『プレイステーション3』(ゲーム)の人気ランキングベスト30

『リッジレーサー7』(プレイステーション3)
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『リッジレーサー7』(プレイステーション3)
『機動戦士ガンダム Target in Sight』(プレイステーション3)
『GENJI 神威奏乱』(プレイステーション3)
『RESISTANCE 人類没落の日』(プレイステーション3)
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様々なゲーム関連の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
あなたの思い出のゲームを振り返りませんか?

【ゲーム名】:プレイステーション3
【メーカー】:ソニー・コンピュータエンタテインメント
【発売日】:2006年11月11日
【発売時の価格】:20GBモデル:49,980円/60GBモデル:実売・直販59,980円前後
【ゲームのタイトル数】:約976タイトル
【国内累計販売台数】:約1,027万台
【最も売れたゲーム】:ファイナルファンタジーXIII

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■ 1位 The Last of Us(ラスト・オブ・アス)

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『The Last of Us』の日本国内での発売日は2013年6月20日。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発は『アンチャーテッド』シリーズで世界的な評価を得ていたNaughty Dogが担当しました。PS3通常版の発売時価格は5,980円(税込)です。PS3が発売されてから約7年が経過したハード末期に登場した作品であり、それまで蓄積されてきたPS3向けゲーム開発技術を集約したような一本となりました。

人気が長期間続いている詳しい理由

本作がPS3の代表作として長く支持されている最大の理由は、単純にグラフィックが美しかったからではありません。荒廃した世界を旅するサバイバルアクションとしての面白さと、ジョエルとエリーという二人の人間の関係が変化していく物語を、ほとんど切れ目なく融合したところにあります。物語の中心となるのは、世界を救う万能の英雄ではなく、過去に大きな喪失を経験した中年男性ジョエルと、文明崩壊後の世界で生まれ育った少女エリーです。二人は最初から家族のように仲が良いわけではありません。ジョエルは依頼だから彼女を目的地へ連れて行き、エリーもジョエルを全面的に信頼しているわけではありません。しかし危険な都市、廃墟、森林、雪山などを共に進み、何度も命を助け合ううちに距離が変わっていきます。この関係の変化を大げさな説明台詞だけで描かず、歩きながら交わす会話、探索中の何気ない反応、敵に襲われたときの行動などによって自然に伝えているのが大きな魅力です。

ゲームとしての詳しい魅力

戦闘は一般的なTPSのように大量の弾薬を使って敵を一掃するものではありません。弾薬、回復物資、武器の素材が限られているため、撃つべき敵と避けるべき敵を判断しなければなりません。感染者の一種であるクリッカーは視覚を失っている代わりに聴覚が鋭く、音を立てれば一気に危険な状況になります。人間の敵は仲間同士で声を掛けながら捜索し、プレイヤーが隠れた場所を調べることもあります。そのため一つの戦闘エリアでも、正面から銃撃する、背後から静かに倒す、レンガや瓶を投げて注意をそらす、戦闘自体を避けるなど複数の攻略方法があります。さらに素材を集めて回復キット、火炎瓶、ナイフなどを作るクラフトシステムでは、同じ素材を別のアイテムへ使用することがあります。今すぐ回復するのか、次の強敵に備えて攻撃用アイテムを作るのかという判断にも緊張感があります。

物語とゲームプレイが一体化しているところ

本作では「ムービーを見る部分が物語で、それ以外がゲーム」という作りになっていません。廃墟となった家の中を調べると、かつて暮らしていた人の写真や手紙が残されていることがあります。 abandonedされた学校や住宅街を歩けば、この世界に何が起きたのかを背景から想像できます。攻略上は調べなくてもよい場所にも小さな物語が用意されており、寄り道をするほど世界の悲しさが伝わってきます。エリーが過去の世界について質問したり、漫画を見つけて喜んだりする場面によって、プレイヤーは「彼女にとって当たり前の日常が存在しなかった」ということを自然に理解できます。こうした細かな演出があるからこそ、後半の物語で二人がどのような選択をするのかに大きな重みが生まれます。

他のゲームにはない良いところ

一般的なゲームでは、主人公が正しい行動をして世界を救い、プレイヤーに分かりやすい達成感を与えることが多くあります。しかし『The Last of Us』は簡単に正解を示しません。誰かを救う行動が別の誰かにとって大きな損失になることもあり、「愛情」と「身勝手さ」が同時に存在する選択も描かれます。だからこそクリア後に物語について語りたくなり、ユーザーごとに受け取り方が変わります。後にリマスター版、リメイク版、テレビドラマ版などへ広がったことを考えても、PS3版は世界的シリーズの原点であり、PS3末期の技術力と物語表現を象徴したタイトルです。映像、音楽、演技、探索、戦闘、キャラクター描写を総合した完成度から、今回の独自ランキングでは1位としました。

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■ 2位 METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』は2008年6月12日に発売されました。発売元はKONAMI、開発は小島プロダクション。通常版の当時価格は8,800円(税込)です。PS3専用タイトルとして大規模な開発が行われ、『METAL GEAR SOLID』シリーズで長年描かれてきたソリッド・スネークの物語に大きな区切りを付ける作品として登場しました。

発売当時に大きな注目を集めた理由

PS3発売初期には「このゲームを遊ぶためにPS3を購入する」とまで言われた大型タイトルの一つでした。シリーズの主人公であるソリッド・スネークが急激な老化によって老人の姿となったことが発表された段階から大きな話題になり、シリーズファンにとっては「なぜスネークが老いたのか」「物語はどう完結するのか」が最大級の関心事になりました。本編では、戦争そのものが経済活動として管理される近未来を舞台に、民間軍事会社、ナノマシン、情報統制などシリーズで積み重ねてきた題材が集約されています。過去作品の登場人物や事件も多数関係してくるため、単独作品というより長大な『メタルギア』物語の最終章を見る感覚に近い作品です。

ステルスアクションとしての進化

従来作品では敵施設へ潜入し、警備兵の視界を避けながら目的地へ進むことが基本でした。『MGS4』ではそこへ「戦場」という要素が加わっています。二つの勢力が銃撃戦を行っている場所へスネークが入り込み、一方を支援することも、双方へ関わらず密かに通過することもできます。敵の配置が固定された静かな潜入だけではなく、戦況が動き続ける中で自分の行動を決める必要があります。周辺環境の色や模様へ自動的に変化するオクトカムも大きな新要素で、壁、地面、建物などへ身体を伏せることで迷彩率を高められます。複雑だった従来の迷彩変更をゲームの流れを止めずに行えるようになり、より直感的な潜入が可能になりました。

武器とプレイスタイルの自由度

スネークが使用できる銃器も非常に多く、ハンドガン、ライフル、ショットガン、スナイパーライフルなど多様な武器が登場します。シリーズ伝統の「敵を殺さずに進む」という遊び方も可能であり、麻酔銃を利用したノーキル攻略へ挑戦することもできます。その一方で、敵兵と正面から銃撃戦を行うこともできるため、完全なステルスゲームではなく、プレイヤーごとに戦い方を変えられます。難易度を上げたり、発見されない攻略を目指したりすることで何度も遊び直せる点も魅力です。

シリーズファンへの圧倒的なサービス

本作にはシリーズ経験者ほど強く反応する場面が数多く存在します。懐かしい場所の再登場、過去作品の音楽、以前の登場人物たちとの再会など、単純にキャラクターを出すだけではなく、プレイヤー自身が過去作品で経験した記憶を利用した演出が行われます。長い年月をかけてシリーズを追ってきた人にとっては、自分自身のゲーム体験まで物語へ組み込まれているような感覚があります。ムービーが非常に長い点は好みが分かれる部分ですが、それほどまでに物語の決着を丁寧に描こうとした作品でもあります。

