『THE 功夫』（PCエンジン）

【発売】：ハドソン
【開発】：ハドソン
【発売日】：1987年11月21日
【ジャンル】：アクションゲーム

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■ 概要

1987年11月21日、ハドソンからPCエンジン向けに発売された『THE 功夫』は、当時の家庭用ゲーム機市場において強烈なインパクトを与えた横スクロール型アクションゲームです。物語の舞台は、中国武術界が闇の支配者「星厳呉（せいげんご）」によって混乱に陥った世界。プレイヤーは拳法家・王（ワン）となり、各地に潜む強敵を打ち倒しながら、秩序を取り戻すための戦いへと身を投じます。
本作最大の特徴は、画面いっぱいに映し出される巨大なキャラクター表示。当時の主流であったファミリーコンピュータでは到底実現できないスケール感を誇り、PCエンジンの高い描画性能を誇示するデモンストレーション的役割も果たしていました。主人公も敵も大きく描かれており、その動きは迫力満点。敵キャラクターは中国武術の使い手や個性的な雑魚兵たちで構成され、それぞれが派手なモーションを繰り出してきます。

ゲームは全4ステージ構成で、各ステージには2人の中ボスと1人のステージボスが待ち構えています。背景や演出は中国映画さながらの雰囲気を持ち、プレイヤーはまるでカンフー映画の主人公になったかのような没入感を味わえます。主人公やボスキャラクターのデザインには、当時人気だった香港アクション映画を彷彿とさせる要素が随所に散りばめられており、映像的な世界観の説得力も高い作品です。

ただし、ゲーム性においては賛否が分かれます。キャラクターの大きさゆえに視界が制限され、敵の出現に対して反応が遅れる場面が多発。また、グラフィックの容量を大きなキャラ表示に割いた結果、敵の種類が少なく、ステージを進めても似た顔ぶれが続くという単調さも指摘されました。さらに、BGMのバリエーションが少なく、長時間プレイではやや飽きを感じる場面も。

とはいえ、当時としては圧倒的なビジュアルインパクトを持ち、PCエンジンの存在を世間に知らしめるには十分な話題性を持っていたことも事実です。そのため、アクションゲームとしての完成度以上に、ハードの潜在能力を見せつける「技術的ショーケース」としての意味合いが強い作品といえるでしょう。

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■ ゲームの魅力とは？

『THE 功夫』の最大の魅力は、何といってもその圧倒的なビジュアルインパクトにあります。画面の大半を占める巨大な主人公と敵キャラクターは、当時の家庭用ゲームとしては異例のスケール感を誇り、「こんなに大きなキャラが家庭用機で動くのか！」という驚きと興奮をプレイヤーに与えました。攻撃モーションや必殺技の動きは大きく、見る者の目を奪う迫力があります。
また、演出面でもカンフー映画さながらの雰囲気が再現されており、中国風の建築や背景、武術家の服装、独特なBGMなど、世界観の統一感が強いのも特徴です。特に、各ステージの背景には山間の寺院や広大な宮殿などが描かれ、プレイヤーは異国情緒に浸りながら戦いを進められます。この「映画の中に飛び込んだような感覚」は、他のアクションゲームにはない魅力と言えるでしょう。

ゲームシステムも直感的で、複雑なコマンド入力は不要。パンチ、キック、ジャンプといった基本操作を組み合わせ、敵との間合いを見極めながら戦うスタイルは、初心者でも比較的入りやすい設計です。さらに、各ステージの中ボスやボスは個性的な戦法を使ってくるため、「どうやって倒すか」を試行錯誤する楽しみも生まれます。

加えて、攻撃のヒット音やエフェクトも爽快感を後押しします。パンチがヒットした際の低音の効果音や、敵が倒れる時の独特な演出は、アーケードゲーム的な達成感を家庭でも味わえるよう工夫されています。プレイヤーによっては、この“打撃の手応え”こそが本作の魅力の核心だと感じるかもしれません。

