アニメ(テレビアニメ・OVA・劇場版アニメなど)の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
人気の理由や関連商品の紹介もあります♪
- ■ 1位 キューティーハニー
- ■ 2位 エースをねらえ!
- ■ 3位 新造人間キャシャーン
- ■ 4位 ドラえもん(日本テレビ版)
- ■ 5位 バビル2世
- ■ 6位 侍ジャイアンツ
- ■ 7位 マジンガーZ対デビルマン
- ■ 8位 哀しみのベラドンナ
- ■ 9位 空手バカ一代
- ■ 10位 ドロロンえん魔くん
- ■ 11位 山ねずみロッキーチャック
- ■ 12位 ゼロテスター
- ■ 13位 パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻
- ■ 14位 ミクロイドS
- ■ 15位 けろっこデメタン
- ■ 16位 荒野の少年イサム
- ■ 17位 ミラクル少女リミットちゃん
- ■ 18位 ワンサくん
- ■ 19位 冒険コロボックル
- ■ 20位 ジャングル黒べえ
- ■ 21位 パンダの大冒険
- ■ 22位 マジンガーZ(1973年劇場公開版)
- ■ 23位 バビル2世 恐怖の岩石巨人ゴーリキー
- ■ 24位 バビル2世 赤ちゃんは超能力者
- ■ 25位 科学忍者隊ガッチャマン(1973年劇場公開版)
- ■ 26位 科学忍者隊ガッチャマン 電子怪獣レンジラー
- ■ 27位 侍ジャイアンツ(1973年劇場版)
- ■ 28位 エースをねらえ!(1973年劇場版)
- ■ 29位 山ねずみロッキーチャック がんばれチャタラー
- ■ 30位 魔法使いサリー 日曜学校
- ■ 1973年のアニメを振り返って
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■ 1位 キューティーハニー
1973年から現在まで生き続ける変身ヒロインの象徴
1973年作品の中でも、とりわけ現在まで知名度を維持している作品として最上位に置きたいのが『キューティーハニー』です。放送当時を知らない世代にも題名や主人公の姿が知られており、「ハニーフラッシュ」という言葉や主題歌のフレーズまで含めて日本のアニメ文化に深く浸透しました。主人公・如月ハニーは、ただ守られるヒロインではありません。優れた身体能力と変身能力を生かして自ら敵の中へ飛び込み、さまざまな姿へ変身しながらパンサークローと戦います。変身するたびに職業や衣装が変わるという仕掛けは視覚的にも非常に分かりやすく、毎回どのような姿を見せてくれるのかという期待感を作り出しました。当時の少女向け変身作品とは一線を画し、アクション、ギャグ、学園生活、怪人との戦い、妖艶な雰囲気などを一つの作品にまとめている点も大きな特徴です。永井豪らしい大胆な発想によって、かわいらしさと格好良さ、コミカルさと危険な雰囲気が同居しており、単なる子供向けアニメの枠には収まりません。敵となるパンサークローの怪人たちも非常に個性的で、女性型怪人の妖しく派手なデザインは作品の魅力を大きく押し上げています。
後世のリメイクによって原点の価値も上昇
長期人気を支えている理由の一つは、その後も何度も新しい『キューティーハニー』が作られたことです。OVA、テレビアニメ、実写映画など時代によって異なる表現が試みられ、そのたびに「最初のハニーはどのような作品だったのか」と1973年版へ戻ってくるファンが生まれました。現在のアニメと比較すると作画やテンポには時代性を感じますが、それ以上に主人公の強烈な存在感、単純明快な正義と悪の対決、派手な変身、濃いキャラクターが強く印象に残ります。半世紀前の作品でありながら、現代のキャラクターコンテンツと並べても見劣りしないほど主人公のアイコン性が高いことが最大の強みでしょう。
フィギュア・ソフビ・映像ソフトなど商品展開も非常に幅広い
関連商品は1973年作品の中でもトップクラスです。映像ではテレビシリーズをまとめたDVDやBlu-ray系商品があり、放送当時の映像を一気に見返すことができます。原作漫画についてもコミックス、文庫版、復刻版、電子書籍など複数の形で触れられ、アニメ版との違いを比較する楽しみがあります。立体商品では完成品フィギュア、可動フィギュア、ソフビ、ミニフィギュア、ガレージキットなどが長年作られてきました。ハニーの衣装は立体映えするため、メーカーや年代によって造形や解釈が異なり、複数の商品を並べるだけでも歴史を感じられます。さらにTシャツ、パーカー、バッグ、タオル、アクリルスタンド、クリアファイル、キーホルダーなど日常使いできるグッズも豊富です。音楽関係では主題歌や劇伴を収録したCD、昭和アニメソング全集、レコード復刻などがあり、歌だけを知っている人が作品へ興味を持つ入口にもなっています。
当時物は昭和アニメコレクターにも人気
放送当時の玩具、ソノシート、絵本、児童誌、ポスター、カード、セル画などは現在ではコレクター商品として扱われます。特に箱や付属品が残っている玩具、状態の良いレコードやポスターなどは、一般的な現代グッズとは別の価値があります。1970年代らしい印刷や色使いも含めて楽しめるため、「作品そのもの」と「当時のアニメ文化」の両方を集められるのが魅力です。映像、漫画、音楽、フィギュア、レトロ玩具まで収集ジャンルを広げられる点を考えても、1973年を代表する作品にふさわしい存在です。
[anime-rank-1]■ 2位 エースをねらえ!