PS3を代表する専用タイトルとしての価値

現在では複数ハードで発売される大型ゲームが一般的ですが、発売当時の『MGS4』はPS3というハードを象徴する専用大作でした。Blu-ray Discの大容量、HD映像、音響表現などPS3の特徴を活用し、「次世代機だからここまでできる」という印象を強く与えています。シリーズ史上の重要性、発売当時の話題性、PS3専用作品としての象徴性を総合し、第2位としました。

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■ 3位 DARK SOULS(ダークソウル)

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『DARK SOULS』は2011年9月22日に国内発売。発売・開発はフロム・ソフトウェアが担当し、希望小売価格は7,800円(税込)でした。後に世界的な人気シリーズへ発展し、「ソウルライク」というゲームジャンルを定着させるうえで極めて大きな影響を残した作品です。

難しいのに繰り返し遊びたくなる理由

本作は「難しいゲーム」という言葉で紹介されることが多いものの、本当の魅力は単純な高難度ではありません。重要なのは、一度失敗した経験が次の挑戦にそのまま生かされる設計です。最初は何度も倒された敵でも、攻撃の予備動作を覚え、攻撃後の隙を見つけ、盾を構えるタイミングを理解すれば安定して倒せるようになります。キャラクターのレベルが上がるだけでなく、プレイヤー自身がゲームのルールを理解して成長するため、昨日突破できなかった場所を今日突破したときに強い達成感が生まれます。

ロードランという巨大な世界の魅力

舞台となるロードランは、複数のステージをメニューから選択する形式ではなく、広大な一つの世界として複雑につながっています。序盤に遠くから見えた建物へ数時間後に到達したり、長く探索した場所の扉を開けると以前訪れた場所へ戻ったりする構造が多く、「世界の形を理解する」こと自体が冒険になります。現代的なオープンワールドのように地図へ大量の目的地マークが表示されるわけではありません。そのためプレイヤーは目の前にある道、建物、人物の言葉から進む場所を考えます。迷いや不安もありますが、自分で道を発見したという感覚は非常に強くなります。

緊張感を生み出すソウルシステム

敵を倒すと得られるソウルは経験値と通貨の両方の役割を持ちます。しかし死亡するとその場へ落としてしまい、回収前に再び死亡すれば失われます。そのため大量のソウルを持ったまま未知の場所へ進むと、「今戻るべきか、それとも先を見るか」という葛藤が生まれます。この仕組みによって、普通のゲームなら何気なく歩く廊下にも大きな緊張感が生まれています。あと一つ曲がり角を進めば篝火があるかもしれない。しかし強敵が待っているかもしれない。この未知への好奇心と失う恐怖のバランスが、本作独自の中毒性を作っています。

オンライン要素の独創性

他プレイヤーの存在を直接チャットで感じるのではなく、地面に残されたメッセージ、死亡した瞬間の血痕、別世界の冒険者の幻影などを通して感じるオンライン設計も非常に優れています。「この先に強敵がいる」と教えてくれるメッセージもあれば、わざと危険な方向へ誘導する内容もあります。協力プレイヤーを召喚すれば難しいボスを一緒に倒せますが、逆に敵対プレイヤーが侵入してくる可能性もあります。孤独な世界観を維持しながら、人とのつながりを感じさせる珍しいオンライン体験です。

現在のゲーム業界へ与えた大きな影響

発売後、この作品の戦闘、探索、高難度設計、死と再挑戦の仕組みを参考にしたゲームが世界中で増加しました。現在では「ソウルライク」という言葉自体が一般的なジャンル名として使われています。『Bloodborne』『DARK SOULS III』『SEKIRO』『ELDEN RING』などにつながるだけでなく、他社作品にも強い影響を与えています。PS3時代から現在のゲームへ最も大きな影響を残した作品の一つとして、第3位に選びました。

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■ 4位 Demon’s Souls(デモンズソウル)

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『Demon’s Souls』は2009年2月5日に発売されました。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はフロム・ソフトウェア。通常版価格は6,980円(税込)でした。現在では世界的に知られるソウルシリーズの原点ですが、発売前から超大型タイトルとして宣伝されていた作品ではなく、実際に遊んだユーザーの口コミから評価が広がったことでも知られています。

発売後に口コミで評価を伸ばした異色作

ゲームを開始した直後から親切な説明が大量に表示される作品ではありません。敵の攻撃を受ければすぐに死亡し、罠に気付かなければ一瞬で倒されることもあります。発売当時のゲームでは、幅広いユーザーが最後まで遊べるよう難易度を下げる方向が一般的になりつつありました。その中で『Demon’s Souls』は、プレイヤー自身が失敗しながら攻略方法を覚えることを重視しました。ところが、この厳しさが単なる不親切ではなく、理解すれば突破できる公平な難しさになっていたため、挑戦を好むユーザーから強い支持を得ました。

エリアごとに大きく異なる攻略体験

ボーレタリア王城では正面から兵士が迫り、坑道では狭い通路や高低差が脅威になり、腐れ谷では毒や足場の悪さがプレイヤーを苦しめます。敵の強さだけを上げるのではなく、地形、環境、視界、状態異常など複数の要素で難しさを作っているのが特徴です。そのためエリアを変えるたびに、それまで有効だった戦い方を見直さなければなりません。重い鎧と盾で慎重に戦う方法、軽装で素早く回避する方法、遠距離から魔法で攻撃する方法など、キャラクター育成によって攻略感覚も変化します。

ボス戦が記憶に残る理由

巨大なボスだから大量の体力を削るだけという設計ではなく、それぞれに攻略上の特徴があります。初見では圧倒される敵でも、周囲を観察すると有利な戦い方が見つかる場合があります。プレイヤーに「この敵の仕組みを理解する」という課題を与えているため、倒したときの記憶が強く残ります。単にレベルを上げれば勝てるのではなく、自分なりの攻略法を見つける面白さがあります。

他のゲームにはなかったオンライン体験

『Demon’s Souls』で特に革新的だったのがオンラインシステムです。別のプレイヤーが残した血痕を調べると、その人が死亡する直前の行動を見ることができます。突然倒れた幻影を見れば、その先に危険な罠があるのではないかと予想できます。またメッセージを残して他人へヒントを伝えることも可能です。直接会話しなくても、知らないプレイヤーの存在を感じられる仕組みは非常に新鮮でした。

ゲーム史上の重要性

後の『DARK SOULS』が世界的な成功を収めたことで、『Demon’s Souls』はその原型としてさらに重要な作品になりました。現在では高難度アクションRPGの基準となっている要素の多くがすでに本作で形になっています。PS3でしか遊べなかった時代が長かったこともあり、「PS3を所有する理由になるゲーム」として語られた一本です。後にPS5でリメイクされましたが、原点となったPS3版には独特の暗さと荒々しさがあります。

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■ 5位 グランド・セフト・オートV

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本のPS3版『グランド・セフト・オートV』は2013年10月10日に発売されました。国内発売はTake-Two Interactive Japan、ブランドはRockstar Games、中心的な開発はRockstar Northが担当。通常版価格は7,770円(税込)でした。PS3末期に発売されたにもかかわらず巨大な販売実績を残し、後にPS4、PC、さらに次世代機へも展開された世界的超大作です。

巨大なロスサントスを自由に遊べる魅力

最大の特徴は、都市、郊外、山岳地帯、砂漠、海岸などを含む非常に広大なマップです。しかし単純に広いだけではなく、その場所ごとに道路、人々、店、車、景観が大きく異なります。高級住宅街を走っていたと思えば、そのまま山道へ入り、さらに砂漠の町まで移動することも可能です。車だけでなくバイク、飛行機、ヘリコプター、船などさまざまな乗り物があり、目的地を設定せず自由に移動するだけでも遊びになります。