当時の雑誌やゲームファンの間では、「見た目で友達を驚かせるゲーム」としても人気がありました。PCエンジンを持っていることの優越感を満たす一本として、所有者同士の話題に上ることが多かったのです。見た目の派手さと分かりやすい操作、そしてカンフー映画のような世界観。この三拍子が揃った点が、『THE 功夫』を印象的な作品として記憶に残らせた大きな要因と言えるでしょう。

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■ ゲームの攻略など

『THE 功夫』は全4ステージ構成とシンプルながらも、それぞれの場面で立ち回りや戦術を変えなければクリアが難しい設計になっています。大きなキャラクター表示のため視界が狭く、敵が現れる位置を覚え、事前に動き出す判断力が重要です。以下では、各ステージの特徴と攻略のポイントを順を追って紹介します。
● 基本操作と立ち回りの心得
攻撃はパンチとキックが主体ですが、距離によって使い分けが肝心です。近距離ではパンチの発生が速く、連続で当てやすい一方、間合いがある敵にはキックのリーチが有効。ジャンプ攻撃は敵の防御を崩す場面や、地形によって接近しにくい敵に有効です。攻撃判定が大きい分、モーションもやや大振りなので、空振りの隙を最小限にする意識が必要です。

● ステージ1：山門の試練
最初のステージは比較的シンプルで、ゲームの操作感に慣れることが目的。雑魚敵は正面から接近してくるため、パンチで確実に倒す練習をしましょう。中ボスは足元を狙う低い蹴りが有効で、パターン化すればノーダメージで倒せます。ステージボスは飛び込み攻撃を多用するため、距離を取りつつジャンプキックで迎撃すると安全です。

● ステージ2：水辺の宮殿
敵の動きが素早くなり、複数方向から接近される場面が増えます。特に後方からの攻撃に注意が必要で、こまめに振り返りを行い、背後を取られないようにしましょう。中ボスは防御が固いので、ジャンプ攻撃で崩す→着地後すぐパンチ連打の流れが有効です。ステージボスは長い武器を使うため、無理に接近せず、攻撃を空振りさせた隙を突くのが基本です。

● ステージ3：山岳寺院の激闘
この辺りから敵の耐久力が上がり、攻撃を1発当てただけでは倒せなくなります。複数の敵を同時に相手取る場面が増えるため、ヒット＆アウェイの戦術を徹底しましょう。中ボスはジャンプキックをガードすることもあるため、フェイントでジャンプせずに近づきパンチを入れるのが効果的。ボスは体力が多く、動きが速いので、攻撃後の隙を確実に見極めて反撃します。

● ステージ4：暗黒大帝の居城
最終ステージは敵配置がいやらしく、ダメージを受けやすい構成です。特に序盤の雑魚ラッシュで体力を減らされると後半が厳しいため、できる限り被弾を避ける立ち回りを徹底。中ボス戦では、反撃のタイミングをつかむまで焦らず距離を保つのが安全策です。ラスボス「星厳呉」は多彩な攻撃を繰り出す強敵で、ジャンプ攻撃からの連続技を受けると大ダメージ。攻撃後に必ず生じる硬直を狙い、確実に1〜2発ずつ当てる持久戦で挑みましょう。

● 裏技や小ネタ
当時のプレイヤー間で知られていたのは、特定の位置でジャンプし続けると敵の接近が遅れる「位置固定戦法」や、一部の中ボスを端に追い詰めて連打でハメる方法。また、攻撃ボタンの押しっぱなしによる連続ヒット判定など、小さなテクニックを駆使することで難易度が下がります。

総じて、『THE 功夫』の攻略のカギは敵の出現パターンの記憶と間合い管理にあります。一度パターンを覚えてしまえば、見た目ほど理不尽ではなく、テンポ良く進められるようになります。