少女漫画と本格スポーツドラマを融合した不朽の名作
第2位は『エースをねらえ!』です。テニスを題材とした作品ですが、その魅力は単に勝敗を描くスポーツアニメにとどまりません。主人公・岡ひろみは、最初から圧倒的な才能を持つ天才選手ではなく、周囲に憧れながら部活動を続けていた普通の少女として登場します。そんな彼女の可能性を宗方仁が見抜き、厳しい練習へと導いていくところから物語が大きく動き始めます。本人自身が自分の才能を信じ切れていない段階から成長が始まるため、視聴者は彼女の苦悩や迷いへ自然に感情移入できます。華麗なスター選手である竜崎麗香、通称お蝶夫人への憧れ、周囲からの嫉妬、仲間とのすれ違い、試合で味わう挫折、宗方コーチへの複雑な感情など、少女漫画らしい濃厚な人間ドラマがスポーツ作品の緊張感と結びついています。
お蝶夫人と宗方コーチという強烈なキャラクター
人気が長続きした大きな理由は、主人公以外のキャラクターが非常に強いことです。お蝶夫人は気品、美しさ、実力のすべてを備えた存在として描かれ、現在でも名前だけで「あのテニスのお嬢様キャラクター」と通じるほど高い知名度があります。一方の宗方コーチは、才能を見抜く眼力と非常に厳しい指導によって岡ひろみを鍛え上げます。現代の視点では驚くほど厳格に感じる指導もありますが、そこに自身の人生を投影するほどの覚悟があり、物語へ大きな重みを与えています。試合ではボールの動きそのものよりも、選手の表情、心理、静止画、光、影、効果音、間を使った演出によって「精神的な戦い」を表現する場面が多く、後世のスポーツアニメとはまた違った迫力があります。
原作漫画と歴代アニメを比較する楽しさ
関連商品では原作漫画が非常に重要です。通常コミックス、文庫版、復刻版などがあり、アニメ版との展開や表現の違いを比べることができます。映像では1973年版だけでなく、『新エースをねらえ!』、劇場版、OVAなど後年の作品へ広げて視聴でき、同じ物語が制作年代によってどのように再解釈されたのかを見比べる面白さがあります。DVDやBlu-ray系商品を揃えれば、シリーズの映像史そのものをコレクションできます。
昭和少女アニメを象徴するグッズも魅力
主題歌のレコードやCD、ポスター、アニメ雑誌、セル画、設定資料、絵本、雑誌付録などは当時の雰囲気を感じるアイテムです。近年はお蝶夫人など象徴的キャラクターを使用したアクリル商品、缶バッジ、クリアファイル、Tシャツなどが作られることもあります。また、作品そのものだけでなくテニス文化と結びつけた展示や企画でも紹介されやすく、昭和アニメを知らない世代にも発見され続けています。「スポ根」「少女漫画」「青春ドラマ」という三つの魅力を同時に楽しめる点が、半世紀を経ても人気が失われない理由です。
[anime-rank-2]■ 3位 新造人間キャシャーン
孤独を背負ったヒーローという設定の強さ
『新造人間キャシャーン』は、1973年のSFヒーローアニメの中でも特に重厚な世界観を持つ作品です。主人公・東鉄也は人類を救うために新造人間へと変わりますが、その選択によって普通の人間として暮らす可能性を失ってしまいます。多くのヒーロー作品では特殊な力を手に入れることが夢や憧れとして描かれますが、本作では力を得たことそのものが孤独につながっています。圧倒的な戦闘能力を持ちながら、自分が守ろうとしている人々から完全に理解されるわけではないという苦しさが、作品に独特の陰影を与えています。
ブライキング・ボスとアンドロ軍団の存在感
敵となるアンドロ軍団も単純な怪人集団ではありません。人間が生み出した機械が自分たちの意志を持ち、人類へ反旗を翻すという構造には、科学技術への期待と恐怖が入り混じった1970年代らしいSF性があります。ブライキング・ボスの威圧的な存在感、量産型ロボットの無機質さ、荒廃した世界の背景なども作品全体の緊張感を高めています。現在のAIやロボット技術を知る立場から見ても、「人間が作った知性が人間へ敵対する」というテーマは古びておらず、むしろ現代的に感じる部分さえあります。
フレンダーという名相棒
キャシャーンを支える存在として忘れられないのがロボット犬フレンダーです。普段は犬の姿で主人公と行動しながら、状況に応じてさまざまな形態へ変化します。物語面ではキャシャーンに寄り添う数少ない相棒であり、玩具的には変形メカとして非常に魅力的な存在です。ルナとの関係、家族への思い、父親が生み出したロボット軍団との戦いなど、人間関係も単純な勧善懲悪ではありません。
フィギュア・ソフビ・フレンダー商品が人気
商品展開ではキャシャーン本人のフィギュアやソフビだけでなく、フレンダー、ブライキング・ボスなども人気があります。白を基調としたキャシャーンのデザインはシンプルながら非常に印象的で、レトロソフビから現代的な可動フィギュアまで幅広い造形が似合います。DVDやBlu-rayなどの映像商品、主題歌や劇伴を収録したCD、設定資料集、タツノコ作品をまとめたムックなどもおすすめです。当時の玩具やレコード、雑誌付録、ポスターは昭和SFアニメのコレクター市場で魅力的な存在です。後年にはリメイクアニメや実写映画なども作られたため、原点である1973年版と比較して楽しむことができます。
[anime-rank-3]■ 4位 ドラえもん(日本テレビ版)
国民的作品になる以前の「最初のドラえもん」
1973年版『ドラえもん』は、現在広く知られているテレビ朝日系の長寿シリーズより前に制作された最初のテレビアニメ版です。今日ではドラえもんとのび太の組み合わせは日本人なら誰でも知っているほど有名ですが、1973年当時はまだ「ドラえもんというキャラクターが国民的存在になる前」の時代でした。そのため現在のシリーズと比較するとキャラクターの雰囲気、声、テンポ、演出などにさまざまな違いがあり、アニメ史的な興味が非常に強い作品です。
映像が簡単に見られないことが逆に人気を高めている
1973年版が特別な存在となった最大の理由は、後年のシリーズのように繰り返し再放送され、一般的な映像ソフトとして広く流通してきた作品ではないことです。制作会社の事情などから映像資料が体系的に扱われにくく、視聴経験者の証言や雑誌記事、音源などを通じて作品像が語られてきました。そのためインターネットでは「幻のドラえもん」として紹介されることが多く、作品そのものを見たことがない人にも名前だけは知られています。誰もが知る『ドラえもん』だからこそ、「その最初のテレビアニメ版はどうだったのか」という好奇心が絶えません。
1973年版単独では資料系アイテムが中心
1973年版だけに限定すると、一般的な新品商品を大量に選べる作品ではありません。むしろ当時のレコード、主題歌関連商品、児童誌、番組資料、絵本、玩具、広告物などの方がコレクターにとって重要です。放送当時の資料は数が限られ、復刻物とオリジナル品では価値が大きく異なります。藤子・F・不二雄作品研究本、テレビアニメ史の書籍、ドラえもんの歴史を扱ったムックなどから1973年版を知る楽しみもあります。