三人の主人公を切り替える独自システム

本作ではマイケル、フランクリン、トレバーという三人の主人公が存在します。それぞれ生活環境も性格も大きく異なり、マイケルは犯罪から引退したものの家庭問題を抱え、フランクリンは貧しい環境から抜け出そうとし、トレバーは非常に危険で予測不能な人物として描かれます。プレイヤーは三人を切り替えながら物語を進めます。切り替えた瞬間、別の主人公が何をしているのか分からないため、突然奇妙な状況から操作が始まることもあり、それ自体が笑いにつながっています。

強盗ミッションが生み出す大型犯罪映画のような感覚

物語の大きな見せ場となるのが強盗です。いきなり銀行へ突入するのではなく、事前に場所を調べ、逃走用車両や装備を準備し、仲間を選んで計画を実行します。計画方法によって潜入重視になったり、派手な銃撃戦になったりする場合があります。準備段階から自分が作戦へ参加しているため、実行時の緊張感が高まります。映画で見るような巨大犯罪計画を、プレイヤー自身が操作して進めることが大きな魅力です。

細かい部分まで作り込まれた世界

街を歩いている一般人の会話、テレビ番組、ラジオ、架空インターネット、広告看板など、攻略とは関係のない部分にも大量の情報があります。Rockstar Gamesらしい社会風刺も多く、現代社会、企業文化、SNS、芸能、消費社会などを大げさに描いて笑いへ変えています。この細部へのこだわりによって、マップが単なるステージではなく本当に存在する社会のように感じられます。

PS3で実現したことへの驚き

現在の高性能機で遊ぶと当然のように見える巨大世界ですが、元々はPS3とXbox 360世代のハード向けに作られました。限られたメモリや性能の中で、これだけの都市、交通、人物、ミッションを動かしていたこと自体が技術的に大きな成果です。PS3末期に「このハードでまだここまでできるのか」と驚かせた作品として、ランキング上位にふさわしい一本です。

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■ 6位 アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2009年10月15日発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はNaughty Dog。通常版価格は5,980円(税込)でした。『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』の続編にあたり、シリーズ人気を世界的なものへ押し上げた代表作です。

「プレイする映画」と呼ばれた理由

本作は映画的なゲームとして有名ですが、それはムービーが多いという意味だけではありません。列車が動き続ける中で銃撃戦を行ったり、崩れていく建物から脱出したりと、本来なら映像として見せるような場面でもプレイヤー自身がネイトを操作します。操作と演出の境界が分かりにくく、「ゲームを遊んでいたらいつの間にか大規模な映画的シーンの中心にいる」という感覚があります。

テンポの良さが非常に優秀

銃撃戦ばかりが続くわけではありません。銃撃、格闘、壁登り、探索、謎解き、イベントが短い間隔で切り替わります。激しい戦闘の後には静かな移動場面があり、その後に美しい景色を見せ、さらに予想外の事件へつなげます。この緩急があることで長時間遊んでも疲れにくく、「次に何が起こるのか」を楽しみに進められます。

ネイトという主人公の魅力

ネイサン・ドレイクは完璧な英雄ではなく、危険な状況でも冗談を言い、失敗し、慌てながら生き残ります。超人的に強い主人公なのに人間らしく感じられるのは、この軽妙な性格のおかげです。エレナやクロエなど周囲の人物との掛け合いも自然で、冒険の途中で交わされる会話を聞くだけでも楽しくなります。

PS3のグラフィック性能を印象付けた一本

雪山、寺院、都市、ジャングルなど舞台が次々に変化し、それぞれが非常に美しく描かれています。発売当時は人物の表情、光、雪、破壊表現なども高く評価され、「PS3の映像を見せるならこのゲーム」と言われるほどでした。一本道構造でありながら窮屈さを感じさせず、一つの冒険映画を最初から最後まで自分で体験するような満足感があります。

現在遊んでも評価される理由

オープンワールド作品が増えた現在だからこそ、本作のようにテンポを徹底的に管理した一本道ゲームの魅力が分かります。余計な移動時間を減らし、次々と見せ場を配置することで約10時間前後の冒険に内容を凝縮しています。PS3を代表するアクションアドベンチャーとして、第6位に選びました。

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■ 7位 ペルソナ5

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『ペルソナ5』は2016年9月15日にPS3・PS4で同時発売されました。発売・開発はアトラス。通常版価格は8,800円(税別)です。PS3が発売されてから約10年後に登場した最終期の大型RPGであり、世界的に『ペルソナ』ブランドを飛躍させた作品となりました。

学生生活と怪盗活動を同時に楽しめる独特の構造

主人公は東京へ転校してきた高校生です。昼間は学校へ通い、授業を受け、友人と交流し、放課後には街でアルバイトや買い物を行います。しかしもう一つの顔として「心の怪盗団」に所属し、歪んだ欲望を持つ大人たちの心の世界へ潜入します。この日常と非日常の切り替えが本作の大きな魅力です。今日はダンジョンへ行くのか、勉強するのか、仲間と過ごすのかという選択を毎日のように行うため、プレイヤー自身が一年間の生活を組み立てている感覚があります。

コープによって人間関係とゲームシステムがつながる

特定の人物と交流を続けると「コープ」が成長し、その人物との物語が進むだけでなく戦闘や日常で便利な能力を得られます。つまり友人と時間を過ごすことが単なるイベント鑑賞ではなく、ゲーム攻略にも直接影響します。誰と仲良くなるかを選ぶことがキャラクター育成の一部になっているため、日常パートに無駄を感じにくい構造です。

非常にスタイリッシュな画面デザイン

『ペルソナ5』ではメニュー画面まで作品表現として作り込まれています。赤、黒、白を基調とした大胆なデザイン、勢いのある文字、キャラクターの動きを利用した画面切り替えなど、普通なら機能だけを重視するメニューまで格好良く見せています。戦闘終了後のリザルト画面さえ演出の一部となっており、ボタンを押して操作するだけでも作品世界に浸れます。

戦闘システムの完成度

敵の弱点属性を攻撃してダウンさせ、全員を倒した状態から総攻撃へつなげる流れは非常に爽快です。敵との交渉によって仲間となるペルソナを増やし、合体でさらに強いペルソナを作る育成要素も奥深くなっています。ボスごとに特殊なギミックがあり、通常戦とは違う攻略を考える必要があります。

PS3最終期の象徴的作品

PS4がすでに普及していた時期に発売されましたが、PS3でも本編をしっかり遊べたことは大きな特徴です。2006年発売のハードで2016年の大型RPGを遊べるという事実は、PS3の長寿命を象徴しています。後に『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』などへ発展しましたが、世界的人気の原点となった無印版をPS3で体験できたことは重要です。

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■ 8位 グランド・セフト・オートIV

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本版PS3ソフト『グランド・セフト・オートIV』は2008年10月30日発売。国内発売元はカプコン、開発はRockstar North。通常版価格は8,390円(税込)でした。

シリーズの方向を現実寄りへ大きく変えた作品

PS2時代の『GTA』シリーズは自由奔放でゲーム的な楽しさが強い作品でしたが、本作はより現実的で重い雰囲気へ変化しています。主人公ニコ・ベリックはヨーロッパからリバティーシティへやってきた移民であり、派手な成功を夢見ているというより、過去の戦争や裏切りから逃れ新しい人生を求めています。しかし実際に待っていたのは借金、犯罪、嘘にまみれた生活でした。

重厚なストーリーが高く評価される理由

物語には「努力すれば誰でも成功できる」という夢と、その裏側にある現実が描かれています。ニコは犯罪を重ねて金を得ますが、それで本当に幸福になれるわけではありません。家族や友人との関係、過去への復讐など、オープンワールドゲームとしてはかなり重い題材を扱っています。この陰鬱な雰囲気が『GTA V』とは大きく異なり、現在でも「物語ならIVが好き」というユーザーが多い理由になっています。

