
【中古】北米版 ファミコン NES リンクの冒険 Zelda II Adventures of Link ゼルダの伝説 NES
【発売】:任天堂
【開発】:任天堂、SRD
【発売日】:1986年2月21日
【ジャンル】:アクションアドベンチャーゲーム
■ 概要
1986年、任天堂がディスクシステムの幕開けとともに世に送り出したタイトル、それが『ゼルダの伝説』です。のちに大きなシリーズとなるこの作品は、プレイヤーが剣士リンクとなってハイラルの地を自由に冒険し、知恵と工夫を武器に試練に挑んでいく、アクションと謎解きが融合した革新的な作品でした。
当時としては驚異的だった「広大なオープンワールド」の概念を取り入れ、固定画面をつなぎ合わせたフィールドと迷宮の中をプレイヤーが自由に行き来できるスタイルは、多くの子供たちや大人の心を虜にしました。物語の中心には、悪の化身ガノンに囚われたゼルダ姫の救出があり、彼女が持つ力の源である「トライフォース」を集めることがゲームの主目的となっています。
特筆すべきは、ゲーム開始時に何の説明もなく、プレイヤーが何をすればよいかを自分で探し、行動するという構造でした。それまでのゲームが「ステージクリア型」の流れに従っていたのに対し、本作は自由度が非常に高く、自分なりの冒険ができることが最大の魅力のひとつでした。
また、ディスクシステムの特徴である大容量の記録媒体を活かし、アイテムの種類やダンジョン数も豊富で、パスワードではなくセーブ機能が搭載されたことも画期的でした。しかも一度クリアすると、高難度モード「裏ゼルダ」が遊べる仕様となっており、プレイヤーを何度も冒険へ誘いました。
操作性はシンプルながら、斜め移動ができない中でも絶妙な戦略性が求められ、戦闘だけでなく謎解き要素やマップ探索のバランスも秀逸です。この時代において「探索・収集・戦略」を一体化させた『ゼルダの伝説』は、家庭用ゲーム史における大きな一歩を刻んだと言えるでしょう。
■■■■ ゲームの魅力とは?
『ゼルダの伝説』が持つ最大の魅力は、なんといっても「自由な冒険」です。ゲームが始まった瞬間からプレイヤーは広大なハイラルの大地へと放り出され、どこへ行くのも、何をするのも自分次第。洞窟に入って剣をもらうもよし、いきなり東の方角へ向かってダンジョンを探すもよし。「指示を待たずに、自分の判断で動く」という体験は、当時のゲームとしては非常に革新的でした。
加えて、ダンジョン内で手に入る「アイテム」の存在がプレイ体験を豊かにしています。ブーメランや爆弾、弓矢、魔法の杖といったさまざまな道具をうまく活用することで、敵との戦闘が楽になったり、隠し通路を見つけたりと、探索やバトルの幅が広がります。ただ強くなるのではなく、「知恵を使って乗り越える」ことが求められるのです。
また、各ダンジョンには独自の仕掛けや謎解きが用意されており、プレイヤーのひらめきと根気が試されます。1つのダンジョンをクリアした達成感はひとしおで、次の場所ではどんな仕掛けが待っているのか、という期待感が途切れません。
さらに音楽の力も忘れてはなりません。おなじみの「ゼルダのメインテーマ」はこの作品で初登場し、その後のシリーズでも長く使われることになります。冒険のワクワク感を見事に表現したメロディーは、プレイヤーの記憶に深く刻まれています。
そして何より、本作は「試行錯誤」が楽しいゲームです。どこに隠し通路があるのか、どの敵にどのアイテムが有効なのか、マップのどこにダンジョンがあるのか……自分の手で世界の秘密を少しずつ紐解いていく体験は、攻略情報が少なかった当時だからこそ特別なものでした。
子供も大人も、誰もが「自分だけの物語」を作れるのが『ゼルダの伝説』。その懐の深さが、長年にわたって愛され続ける理由となっています。
■■■■ ゲームの攻略など
『ゼルダの伝説』は自由度が高いぶん、プレイヤーの行動順に明確な正解があるわけではありません。しかし、いくつかの攻略の「鉄則」や「基本戦術」を押さえることで、冒険をよりスムーズに進めることができます。
