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あなたの思い出のゲームを振り返りませんか?
【ゲーム名】:Nintendo Switch
【メーカー】:任天堂
【発売日】:2017年3月3日
【発売時の価格】:29,980円
【ゲームのタイトル数】:世界ベースでは13,000タイトル以上
【国内累計販売台数】:約3,699万台
【最も売れたゲーム】:マリオカート8 デラックス
- ■ 1位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- ■ 2位 マリオカート8 デラックス
- ■ 3位 あつまれ どうぶつの森
- ■ 4位 スーパーマリオ オデッセイ
- ■ 5位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- ■ 6位 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
- ■ 7位 スプラトゥーン3
- ■ 8位 ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
- ■ 9位 モンスターハンターライズ
- ■ 10位 ポケットモンスター ソード・シールド
- ■ 11位 スプラトゥーン2
- ■ 12位 スーパーマリオブラザーズ ワンダー
- ■ 13位 Pokémon LEGENDS アルセウス
- ■ 14位 星のカービィ ディスカバリー
- ■ 15位 リングフィット アドベンチャー
- ■ 16位 Minecraft
- ■ 17位 スーパー マリオパーティ
- ■ 18位 Pokémon LEGENDS Z-A
- ■ 19位 ルイージマンション3
- ■ 20位 Nintendo Switch Sports
- ■ 21位 スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
- ■ 22位 マリオパーティ スーパースターズ
- ■ 23位 スーパー マリオパーティ ジャンボリー
- ■ 24位 ピクミン4
- ■ 25位 ファイアーエムブレム 風花雪月
- ■ 26位 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
- ■ 27位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
- ■ 28位 ゼノブレイド2
- ■ 29位 ゼノブレイド3
- ■ 30位 メトロイド ドレッド
- ■ まとめ
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■ 1位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は2017年3月3日に発売されたアクションアドベンチャーゲームで、Nintendo Switch本体と同時に登場した記念碑的な一本です。発売会社は任天堂、開発の中心も任天堂で、広大なフィールド制作などではモノリスソフトも協力しました。Nintendo Switch版の発売当時の希望小売価格は6,980円+税で、消費税8%時代の税込価格では約7,538円でした。Nintendo Switchという新しいゲーム機がどのような遊びを目指すのかを、一作品で強烈に示したローンチタイトルでもあります。
圧倒的な人気を獲得した詳しい理由
本作が長年にわたりNintendo Switchを代表する作品として語られている最大の理由は、オープンワールドという形式を単に広い世界として使うのではなく、「プレイヤー自身が考えて冒険するための遊び場」として徹底的に設計したことにあります。ゲーム開始直後から広大なハイラルの大地を見渡すことができ、遠くに見える山、塔、遺跡、森、雪山などの多くへ実際に自分の足で向かえます。従来のゲームであれば「ここはまだ行けない」「物語を進めないと通れない」と制限される場面でも、本作では体力や装備、天候への対策さえ整えば、かなり自由な順番で行動できます。そのため攻略ルートがプレイヤーごとに大きく異なり、同じゲームを遊んでいるのに体験談が全く違うという現象が生まれました。
ゲームシステムと探索の魅力
ハイラルには山岳地帯、砂漠、火山、雪原、湿地、森林、海岸など性質の異なる地域が存在し、単なる背景の違いではなく、暑さや寒さ、雷、雨などがゲームシステムへ直接影響します。雨が降れば崖が滑りやすくなり、雷雨の中で金属装備を身につければ落雷の危険が高まり、寒冷地では防寒具や料理が必要になります。木を切れば丸太になり、丸太は川を渡る道具にもなり、火を起こせば上昇気流を発生させてパラセールで飛び上がることも可能です。こうした自然現象が個別のイベントとして用意されているのではなく、一貫した物理・化学的ルールとして存在しているため、プレイヤーがゲーム内の仕組みを理解するほど新しい攻略法を思いつけます。
戦闘と謎解きの自由度
戦闘でも一つの正解を押し付けません。剣や槍、弓で正面から戦ってもよければ、高所から爆弾を転がしたり、火薬樽を利用したり、敵の武器を先に奪ったり、高い場所から奇襲したりすることもできます。強敵を避けて先へ進む選択も可能です。祠の謎解きでも開発者が想定したと思われる手順以外で突破できることが多く、「できそうだと思ったことを試してみる」楽しさがあります。失敗すら新しい発見につながるため、攻略サイトを見ず、自分自身で考えて遊びたくなる設計です。
他のゲームにはない特別な良さ
本作の最大の価値は、「用意された攻略方法を見つけるゲーム」から「自分の攻略方法を作るゲーム」へ発想を大きく変えたところにあります。SNSや動画サイトでは、発売から何年経過しても思いもよらない移動方法や戦術が発見され続けました。自分では普通だと思っていた攻略が別のプレイヤーには驚きになり、その逆も起こります。プレイヤー同士が体験を共有することでゲームの世界がさらに広がるという特徴は、本作が長期間話題を維持した理由でもあります。
Nintendo Switchとの相性と総合評価
テレビの大画面で雄大な風景を楽しみながら探索した続きを、外出先や寝室では携帯モードでそのまま進められる点もNintendo Switchとの相性が抜群でした。短時間の素材集めから長時間の探索までプレイスタイルを選ばず、一度エンディングを迎えた後も祠探し、コログ探し、装備収集、マップ探索など膨大な遊びが残ります。後に発売された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』がさらに自由度を広げたことで、逆に本作の分かりやすく洗練された自由さも再評価されました。販売本数だけなら他作品が上回る場合もありますが、Nintendo Switchの印象、オープンワールドゲーム全体への影響、発売から長期間続く評価を総合すれば、独自ランキング第1位にふさわしい歴史的名作です。
[game-rank-1]■ 2位 マリオカート8 デラックス