物理演算によって生まれた次世代らしさ

車の挙動や人物の動きに物理演算を強く取り入れたことで、事故や転倒が毎回少しずつ違う結果になります。車で高速走行して壁へ衝突すれば車体が大きく変形し、主人公が投げ出されることもあります。PS2時代より世界に重量が生まれ、「本当に都市の中で物が動いている」という感覚が強くなりました。

リバティーシティを生活する面白さ

携帯電話を使って友人へ連絡したり、逆に仲間から遊びへ誘われたりします。ボウリング、飲食店、バーなどで時間を過ごせるため、犯罪ミッションだけでなく登場人物との日常を楽しめます。こうした生活感によって、ニコと周囲の人々の関係が強く印象に残ります。

PS3初期~中期の次世代オープンワールドを象徴

発売当時、広大な都市、美しい夜景、交通量、人物の数などは非常に大きな衝撃でした。現在見ると後の作品ほど広大ではありませんが、オープンワールドが次世代へ入ったことを最も分かりやすく示した作品の一つです。

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■ 9位 Red Dead Redemption

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本版は2010年10月7日に発売。発売元はTake-Two Interactive Japan/Rockstar Games、開発はRockstar San Diego。通常版価格は7,340円(税込)でした。

西部劇をそのままゲーム世界へ持ち込んだ魅力

舞台は開拓時代が終わろうとしている1911年のアメリカ周辺。主人公ジョン・マーストンは元無法者であり、家族を人質に取られたことで過去の仲間たちを追うことになります。単純な正義のガンマンではなく、自分自身も犯罪に手を染めてきた男が家族との平穏を求める物語です。

馬で荒野を旅する時間そのものが楽しい

広大なマップを馬で移動していると、夕日が沈み、野生動物が走り、遠くで銃声が聞こえることがあります。突然旅人から助けを求められたり、強盗に襲われたりすることもあります。この偶発的な出来事によって、目的地へ移動しているだけなのに一つの物語が生まれます。

西部劇ならではの遊びが豊富

早撃ち決闘、賞金首捕獲、狩猟、ポーカーなど、映画の西部劇で見たような要素を実際に遊べます。銃撃戦ではデッドアイを使用し、時間を遅くして敵の複数部位へ狙いを付けられます。早撃ちの達人になったような感覚を簡単な操作で味わえます。

物語終盤の強烈な余韻

本作はストーリーが特に高く評価されています。派手な勝利だけで終わらず、時代の変化と一人の男の人生を最後まで描き切ります。西部開拓時代そのものが消えていく寂しさとジョンの運命を重ねることで、ゲームクリア後にも長く記憶へ残る作品になっています。

後の大作へつながる重要な一本

後に『Red Dead Redemption 2』が世界的大ヒットしましたが、その基礎となる世界観とゲームデザインは本作で完成していました。PS3世代のオープンワールドを代表する一本です。

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■ 10位 The Elder Scrolls V: Skyrim

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本のPS3版は2011年12月8日に発売。発売はゼニマックス・アジア/Bethesda Softworks、開発はBethesda Game Studios。通常版価格は7,980円(税込)でした。

自分で冒険を決めるRPGの代表作

主人公には世界を救う重要な役割がありますが、プレイヤーは必ずしもメインストーリーを急いで進める必要がありません。最初の町へ行く途中で洞窟を見つけ、その中を探索していたら別のクエストが始まり、気付けば数時間メインストーリーを進めていないということが普通に起こります。この「寄り道が本編以上に楽しい」と感じられる自由さこそ、本作の最大の魅力です。

職業を固定しないキャラクター育成

ゲーム開始時に剣士や魔法使いという職業を選んで固定されるのではなく、使った技能が成長していきます。片手剣を多く使えば剣技が伸び、魔法を使えば魔法能力が伸び、鍛冶を続ければ装備制作が上手くなります。そのため最初は重装備の戦士だった主人公が、途中から弓を使う盗賊や魔法使いのような戦い方へ変わることもできます。

世界を歩くだけで冒険になる

山道を歩いていたらドラゴンが現れ、そこから戦闘が始まることがあります。道端で出会った人物の相談を聞いたことから長いクエストへ発展する場合もあります。ゲーム側が「ここにイベントがあります」と強く主張しすぎないため、自分で発見したように感じられます。

膨大な物語と組織

戦士ギルド、盗賊ギルド、魔術師大学など複数の組織があり、それぞれに長いストーリーがあります。メインクエストをクリアしなくても、一つの組織だけでかなりの時間遊べます。NPCが暮らしている家へ入り、本棚にある本を読むだけでも世界の歴史を知ることができます。

「自分だけの冒険」が生まれる作品

同じゲームを遊んでいるのに、プレイヤー同士で思い出を話すと全く違う経験が出てきます。どこを先に訪れ、誰を助け、どんな装備を使ったかによって内容が大きく変化するためです。この自由度が長期間愛され、何度も移植される理由になっています。

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■ 11位 God of War III

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本版は2010年3月25日発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はSanta Monica Studio。通常版価格は5,980円(税込)でした。

開始直後から最終決戦級の迫力

普通のアクションゲームであれば終盤まで温存しそうな巨大ボスや派手な演出を、本作は序盤から惜しまず投入します。巨大なタイタンの身体そのものがステージになり、その上を移動しながら神々と戦う場面はPS3世代でも強烈な印象を残しました。

クレイトスの復讐劇の集大成

主人公クレイトスはオリンポスの神々への復讐を続けており、本作ではゼウスとの決着を目指します。怒りに満ちた主人公であるため非常に暴力的な戦闘が多い一方、その復讐が世界全体へどのような影響を与えるのかも描かれます。

爽快で分かりやすいアクション

鎖でつながれた武器を大きく振り回し、多数の敵をまとめて攻撃できます。攻撃ボタンを組み合わせることで派手なコンボが生まれ、敵を次々に倒す爽快感があります。巨大ボスでは通常戦闘からイベントへ自然につながり、自分で神話級の戦いを操作している感覚があります。

PS3の性能を視覚的に示した作品

人物の大きさと巨大生物のスケール差、遠景、破壊表現など、PS3の映像能力を見せる作品として非常に分かりやすい一本でした。「次世代機ならここまで巨大な戦いを描ける」という驚きを与えたことが高評価につながっています。

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■ 12位 ニーア レプリカント

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2010年4月22日発売。発売元はスクウェア・エニックス、開発はキャビア。通常版価格は7,800円(税込)でした。

発売後に時間をかけて評価が上昇した作品

発売当時から一定の支持はありましたが、後の『NieR:Automata』の大成功によって原点として注目され、再評価が大きく進みました。本作の魅力は、豪華な映像よりも独特の物語と音楽にあります。

一見王道に見える物語が大きく変化する

主人公は病に苦しむ妹ヨナを救うため、世界を旅します。序盤だけを見ると、家族を救うため怪物と戦う王道ファンタジーのように見えます。しかし物語が進むと、敵だと思っていた存在にも事情があることが分かり、主人公の行動が本当に正しいのか疑問が生まれてきます。

周回プレイによって同じ場面の意味が変わる

一度エンディングを見るだけでは全ての真相が分かりません。二周目以降では、それまで主人公側からしか見えなかった場面に別の情報が追加されます。一周目では単純な敵に見えた存在の言葉や感情を知ることで、同じ戦闘が全く違って見える場合があります。

音楽の存在感

岡部啓一氏らが手掛けた音楽は、本作の評価を語るうえで欠かせません。架空言語のような歌声、切なさの強い旋律がフィールドや物語に重なり、歩いているだけでも独特の感情が生まれます。ゲーム音楽単体でも高い人気を持っています。

ジャンルを突然変える大胆な設計

アクションRPGでありながら、横スクロール、見下ろし視点、弾幕シューティングのような戦闘、文章を中心とした場面など、突然ゲーム形式を変えることがあります。この予測不能さが独特です。後の『NieR』シリーズへつながる「ゲームシステムそのものを物語表現に使う」考え方がすでに完成しています。