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■ 感想や評判

『THE 功夫』は発売当時から、その圧倒的なビジュアルインパクトで多くのゲーマーの注目を集めました。PCエンジンの性能を見せつけるかのような巨大キャラクター表示は、ファミコン世代のプレイヤーにとって衝撃的で、「まるでアーケードゲームのようだ」と感嘆する声が多く聞かれました。ゲームショップの店頭デモや雑誌広告でも、その迫力ある画面が大きく取り上げられ、「とにかく一度は見てほしいゲーム」という扱いを受けていました。
一方で、実際にプレイした感想は二分されます。肯定的な意見としては、「単純操作で爽快感がある」「殴ったときの手応えや効果音が気持ちいい」「カンフー映画の世界観をよく再現している」といった声が多く、特にアクションゲーム初心者や、見た目重視で楽しむ層には好評でした。また、短時間でエンディングまで到達できるテンポ感も、一部プレイヤーには「何度でも気軽に遊べる」と評価されました。

しかし否定的な意見では、「敵の種類が少なくて飽きやすい」「視界が狭く、突然の攻撃を避けづらい」「BGMが単調で盛り上がりに欠ける」などの指摘が目立ちました。特に、同じ雑魚キャラがステージ後半まで使い回される点や、ゲームバランスの粗さは当時のゲーム雑誌でも批評の対象になっており、「見た目のインパクトは抜群だが、遊び込むと物足りなさを感じる」という総評が多く見られます。

ゲーム誌レビューでは、グラフィック面は高得点を獲得しつつも、ゲーム性の評価はやや伸び悩む傾向がありました。ある雑誌では「家庭用機でここまでの迫力を実現した点は賞賛に値するが、内容はデモ的要素が強い」と評され、別の雑誌では「友達を呼んで見せるには最高、しかし一人でやり込むには不向き」といったコメントも掲載されています。

また、当時のプレイヤーコミュニティでは「ハードの新しさを誇示するソフト」としての位置づけが強く、ゲーム単体の完成度よりも、PCエンジンというハードを印象づけるための“名刺代わり”のような役割を担った作品という見方も多くされました。そのため、長期的に遊び込まれたタイトルではありませんが、発売当時の話題性とインパクトの大きさから、今も「PCエンジン初期を象徴する一本」として記憶に残っているファンは少なくありません。

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■ 良かったところ

『THE 功夫』には、当時のプレイヤーの記憶に強く残る“良かった点”がいくつもあります。特に、グラフィック面・演出面・操作感覚・世界観の作り込みにおいては、1987年当時の家庭用ゲームとしては非常に印象的な内容でした。
● 圧倒的なビジュアルインパクト
発売当時、家庭用ゲームでここまで巨大なキャラクターを動かせる作品はほぼ皆無でした。主人公の王（ワン）は画面の高さの半分以上を占める大きさで描かれ、その迫力は一目見ただけで強烈な印象を与えました。この“見た瞬間の驚き”こそ、本作最大の魅力であり、友人同士での話題作りにも最適でした。

● 映画的な世界観の再現度
カンフー映画を彷彿とさせる背景や衣装、音楽の雰囲気は、当時のアクションゲームとしては群を抜いていました。山門、寺院、水辺の宮殿、闇の城といった舞台設定が巧みに切り替わり、プレイヤーを中国武術の世界へ引き込みます。ボスキャラクターのデザインも、香港映画ファンが思わずニヤリとするような風貌でまとめられており、映像的な説得力がありました。

● シンプルでわかりやすい操作
複雑なコマンドやコンボ入力は不要で、パンチ・キック・ジャンプの3要素を組み合わせるだけで戦えるため、誰でも短時間でルールを理解できます。この手軽さが、家族や友人との回しプレイに向いており、「見せるゲーム」としての性質をさらに強めていました。

● 爽快な打撃感
攻撃がヒットした際の効果音や敵がのけぞる演出は、非常に心地よい手応えを提供してくれます。特にキックやジャンプ攻撃のヒット時の感覚は強烈で、「一発で敵を倒す快感」を体感できるように設計されています。これにより、多少単調な部分があっても“殴る楽しさ”でカバーできる場面が多くありました。