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『マリオカート8 デラックス』は2017年4月28日に発売されました。発売会社は任天堂、開発は任天堂を中心にバンダイナムコスタジオなどが協力しています。発売当時のメーカー希望小売価格は5,980円+税で、当時の税込価格では約6,458円でした。Wii Uで発売された『マリオカート8』を基礎にしながら、キャラクター、マシン、アイテム、バトルモードなどを強化した決定版であり、Nintendo Switchの長い歴史の中でも特に安定して売れ続けた定番タイトルです。
驚異的なロングセラーとなった人気の理由
最大の理由は、ゲーム初心者と熟練者が同じレースへ参加しても、それぞれが楽しめる仕組みを完成させていることです。基本操作はアクセル、ハンドル、アイテム使用という非常に分かりやすいもので、コースアウトしにくくするハンドルアシストなども用意されています。そのため小さな子どもやゲームに慣れていない人でも数分で参加できます。一方、上級者になるとミニターボの段階、最速ライン、コイン枚数、アイテム管理、相手との距離、ショートカットなどを細かく考える必要があり、競技性は非常に高くなります。
アイテムが生み出す逆転性と盛り上がり
マリオカートの面白さを支えるのがアイテムです。前を走っているプレイヤーほど安全とは限らず、後方から赤こうらやトゲゾーこうらが飛んできたり、順位の低いプレイヤーが強力なアイテムを獲得したりします。これによって最後の直線まで結果が確定しません。実力者が有利でありながら絶対には勝てない絶妙なバランスが、家族や友人との対戦を盛り上げます。負けても「アイテム運が悪かった」と笑ってもう一度遊びやすく、勝った側も大逆転による強烈な達成感を味わえます。
豊富なコースとキャラクターの魅力
マリオシリーズを中心に多数のキャラクターが参戦し、それぞれ異なる重量や性能を持っています。コースもキノコ王国らしい明るい風景から都市、高速道路、空港、火山、海底まで変化に富み、F-ZEROやゼルダなど別シリーズをモチーフにしたコースもあります。追加コースを収録したコンテンツによって歴代シリーズの名コースが多数復活し、最終的にはシリーズの集大成と呼べる巨大なボリュームへ成長しました。
Nintendo Switchだからこそ広がった遊び方
テレビモードで家族と画面分割対戦を楽しむだけでなく、Switchを持ち寄ってローカル通信をしたり、一人でオンライン対戦へ参加したりできます。一レースが短いため、10分だけ遊ぶつもりでも自然に何戦も続けてしまうテンポの良さがあります。外出先でも本格的なマリオカートを遊べることは携帯モードとの相性が非常に良く、Nintendo Switchというハードの魅力を分かりやすく体験できます。
他のレースゲームにはない良いところ
本格的な自動車ゲームでは車種やセッティングなど専門知識が求められやすい一方、本作は「マリオを知っている」「レースの意味が分かる」という程度でもすぐ参加できます。それでいて何百時間遊んでも技術を磨く余地が残っています。ゲームに詳しくない家族を誘うときにも、オンラインで本気の勝負をするときにも同じ一本を使える万能性は他作品では簡単に真似できません。Nintendo Switchを買ったら最初の候補に挙がり続けるという意味では、ハードを象徴するソフトの一つであり、第2位としました。
[game-rank-2]■ 3位 あつまれ どうぶつの森
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『あつまれ どうぶつの森』は2020年3月20日に発売されました。発売会社・開発の中心は任天堂で、希望小売価格は6,578円(税込)でした。プレイヤーは無人島移住パッケージへ参加し、テント一つから新生活を開始します。シリーズ従来の住民との交流や家具収集に、島全体を自分で作り変える遊びが加わったことで、シリーズ史上でも特に大規模な人気を獲得しました。
ゲームを普段遊ばない層まで巻き込んだ理由
本作には「敵を倒さなければならない」「強くならなければならない」「決められた時間内にクリアしなければならない」という圧力がほとんどありません。朝起きて化石を探してもよく、海岸を歩いて貝殻を拾うだけでもよく、好きな住民と話してゲームを終えても構いません。この自由さによって、アクションゲームやRPGが苦手な人にも非常に入りやすくなっています。プレイヤーが自分で目的を決めるゲームなので、毎日少しずつ遊ぶ生活型タイトルとして定着しました。
島クリエイトと創作の面白さ
物語を進めることで島クリエイターが使用可能になると、川や崖の形まで変更できるようになります。住宅街、商店街、公園、和風庭園、温泉街、遊園地、学校、キャンプ場など、自分の発想次第で島の景観を大きく変えられます。家具を屋外に自由配置できるようになったこともシリーズにとって大きな進化でした。マイデザインを使えば服装や床、看板なども細かく作り込めるため、創作好きのプレイヤーにとっては終わりのない箱庭になります。
住民との交流が生む愛着
島には個性的などうぶつたちが移住し、毎日異なる会話や行動を見せます。お気に入りの住民が引っ越してきたときの喜びや、誕生日を祝った記憶などがプレイヤーごとの思い出として残ります。ゲーム内時間は現実と連動しているため、春には桜、夏には虫取り、秋には紅葉、冬には雪景色というように一年を通じて環境が変化します。数か月後に再開したとき、島が懐かしい故郷のように感じられるところも本シリーズならではです。
SNSとの驚異的な相性
自分の島、部屋、衣装、住民との出来事を画像で共有しやすく、発売直後からSNSには大量の創作例が投稿されました。有名な観光地や映画、アニメ、ゲームを再現する人もいれば、独自の世界観を追求する人もおり、それらを見るだけでも新しい遊び方を知ることができます。友人の島へ遊びに行き、家具や果物を交換する仕組みも、オンライン交流を自然に促しました。
他のゲームにはない価値
本作では「上手い」「下手」という尺度そのものが薄く、速くクリアした人が偉いわけでもありません。自分の生活リズムに合わせ、自分にとって居心地の良い場所を作ることが目的になります。この競争から距離を置いたゲームデザインが、多様なプレイヤーを受け入れました。社会現象と呼べる規模まで広がり、Nintendo Switchをゲームファン以外の家庭へ普及させた功績を考えれば、第3位にふさわしい作品です。
[game-rank-3]■ 4位 スーパーマリオ オデッセイ
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2017年10月27日発売。発売会社・開発の中心は任天堂で、発売当時の希望小売価格は5,980円+税、当時の税込価格では約6,458円でした。『スーパーマリオ64』『スーパーマリオサンシャイン』の流れを受け継ぐ箱庭探索型の3Dマリオとして登場し、Nintendo Switch初期を象徴する大型タイトルとなりました。