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■ 13位 龍が如く0 誓いの場所

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2015年3月12日発売。発売・開発はセガ。PS3・PS4で発売され、通常版の当時価格は8,190円+税でした。

シリーズ初心者にも遊びやすい理由

物語の舞台は第1作より前の1988年であり、若い桐生一馬と真島吾朗が主人公です。シリーズの過去作品を知らなくても物語を理解しやすく、逆に長年のファンなら後の二人を知っているからこそ若い時代の姿を楽しめます。

バブル時代の街を再現した魅力

神室町と蒼天堀には、バブル景気の華やかさが満ちています。街の看板、服装、店舗、金銭感覚まで1980年代末の雰囲気を意識しており、敵を倒すと大量の紙幣が舞う演出まであります。能力強化に金を使うシステムも時代設定と合っています。

桐生と真島、二人の物語

特に高く評価されたのが真島吾朗のストーリーです。後のシリーズでは予測不能な「嶋野の狂犬」として知られる人物が、なぜそのような生き方へ進んだのかを丁寧に描きます。桐生側と真島側の物語が徐々につながり、終盤へ向かう構成も非常に盛り上がります。

街全体が娯楽施設になっている

メインストーリー以外にも、カラオケ、ゲームセンター、飲食店、ディスコ、不動産経営など大量の遊びがあります。シリアスな本編の途中で、極端にくだらないサブストーリーが始まることもあります。この「真剣なドラマ」と「全力の笑い」を同じ作品で成立させるのが『龍が如く』シリーズの魅力です。

広さより密度を重視した街

巨大なオープンワールドと比べればマップは小さいですが、数歩歩くだけで次のイベントや店が見つかります。そのため狭さを感じるより「街に内容が詰まっている」と感じます。シリーズ最高傑作候補として現在も頻繁に名前が挙がる作品です。

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■ 14位 戦場のヴァルキュリア

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2008年4月24日発売。発売・開発はセガ。通常版価格は7,980円(税込)でした。

シミュレーションRPGとアクションを融合した独自性

マップ画面で兵士を選択した後、そのキャラクターを三人称視点で直接操作する「BLiTZ」システムが最大の特徴です。従来のシミュレーションRPGではマス目を選んで移動する場合が多いですが、本作では兵士を自分で走らせます。移動中にも敵から攻撃されるため、安全なルートを考える必要があります。

兵科ごとの役割を考える楽しさ

偵察兵は長距離移動に優れ、突撃兵は近距離戦に強く、対戦車兵は大型兵器へ大ダメージを与えます。狙撃兵や支援兵なども存在し、状況に合わせて出撃メンバーを選びます。単純にレベルの高いキャラクターだけで勝てるわけではなく、役割分担が重要です。

絵画のような映像表現

「CANVAS」と呼ばれる独自技術によって、水彩画や鉛筆画が動いているような映像になっています。戦争という重い題材でありながら、柔らかな画面表現によってキャラクターの日常や友情も描きやすくなっています。

戦争を人間の物語として描く

登場人物にはそれぞれ得意不得意や個性があり、戦場で単なる駒として扱うのではなく一人の人物として感じられます。仲間が危険な状況になれば助けたくなり、部隊へ愛着が生まれます。

シリーズ化につながったPS3オリジナル作品

完全新規タイトルとしてスタートしながら高い評価を獲得し、アニメ化や続編制作へ発展しました。PS3初期から中期に登場した日本メーカーの独創的作品として非常に価値があります。

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■ 15位 Fallout 3

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本のPS3版は2009年1月15日発売。発売元はゼニマックス・アジア/Bethesda Softworks、開発はBethesda Game Studios。通常版価格は7,980円(税込)でした。

核戦争後の世界を自由に歩く衝撃

舞台は核戦争によって荒廃したワシントンD.C.周辺。主人公は地下施設Vault 101で育ちますが、ある出来事をきっかけに地上へ出ます。巨大な扉が開き、荒れ果てた世界が目の前に広がる場面は非常に印象的です。

善人にも悪人にもなれる自由さ

困っている人物を助けることも、利益のために裏切ることもできます。会話能力が高ければ戦闘を避けて問題を解決できる場合もあり、一つのクエストに複数の解決方法があります。プレイヤー自身が「どんな人物として生きるか」を決められます。

FPSが苦手でも遊べるV.A.T.S.

敵の身体の各部位を狙い、命中率を確認して攻撃するV.A.T.S.システムによって、リアルタイムシューティングが苦手な人でもRPGとして戦えます。腕を狙えば武器を落とさせ、脚を攻撃すれば移動能力を下げるなど戦術性があります。

廃墟探索の楽しさ

崩壊した建物の中には、戦争前に暮らしていた人々の記録が残されています。端末の文章や音声ログを調べることで、その施設で何が起きたか分かる場合があります。クエストに関係しない建物でも物語が存在するため、探索自体が大きな目的になります。

独特のレトロフューチャー世界

1950年代のアメリカが想像した未来と、核戦争後の荒廃を組み合わせています。明るい広告や陽気な音楽と、実際の世界の残酷さとの落差が強烈です。現在まで続く『Fallout』人気を家庭用ゲーム市場で決定付けた重要作です。

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■ 16位 グランツーリスモ5

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2010年11月25日発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はポリフォニー・デジタル。通常版価格は7,980円(税込)でした。

PS3を代表するリアル系ドライビングゲーム

一般車からスーパーカー、レーシングカーまで非常に多くの車を収録し、自動車好きにとっては巨大なデジタル自動車博物館のような作品でした。単純に最高速度が高い車が最強なのではなく、重量、駆動方式、タイヤ、コースによって乗り味が変化します。

好きな車を育てる楽しさ

レースで資金を稼ぎ、新しい車を購入し、必要に応じてパーツ交換や調整を行います。最初から超高性能車だけを使うのではなく、自分の好きな市販車を少しずつ速くしてレースへ挑戦する楽しさがあります。

映像表現の大きな進化

車体の反射、コースの質感、天候などが大幅に進化し、HDテレビへ接続したPS3の能力を分かりやすく感じられるゲームでした。リプレイ映像を見ているだけでも実際のモータースポーツ中継のような雰囲気があります。

自動車文化そのものを楽しめる作品

単なる勝敗だけでなく、車の歴史、デザイン、性能差を知る楽しさがあります。現実では所有することが難しい高級車を運転できるため、自動車への憧れをゲームで体験できます。PS3を代表するレースゲームとして外せない存在です。

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■ 17位 FINAL FANTASY XIII

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2009年12月17日発売。発売・開発はスクウェア・エニックス。希望小売価格は8,800円、当時の税込価格は9,240円でした。

国内PS3市場を象徴した大型RPG

『ファイナルファンタジー』本編が本格的にHD世代へ移行した作品であり、発売前から非常に大きな期待を集めました。ライトニングを中心としたキャラクター、未来都市コクーン、召喚獣などの映像は当時圧倒的でした。

オプティマシステムの戦略性

戦闘では一人ずつ細かな命令を出すより、パーティー全体の役割を切り替えることが重要です。攻撃重視、防御重視、回復重視など複数の役割構成をあらかじめ準備し、戦況に合わせて瞬時に変更します。強敵戦では切り替えのタイミングが非常に重要になります。

映像と音楽の完成度

PS3の性能を使ったムービー、フィールド、戦闘演出は発売当時トップクラスでした。浜渦正志氏を中心とした音楽も高い評価を受けています。特に幻想的なフィールドと音楽の組み合わせは、現在見ても強い個性があります。

評価が分かれた一本道構造

序盤から中盤にかけて行動範囲が狭く、「一本道」と評されました。一方で、余計な寄り道を減らし、物語と戦闘を高速で進める設計だと考えることもできます。後半になると広いフィールドも登場し、育成や強敵討伐の自由度が上がります。