まず最初に覚えておきたいのは、「スタート地点から左上方向へ進み、洞窟で木の剣を入手すること」です。これは事実上のチュートリアルとも言える導線で、この剣を持たずしての冒険は非常に困難になります。
次に意識すべきは「爆弾」と「ロウソク」の活用。特に爆弾は壁に隠された通路を発見するために使う重要アイテムで、特定の場所で使用することで新たなルートが開けます。ロウソクは森の中や暗い部屋での視界確保に役立つほか、茂みを燃やすことで秘密の階段が現れるケースもあります。つまり、「疑わしき壁や木は爆破・点火してみる」が基本戦略です。
ダンジョンに関しては、「マップを取る」「コンパスを取る」「鍵を集める」「ボスに備えて体力と爆弾を温存する」といった手順が定石。また、ボスにはそれぞれ弱点となるアイテムがあるため、何度も挑戦して有効な手段を探ることが重要です。たとえば、ゴーマには弓矢、ドドンゴには爆弾、といった具合です。
そしてこのゲームには「裏技」や「お楽しみ要素」も存在します。最も有名なのは、「名前入力で“ZELDA”と入れると、最初から裏ゼルダが遊べる」という裏仕様。裏ゼルダはダンジョンの配置や仕掛けが完全に変化しており、通常のプレイを終えたプレイヤーにも新鮮な驚きを与えました。
難易度については、子どもには少々厳しい場面もあります。敵の攻撃が激しく、体力を大きく削られることもありますが、何度も挑戦するうちにプレイヤー自身が成長していく感覚が味わえるのも魅力の一つ。リトライにおける負担が小さいディスクシステムのセーブ機能が、挑戦を後押ししてくれます。
なお、プレイのコツとしては「ハートの器の収集」も忘れずに。これを集めることでリンクの体力が増え、後半の激戦にも耐えられるようになります。特にダンジョン以外のフィールドにも隠されているハートの器は、攻略には欠かせない要素です。
つまり、『ゼルダの伝説』における攻略とは、「情報を集め、仮説を立て、試行して結果から学ぶ」の繰り返し。シンプルながら奥が深く、プレイヤーの思考力と発見力が問われるゲーム性が、のちのアクションアドベンチャーの基盤となったのです。
■■■■ 感想や評判
『ゼルダの伝説』がリリースされた1986年当時、ゲーム業界に与えた衝撃は並々ならぬものでした。ファミリーコンピュータ ディスクシステムの“顔”とも言えるこの作品は、ユーザーとメディアの双方から非常に高い評価を受け、長く語り継がれる作品となりました。
当時のプレイヤーから寄せられた感想で最も多かったのは、「とにかく自由で広い!」という驚きでした。RPG的な成長要素こそないものの、アイテムやハートの器を収集することでプレイヤー自身が強くなっていく感覚があり、どこまでも続く冒険に夢中になった人が続出しました。
加えて、当時のゲーム雑誌でも絶賛の声が相次ぎました。『ファミコン通信(現ファミ通)』では「新しいゲームの形」「プレイヤーが物語を作る体験」として称賛され、レビューでは満点に近い評価が並びました。多くの子どもたちが学校で「どこにハートの器があった」「この木を燃やしたら階段が出た」と情報を交換する姿が日常風景になったほどです。
また、『ゼルダの伝説』は「誰かから攻略法を聞く楽しさ」も含んでいた点が、当時の他ゲームとは一線を画していました。説明書だけでは分からないことが多く、友達同士で知識を持ち寄ることでゲームがより深く楽しめる設計になっていたのです。
一方で、当時の一部の初心者からは「難しすぎる」「ヒントが少ない」といった意見も見受けられました。特にフィールド上の隠し通路や仕掛けがノーヒントだったことに苦戦したプレイヤーも多かったようです。しかし、それこそが「自力で謎を解く快感」へとつながっていたのも事実であり、今なお語られる“硬派なゲーム”としての魅力でもあります。
時代を超えて、近年ではレトロゲーム愛好家や若年層にも再評価される機会が増えています。Switchの「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」などで手軽にプレイできるようになったことで、初代ゼルダの魅力を初めて体験する若い世代も増加。SNS上では「今やっても面白い」「むしろ最近のゲームより自由度高い」といった声も数多く見られます。