世界を旅する楽しさ
本作ではピーチ姫をさらったクッパを追い、帽子の国、砂の国、森の国、都市の国、海の国など性格の異なる地域を飛行船オデッセイ号で巡ります。一つの巨大な世界を移動するオープンワールドとは異なり、それぞれの国が独立した箱庭として密度高く作られていることが特徴です。少し歩くだけで隠し通路、ミニゲーム、パワームーン、住民とのイベントなどが見つかるため、目的地へ一直線に進まず寄り道したくなります。
キャッピーによるキャプチャー
最大の新要素が、相棒キャッピーを投げて敵や物体へ乗り移る「キャプチャー」です。クリボーになって仲間を積み重ねたり、キラーになって空中を飛んだり、プクプクとして水中を自由に泳いだりできます。巨大なティラノサウルスを操作できる場面もあり、「マリオではできないことを周囲の存在を借りて行う」という発想によってアクションの幅が大きく広がりました。
操作すること自体が楽しい3Dアクション
マリオは走る、ジャンプする、壁を蹴るだけでなく、帽子投げとジャンプを組み合わせて遠くへ飛ぶなど高度なテクニックも使用できます。初心者は普通に歩いて目的地へ進めますが、慣れたプレイヤーなら想定外の地形を飛び越え、通常より短いルートで移動できます。そのためタイムアタックや縛りプレイとも相性が良く、ゲームクリア後も操作技術を追求できます。
演出と音楽の印象
ニュードンク・シティでは現実的な都会の風景へマリオが飛び込み、シリーズとしては珍しい世界観を見せました。物語中盤の祭りでは歴代作品への敬意を感じさせる演出とボーカル曲が組み合わされ、Switch時代のマリオを象徴する場面として高く評価されています。懐かしい2Dマリオへ変化する場面など、新旧のファンを同時に楽しませる仕掛けも豊富です。
他の3Dアクションにはない良いところ
難しい操作を覚えなくてもエンディングまで進める一方、クリア後には大量のパワームーンや高難度チャレンジが待っています。家族向けの分かりやすさと上級者向けの技術的奥深さを両立しており、「触っているだけで楽しい」というアクションゲームの理想に近い作品です。Nintendo Switch初期の勢いを決定づけたことも含め、第4位としました。
[game-rank-4]■ 5位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2018年12月7日発売。発売会社は任天堂、ディレクターは桜井政博氏で、開発にはソラやバンダイナムコスタジオなどが参加しました。発売当時の希望小売価格は7,200円+税で、税込では7,776円でした。歴代シリーズに登場したファイターを可能な限り集結させた「全員参戦」を掲げ、発売前から大きな注目を集めました。
ゲーム史そのものを対戦ゲームにした豪華さ
マリオ、リンク、カービィ、ピカチュウなど任天堂を代表するキャラクターだけでなく、ソニック、ロックマン、パックマン、リュウ、クラウドなど他社のゲーム史を代表するキャラクターも同じ舞台で戦います。追加ファイターでは『ドラゴンクエスト』『Minecraft』『キングダム ハーツ』など世界的作品のキャラクターまで参戦し、単なる任天堂キャラクターの格闘ゲームを超えた存在になりました。
誰でも技を出せる分かりやすさ
一般的な対戦格闘ゲームでは複雑なコマンド入力が必要になることがありますが、スマブラでは方向入力と攻撃ボタンの組み合わせで多彩な技を出せます。敵の体力をゼロにするのではなく、ダメージを蓄積させてステージ外へ吹き飛ばすというルールも直感的です。アイテムを大量に出した4人乱戦ならパーティゲームになり、終点ステージ・アイテムなしの1対1なら高度な競技ゲームになります。
上級者には非常に深い対戦
操作が分かりやすい一方で、上級者同士では間合い管理、攻撃の発生速度、着地狩り、復帰阻止、崖際の読み合い、キャラクターごとの相性など膨大な知識と技術が要求されます。同じキャラクターを何年使っても新しい戦術が見つかるほど奥深く、世界各地で大会が開かれる競技性を持っています。
音楽とステージまで含めた巨大な博物館
本作には多数のステージやBGM、スピリッツが収録され、原作を知らない作品に興味を持つきっかけにもなります。参戦ムービーが発表されるたびSNSが世界規模で盛り上がり、「次は誰が出るのか」がゲーム界全体のイベントになりました。これほど多くのゲーム会社やキャラクターが一つの作品に集まることは極めて珍しく、ゲーム文化そのものを祝う祭典としての価値があります。
総合評価
一人用、友人との乱戦、家族対戦、オンライン、競技大会と、遊び方の幅が非常に広いこともSwitch向けタイトルとして大きな強みです。シリーズファンだけでなく、参戦キャラクターの原作ファンまで巻き込んだ規模と影響力を評価し、第5位としました。
[game-rank-5]■ 6位 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2023年5月12日発売。発売会社・開発の中心は任天堂で、モノリスソフトなども制作に協力しました。発売時の希望小売価格はパッケージ版7,920円、ダウンロード版7,900円でした。世界的評価を得た『ブレス オブ ザ ワイルド』の正式な続編として登場し、前作以上に「プレイヤーの発想を遊びへ変える」方向を突き詰めています。
前作と同じ世界なのに新鮮な理由
基本となるハイラルは前作とつながっていますが、上空には無数の空島、地上の地下には広大な地底世界が追加され、探索空間が縦方向へ大幅に拡張されました。見慣れたはずの場所にも洞窟、井戸、地形変化などが加わり、「前作で知っている場所だから退屈」という状態を避けています。地上から空へ飛び、空島から地上へ落下し、そのまま地下へ入るような連続した冒険が可能です。
ウルトラハンドによる発明の楽しさ
本作を象徴する能力が「ウルトラハンド」です。木材、車輪、扇風機、ロケットなどを自由につなぎ合わせ、車、船、飛行機、橋、戦闘兵器などをその場で作れます。目的地へ到達する方法が一つではなく、「この材料で何が作れるか」を考えること自体がゲームになります。他人の動画を見て初めて知る仕組みも多く、発売後には驚くような巨大兵器や自動装置がSNSで次々に公開されました。
スクラビルドとモドレコの面白さ
武器へ素材を取り付けるスクラビルドでは、魔物の角を剣へ付けて攻撃力を高めたり、盾へロケットを付けて空へ飛び上がったりできます。モドレコでは物体の動きを逆再生でき、落ちてきた岩に乗って空へ戻るなど、時間の流れ自体を攻略へ利用できます。それぞれの能力が独立しているだけでなく、組み合わせによって想定外の攻略法が生まれる点が非常に優れています。
他作品にはない「発明型オープンワールド」
一般的なオープンワールドゲームでは、広大な世界を探索することが中心です。本作はそこへ「自分で道具を作る」「物理法則を組み合わせる」という要素を強く加えました。そのため世界は単なる観光地ではなく巨大な実験場として機能しています。一人のプレイヤーが発見した遊び方がSNSで共有され、別の人がさらに改良するという連鎖まで起きました。