賛否を含めてPS3史に残る存在

評価が完全に一致した作品ではありません。しかし国内で非常に大きな売上を記録し、PS3普及期を象徴する大型タイトルとなったことは間違いありません。PS3世代の日本RPGを語るうえで欠かせない一本です。

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■ 18位 テイルズ オブ エクシリア

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2011年9月8日発売。発売元はバンダイナムコゲームス、開発はナムコ・テイルズスタジオ。通常版価格は8,379円(税込)でした。

シリーズ15周年を飾った大型作品

長年続いてきた『テイルズ オブ』シリーズの15周年記念作品であり、ジュードとミラという二人の主人公を選択できる構造が特徴です。どちらを選ぶかによって一部の場面で視点が変わり、同じ事件を別側面から見られます。

リンクシステムによる仲間との共闘

戦闘では仲間一人とリンクし、二人で敵を攻撃できます。組むキャラクターによって補助能力が変化し、条件を満たせば強力なリンクアーツを発動できます。仲間との関係がストーリー上だけでなく戦闘システムにも表現されています。

スピード感のあるアクションRPG

『テイルズ』シリーズらしく、コマンド入力だけでなくキャラクターを直接動かして戦います。コンボをつなげ、仲間と連携し、多数の敵を素早く倒す爽快感があります。

キャラクター同士の会話が魅力

旅の途中で発生するスキットでは、仲間たちが日常的な会話を交わします。世界の危機だけを語るのではなく、食事、性格、趣味などくだらない話題も多いため、パーティー全体へ愛着が生まれます。

国内PS3におけるJRPG人気を示した作品

PS3では海外作品の存在感が増しましたが、日本では依然としてキャラクターRPGが強い人気を持っていました。本作はその代表例であり、PS3世代の日本型アクションRPGを象徴する一本です。

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■ 19位 バイオハザード5

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2009年3月5日発売。発売・開発はカプコン。通常版価格は8,800円(税込)でした。

二人協力プレイを中心にしたバイオハザード

主人公クリスと相棒シェバが常に二人で行動し、オンラインや画面分割で協力プレイができます。ホラーシリーズでありながら友人と一緒に遊べることが大きな特徴でした。

弾薬やアイテムを分け合う協力性

二人には別々のアイテム欄があり、回復薬、弾薬、武器を受け渡せます。一方が弾切れならもう一方が助けることができ、倒れた仲間を救助する場面もあります。単純に二人で敵を撃つだけでなく、資源を共有する必要があります。

アクション性を大幅に強化

『バイオハザード4』の肩越し視点を継承しながら、多数の敵や巨大ボスとの戦闘が増えています。ホラーとしての恐怖より、銃撃とアクションの爽快感が中心になりました。

繰り返し遊びやすい設計

クリア済みチャプターを自由に選び、武器を強化しながら再挑戦できます。マーセナリーズでは時間内に敵を倒して高得点を目指すため、本編とは別のアクションゲームとして長く遊べます。

シリーズ内で異色だからこその人気

恐怖重視の『バイオハザード』を好む人からは賛否がありますが、協力アクションゲームとして非常に完成度が高く、現在でも二人で遊ぶゲームとして名前が挙がります。

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■ 20位 リトルビッグプラネット2

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2011年2月10日発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はMedia Molecule。通常版価格は5,980円(税込)でした。

遊ぶだけでなく作れるゲーム

基本はリビッツを操作する横スクロールアクションですが、本作の本当の魅力はステージ制作です。床、壁、スイッチ、乗り物、敵などを配置し、自分だけのゲームを作れます。

物理演算による予想外の面白さ

物をつかんで引っ張る、ロープにぶら下がる、勢いをつけてジャンプするなど、物理演算を利用した仕掛けが多くあります。複数人で遊ぶと予定通りにいかないことが笑いにつながります。

ユーザー作品を世界中で共有

他のプレイヤーが作ったステージをダウンロードして遊べるため、公式ステージをクリアしても遊びが終わりません。非常に高度な制作者は、シューティングやレースなど横スクロール以外のゲームまで作り出しました。

現在につながるUGC文化の先駆け

現在ではユーザー生成コンテンツを中心にしたゲームが多数存在しますが、家庭用ゲームで「作って公開し、他人が遊ぶ」という文化を大規模に実現した本作の存在は重要です。

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■ 21位 Dragon’s Dogma: Dark Arisen

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2013年4月25日発売。発売・開発はカプコン。通常版価格は4,990円(税込)でした。

大型モンスターへ直接しがみつく戦闘

サイクロプス、グリフィン、ドラゴンなど巨大な敵に対して、足元から攻撃するだけでなく身体へ登ることができます。背中へしがみつき弱点まで移動して攻撃するなど、敵そのものをステージのように利用する戦闘が特徴です。

ポーンシステムの独自性

主人公と共に旅をするポーンを自分で作成し、他プレイヤーへ貸し出せます。別世界へ行ったポーンは敵の弱点やクエスト知識を学んで戻ってくるため、直接オンライン協力をしなくても他人とつながっている感覚があります。

職業によって大きく変わるアクション

剣士、弓使い、魔法使いなど複数の職業があり、攻撃方法が大幅に変化します。近接戦闘が苦手なら遠距離攻撃を中心にすることもでき、何度も職業を変更して遊べます。

豪快な魔法表現

巨大な竜巻、隕石など非常に派手な魔法があり、長い詠唱を成功させたときの爽快感は他のRPGでは味わいにくいものがあります。

Dark Arisenで完成度がさらに向上

高難度エリア黒呪島が追加され、装備収集と強敵攻略が大幅に増えました。後年までシリーズ復活を望む声が続いた理由が分かる独創的アクションRPGです。

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■ 22位 バットマン:アーカム・シティ

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本版は2011年11月23日発売。発売元はワーナー エンターテイメント ジャパン、開発はRocksteady Studios。通常版価格は7,980円(税込)でした。

本当にバットマンになった感覚を作ったゲーム

単に有名キャラクターを操作するのではなく、格闘、潜入、捜査、移動など全てをバットマンらしく設計しています。敵を正面から倒すだけでなく、高所から観察し、一人ずつ恐怖を与えながら無力化できます。

フリーフロー・コンバット

敵から敵へ連続で攻撃をつなぎ、攻撃される瞬間にカウンターを行います。操作は比較的簡単ですが、美しく連続攻撃を続けるには判断力が必要です。このシステムは後の多数のアクションゲームへ影響しました。

滑空による移動の気持ち良さ

グラップネルで建物へ上がり、マントを広げて街の上空を滑空できます。地上を走るだけでなく縦方向へ自由に移動できるため、ヒーローとして街を飛び回る感覚があります。

悪役たちの豪華さ

ジョーカー、ペンギン、トゥーフェイス、キャットウーマンなど有名キャラクターが多数登場します。単なる顔見せではなく、それぞれが独自の物語やミッションへ関係します。

キャラクターゲームの基準を変えた一本

原作人気に頼らずゲーム単体でも高い完成度を持ち、「版権ゲームでも最高水準のアクションゲームを作れる」と証明しました。

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■ 23位 コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本のPS3版は2007年12月27日発売。発売元はアクティビジョン、開発はInfinity Ward。通常版価格は7,140円(税込)でした。

FPSの舞台を現代戦へ大きく変えた作品

当時は第二次世界大戦を題材にしたFPSが多数存在しました。本作は現代の特殊部隊や軍事兵器を中心にし、シリーズの方向性を一変させました。

映画のように展開するキャンペーン

潜入任務、都市戦、航空支援など場面が高速で切り替わります。短い時間で強い印象を残す演出が多く、後のFPSキャンペーンの基準となりました。

オンライン対戦の革命

対戦を繰り返すと経験値が入り、武器や装備が解放されます。勝敗だけではなく「次の武器を手に入れる」という長期的な目的ができたことで、オンライン対戦を何百時間も遊ぶユーザーが増えました。

