缶バッジのように複数所持しても困らないアイテムはセット狙いも合理的だ。

■ まとめ:中古で狙うなら「普及品で満足度を稼ぎ、限定品は遭遇待ち」が堅い

坂田ネムノの中古市場は、アクリル小物・缶バッジなどが流通の中心で、数百円〜数千円の範囲にボリュームが集まりやすい。 一方、コラボやイベント系は定価情報があっても品切れが多く、欲しい人ほど“待ち”が必要になる。 だからこそ、まずは普及品(アクキー・缶バッジ)で推しの手元率を上げ、限定系は保存検索で網を張って遭遇したときに回収する、という二段構えが一番ストレスが少ない。ネムノは供給が爆発するタイプではないぶん、ひとつ手に入るだけで満足度が高いキャラだ。中古市場は、その“一つ”を拾うための山道だと思って、焦らず、でも見つけたら早めに決める——そのバランスが一番うまくいく。

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