総合評価
前作よりシステムが複雑なため、初めてゼルダを遊ぶ人には『ブレス オブ ザ ワイルド』のほうが理解しやすい面もあります。しかし、自由度と創造性ではゲーム史でも屈指です。「続編なのに前作と同じことをしなかった」という開発姿勢を高く評価し、第6位としました。
[game-rank-6]■ 7位 スプラトゥーン3
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2022年9月9日発売。発売会社・開発は任天堂を中心とするチームで、発売時の希望小売価格はパッケージ版6,578円、ダウンロード版6,500円でした。インクを撃って地面を塗るという独自ルールで大ヒットしたシリーズ第3作です。
シューティングが苦手でも貢献できる革新性
代表ルールであるナワバリバトルでは、相手を何人倒したかではなく、制限時間終了時に自分たちの色で塗った面積を競います。敵との撃ち合いに勝てなくても、自陣を丁寧に塗ることでチームへ貢献できるため、一般的なシューティングゲームより初心者が参加しやすくなっています。一方で上級者になると敵の位置、塗り状況、スペシャルのタイミングなどを瞬時に判断する高度なチーム戦になります。
高速で気持ちの良い移動
インクの中をイカやタコの姿で泳げるため、塗った場所は自分たちにとって高速道路のような役割を持ちます。撃つことと移動することが同じインクで結び付いているため、敵を倒すだけのシューティングとは全く異なる感覚です。本作ではイカロールやイカノボリなどの新アクションも加わり、攻撃と回避の速度がさらに上がりました。
ファッションと音楽の強い個性
ブキだけでなく、帽子、服、靴を組み合わせて自分のキャラクターをコーディネートできます。それぞれに性能があるため、見た目を楽しみながら実戦的な装備を考える面白さがあります。街の看板、落書き、バンド音楽、架空ブランドなど世界観が細部まで統一されており、若者文化のような独自の雰囲気を生み出しています。
サーモンランとフェス
協力モードのサーモンランでは、4人が力を合わせ大量の敵を倒しながら金イクラを集めます。対人戦とは異なる判断力が必要で、「対戦は苦手だがサーモンランは何百時間も遊んだ」というプレイヤーも多いほど人気です。期間限定フェスでは複数のお題から陣営を選び、ゲーム内の街全体が祭りの雰囲気に変わります。SNSでもどの陣営を選んだかが話題になり、ゲーム外まで盛り上がりが広がりました。
総合評価
一試合が短く、携帯モードでも遊べるため日常的に起動しやすいオンラインゲームです。競技性、ファッション性、音楽、協力プレイ、イベント性まで一作品へまとめた独自性を評価し、第7位としました。
[game-rank-7]■ 8位 ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2022年11月18日発売。発売は株式会社ポケモン、販売は任天堂、開発はゲームフリーク。発売時の希望小売価格はパッケージ版各6,578円、ダウンロード版各6,500円でした。ポケットモンスター本編シリーズで、本格的なオープンワールド型の冒険へ踏み出した重要作品です。
自由な順番で冒険できるポケモン
従来作品では最初の町から次の町へ移動し、一定の順番でジムを攻略する形式が基本でした。本作では広大なパルデア地方を比較的自由に移動でき、ジムリーダーへ挑む「チャンピオンロード」、巨大なヌシポケモンを探す「レジェンドルート」、スター団と向き合う「スターダスト★ストリート」という三つの物語を好きな順で進められます。
フィールドを歩くポケモンとの出会い
草むらへ入った瞬間にランダムで戦闘が始まる従来型とは異なり、多くのポケモンがフィールド上を歩いています。遠くに珍しい姿を見つけて近づいたり、大量発生している場所を探したりすることで、「生き物を発見する冒険」という感覚が強くなりました。新しい地域へ到着したとき、どんなポケモンが暮らしているかを眺めるだけでも楽しくなっています。
キャラクターと物語の魅力
ネモ、ペパー、ボタンなど、それぞれ異なる悩みや目標を持つ人物と三つのルートで関わります。個別の物語を終えた後、仲間たちが一つの目的のために集まり、物語が終盤へ収束する構成はシリーズでも特に印象的です。学校の課外授業である「宝探し」を通じ、自分にとって本当に大切なものを見つけるというテーマが全体をつないでいます。
マルチプレイの新しさ
ユニオンサークルでは最大4人で同じ世界を探索でき、別々の方向へ冒険したり、一緒に記念撮影したりできます。従来のポケモンでは通信対戦や交換が交流の中心でしたが、本作では「同じ場所で一緒に旅をする」という新しい遊びが生まれました。
技術的課題を越えて支持された理由
発売当初は処理面や表示面などについてさまざまな意見が出ましたが、それでも非常に多くのプレイヤーを引きつけたのは、ポケモン世界を自由に歩くという長年の夢へ大きく近づいたからです。探索、物語、育成、対戦、収集というシリーズの魅力を広大なフィールドへまとめた挑戦作として、第8位としました。
[game-rank-8]■ 9位 モンスターハンターライズ
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2021年3月26日発売。発売会社・開発会社はカプコンで、Nintendo Switch版の発売時希望小売価格は8,789円(税込)でした。携帯ゲーム機で遊ぶモンスターハンターの楽しさと、据置機級の迫力を両立した作品として高い人気を獲得しました。
モンスターハンターを高速化した翔蟲
本作最大の変化は「翔蟲」です。ワイヤーアクションのように空中へ飛び、崖を越えたり、壁を走ったりできます。戦闘中には攻撃技として使用できるほか、吹き飛ばされた際に素早く体勢を立て直せます。従来作では目的地まで移動する時間も狩猟の一部でしたが、本作ではより短時間でモンスターへ接近でき、テンポが大幅に向上しました。
14種類の武器が生み出す別ゲーム級の遊び
大剣は巨大な一撃、太刀は華麗なカウンター、双剣は高速連続攻撃、弓は遠距離からの立ち回りというように、武器種によって操作感が大きく変わります。一つの武器を極めるだけでも長時間遊べますが、別の武器を選べば同じモンスターとの戦闘でも全く異なる体験になります。
和風世界カムラの里
妖怪を思わせる新モンスター、和風建築、祭りのような音楽など、シリーズ内でも特に明確なテーマを持っています。オトモガルクに乗って高速移動できることも快適で、相棒と一緒に狩りへ向かう感覚を強めました。大型モンスターへ乗って別のモンスターと戦える操竜は、怪獣同士の戦いのような派手さがあります。
Nintendo Switchとの相性
家ではテレビ画面で高難度モンスターへ挑み、外出先では素材集めや装備作成を進められます。友人がSwitchを持ち寄れば協力プレイも楽しめるため、シリーズが長年得意としてきた「集まって狩る」文化とも非常に相性が良好です。大型拡張『サンブレイク』まで含めれば膨大な遊びがあり、何百時間も続けられるアクションゲームとして第9位です。