パークとキルストリーク

自分の能力をカスタマイズするパーク、連続撃破で支援を得るキルストリークなど、後のオンラインFPSで定番となる仕組みを広めました。

PS3オンラインゲーム文化を代表

PS3で初めて本格的なオンラインFPSへ触れた人も多く、世界中のプレイヤーと対戦する楽しさを広めた作品として歴史的に重要です。

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■ 24位 BAYONETTA(ベヨネッタ)

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2009年10月29日発売。発売元はセガ、オリジナル版の開発はプラチナゲームズ。通常版価格は7,980円(税込)でした。

主人公ベヨネッタの圧倒的な個性

長身で眼鏡をかけた魔女ベヨネッタが、手足に装備した銃と格闘を組み合わせて天使たちと戦います。キャラクターのデザイン、台詞、動作まで徹底して格好良さと派手さを追求しています。

ウィッチタイムの爽快感

敵の攻撃を直前で回避すると周囲の時間が遅くなるウィッチタイムが発動します。危険な攻撃を避ける行為がそのまま反撃チャンスになるため、防御と攻撃が一体化しています。

初心者と上級者の両方が楽しめる

適当に攻撃をつなげても派手な技が出ますが、コンボ、武器変更、回避を理解すると非常に高度な戦い方ができます。クリア後もスコア更新を狙って何度も遊べます。

やり過ぎることを魅力に変えた演出

普通なら恥ずかしく感じるほど派手なポーズ、巨大な召喚、音楽演出を徹底的に行い、独自の世界観へ変えています。中途半端に抑えなかったことがシリーズの個性になりました。

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■ 25位 キャサリン

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2011年2月17日発売。発売・開発はアトラス。通常版価格は7,329円(税込)でした。

恋愛ドラマとパズルを組み合わせた異色作

主人公ヴィンセントは長年付き合っている恋人キャサリンから結婚を意識されます。しかし別の女性との出会いによって問題が発生し、彼の日常は大きく混乱します。

大人の悩みを正面から扱うストーリー

結婚、責任、自由、将来への不安など、一般的なファンタジーRPGでは扱われにくい題材が中心です。主人公も理想的な人物ではなく、優柔不断で逃げようとするため、人間らしい欠点があります。

悪夢のブロックパズル

夜になるとヴィンセントは悪夢へ入り、崩れていくブロックの塔を登ります。ブロックを押したり引いたりして足場を作る単純なルールですが、後半は非常に複雑になります。

判断の速さも必要

下から足場が崩れるため、ゆっくり考えるだけではありません。解法を発見する頭脳と、素早く操作するアクション能力の両方が求められます。

他にはない題材とゲーム構成

恋愛アドベンチャーのようなドラマと高難度パズルを一つへまとめた作品は非常に珍しく、アトラスらしい実験的な一本として現在も高い知名度があります。

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■ 26位 バイオショック インフィニット

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

日本版は2013年4月25日発売。発売元はTake-Two Interactive Japan/2K、開発はIrrational Games。通常版価格は7,770円(税込)でした。

美しい天空都市コロンビア

ゲーム序盤では青空の中に白い建物が浮かぶ美しい都市が登場します。祭りのような明るい雰囲気もあり、一見すると理想郷に見えます。しかし探索を進めるほど差別、宗教的狂信、政治的対立など暗い面が見えてきます。

エリザベスという優秀な同行者

エリザベスは守らなければならないだけのNPCではありません。戦闘中に弾薬や回復アイテムを渡し、特殊能力で環境を変化させます。長時間一緒に旅することで自然に愛着が生まれます。

高速で立体的な銃撃戦

スカイラインというレールを利用し、戦場の上空を高速移動できます。地上で撃ち合うだけでなく、高所から攻撃したり離脱したりするため戦闘が立体的です。

特殊能力ビガー

銃だけでなく超常的な能力を組み合わせて戦います。敵を浮かせる、炎を使うなど複数の能力があり、自分の好きな戦闘方法を作れます。

クリア後に物語を考えたくなる構成

終盤まで進むと、それまで見てきた世界や出来事の意味が大きく変化します。一度クリアして序盤を見直すと、何気ない場面へ伏線が置かれていたことに気付きます。FPSでありながらストーリー考察を楽しめる作品です。

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■ 27位 風ノ旅ビト

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2012年3月15日にPS3向けダウンロードタイトルとして配信開始。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はthatgamecompany。配信開始時価格は1,200円(税込)でした。

ほとんど言葉を使わないゲーム

プレイヤーは砂漠の中に立つ旅人を操作し、遠くに見える山を目指します。細かな台詞や長い説明はほとんどありません。それでも景色、音楽、キャラクターの動きによって目的や感情が自然に伝わります。

景色そのものが物語になる

広大な砂漠、地下遺跡、雪山などを進むうちに、旅の雰囲気が大きく変化します。特に砂の斜面を滑りながら夕日の中を進む場面は美しく、ゲーム映像表現の代表例として語られています。

名前を知らないプレイヤーとの出会い

オンライン接続中は別のプレイヤーと偶然出会う場合があります。しかし相手の名前やプロフィールは表示されず、言葉で会話することもできません。短い音だけで意思を伝え、一緒に旅を続けるかどうかを決めます。

短いからこそ強く残る体験

数十時間遊ぶ大作とは違い、比較的短時間で最後まで到達できます。しかし無駄を徹底的に削ったことで、最初から最後まで一つの感情的な旅としてまとまっています。

ゲームの可能性を広げた作品

勝敗、レベル上げ、収集要素がなくても強い感動を作れることを示し、「ゲームは何を体験させるメディアなのか」を考えさせる作品となりました。

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■ 28位 ストリートファイターIV

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2009年2月12日発売。発売元はカプコン、開発にはディンプスが参加。通常版価格は8,390円(税込)でした。

対戦格闘ゲーム人気を再燃させた作品

長い期間ナンバリング新作が出ていなかった『ストリートファイター』シリーズが本格復活し、大きな話題となりました。懐かしいキャラクターを残しながら、新しい映像とシステムを導入しています。

3D映像と2D格闘の融合

キャラクターモデルは立体的ですが、基本的な対戦は横方向中心の2D格闘です。そのため昔のシリーズ経験者でも感覚を理解しやすくなっています。

初心者にも分かりやすい派手さ

ウルトラコンボなど大技の演出が派手で、格闘ゲーム初心者でも「必殺技を決めた」という満足感があります。一方で上級者同士では間合い、攻撃の差し合い、反撃など非常に高度な読み合いになります。

オンライン対戦との相性

PS3世代では家庭用ゲーム機のオンライン環境が一般化し、自宅にいながら全国のプレイヤーと対戦できました。本作の成功によって格闘ゲーム大会や配信文化もさらに盛り上がりました。

後の格闘ゲーム市場へ与えた影響

本作が成功したことで、休眠していた対戦格闘シリーズの復活や新作開発が増えました。現在のeスポーツとしての格闘ゲーム人気へつながる重要な転換点です。

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■ 29位 ARMORED CORE for Answer

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2008年3月19日発売。発売・開発はフロム・ソフトウェア。通常版価格は7,140円(税込)でした。

巨大ロボットなのに超高速で戦う爽快感

一般的なロボットゲームでは重量感を重視する場合がありますが、本作のNEXTは非常に高速です。ブーストを使って地上や空中を一瞬で移動し、ミサイルやライフルを避けながら戦います。

機体を自分で組み上げる楽しさ

頭部、胴体、腕、脚部、ジェネレーター、ブースター、武器など多数のパーツを自由に組み合わせます。見た目だけでなく重量、エネルギー消費、速度、装甲など性能が大きく変化します。