シリーズ全体では圧倒的な商品数
一方、『ドラえもん』全体に視野を広げれば商品展開は圧倒的です。原作コミックス、ぬいぐるみ、フィギュア、文房具、食器、衣類、時計、バッグ、プラモデル、ゲーム、生活雑貨、コラボ商品など数え切れないほど存在します。1973年版を入口に、漫画の初期エピソードや後年のテレビシリーズと比較することで、ドラえもんというキャラクターがどのように現在の姿へ定着していったのかを楽しめます。作品単独の視聴しやすさという意味では上位3作品に及びませんが、アニメ史上の話題性では極めて大きな存在です。
[anime-rank-4]■ 5位 バビル2世
三つのしもべという発明が生んだ抜群のヒーロー性
『バビル2世』は横山光輝によるSF漫画を原作とした作品で、超能力バトルものの古典として長く支持されています。主人公の浩一はバビル2世として覚醒し、超能力と巨大な設備を駆使してヨミと戦います。最大の魅力は「三つのしもべ」です。巨大ロボットのポセイドン、空を飛ぶ怪鳥ロプロス、黒豹の姿を基本としながら変幻自在に姿を変えるロデム。それぞれがまったく異なる能力を持っているため、戦闘には単純な力比べとは違った変化が生まれます。主人公本人が万能なのではなく、状況に応じて三つのしもべを使い分ける点が非常に魅力的です。
バベルの塔と古代文明が生み出すロマン
砂漠の中に隠されたバベルの塔、古代から受け継がれる力、巨大コンピューター、世界征服を狙うヨミなど、少年の冒険心を刺激する設定が大量に詰め込まれています。今の感覚で見るとシンプルな設定もありますが、「秘密基地」「超能力」「巨大ロボット」「怪鳥」「変身する獣」という魅力的な要素が一作品の中に同居していること自体が強みです。その後も複数回アニメ化され、世代ごとに異なる『バビル2世』が存在するため、1973年版は原点的な映像作品として何度も見直されています。
ポセイドンやロプロスの立体物が映える
関連商品では三つのしもべが大きな柱となります。ポセイドンは巨大ロボット玩具として非常に映え、合金玩具、フィギュア、模型などとの相性が抜群です。ロプロスは大きな翼を広げた造形、ロデムは黒豹の姿で立体化でき、三体を並べるだけで作品世界を再現できます。映像ではDVD・Blu-ray系商品、音楽では主題歌や劇伴を収録したCD、出版物では原作漫画、文庫版、復刻版、横山光輝作品集などが充実しています。当時の玩具、レコード、カード、ソノシート、雑誌付録などは現在では昭和コレクター向け商品です。『鉄人28号』『ジャイアントロボ』『三国志』など横山光輝作品をまとめて集める楽しみもあります。
[anime-rank-5]■ 6位 侍ジャイアンツ
野球アニメでありながら格闘作品のような熱量
『侍ジャイアンツ』は、1970年代のプロ野球人気とスポ根文化を背景に生まれた豪快な野球アニメです。主人公・番場蛮は非常に荒々しく、礼儀正しい模範的なスポーツマンとは正反対の人物です。それでも野球への情熱と勝負への執念は誰よりも強く、その破天荒さが作品の最大の魅力になっています。読売ジャイアンツという実在球団を舞台にしたことで、野球中継を楽しんでいた子供たちにとって親しみやすく、現実のプロ野球と漫画的な必殺技の世界を同時に楽しめる作品でした。
大回転魔球に代表される派手な必殺技
『侍ジャイアンツ』といえば、やはり番場蛮が繰り出す魔球です。現実の野球では到底再現できないような動きも、アニメの世界では全身を使った豪快な必殺技として成立します。大回転魔球などの投球は、技そのものだけでなくフォームの派手さが記憶に残ります。同じ野球アニメの名作『巨人の星』が悲壮感の強いスポ根ドラマだとすれば、『侍ジャイアンツ』はより荒唐無稽でエネルギッシュな方向へ振った作品といえます。そのため現在見ても「こんな投げ方をするのか」という驚きがあり、SNSや動画などで特徴的な場面が紹介されると若い世代にも受けやすい作品です。
原作漫画・映像ソフト・野球関連商品
関連商品では原作漫画とテレビシリーズのDVDが基本です。漫画とアニメでは魔球や人物描写の見せ方に違いがあるため、比較すると面白さが増します。番場蛮のフィギュア、ミニチュア、Tシャツ、ポスターなどもコレクション対象です。放送当時のレコード、ソノシート、児童向け雑誌、シール、メンコ、カードなどは昭和野球文化を感じさせるアイテムです。プロ野球関連の資料と一緒に集めることで、1970年代の「テレビと野球」の結びつきまで味わえる作品です。
[anime-rank-6]■ 7位 マジンガーZ対デビルマン
異なる世界の人気ヒーローを同じ映画に登場させた興奮
『マジンガーZ対デビルマン』は1973年の劇場アニメを代表する娯楽作品です。当時大人気だった巨大ロボット・マジンガーZと、悪魔の力を持つヒーロー・デビルマンが同じ作品に登場するというだけで、子供たちにとっては大きなイベントでした。現在では複数作品を同一映画に登場させるクロスオーバー企画は珍しくありませんが、当時このような企画を映画館で見ることには特別な価値がありました。
巨大ロボットと悪魔という異質なヒーローの組み合わせ
マジンガーZは科学の力を象徴する巨大ロボットであり、デビルマンは人間の姿を保ちながら悪魔の力を使う存在です。戦い方も世界観もまったく異なる二人が同じ敵へ立ち向かうことで、通常のテレビシリーズでは見られない豪華さが生まれています。巨大怪物との戦闘、空中戦、マジンガーZの必殺武器、デビルマンの超人的な戦いなど、子供向け映画として欲しい見せ場が短時間へ凝縮されています。
映像ソフトだけでなく超合金やフィギュアも豊富
現在ではマジンガー系列の劇場版を収録したDVDやBlu-ray、さらに高画質化された商品も登場しています。関連玩具の世界はさらに広く、マジンガーZの超合金、可動フィギュア、プラモデル、ジャンボサイズの立体物、ミニフィギュア、食玩など多数存在します。ロケットパンチやジェットスクランダーなどを再現できる商品は特に人気があります。デビルマン側もソフビ、スタチュー、可動フィギュアなどが多く、二体を並べれば映画ならではの競演を再現できます。
劇場パンフレットやポスターも人気
コレクターにとっては東映まんがまつりのパンフレット、ポスター、チラシ、映画半券なども魅力です。当時の印刷物には複数作品が一枚に描かれている場合があり、一本の映画だけでなく「夏休みに映画館へ行くイベント」全体を記録する資料になっています。永井豪作品の画集、ムック、原作漫画、主題歌CDなども含め、非常に幅広い集め方ができる一本です。
[anime-rank-7]■ 8位 哀しみのベラドンナ
1973年とは思えないほど前衛的な映像表現