[game-rank-9]■ 10位 ポケットモンスター ソード・シールド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2019年11月15日発売。発売は株式会社ポケモン、販売は任天堂、開発はゲームフリークです。発売時のメーカー希望小売価格は各5,980円+税で、当時の消費税10%込みでは6,578円でした。Nintendo Switchで初めて発売された完全新作のポケットモンスター本編として大きな期待を集めました。
据置画面で体験する新世代ポケモン
携帯ゲーム機中心だった本編シリーズがSwitchへ移行したことで、テレビの大画面に広大なガラル地方が描かれました。イギリスを思わせる街並み、田園風景、工業都市、雪原など地域ごとの個性が強く、従来作品とは異なるスケール感があります。
ワイルドエリアという重要な挑戦
広大なワイルドエリアではカメラを自由に動かせ、フィールド上を多数のポケモンが歩いています。天候によって出現するポケモンが変化し、強力な相手が序盤から姿を見せることもあります。後の『Pokémon LEGENDS アルセウス』や『スカーレット・バイオレット』へつながる自由な探索の原型として重要な存在です。
スタジアムで行われるジム戦
ガラル地方ではジムチャレンジが地域全体のスポーツイベントとして描かれています。大勢の観客が見守る巨大スタジアムでジムリーダーと戦い、最後にはポケモンを巨大化させるダイマックスを使用します。BGMと歓声が一体となった演出は非常に盛り上がり、過去シリーズのジム戦とは異なる特別な高揚感があります。
ポケモンとの生活を感じる要素
キャンプでは手持ちポケモンが自由に歩き回り、話しかけたり、一緒に遊んだり、カレーを作ったりできます。戦闘で能力値を使うだけの存在ではなく、冒険を共にする仲間として感じやすくなっています。また、本編シリーズとして追加コンテンツによって新しい地域を拡張する形式を本格導入したことも特徴でした。
総合評価
後発の作品ほど自由度は高くありませんが、「Switchで遊ぶポケモン」の基礎を築いた功績は非常に大きなものです。子どもから昔のシリーズを知る大人まで幅広く支持され、Nintendo Switch時代のポケモン人気を決定づけた一本として第10位です。
[game-rank-10]■ 11位 スプラトゥーン2
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2017年7月21日発売。発売会社・開発の中心は任天堂で、希望小売価格は5,980円+税、当時の税込価格は約6,458円でした。Nintendo Switch発売からまだ間もない時期に登場し、本体とともに購入したユーザーが多かった初期の代表的オンラインタイトルです。
Switch普及を後押しした大ヒット
前作はWii Uで高く評価されましたが、本作によって『スプラトゥーン』というブランドがさらに大きな層へ広がりました。インクを塗った面積を競うナワバリバトルは、シューティング初心者にも役割を与えます。「敵を倒せなくても塗ればチームへ貢献できる」という発想が従来型の対戦ゲームとの大きな違いでした。
ジャイロ操作の爽快感
Joy-ConやProコントローラーを傾けて照準を合わせるジャイロ操作は、慣れるまで少し時間がかかりますが、習得すると素早く直感的な照準移動が可能になります。スティックとジャイロを組み合わせる独特の操作はシリーズの重要な魅力となり、上達するほど自由にキャラクターを動かせるようになります。
サーモンランの登場
本作から加わったサーモンランは、仲間と協力して大量のシャケを倒し、金イクラを集めるモードです。対人戦が中心だったシリーズへ協力型PvEを加えたことで、遊び方の幅が大きく広がりました。状況判断と役割分担が重要で、友人とのボイスチャットをしながら何度も挑戦したプレイヤーも多くいます。
キャラクター・音楽・フェス
ヒメとイイダによるテンタクルズ、ゲーム内バンドの音楽、個性的なファッションブランドなど、対戦以外の文化的魅力も非常に強い作品です。フェスが開催されると街の景色や音楽が変わり、プレイヤー全体が一つの祭りへ参加している雰囲気になります。SNSで陣営選びが話題になることも多く、Nintendo Switch初期のコミュニティ形成へ大きく貢献しました。
総合評価
現在では続編『スプラトゥーン3』が中心ですが、Nintendo Switchでオンラインゲームを日常的に遊ぶ文化を広げた意味では2の功績も極めて重要です。Switch初期の熱気を象徴する一本として第11位としました。
[game-rank-11]■ 12位 スーパーマリオブラザーズ ワンダー
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2023年10月20日発売。発売会社・開発の中心は任天堂で、希望小売価格はパッケージ版6,578円、ダウンロード版6,500円でした。横スクロール型スーパーマリオの新作としては大きな転換点となった作品です。
長寿シリーズをもう一度驚きのゲームへ
2Dマリオは完成度が高い一方、何十年も基本形式が変わらないため、新作で新鮮さを生み出す難しさがあります。本作は「ワンダーフラワー」という仕組みによってその問題へ挑戦しました。花に触れると地形、敵、カメラ、重力などステージの常識そのものが突然変化します。
何が起こるか分からないワンダー効果
土管が生き物のように動き始めたり、大量の敵が歌い出したり、マリオ自身が別の姿へ変化したりと、ステージごとに異なる驚きがあります。同じ仕掛けを何度も使い回すのではなく、「次のコースでは何が起こるのか」という期待を持続させることに成功しています。
ゾウマリオなどの新変身
ゾウマリオは長い鼻で敵を攻撃し、水を吸って植物へ与えることもできます。アワやドリルなど新しい能力も、それぞれ移動や攻略に利用できます。見た目の面白さだけでなく、ステージ構造と結び付いた実用性があるところが優れています。
バッジによってプレイ感覚を変えられる
バッジを装備すると高くジャンプしたり、壁蹴りの方法を変えたり、水中移動を有利にしたりできます。苦手な場面を補助する目的にも、難しいテクニックへ挑む目的にも使えるため、プレイヤーごとに遊び方を調整できます。
初心者への配慮
ヨッシーやトッテンなどダメージを受けにくいキャラクターを選べるため、小さな子どもやアクションが苦手な人も一緒に遊べます。オンラインでは他のプレイヤーがゴーストのような姿で現れ、失敗した際に助けてもらえる仕組みもあります。競争より緩やかな協力を重視している点が特徴です。
総合評価
基本は昔から変わらない「走ってジャンプするマリオ」でありながら、コースに入るたび予想外の出来事が起こります。伝統を壊さず新鮮さを作った点を高く評価し、第12位としました。
[game-rank-12]■ 13位 Pokémon LEGENDS アルセウス