● ハードの魅力を伝えるデモンストレーション的価値
ゲームとしての完成度以上に、PCエンジンという新ハードの可能性を世間に示す“実演”としての役割を果たしていたのも本作の特徴です。当時のゲーム雑誌やテレビ番組で、『THE 功夫』はしばしば「PCエンジンの凄さを見せるソフト」として紹介され、グラフィック性能の高さを直感的に理解させる存在でした。

このように、本作は単に「遊ぶゲーム」という枠を超え、**「見せるためのゲーム」かつ「ハードの魅力を体感させるショーケース」**という側面を持っていた点が、多くのプレイヤーにとっての“良かったところ”として語り継がれています。

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■ 悪かったところ

『THE 功夫』はビジュアル面のインパクトや世界観の完成度では高く評価されましたが、実際に遊んでみると、いくつかの弱点や不満点が目立つ作品でもありました。以下では、当時のプレイヤーや雑誌レビューで指摘された代表的なマイナス要素を挙げます。
● 単調なゲーム展開
最大の問題点は、敵のバリエーション不足です。ステージが進んでも同じ雑魚敵が繰り返し登場し、新鮮味が薄れてしまいます。見た目や攻撃パターンの違いがほとんどなく、「どこまで進んでも同じ相手と戦っている」という感覚に陥るプレイヤーも多くいました。

● 視界の狭さによる理不尽な被弾
巨大キャラクター表示は魅力的である反面、前方の視界を大きく制限してしまいます。そのため、敵が画面に出現してから反応するまでの時間が短く、避けきれずにダメージを受けるケースが頻発します。特に高速で接近してくる敵や飛び道具を使う相手には、対応が間に合わないことも多く、理不尽さを感じる一因になっていました。

● ゲームバランスの粗さ
ステージによっては敵配置や攻撃の間隔が不均衡で、急に難易度が跳ね上がる場面があります。特定の中ボスやラスボスはパターンを覚えないとほぼ突破不可能で、初見プレイでは連続被弾によるゲームオーバーが続出しました。この“詰めの甘さ”が、長く遊び続けるモチベーションを下げることもありました。

● 音楽の単調さ
BGMのバリエーションが非常に少なく、プレイ時間が長くなるとどうしても飽きがきます。曲そのものの雰囲気は悪くないものの、盛り上がりの起伏が少なく、ボス戦でも特別な楽曲が流れないため、緊張感や高揚感が弱まってしまいます。

● ボリューム不足
全4ステージという構成はテンポが良い反面、慣れてしまえば短時間でクリアできるため、繰り返し遊ぶ理由が薄くなります。裏ステージや追加モードがないことも、寿命の短さに拍車をかけました。

総じて、『THE 功夫』は「見た目のインパクト」に注力した結果、ゲームプレイの多様性や奥深さが犠牲になった印象があります。特に当時のゲーマー層にとっては、派手さだけでは長く遊び続けるには物足りず、**「すぐに飽きてしまう一本」**という評価を下す人も少なくありませんでした。

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■ 好きなキャラクター

『THE 功夫』には、プレイヤーの印象に強く残る個性的なキャラクターが多数登場します。特に、主人公の王（ワン）や各ステージのボスは、その外見や戦い方がプレイヤーの記憶に焼き付く存在でした。
● 主人公・王（ワン）
ゲーム全体を象徴するキャラクターといえば、やはり主人公の王です。画面を覆うほどの大きなスプライトで描かれ、黒髪・道着姿というシンプルなビジュアルながら、カンフー映画のヒーロー像を体現しています。パンチやキックのフォームが堂々としており、攻撃が命中したときの手応えも抜群。プレイヤーは操作を通じて、まるで自分が本物の拳法家になったかのような感覚を味わえます。

● ステージ1ボス：山門の巨漢拳士
最初のボスでありながら、巨体とパワーでプレイヤーを圧倒します。単純ながらも豪快な攻撃が魅力で、初見時に「こんなデカい相手と戦うのか！」と驚かされたプレイヤーは多いはず。