『哀しみのベラドンナ』は、同時代のテレビアニメとはまったく異なる方向へ進んだ長編アニメーションです。子供向け娯楽作品ではなく、大人向けのテーマと芸術的な映像表現を追求しており、現在では日本アニメ史の中でも特異な一本として語られます。一般的なセルアニメのように人物が常に滑らかに動くのではなく、絵画やイラストレーションを思わせる美しい静止画を大胆に使用し、カメラ移動、色彩、音楽、抽象的な構図によって物語を見せていきます。
海外でも再評価されるアートアニメーション
公開当時には万人向けの作品ではありませんでしたが、後年になるほどその独創性が評価されるようになりました。現代では日本のアニメーション史を研究する人だけでなく、アート映画、実験映画、イラストレーションに興味を持つ人にも注目されています。水彩画のような淡い場面から、非常に強い色彩を使った幻想的な場面まで変化が激しく、一枚一枚の画面を美術作品のように眺められます。物語には性的・暴力的な内容が含まれるため誰にでも勧められる作品ではありませんが、1973年の日本でここまで大胆な表現に挑戦したこと自体が驚きです。
高画質映像ソフトと画集が特におすすめ
関連商品ではフィギュアよりもBlu-rayなどの高画質映像商品、ポスター、画集、パンフレット、設定資料、映画研究書などが重要です。本作は画面の色や線そのものが魅力なので、高画質化との相性が非常に良い作品です。音楽も独特の世界観を構成する重要な要素で、サウンドトラックや復刻レコードなどは映像とは別の角度から楽しめます。当時の劇場ポスターやパンフレットはデザイン性も高く、飾るコレクションとしても存在感があります。
[anime-rank-8]■ 9位 空手バカ一代
昭和の格闘技ブームをそのまま映像化したような熱気
『空手バカ一代』は、強さを求め続ける主人公の生き方を描いた格闘アニメです。作品全体に漂うのは、とにかく「強くなりたい」という執念です。主人公は過酷な修行へ挑み、強敵と戦い、敗北や苦痛を乗り越えながら自らの空手を磨いていきます。現代のスポーツアニメでは仲間との友情や爽やかな成長が重視されることが多いですが、本作にはもっと泥臭く、危険で、時には狂気すら感じさせるような情熱があります。
劇画とアニメの相性が抜群
梶原一騎作品らしい劇的な物語と、格闘場面の荒々しい演出が作品の大きな魅力です。一撃を受けたときの痛み、鍛錬によって肉体を作り上げる過程、相手と向かい合った瞬間の緊張などが誇張されながら描かれ、試合そのものに大きなドラマがあります。実在人物や実話を下敷きにしながらフィクションを加えた作品であるため、現在見る場合は史実そのものではなく、当時の格闘技伝説がどのように大衆娯楽へ変換されたかを楽しむのが適しています。
原作漫画とDVDが中心
関連商品では原作漫画、文庫版、復刻版などが重要です。劇画的な迫力は紙媒体でも非常に強く、アニメと読み比べると演出の違いが分かります。テレビアニメ版のDVD、主題歌を収録したCD、昭和アニメソング集などもおすすめです。当時のレコード、雑誌、ポスター、コミックス初期版などはコレクター対象で、昭和格闘技関連の雑誌や書籍と並べると時代背景まで楽しめます。
[anime-rank-9]■ 10位 ドロロンえん魔くん
妖怪とギャグとヒーローアクションを一度に楽しめる
『ドロロンえん魔くん』は、妖怪を題材にしながら怖さだけに偏らない明るい怪奇アニメです。えん魔くん、雪子姫、カパエル、シャッポじいといった個性的なメンバーが妖怪事件へ立ち向かう基本構成は分かりやすく、一話ごとにどんな怪異が登場するのかという楽しみがあります。怖い敵が現れても、えん魔くんたちの掛け合いがコミカルなので重くなり過ぎず、子供でも楽しめる怪奇作品として成立しています。
永井豪らしい妖怪デザインの面白さ
妖怪や怪物の造形には永井豪作品らしい大胆さがあり、不気味でありながらどこかユーモラスです。雪子姫をはじめ現在でも人気の高いキャラクターがいることも作品の強みで、後年に新たなアニメ作品が制作されたことで1973年版へ再び注目が集まりました。昭和の妖怪アニメ独特の暗い背景や少し不安を感じる色彩も、現在のデジタルアニメとは違った味わいがあります。
ソフビやフィギュアと相性の良い作品
関連商品ではDVD、原作漫画、主題歌CD、フィギュア、ソフビ、アクリル商品などがあります。特に妖怪キャラクターはソフビとの相性が良く、レトロ調の立体物にすると作品の雰囲気が引き立ちます。当時のレコード、ソノシート、絵本、カード、児童向け雑誌なども昭和コレクションとして人気があります。永井豪作品を集めている人なら『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』と並べて楽しむことができます。
[anime-rank-10]■ 11位 山ねずみロッキーチャック
自然の中で生きる動物たちの日常を丁寧に描いた名作
『山ねずみロッキーチャック』は、ロボットや超能力者が人気を集めていた1973年にあって、森に暮らす動物たちの日常を穏やかに描いた作品です。主人公ロッキーとポリーを中心に、森の仲間たちが季節の移り変わりの中でさまざまな出来事を経験します。一見するとかわいらしい動物アニメですが、自然界で生きる厳しさもしっかり描かれています。食べ物を探す苦労、天敵への恐怖、住処を守ること、冬を乗り越えることなど、人間社会とは異なる生活が物語の中へ自然に組み込まれています。
後の世界名作劇場へつながる雰囲気
背景美術や動物たちの親しみやすいデザイン、家族で見られる物語などには、後の名作アニメ路線へ続いていく魅力があります。激しい戦いや大きな事件がなくても一話を楽しませる力があり、現在ではかえって新鮮です。自然や四季を感じられるアニメをゆっくり楽しみたい人には特に相性の良い作品でしょう。
絵本やレコードにも魅力
関連商品ではDVDなどの映像ソフト、絵本、児童書、主題歌CD、レコードなどが中心です。放送当時のぬりえ、ノート、ソノシート、雑誌付録などには柔らかなイラストが使われ、昭和の児童文化を感じられます。現在の派手なキャラクター商品とは違った素朴さがあり、レトロ雑貨として集めても魅力的です。
[anime-rank-11]■ 12位 ゼロテスター
チームとメカの連携を楽しむ1970年代SFアニメ
『ゼロテスター』は、地球を守るために戦う隊員たちと多数のメカを中心に展開する本格SF作品です。巨大ロボット一体へすべてを任せるのではなく、複数のメカが状況に応じて出撃し、隊員同士が協力して戦う点に魅力があります。秘密基地からの発進、編隊飛行、合体や連携など、メカアニメ好きが楽しめる要素が豊富です。
設定を掘り下げるほど面白い作品
長期シリーズのためメカや敵の種類も多く、作品を見進めるほど世界観が広がります。現在では同時代の有名ロボット作品より一般的な知名度は低いものの、1970年代SFアニメを掘り下げる人からは高く評価されています。メカデザインや出撃演出には当時の未来観が反映されており、現代から見るとレトロフューチャー的な面白さもあります。