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2022年1月28日発売。発売は株式会社ポケモン、販売は任天堂、開発はゲームフリークです。発売時の希望小売価格は6,578円(税込)。従来のポケモン本編とは大きく異なるアクション要素を取り入れ、シリーズの新しい可能性を示しました。
「ポケモンを捕まえる」ことを主役にしたゲーム
舞台は昔のシンオウ地方にあたるヒスイ地方です。まだ人間とポケモンが現在ほど共存していない時代で、主人公は未知のポケモンを調査し、最初のポケモン図鑑完成を目指します。従来シリーズではポケモン図鑑完成は寄り道的な目標になることもありましたが、本作では調査そのものが物語の中心です。
フィールドで直接捕獲できる爽快さ
野生ポケモンへ近づいてボールを投げ、そのまま捕獲できます。必ず戦闘へ入る必要がなく、草むらへ隠れたり、背後へ回ったり、好物で注意をそらしたりと、状況に合わせた捕まえ方が可能です。強力なオヤブンポケモンから逃げる場面では、主人公自身が攻撃を受けるためアクションゲームらしい緊張感があります。
図鑑を本当に「研究」する面白さ
一種類捕まえただけで図鑑完成にはならず、複数回捕獲する、特定の技を見る、異なる姿を発見するなど研究課題を満たすことで情報が充実します。ポケモンを集めるだけではなく、その生態を観察する調査員のような気分を味わえるところが特徴です。
移動そのものが楽しい
アヤシシで大地を走り、イダイトウで水上を進み、ウォーグルで空を飛ぶなど、冒険が進むほど移動方法が増えます。それまで遠かった場所へ簡単に行けるようになり、フィールド探索の自由度が少しずつ広がっていきます。
シリーズへ与えた影響
捕獲、移動、フィールド表現など本作で成功した考え方は、その後のシリーズにも影響を与えました。「ポケモン世界をもっと自由に歩き回りたい」という長年の希望へ大胆に応えた実験作でありながら、高い完成度を備えていた点を評価し第13位です。
[game-rank-13]■ 14位 星のカービィ ディスカバリー
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2022年3月25日発売。発売会社は任天堂、開発会社はHAL研究所です。発売時の希望小売価格はパッケージ版6,578円、ダウンロード版6,500円でした。長い歴史を持つ『星のカービィ』本編シリーズが、本格的な3Dアクションへ移行した重要作品です。
かわいらしさを失わず3D化した完成度
カービィは初心者でも遊びやすいシリーズとして知られています。本格3Dアクションになると距離感やカメラ操作が難しくなりがちですが、本作では敵への攻撃判定、視点、道案内などが丁寧に調整されています。そのため初めて3Dゲームへ触れる子どもでも比較的迷わず遊べます。
コピー能力の楽しさ
おなじみのソード、カッター、ボムなど敵の能力をコピーして使用します。本作ではコピー能力を強化でき、冒険が進むほど見た目や性能が変化します。お気に入りの能力を育てる楽しさが追加され、アクションゲームでありながら成長要素も味わえます。
ほおばりヘンケイの強烈な個性
自動車、自動販売機、三角コーンなど、普通ならコピー能力の対象にならない巨大物体を丸ごと頬張って変形します。車を高速運転したり、自動販売機から缶を発射したりする姿は非常にユーモラスですが、それぞれがステージ攻略へきちんと利用されています。
文明の跡が残る不思議な世界
ショッピングモール、遊園地、都市など、人間が暮らしていたような施設が廃墟として残る舞台は、明るいカービィの世界と対照的です。かわいいキャラクターの背景に少し寂しい風景が存在し、単なる子ども向け作品にとどまらない独特の雰囲気を生み出しています。
協力プレイと総合評価
2人プレイでは一人がカービィ、もう一人がバンダナワドルディを操作できます。親子や兄弟で遊びやすく、一人用では探索や高難度チャレンジへ集中できます。シリーズらしさを保ったまま大きな形式変更を成功させた作品として第14位です。
[game-rank-14]■ 15位 リングフィット アドベンチャー
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2019年10月18日発売。発売・開発は任天堂。ゲームソフトに専用のリングコンとレッグバンドを組み合わせた商品で、発売時の希望小売価格は8,778円(税込)でした。Nintendo SwitchのJoy-Conが持つセンサー能力を最大限に活用した体感型フィットネスゲームです。
運動をRPGへ変えた発想
一般的な運動ソフトは「健康のために運動する」という意志が必要ですが、本作では敵を倒し物語を進めるために運動します。スクワットをすると攻撃し、腹筋系トレーニングで防御し、ステージ移動ではその場でジョギングします。「続きを見たいから今日も起動する」というゲーム的な動機が、運動継続へ自然につながっています。
リングコンの優れた体感性
リングコンを押し込む、引っ張る、持ち上げるなどの動作がゲームへ反映されます。Joy-Conを取り付けたレッグバンドは脚の動きを認識し、走る速度や姿勢などを検出します。ボタンを連打して運動したふりをするのが難しく、自分の身体そのものがコントローラーになります。
個人に合わせられる負荷
体力に合わせて運動負荷を設定でき、運動習慣のない人と普段からトレーニングしている人で強度を変えられます。短時間だけ遊ぶこともでき、ストレッチやミニゲームなど目的に応じたモードも用意されています。ゲームが進むほど新しいフィットネス技が増えるため、同じ運動だけを繰り返す単調さも抑えています。
他のゲームにはない達成感
強敵を倒した瞬間、画面内の主人公だけでなく自分自身も本当に疲れています。そのため「ゲーム内で勝った」という達成感と「今日はここまで運動した」という現実の達成感が同時に得られます。ゲームで遊ぶことが健康的な行動へつながる珍しい構造です。
総合評価
ゲームとフィットネスを単に同じ商品へ入れるのではなく、RPGという仕組みで完全に融合させた発想が優秀です。Joy-Conを備えるNintendo Switchだから成立した代表的な作品として第15位としました。
[game-rank-15]■ 16位 Minecraft
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
Nintendo Switch向けの現在の統合版『Minecraft』は2018年6月21日に発売されました。それ以前には2017年5月から『Minecraft: Nintendo Switch Edition』が配信されています。開発の中心はMojang Studios、日本国内では日本マイクロソフトが展開しました。2018年のパッケージ・ダウンロード版は3,888円(税込)で発売されています。
終わりが決められていないゲーム
すべてがブロックで作られた世界を自由に壊し、素材を集め、新しい物を作ります。敵を倒して冒険してもよく、巨大な城を建築してもよく、農場を作って生活しても構いません。ゲーム側が一本道の目標を強制しないため、プレイヤーの数だけ異なるMinecraftがあります。