● ステージ2ボス：槍術の達人
長い武器を巧みに操り、間合いを支配してくる厄介な相手。近づくことが難しく、ジャンプ攻撃やタイミングをずらした突進が有効。独特な戦い方から、苦戦しつつも印象に残ったという声が多く聞かれます。

● ステージ3ボス：素早い蹴りの使い手
スピードとコンビネーションで翻弄してくるボス。攻撃モーションが派手で、カンフー映画さながらの空中蹴りや回し蹴りを繰り出します。その華麗な戦法は、敵でありながら「かっこいい」と感じたプレイヤーも多かったようです。

● ラスボス：星厳呉（せいげんご）
ゲームの黒幕であり、中国武術界を支配する暗黒大帝。複数の必殺技を駆使し、プレイヤーを追い詰めます。その存在感と強さは、まさに最終決戦にふさわしいもので、「何度倒されても挑みたくなる相手」として語られることもあります。

こうしたキャラクターたちは、グラフィックや動きが大きく、アクションの派手さも相まって強烈な印象を残します。特に当時のプレイヤーにとっては、敵も主人公も“見て楽しい”“戦って楽しい”という要素を兼ね備えており、ゲーム全体の記憶に鮮明な彩りを添える存在でした。

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■ 中古市場での現状

『THE 功夫』はPCエンジン初期の代表的タイトルのひとつとして、現在もレトロゲーム愛好家の間で一定の需要があります。発売から30年以上経過しているため新品はほぼ流通しておらず、中古市場が主な入手手段となっています。以下では、主要な販売・取引ルートごとに現状を整理します。
★ ヤフオク！での取引状況
ヤフオクでは、ソフト単体から箱・説明書付きまで幅広く出品されています。状態によって価格差が大きく、ソフトのみなら1,200円〜1,800円前後、箱・説明書付きで美品なら2,000円〜2,800円が相場です。出品数は安定しており、入札が活発な場合は相場より高く落札されるケースもあります。未開封品や極美品は希少で、3,500円以上で取引されることもあります。

★ メルカリでの販売状況
メルカリは回転が早く、出品されてから数日で売れるケースが多く見られます。価格帯は1,500円〜2,500円が中心で、箱や説明書が揃っていて状態の良いものは即売れしやすい傾向があります。「送料無料」「動作確認済み」と明記された商品は特に人気で、1,800〜2,000円前後が売れ筋です。ソフトのみや傷あり品は1,300円程度まで下がることもあります。

★ Amazonマーケットプレイスでの価格
Amazonでは中古ゲームの相場がやや高めに設定される傾向があり、『THE 功夫』も例外ではありません。状態良好なものは2,800円〜3,800円ほどで販売されており、箱・説明書付き美品は4,000円近くに達する場合もあります。プライム対応品は高値でも売れる傾向があり、コレクター需要に支えられています。

★ 楽天市場での取り扱い
楽天市場では中古ゲーム専門店が出品しており、販売価格はおおむね2,500円〜3,500円前後です。出品数は少なめですが、状態が明記されており、安心して購入できる点が特徴。セール期間やポイント還元率の高いタイミングで狙うと実質的な購入価格を抑えられます。

★ 駿河屋での販売状況
駿河屋ではソフト単品での在庫が比較的安定しています。販売価格は1,800円〜2,500円が多く、状態や付属品の有無によって変動します。人気が集中すると一時的に在庫切れになることもありますが、再入荷のサイクルは比較的短い部類です。箱・説明書付きは2,800円前後で見かけることが多く、コンディション説明が細かく記載されているため、コンディションを重視するコレクターからの信頼も高いです。

◆ 総評
『THE 功夫』は、レトロゲーム市場では「PCエンジン初期の象徴的タイトル」として一定の需要を保っています。相場は全体的に安定しており、特に美品や付属品完備のセットは高値で取引される傾向があります。遊ぶ目的であれば1,500円前後、コレクション目的であれば2,500円以上を目安に探すと良いでしょう。

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