メディアでも「ゲーム史に残る名作」として度々取り上げられ、歴代ゲームランキングの上位常連作品となっています。特に“ゲームデザインの教科書”としてゲームクリエイターたちからの評価が高く、後続タイトルへの影響も計り知れません。
このように『ゼルダの伝説』は、発売当初から現在に至るまで、時代の枠を超えて多くの人々の記憶と心に残り続ける、まさに“伝説”の名にふさわしい作品といえるでしょう。
■■■■ 中古市場での現状
発売から約40年が経過した現在でも、『ゼルダの伝説』(ディスクシステム版)は根強い人気を誇るレトロゲームとして、中古市場においても一定の需要があります。特にディスクシステムのソフトは現存数が限られているため、プレミア価値というよりも「保存状態」や「付属品の有無」が価格に大きな影響を与えています。
ヤフオク!での動向
オークション形式が中心のヤフオク!では、状態や付属品の充実度によって価格帯が分かれます。動作確認済みのソフト単体であれば、おおよそ1,000〜2,000円程度で出品されており、入札数は多くないものの、ファンやコレクター層が安定した需要を支えています。
一方、説明書・パッケージ・外箱(またはオリジナルのプラケース)付きの“完品”に近いものになると、3,000〜5,000円前後で即決価格が設定されることもあります。特に「パルテナの鏡」など他のディスク作品とまとめて出品される場合には、コレクション目的で一括購入されることも。
メルカリでの販売傾向
フリマアプリ「メルカリ」では、よりカジュアルなユーザー層による取引が主で、価格帯はおおよそ1,200〜2,500円程度が中心です。出品数はそれほど多くありませんが、写真で状態が明確に分かることが購買判断に直結しており、「動作確認済・ケース付き・保存状態良好」の商品には“いいね”が多く付きます。
特に、レトロゲームブームの影響を受けて、パッケージイラストの美しさに惹かれる若年層の購入者も増えており、「飾るため」に買う人も存在します。
Amazonマーケットプレイスの状況
Amazonでは出品数は非常に少なく、価格もやや高騰気味です。中古品で2,800〜4,000円程度で出品されていることが多く、プライム配送に対応している出品は信頼性が高いため、若干高値でも購入される傾向があります。
完品に近い状態での出品はさらに高く、6,000円以上に達するケースも。特に「状態:非常に良い」と明記されたものや、補足説明の丁寧なものが人気です。
楽天市場での取り扱い
楽天では、中古ゲーム専門店やコレクター向けショップが出品しており、2,500円〜4,500円前後で販売されています。ショップによっては“動作保証あり”や“返品可能”などのサービスもあり、コレクションだけでなく実際に遊ぶ目的でも購入されやすくなっています。
また、ディスク書き換えの歴史があるため、“ラベルがゼルダの伝説ではない中身だけゼルダ”というレアなケースも時折見られ、説明文をよく読むことが重要です。
駿河屋での価格推移
老舗中古ゲームショップの駿河屋では、在庫の出入りが比較的活発で、販売価格はおおむね2,000〜3,000円程度。稀に1,800円前後の特価販売も見られますが、人気商品であるため「品切れ」となることも珍しくありません。
また、駿河屋では「状態A〜C」のグレードが設定されており、ユーザーが状態を確認しやすくなっています。その透明性の高さも駿河屋の信頼につながっています。
総括
現在の中古市場において『ゼルダの伝説(ディスクシステム版)』は、プレイ用というよりもコレクション性の高いアイテムとして価値を保っています。状態の良い個体は減りつつあり、今後も希少性は上がっていくことが予想されます。特にオリジナルの説明書やケースが揃った“完品”は、コレクターにとっては喉から手が出るほどの存在となっています。
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