サバイバルとクリエイティブ
サバイバルモードでは食料や資源を集め、夜になると出現する敵へ備えます。最初は木の道具しか持たなかった主人公が、鉱石を採掘して鉄やダイヤモンドの装備を作り、地下や別世界へ進んでいく成長があります。一方クリエイティブモードでは資源制限を気にせず巨大建築へ集中できます。
子どもの遊びと高度な技術の両立
小さな家を作るだけでも楽しい一方、レッドストーンを利用すれば自動ドア、農場、計算機のような複雑な仕組みまで制作できます。子どもにとってはデジタルの積み木ですが、上級者にとってはプログラミング的思考を使う設計ゲームにもなります。
Switch版との相性
テレビ画面で大規模建築を進めた後、その続きを携帯モードで遊べます。友人とのマルチプレイにも対応し、統合版では対応する別機種のプレイヤーと一緒に遊ぶこともできます。学校の友達と同じ世界を作る、家族で一つの建築を完成させるなど共同作業との相性も抜群です。
長期間遊び続けられる理由
アップデートによって新しい地形、生物、アイテムなどが追加され続けるため、数年前に遊んだ人が戻っても新しい発見があります。明確なエンディングを迎えて終了する作品ではなく、自分が新しい目標を考える限り続けられます。Nintendo作品ではありませんが、Switchの定番中の定番として第16位です。
[game-rank-16]■ 17位 スーパー マリオパーティ
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2018年10月5日発売。発売会社は任天堂、開発はエヌディーキューブを中心としたチームで、発売当時の価格は5,980円+税、税込では約6,458円でした。Joy-Conの特徴を積極的に利用したパーティゲームです。
ゲーム初心者でも参加できる手軽さ
スゴロクを進みながらスターを集め、途中のミニゲームでコインを競います。基本的にはサイコロを振るだけでも進行できるため、普段ゲームを遊ばない人でもルールを理解しやすい作品です。アクションが得意なプレイヤーがミニゲームで勝ち続けても、スターの位置やイベントによって逆転が発生します。
Joy-Conを生かしたミニゲーム
コントローラーを傾ける、振る、タイミングを合わせるなど体感操作を利用したミニゲームが多数あります。ボタン配置を覚えなくても動作を見れば理解できるものが多く、子どもから大人まで同じ条件で参加しやすくなっています。
仲間システムによる戦略性
仲間キャラクターを増やすことでサイコロの出目が変化し、キャラクターごとの専用サイコロも使用できます。単純な運だけではなく、どのルートを進むか、どのサイコロを使うかという判断が結果へ影響します。
その場にいる人を笑わせるゲーム
オンラインゲームの人気が高まった時代でも、同じ部屋にいる人と画面を見ながら笑えることはマリオパーティならではです。味方のはずなのに邪魔をしてしまう、最後の最後でスターを奪われるなど、予定外の出来事が思い出になります。
総合評価
Nintendo Switch本体とJoy-Conを購入した意味を分かりやすく感じられるタイトルです。純粋なゲーム技術ではなく、場を盛り上げる力を評価して第17位としました。
[game-rank-17]■ 18位 Pokémon LEGENDS Z-A
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『Pokémon LEGENDS Z-A』は2025年10月16日に発売された『Pokémon LEGENDS』シリーズの作品です。発売は株式会社ポケモン、販売は任天堂、開発はゲームフリーク。Nintendo Switch版はパッケージ版7,128円、ダウンロード版7,100円で展開されました。
ミアレシティを主役にした独特の構成
舞台は『ポケットモンスター X・Y』でも重要な都市だったミアレシティです。広大な地方をいくつも巡る一般的な本編とは異なり、一つの巨大都市とその周辺を掘り下げることで、街そのものの変化や人とポケモンの生活を濃密に描いています。
過去作を知る人には再訪の楽しさ
『X・Y』時代を知るプレイヤーにとっては、かつて訪れた都市がどのように変化したのかを確かめること自体が大きな魅力です。同じ場所を舞台にしても、時代、施設、人々の生活が変わることで新しい発見が生まれます。
LEGENDSシリーズらしいアクション性
従来型のコマンドRPGだけではなく、フィールドでの行動やポケモンとの距離感を重視する『LEGENDS』系統の遊びを発展させています。ポケモン世界に自分自身が入り込み、街中で生き物と共存している感覚を強く味わえることが魅力です。
他作品にはない都市型ポケモンの可能性
自然豊かな地方を旅する作品が多かったシリーズに対し、都市そのものを巨大な冒険舞台として扱ったことは大きな個性です。建物、人間社会、ポケモンの生息域が近接することで、共存とは何かというテーマも自然に浮かび上がります。
総合評価
発売からの歴史がまだ比較的短いため、長年の評価が固まった作品より順位を抑えていますが、『LEGENDS アルセウス』とは違う方向からシリーズの可能性を広げた点は重要です。Nintendo Switch世代後期を代表するポケモン作品として第18位としました。
[game-rank-18]■ 19位 ルイージマンション3
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2019年10月31日発売。発売会社は任天堂、開発会社はNext Level Games。発売時の希望小売価格は5,980円+税、税込では6,578円でした。怖がりなルイージがゴーストだらけの巨大ホテルを探索するアクションアドベンチャーです。
怖いのに笑える独特のホラー
舞台は怪しいホテルですが、一般的なホラーゲームのように強い恐怖を与える作品ではありません。ルイージは物音に驚き、歯を震わせながら進みますが、ゴーストの動きはコミカルで、子どもでも楽しめる絶妙な雰囲気です。
フロアごとに世界が変わるホテル
映画撮影所、古城、植物園、砂漠、海賊船など、ホテルとは思えないほど各階のテーマが変化します。次の階へエレベーターで移動するたび新しいゲームへ入ったような新鮮さがあり、最後まで飽きにくくなっています。
オバキュームを使った探索
オバキュームでゴーストを吸い込み、スラムで床へ叩きつけて戦います。部屋のカーテン、家具、小物まで吸い込めるため、見つけた物をとりあえず吸ってみたくなります。隠された宝石やお金が大量に配置され、探索好きにも満足できる内容です。
グーイージによる二人のルイージ
緑色のゼリーのような分身グーイージは、鉄格子をすり抜けるなど通常のルイージにはできない行動が可能です。一人で切り替えて操作するだけでなく、二人プレイでは別々に担当できます。親子や友人と相談しながら仕掛けを解ける点も魅力です。
アニメーションの完成度
ルイージの表情、ゴーストのいたずら、小物の壊れ方など細かな動きが非常に豊かで、まるでCGアニメ映画を操作しているような感覚があります。ユーモア、謎解き、アクションを高水準でまとめた作品として第19位です。