試行錯誤そのものがゲーム

ミッションで負けたら単純にレベルを上げるのではなく、原因を考えて機体構成を変更します。敵が遠距離攻撃中心なら高速機動を強化するなど、設計と実戦を繰り返すことが面白さです。

巨大兵器アームズフォート

非常に巨大な敵兵器が登場し、その周囲を高速移動しながら弱点を攻撃します。自分の機体が小さく見えるほどのスケールはPS3世代ならではの迫力があります。

現在も根強い人気を持つ理由

後の『ARMORED CORE VI』によってシリーズが再び注目され、本作も旧シリーズ人気作として再評価されています。高速戦闘に関しては現在でも独自の魅力があります。

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■ 30位 TOKYO JUNGLE

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2012年6月7日発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント。開発にはPlayStation C.A.M.PとCrispy’sが関わっています。パッケージ版価格は4,980円(税込)でした。

「人類が消えた東京を動物が支配する」という強烈な設定

渋谷などを思わせる都市から人間が消え、犬、猫、鹿、ライオン、ワニなど大量の動物が野生化しています。ポメラニアンが食料を求めて街を走り、巨大肉食獣から逃げるという光景だけでも非常に印象的です。

動物ごとに全く異なる生存方法

草食動物なら肉食獣から逃げながら植物を探し、肉食動物なら他の生物を狩って食料を確保します。小型動物は弱いものの狭い場所へ入りやすく、大型動物は強い代わりに食料消費が多いなど違いがあります。

世代交代するサバイバル

一匹の動物を永遠に育てるのではなく、縄張りを確保し、相手を見つけ、子孫を残して世代をつなぎます。そのため目的は「個体として最強になる」より「種として生き残る」ことです。

奇妙なのに本気で作られた世界

設定だけを見ると冗談のようですが、生存競争、食料、縄張り、環境汚染などシステムは真面目に作られています。その真剣さと動物たちの見た目の面白さの落差が独特です。

PS3時代だから生まれた実験的タイトル

現在の大型ゲーム市場では制作費が増え、このような変わった企画をパッケージタイトルとして発売することは簡単ではありません。PS3時代には大作と同時に実験的な中規模作品も多く存在しました。『TOKYO JUNGLE』はその象徴としてランキング30位に選びました。

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■ まとめ

プレイステーション3は現在のゲームの基礎が完成した世代

今回のランキングを振り返ると、PS3時代は単なる「PS2より映像がきれいになった時代」ではなかったことが分かります。現在のゲームで当たり前になっている巨大オープンワールド、本格的なオンライン対戦、映画のようなストーリー演出、ユーザー生成コンテンツ、ダウンロードタイトル、高難度アクションRPGなど、多くの要素がこの世代で急速に成熟しました。『グランド・セフト・オートIV』『グランド・セフト・オートV』『Skyrim』『Fallout 3』『Red Dead Redemption』などは「広大な世界を自分の判断で歩く」体験を一般的なものへ変えました。一方、『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』『The Last of Us』『METAL GEAR SOLID 4』は、映画的な演出とゲーム操作を融合し、家庭用ゲームで物語を見せる方法を大きく発展させました。

ゲーム史への影響ではDemon’s SoulsとDARK SOULSが非常に重要

現在のゲーム市場まで含めて考えると、『Demon’s Souls』と『DARK SOULS』が残した影響は特に大きなものです。発売当初は万人向けとは言いにくい高難度作品でしたが、「失敗から学ぶ」「敵の行動を観察する」「未知の世界を自分で探索する」「他人の存在を間接的に感じるオンライン」という独自設計が世界中で評価されました。現在は「ソウルライク」という言葉が一つのジャンルとして成立しており、PS3時代の一作品がゲーム業界全体へ長期的な影響を与えたことになります。

日本メーカーの個性的な作品が多かったこともPS3の魅力

海外AAAタイトルが急速に存在感を増した世代でしたが、日本メーカーも非常に個性的な作品を生み出しています。『ニーア レプリカント』は後年に大きく再評価され、『戦場のヴァルキュリア』はシミュレーションとアクションを融合し、『キャサリン』は恋愛とパズルを組み合わせ、『TOKYO JUNGLE』は人間が消えた東京を動物が生きるという大胆な企画を実現しました。『龍が如く0』『ペルソナ5』『テイルズ オブ エクシリア』『FINAL FANTASY XIII』など、日本のキャラクター文化とRPG文化を強く反映した作品も大きな支持を集めています。

PS3専用ソフトがハードの個性を作った時代

『METAL GEAR SOLID 4』『Demon’s Souls』『戦場のヴァルキュリア』『グランツーリスモ5』など、「PS3を買わなければ遊べない」という作品がハードの魅力を支えていました。現在はPCを含むマルチプラットフォーム展開が一般的になりましたが、この頃はゲーム機ごとの専用タイトルがユーザーの購入動機へ強く影響していました。そのためPS3を振り返ると、ゲーム機本体と特定の作品が強く結び付いた思い出を持つ人が多くなっています。

初期・中期・後期でゲームの完成度が大きく変化した

PS3初期には『コール オブ デューティ4』『グランド・セフト・オートIV』などが次世代ゲームの方向性を示し、中期には『アンチャーテッド2』『Demon’s Souls』『バイオハザード5』『FINAL FANTASY XIII』など大型タイトルが充実しました。さらに後期になると『DARK SOULS』『Skyrim』『The Last of Us』『グランド・セフト・オートV』のように、PS3の性能とゲームデザインの両面が成熟した作品が登場します。最終期には『龍が如く0』『ペルソナ5』まで発売されており、一台のハードで約10年間にわたるゲームデザインの変化を体験できる点も大きな特徴です。

販売本数だけでは決められないPS3名作ランキング

今回の順位は単純な売上ランキングではありません。日本国内の販売本数だけなら『FINAL FANTASY XIII』はさらに上位候補になります。海外での評価や販売規模を重視すれば『Grand Theft Auto』シリーズがさらに高くなります。ゲーム史への影響だけを考えれば『Demon’s Souls』『DARK SOULS』を1位にしても不思議ではありません。また日本独自の評価を重視すれば『龍が如く0』『ニーア レプリカント』『戦場のヴァルキュリア』などをさらに上へ置く考え方もあります。そこで今回は、発売当時の人気、現在まで続く支持、PS3を代表する度合い、ゲーム業界への影響、現在遊んだときの価値という複数の観点から総合的に順位を決めています。

第1位「The Last of Us」を最上位にした理由

総合的に見ると、『The Last of Us』はPS3というゲーム機の成熟を最も分かりやすく象徴する作品です。PS3初期では難しかった人物の細かな表情、自然な会話、広大で美しい背景を実現しながら、それを単なる技術展示にせず、ジョエルとエリーの物語へ直接結び付けました。ステルス、銃撃、クラフト、探索という複数のゲームシステムも世界観と一致しています。PS3世代が積み重ねてきた映像、物語、オンライン以前の一人用ゲーム体験、アクション設計の成果が一つへ集約されており、「PS3を代表する一本」という基準で非常に強い作品です。

現在PS3を遊び直す価値

現在のゲーム機と比べれば解像度、フレームレート、ロード時間など技術的に古さを感じる作品もあります。しかしゲームの面白さそのものはハード性能だけで決まりません。『Demon’s Souls』の緊張感、『風ノ旅ビト』の美しい旅、『MGS4』の集大成感、『龍が如く0』の濃密な街、『TOKYO JUNGLE』の大胆なアイデアなど、現在でも他のゲームでは代替しにくい体験が多数あります。PS3はHDゲーム時代への入口であると同時に、現在のゲームデザインが形になった重要な世代でした。今回紹介した30作品を順番に見ていくと、2000年代後半から2010年代半ばにかけてゲームがどのように進化したのかを一台のハードを通して確認できます。懐かしさだけではなく、ゲーム史を振り返る意味でも、プレイステーション3は現在なお非常に面白いゲーム機です。

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