合金玩具や模型の魅力
関連商品はメカ玩具との相性が非常に良く、当時の合金商品、模型、ミニチュアなどはコレクターに人気があります。映像ソフト、主題歌CD、設定資料集、アニメムックなどと組み合わせれば作品理解が深まります。箱付きの当時玩具や未組立模型などは保存状態によって希少価値が変わり、昭和メカアニメを集める楽しさを代表する作品です。
[anime-rank-12]■ 13位 パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻
現在見ても驚くほど生き生きしたキャラクターアニメーション
『パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻』は、ミミ子、パパンダ、パンちゃんたちの楽しい日常へサーカスの動物が加わり、大雨による騒動へ発展していく劇場作品です。最大の魅力はキャラクターが本当に生きているように感じられる動きです。歩く、走る、転ぶ、食べる、驚くといった何気ない行動まで丁寧に描かれ、短い作品の中にアニメーションを見る喜びが詰まっています。
高畑勲・宮崎駿らの後の作品につながる面白さ
後年のスタジオジブリ作品を知る視聴者が見ると、子供の描き方、生活感のある場面、乗り物や水の動き、大きな動物と子供の組み合わせなどに共通する感覚を発見できます。ただし、単純に「ジブリ以前の作品」というだけではなく、一つのファミリーアニメとして完成度が高いことが重要です。ミミ子の明るくたくましい性格、パパンダの大らかな存在感、パンちゃんのかわいらしさは半世紀後でも魅力があります。
ぬいぐるみ・雑貨系の商品との相性が非常に良い
映像ではDVD・Blu-ray、商品ではぬいぐるみ、フィギュア、バッグ、マグカップ、ハンカチ、文房具、Tシャツなどが人気です。パパンダとパンちゃんのデザインは現在のキャラクターショップに並んでも違和感がなく、1970年代作品としては非常に商品映えします。ポスター、絵本、資料集などもおすすめで、高畑勲・宮崎駿・大塚康生らの仕事を研究する資料としても価値があります。
[anime-rank-13]■ 14位 ミクロイドS
小さな身体で巨大な脅威へ挑む独創的なSF設定
『ミクロイドS』は手塚治虫作品の中でも独特の立ち位置を持つSFアニメです。主人公たちは人間よりはるかに小さく、そのため普通の風景や道具でさえ巨大な障害物になります。日常空間を違った尺度で見せることができるため、巨大ロボット作品とは逆方向のスケール感を持っています。ヤンマ、アゲハ、マメゾウといった主要人物はそれぞれ異なる個性を持ち、協力しながら人類へ迫る危機と戦います。
昆虫的な世界観が生む不気味さ
敵側のギドロンには昆虫を連想させる不気味さがあり、かわいらしい小人世界とは異なる緊張感を作品へ与えています。手塚作品らしく科学文明や環境への警告を感じさせる部分もあり、単純なヒーロー活劇ではありません。現在では『鉄腕アトム』などほど知られていないからこそ、手塚アニメを深掘りしたい人には発見の多い作品です。
原作漫画と手塚作品全集から広げられる
DVDなどの映像商品に加え、原作漫画、手塚治虫全集、復刻版などが重要です。主題歌CDやレコード、当時の児童誌、絵本、カード、ソノシートもコレクション候補です。手塚治虫記念企画の商品やキャラクター集合グッズで取り上げられることもあり、作者単位で作品を集める人にもおすすめできます。
[anime-rank-14]■ 15位 けろっこデメタン
かわいい動物アニメと思って見ると驚くほど重い
『けろっこデメタン』はカエルの少年デメタンを主人公とした動物アニメですが、物語には厳しい社会構造や悲劇が多く描かれています。デメタンとラナタンの交流を中心に、弱い立場の者が差別や不条理へ立ち向かう展開があり、単なる幼児向け作品とは言い切れません。かわいらしいキャラクターデザインとシリアスな物語の落差が非常に大きく、それが視聴者の記憶へ強く残ります。
昭和児童アニメ特有の「子供にも厳しい現実を見せる」作品
現在のファミリー向けアニメでは避けられがちな重いテーマも正面から描くため、幼いころに見た人ほど忘れにくい作品です。一方で友情や勇気、困難へ立ち向かう姿もしっかり描かれ、暗いだけではありません。タツノコプロらしい親しみやすいデザインや主題歌も長年愛されています。
ソフビ・絵本・レコードなど昭和レトロ品に注目
関連商品はDVD、主題歌CD、レコード、絵本、ぬりえ、文房具、ソフビなどです。デメタンやラナタンは立体物にするとかわいらしく、レトロ風商品との相性が良いキャラクターです。当時の子供向け雑誌、ソノシート、玩具などは現在では懐かしさを求めるファンのコレクション対象となっています。
[anime-rank-15]■ 16位 荒野の少年イサム
日本アニメでは珍しい本格西部劇
『荒野の少年イサム』はアメリカ西部を舞台にした冒険作品です。荒野、馬、拳銃、ならず者、保安官といった西部劇ならではの要素を少年漫画へ取り込み、日本のテレビアニメとして非常に異色の世界観を作りました。現代の日本アニメでは西部劇そのものが珍しいため、現在見返すほど個性的に感じられる作品です。
主人公の成長と厳しい世界
イサムは危険な環境を旅しながらさまざまな人物と出会い、善悪や生き方を学んでいきます。単純に敵を倒して終わるのではなく、人間の欲望や裏切り、友情などが描かれ、西部劇特有の乾いた空気があります。日本の子供向け作品でありながら海外映画の世界を味わえることが当時の大きな魅力でした。
漫画と映像を中心に集めたい作品
原作漫画、DVD、主題歌関連商品がコレクションの中心です。商品点数そのものが現代の人気作品ほど多くないため、当時のレコード、絵本、雑誌、ポスターなどは貴重です。昭和漫画や西部劇映画の資料と組み合わせて楽しめば、当時の日本で西部劇文化がどのように受け入れられていたかまで感じられます。
[anime-rank-16]■ 17位 ミラクル少女リミットちゃん
少女向けアニメにサイボーグ的なSFを組み込んだ意欲作
『ミラクル少女リミットちゃん』は、普通の少女の日常へ科学的な特殊能力を持ち込んだ作品です。外見だけなら明るい少女アニメですが、主人公が事故をきっかけに人間とは異なる身体になっているという設定には意外な重さがあります。それでも学校生活や友人関係を中心に物語が進むため、SFと少女向け日常アニメを自然に融合しています。
「特別な力を持つ少女」というテーマ
同じ1973年の『キューティーハニー』とは方向性が異なりますが、普通の少女が普通ではない力を持つという点では共通しています。主人公自身が自分の能力をどのように受け止めるのかという部分もあり、後世の変身ヒロインやSF少女作品を考える際にも興味深い一本です。
女児向け当時物グッズが魅力
映像ソフト、主題歌CD、レコード、絵本などに加え、放送当時のぬりえ、着せ替え、ノート、バッグ、食器、文房具などは昭和少女文化を感じる品です。現代では大量に商品化される作品ではないため、当時物を見つける楽しみがあります。東映アニメーションの歴代少女ヒロインをまとめて集めるコレクションにも向いています。
[anime-rank-17]■ 18位 ワンサくん
犬たちの物語にミュージカル要素を取り入れた個性派
『ワンサくん』は、犬を主人公とした動物アニメでありながら、歌や音楽を積極的に使用した演出が特徴です。明るいコメディとして始まりつつ、物語には感情的で重い展開もあり、単なる動物ギャグ作品では終わりません。虫プロダクションの歴史を振り返る際にも重要な作品で、制作会社の転換期を象徴する一本としてアニメ史ファンから注目されています。
動きと音楽を楽しむ作品
犬たちの表情やコミカルな動きに加えて歌が物語を盛り上げるため、映像と音楽を一緒に楽しむことができます。現在のミュージカルアニメとは異なる昭和らしい演出も新鮮です。後半の展開まで見ることで作品への印象が大きく変化するため、懐かしい主題歌だけで判断せず全体を見てほしい作品です。
音楽商品や資料に価値
DVDなどの映像ソフト、主題歌や劇中歌を収めたレコード・CD、絵本、雑誌記事などが主な関連商品です。当時の文房具や児童向け玩具が残っていれば昭和レトロコレクションとしても魅力があります。虫プロ作品を年代順に集める場合にも重要なタイトルです。
[anime-rank-18]■ 19位 冒険コロボックル
身近な自然が巨大な冒険世界へ変わる
『冒険コロボックル』は、小さな人々の世界を描く児童文学的ファンタジーです。主人公たちが小さいため、人間にとって何でもない草むら、道具、家の周囲などが巨大な冒険舞台になります。この視点の変化こそ作品最大の魅力で、子供に「自分の身近な場所にも小さな住人がいるかもしれない」と想像させてくれます。
派手さよりも想像力で楽しませる
1973年はロボットや超能力ものが強かった年ですが、本作はそうした流れとは違い、日常に潜む不思議を描きました。穏やかな雰囲気の中に冒険があり、児童文学を読むような感覚で楽しめます。自然、友情、知恵を使うことなどが物語の中心にあり、時代が変わっても子供へ伝わりやすいテーマです。
原作児童文学との組み合わせがおすすめ
関連商品では佐藤さとるのコロボックル物語シリーズが重要です。アニメ版を気に入った人が原作へ進むと、さらに広い世界を楽しめます。DVD、主題歌レコード、CD、絵本、児童誌などもコレクション対象です。派手な玩具より本棚へ並べる商品が似合う作品といえるでしょう。
[anime-rank-19]■ 20位 ジャングル黒べえ
藤子作品らしい日常ギャグと不思議な来訪者
『ジャングル黒べえ』は、普通の子供たちの日常へ黒べえという不思議なキャラクターが入り込み、さまざまな騒動を起こしていくコメディ作品です。日常世界へ非常識な能力を持った存在がやって来る構造は藤子作品らしく、分かりやすいギャグとテンポの良いやり取りが魅力です。
現在見るときには時代背景も知っておきたい
後年はキャラクター表現をめぐる議論などから作品へ触れにくい時期があり、そのため知名度のわりに実際に全話を見たことがある人が多くないという特殊な位置にあります。現在では1970年代の制作背景や社会的な受け止められ方も含めて理解することが重要です。作品を無条件に現代の価値観で見るのではなく、当時の漫画・テレビ表現を知る資料としても興味深い存在です。
藤子作品コレクターにとって重要
原作漫画、映像商品、主題歌レコード、当時の児童向け雑誌、絵本、玩具などが主な関連商品です。『ドラえもん』『パーマン』『オバケのQ太郎』など藤子作品を幅広く集める人にとっては外せない一作で、当時の出版物などには現在の復刻物では味わえないレトロな魅力があります。
[anime-rank-20]■ 21位 パンダの大冒険
パンダ人気を背景にした東映らしい長編冒険アニメ
『パンダの大冒険』は、パンダの王子を主人公として成長や冒険を描く劇場アニメです。1970年代初頭の日本ではパンダへの関心が非常に高く、本作もその時代性を色濃く反映しています。ただし、単なるパンダブーム便乗作品ではなく、主人公が試練を経験しながら自分自身の役割を見つけていく王道の成長物語として作られています。
東映長編アニメの流れで見るとさらに面白い
東映動画はそれ以前から多くの劇場用長編アニメを制作しており、本作にもファミリー向け映画らしい分かりやすいキャラクターと冒険要素が受け継がれています。同時期の『パンダ・コパンダ』と比較すると作風や演出思想の違いが分かり、日本のアニメスタジオが同じ題材をどう扱ったかを見る楽しさがあります。
劇場パンフレットや絵本が魅力
映像ソフト、劇場パンフレット、ポスター、レコード、絵本、ぬりえなどが主な関連商品です。パンダのかわいらしさを前面に出した印刷物は現在見ても親しみやすく、昭和児童向けデザインとして魅力があります。東映長編アニメを年代順に集めている人にもおすすめできます。
[anime-rank-21]■ 22位 マジンガーZ(1973年劇場公開版)
家庭のテレビで見ていた巨大ロボットを映画館で体験
1973年に劇場公開された『マジンガーZ』は、テレビで大人気となっていた作品を大きなスクリーンで楽しめることに価値がありました。現在では人気テレビアニメが映画化されることは普通ですが、当時は「毎週テレビで見るヒーローを映画館で見る」という体験そのものが特別でした。マジンガーZの巨大な姿、光子力研究所、機械獣との戦闘などを劇場空間で味わえることは子供たちにとって大きなイベントだったでしょう。
昭和ロボット玩具の象徴
マジンガーZ関連商品は非常に豊富です。超合金、ジャンボマシンダー、プラモデル、ソフビ、可動フィギュア、食玩、ミニフィギュアなど、年代ごとに数え切れないほど商品化されています。ロケットパンチを飛ばせる玩具や胸部ミサイルを再現した商品など、劇中ギミックと玩具の相性も抜群です。
当時物と現代商品を比較する楽しさ
1970年代の超合金と現在の高精度フィギュアを並べると、同じマジンガーZでも玩具技術や造形思想が大きく変化していることが分かります。劇場版という点では東映まんがまつりのポスター、パンフレット、チラシなども重要です。テレビシリーズの映像ソフトや原作漫画まで含めれば、1973年作品の中でも屈指のコレクション性を持っています。
[anime-rank-22]■ 23位 バビル2世 恐怖の岩石巨人ゴーリキー
人気テレビアニメを映画館で味わう時代の代表例
『バビル2世 恐怖の岩石巨人ゴーリキー』は、『バビル2世』の人気を背景に劇場で上映された作品です。1970年代の子供向け映画では、テレビで人気の作品を映画館へ持ち込み、複数タイトルを一度に楽しませる形が一般的でした。本作もその流れに位置し、バビル2世、ヨミ、三つのしもべといった人気要素を大スクリーンで味わえることが魅力でした。
劇場作品として集める面白さ
テレビシリーズを知っているファンにとっては物語そのものだけでなく、「これが映画館で上映されていた」という歴史的背景が面白い部分です。関連商品はテレビ版と共通する原作漫画、映像ソフト、フィギュア、ポセイドンなどの玩具が中心ですが、劇場版ならではのパンフレット、ポスター、チラシなどはコレクター向けです。当時の東映まんがまつりを再現する感覚で他作品の資料と並べるのも楽しいでしょう。
[anime-rank-23]■ 24位 バビル2世 赤ちゃんは超能力者
超能力というテーマを身近な存在へ落とし込んだエピソード
『バビル2世 赤ちゃんは超能力者』は、バビル2世という大規模な超能力バトル作品の中で、超能力を持つ赤ちゃんという身近で意外な題材を扱った作品です。普段は世界規模の野望を持つヨミや巨大兵器との戦いが中心であるだけに、このようなエピソードは作品世界に幅を与えています。超能力が必ずしも戦うためだけの力ではないことを見せる点も面白いところです。
1973年夏の映画館文化そのものを楽しめる
本作は『マジンガーZ対デビルマン』などと一緒に上映されており、一度の入場で複数の人気アニメを楽しめる東映まんがまつりの魅力を象徴しています。現在の映画鑑賞とは異なり、「いろいろなヒーローをまとめて見る」というイベント性が強い時代でした。
復刻DVDと劇場資料
本作を楽しむ場合は東映まんがまつり関連の復刻映像商品が便利です。さらに当時の映画パンフレット、ポスター、宣伝チラシなどを集めれば、映像だけでは分からない上映当時の雰囲気を味わえます。バビル2世全体の商品としては原作漫画、フィギュア、ロプロスやポセイドンの立体物、レコードなどがあります。
[anime-rank-24]■ 25位 科学忍者隊ガッチャマン(1973年劇場公開版)
テレビヒーローを大画面へ持ち込んだ人気企画
『科学忍者隊ガッチャマン』は1972年開始作品ですが、1973年にはテレビエピソードが劇場で公開されました。ガッチャマンというシリーズ自体はタツノコプロを代表するヒーロー作品であり、大鷲の健を中心とした科学忍者隊5人のチームワーク、ゴッドフェニックス、秘密結社ギャラクターとの戦いなど現在でも高い人気を誇ります。
5人チームという魅力
一人の万能ヒーローではなく、それぞれ個性と役割の異なる5人が協力して戦う構成は後世のチームヒーロー作品にも通じる魅力があります。ゴッドフェニックスのメカニック、バードスタイルの衣装、ベルク・カッツェの奇抜な存在感など、視覚的にも覚えやすい要素が豊富です。
メカ・フィギュア・アパレルまで商品が多彩
関連商品では5人のフィギュア、ソフビ、可動人形、ゴッドフェニックスの模型、ミニチュア、Tシャツ、時計、バッグ、ポスターなどがあります。テレビシリーズのDVD・Blu-ray、主題歌CD、設定資料集なども充実しています。劇場公開版を意識して集める場合は当時の映画パンフレットやポスターが重要なコレクションになります。
[anime-rank-25]■ 26位 科学忍者隊ガッチャマン 電子怪獣レンジラー
冬休み映画の豪華プログラムを象徴する一本
『科学忍者隊ガッチャマン 電子怪獣レンジラー』は1973年末の劇場プログラムで上映された作品です。同時期には『侍ジャイアンツ』『エースをねらえ!』『山ねずみロッキーチャック』なども映画館で上映されており、一度の入場で人気テレビ作品を次々と楽しめる時代でした。その中でガッチャマンはSFヒーロー枠を担い、大型の敵との戦いを大画面で見せています。
怪獣映画とアニメの中間的な面白さ
タイトルにも「電子怪獣」とあるように、巨大な敵へ科学忍者隊が立ち向かう構造には当時人気だった怪獣映画的な魅力があります。ゴッドフェニックスなどのメカを使った戦闘も劇場向きで、昭和の子供向け映画文化を感じさせます。
劇場資料を探す楽しみ
ガッチャマンの通常商品に加え、東宝チャンピオンまつりのポスター、パンフレット、新聞広告、チラシなどが重要です。当時どの作品と一緒に上映されていたかを見ることで、1973年の子供向け娯楽全体を知ることができます。
[anime-rank-26]■ 27位 侍ジャイアンツ(1973年劇場版)
テレビで人気上昇中だった番場蛮を映画館でも楽しめた
1973年末に劇場公開された『侍ジャイアンツ』は、テレビシリーズ開始から間もない時期に番場蛮の豪快な野球を映画館へ持ち込んだ作品です。テレビ放送で見慣れた選手たちを大画面で見ることは当時の子供たちにとって特別な体験で、プロ野球人気とアニメ人気の相乗効果を感じられる企画でした。
劇場で映える魔球
番場蛮の大げさなフォームや魔球は、大画面ほど迫力が増します。野球の現実性よりも漫画・アニメならではの豪快さを重視した作品なので、映画館という場との相性は非常に良かったと考えられます。現在では上映形態そのものが珍しく、テレビアニメを劇場へ持ち込んでいた時代の資料としても価値があります。
パンフレットやポスターも重要
関連商品では原作漫画、テレビシリーズDVD、主題歌レコード、番場蛮のフィギュアなどが中心です。劇場版独自の商品としては映画パンフレット、ポスター、チラシなどがあり、同時上映作品のファンにも興味深いアイテムです。
[anime-rank-27]■ 28位 エースをねらえ!(1973年劇場版)
後年の名作劇場版とは異なる1973年の映画公開版
『エースをねらえ!』には1979年制作の有名な長編劇場版がありますが、1973年にもテレビシリーズの一編を利用した劇場上映が行われています。現在は後年の映画版の評価が非常に高いため混同されやすいものの、1973年公開版はテレビシリーズの人気をそのまま映画館へ持ち込んだ時代ならではの存在です。
放送開始直後から注目された作品
テレビ放送が始まったばかりの時期に劇場プログラムへ加えられたことは、作品への期待や注目度の高さを感じさせます。岡ひろみ、お蝶夫人、宗方仁といったキャラクターが映画館のスクリーンへ登場し、スポーツアニメでありながら少女漫画的な華やかさを持つ作品としてプログラムに変化を与えていました。
シリーズの映像史を比較すると面白い
1973年テレビ版、1973年劇場上映版、『新エースをねらえ!』、1979年劇場版、OVAなどを年代順に見ていくと、作画、演出、キャラクター表現が大きく変化していきます。映像ソフト、原作漫画、設定資料集などを合わせて集めれば、一つの作品が時代ごとにどのように再構築されていったのかを楽しめます。
[anime-rank-28]■ 29位 山ねずみロッキーチャック がんばれチャタラー
アクション作品に囲まれた中でほっとできる動物アニメ
『山ねずみロッキーチャック がんばれチャタラー』は、1973年末の劇場プログラムで上映された作品です。ガッチャマンや侍ジャイアンツといった動きの激しい作品と一緒に上映される中で、森の動物たちを題材にした穏やかな物語は良いアクセントになっていました。家族で映画館へ来た観客がさまざまなジャンルを楽しめるように構成されていた当時の興行スタイルがよく分かります。
チャタラーを中心にした森の物語
テレビシリーズの魅力である友情、自然、動物たちの日常を短時間で楽しめる作品であり、激しい戦闘や必殺技がなくてもキャラクターへの愛着だけで物語を成立させています。ロッキーチャックの世界では脇役の動物にも個性があり、チャタラーのようなキャラクターへ焦点を当てることで森の世界がより広がります。
児童向け出版物や劇場資料が魅力
関連商品はテレビシリーズのDVD、絵本、レコード、ソノシート、児童誌、文房具などが中心です。劇場版としては当時のパンフレット、ポスター、映画広告などがコレクション対象になります。動物アニメや世界名作系作品を集めている人にもおすすめです。
[anime-rank-29]■ 30位 魔法使いサリー 日曜学校
1960年代の人気魔法少女が1973年の劇場へ再登場
第30位は『魔法使いサリー 日曜学校』です。『魔法使いサリー』そのものは1960年代にテレビ放送された作品ですが、1973年夏にはエピソードが劇場プログラムの一つとして上映されました。日本の魔法少女アニメ史を語るうえで『魔法使いサリー』は欠かせない存在であり、人間世界へやって来た魔法使いの少女が普通の友人たちと生活する基本構造は、その後の数多くの作品へ受け継がれていきます。
放送終了後も続いていたキャラクター人気
テレビ放送が終了して時間が経過した後でも東映まんがまつりに組み込まれていたことから、サリーというキャラクターが子供たちの間で長く親しまれていたことが分かります。1973年夏のプログラムでは男児向けの『マジンガーZ対デビルマン』『バビル2世』などと同時に上映され、家族や兄弟で楽しめる構成が作られていました。
昭和少女文化を感じられる多彩な商品
関連商品にはテレビシリーズの映像ソフト、原作漫画、主題歌CD、レコード、フィギュアなどがありますが、特に昭和当時の女児向け商品が魅力的です。人形、ぬりえ、着せ替え、ノート、バッグ、食器、文房具、ソノシートなどには当時の少女向けキャラクター文化が色濃く残っています。保存状態の良い商品はコレクター向け市場でも注目されます。
魔法少女アニメ史をたどる入口
『魔法使いサリー』から『ひみつのアッコちゃん』『魔法のマコちゃん』『ミラクル少女リミットちゃん』、さらにその後の多数の魔法少女作品へと順番に見ていくと、日本の少女向けアニメがどのように発展してきたかを理解できます。1973年公開版そのものは大規模な新作映画ではありませんが、日本アニメ史の長い流れを考えるうえでは興味深い一本です。
■ 1973年のアニメを振り返って
現在へ直接つながる作品が非常に多い一年
1973年のランキングを振り返ると、この年が単なる「昔のアニメが放送されていた一年」ではないことが分かります。『キューティーハニー』は変身ヒロイン、『エースをねらえ!』はスポーツドラマ、『新造人間キャシャーン』はSFヒーロー、『バビル2世』は超能力バトル、『侍ジャイアンツ』は魔球スポーツ、『ドロロンえん魔くん』は妖怪コメディというように、現在も人気のあるアニメジャンルの基礎となる作品が数多く並んでいます。一方、『哀しみのベラドンナ』のような芸術志向の映画、『山ねずみロッキーチャック』や『冒険コロボックル』のような穏やかな作品もあり、一年の中でジャンルの幅が非常に広かったことも特徴です。
劇場公開の形にも1970年代らしさがある
また、1973年を理解するには東映まんがまつりや東宝チャンピオンまつりの文化を忘れることができません。現在は一作品の長編映画を見るスタイルが一般的ですが、当時は複数のアニメ、特撮、短編などをまとめて上映することが大きなイベントでした。『マジンガーZ』『バビル2世』『ガッチャマン』『侍ジャイアンツ』『エースをねらえ!』『山ねずみロッキーチャック』など、テレビで人気の番組を一度の映画館訪問でまとめて楽しめることは子供たちにとって非常に豪華な娯楽だったのです。そのため現在これらの劇場公開版を見ると、作品単独だけでなく当時の映画館文化そのものを感じられます。
関連商品を集めると1973年アニメがさらに面白くなる
現在のファンが1973年作品を楽しむ方法は映像視聴だけではありません。マジンガーZ、キャシャーン、バビル2世、ガッチャマンなどメカ・ヒーロー作品は超合金、ソフビ、可動フィギュア、模型といった立体物が非常に魅力的です。キューティーハニーや魔法使いサリー、ミラクル少女リミットちゃんなどはフィギュアだけでなく当時の少女向け文具やぬりえにも面白さがあります。ロッキーチャック、けろっこデメタン、ワンサくんなどの動物作品は絵本、レコード、児童誌などから昭和の子供文化を感じられます。『哀しみのベラドンナ』なら高画質Blu-ray、画集、ポスターといったアート系商品が特に似合います。このように作品ごとに「集めるべき商品」がまったく異なる点も1973年ランキングの面白さです。
当時物は状態と付属品を確認したい
中古市場で1970年代の関連商品を探す場合は、現代の商品とは異なる注意点があります。箱、説明書、シール、付属品などが揃っているかどうかで価値が大きく変わります。紙製品は日焼けや折れ、レコードは盤面やジャケットの状態、ソフビや合金玩具は塗装の剥がれや欠品などを確認することが重要です。復刻商品も多いため、オリジナル当時物なのか後年の復刻なのかを理解したうえで選ぶと安心です。一方で、純粋に作品を楽しむ目的であれば高額な当時物へこだわる必要はなく、現在購入しやすい映像ソフト、復刻コミック、再発売フィギュアなどから入るのがおすすめです。
1973年は「現在のアニメ文化の源流」を探せる年
50年以上が経過した現在でも、キューティーハニーの変身、キャシャーンの孤独、バビル2世と三つのしもべ、お蝶夫人の華麗さ、番場蛮の魔球などは強いイメージを保っています。これは単なる懐かしさだけではありません。キャラクター、必殺技、チーム編成、変身、ロボット、ライバル、スポ根、怪奇、ファンタジーといったアニメの基本的な楽しさが、すでに1973年作品の中へ豊富に詰まっていたからです。現在の作品を楽しんでいる人が1973年へさかのぼると、「この表現の原型はこんな昔から存在していたのか」と驚く場面が少なくありません。映像だけでなく漫画、音楽、玩具、雑誌、映画パンフレットなどへ視野を広げることで、日本アニメがどのように現在の巨大な文化へ成長していったのかをより具体的に感じられるでしょう。1973年は、昭和アニメの黄金期へ向かう勢いと、新しいジャンルが次々と生まれる創造力の両方を味わえる非常に魅力的な一年です。
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