[game-rank-19]■ 20位 Nintendo Switch Sports
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2022年4月29日発売。発売会社・開発の中心は任天堂です。発売時はレッグバンドを同梱したパッケージ版が5,478円、ダウンロード版が4,300円でした。『Wii Sports』から続く体感スポーツの考え方をSwitch向けに再構築した作品です。
説明なしでも遊び方が分かる強さ
テニスならラケットを振る、ボウリングならボールを投げるといった現実のスポーツ知識をそのまま利用できます。ゲーム用の複雑なボタン操作を覚えなくても参加できるため、普段ゲームをしない人を誘いやすいタイトルです。
Joy-Conを使った身体操作
Joy-Conを手に持って振ると画面内のキャラクターが連動します。単純に速く振ればよいわけではなく、タイミングや方向を調整することでボールの軌道が変わります。操作は簡単でも繰り返すほど技術差が出るため、家族対戦でも熱中できます。
複数競技を気軽に楽しめる
テニス、ボウリング、バレーボールなど、性質の違う競技が一つに収録されています。短時間で一試合が終わるため、皆で順番に遊ぶ場面にも向いています。一つの競技だけを本格的に遊ぶゲームとは異なり、パーティスポーツ集として使いやすい作品です。
オンラインで広がった遊び
一人で自宅にいるときでも世界中のプレイヤーと対戦できます。実際のスポーツ施設へ出かけなくても、少し体を動かしながら競争できるところが魅力です。ゲーム内アイテムを集めてキャラクターの外見を変える楽しみもあり、継続プレイの動機になっています。
総合評価
本格スポーツシミュレーターではありませんが、「ゲームを遊ばない人まで巻き込める」という任天堂らしい強さがあります。Nintendo Switchというハード名を冠した体感ゲームとして、第20位です。
[game-rank-20]■ 21位 スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2021年2月12日発売。発売会社・開発の中心は任天堂で、希望小売価格は6,578円(税込)でした。Wii U用『スーパーマリオ 3Dワールド』へ新作規模の追加モード『フューリーワールド』を組み合わせています。
2Dマリオと3Dマリオの中間的な遊び
『3Dワールド』は立体空間を歩ける3Dゲームですが、各コースには明確なゴールがあります。『オデッセイ』のような自由探索が苦手な人でも、2Dマリオに近い感覚で目的地を目指せます。
最大4人の協力と競争
複数人で同じコースを進み、協力して敵を倒すことができます。ただしゴール時の得点を競う要素もあるため、仲間を助けた直後に先を争うというマリオらしい楽しい混乱が発生します。
ネコマリオの爽快感
ネコベルを取ると壁を登れるようになり、従来なら落下していた場所から復帰できます。爪で敵を攻撃できるため、初心者にも扱いやすい強力な能力です。ステージの立体構造とネコマリオがよく合っています。
フューリーワールドという別方向のマリオ
追加モードでは一続きの広いフィールドを探索し、ネコシャインを集めます。一定時間ごとに巨大なフューリークッパが出現し、穏やかな景色が暗い嵐へ変化します。探索型マリオと巨大ボス戦を組み合わせた実験的な内容です。
総合評価
コースクリア型と自由探索型という、異なる二種類の3Dマリオを一本で体験できる珍しい構成です。一人用でも複数人でも遊びやすく、マリオ入門にも適した作品として第21位です。
[game-rank-21]■ 22位 マリオパーティ スーパースターズ
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2021年10月29日発売。発売会社は任天堂、開発はエヌディーキューブを中心とするチーム。希望小売価格はパッケージ版6,578円、ダウンロード版6,500円でした。歴代シリーズから人気の高いボードとミニゲームを選び、現代向けに再構成しています。
懐かしさと遊びやすさの融合
NINTENDO 64時代などのマリオパーティを遊んだ大人には懐かしく、初めて触れる子どもには普通の新作として楽しめます。親子二世代で同じゲームを共有しやすい点が大きな特徴です。
100種類規模のミニゲーム
シリーズ歴代作品から選ばれたミニゲームが多数収録され、短時間で遊べるものから真剣な反射神経が必要なものまで幅広く用意されています。体感操作よりボタンやスティック中心の作品が多く、Proコントローラーでも遊びやすいことが特徴です。
スゴロクの完成度
スターへ向かってサイコロを振り、アイテムやイベントを利用して相手より有利な位置を狙います。単なる運だけでなく、どこへ移動するか、コインを何へ使うかという判断が重要です。それでも突然のイベントで大逆転が起こるため、最後まで結果が読めません。
オンライン対応の価値
昔のマリオパーティは同じ部屋へ集まることが前提でしたが、本作では離れた友人ともオンラインでスゴロクを楽しめます。子どもの頃に遊んだ友人と、大人になってから再び同じボードで競うという遊び方も可能になりました。
総合評価
シリーズの歴史を一つへまとめたベスト盤的な作品で、懐かしさだけでなく現在遊んでも高い完成度があります。「昔ながらのマリオパーティ」をSwitchで遊びたい人には特におすすめできる一本として第22位です。
[game-rank-22]■ 23位 スーパー マリオパーティ ジャンボリー
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2024年10月17日発売。発売会社は任天堂、開発はNintendo Cubeを中心としたチームです。Nintendo Switch版の発売時希望小売価格はパッケージ版7,128円、ダウンロード版7,100円でした。シリーズでも特に大規模な内容を目指した作品です。
パーティゲームとしての圧倒的な物量
従来のスゴロクやミニゲームに加え、多人数型の遊び、体感操作を利用した遊びなど多数のモードが用意されています。一つのゲームの中に小規模なテーマパークが入っているような感覚で、遊ぶ人数や状況に応じてモードを選べます。
昔ながらのスゴロクもしっかり継承
新要素が増えても、スターを集めながらボードを巡るシリーズの基本は残されています。サイコロ運だけではなく、アイテムやルート選択、ライバルの位置を考える戦略性もあり、長時間プレイでは終盤まで順位が変わります。
多人数オンラインの進化
これまでの4人対戦を越える規模で参加できるモードがあり、オンライン時代のパーティゲームとして新しい方向性を示しました。友人だけでなく多数のプレイヤーと競えるため、従来の「家に集まって遊ぶマリオパーティ」とは別の楽しさがあります。
短時間でも長時間でも遊べる
ミニゲームだけを少し遊ぶことも、休日に長時間スゴロクを楽しむこともできます。遊び方の選択肢が多いため、一つのモードに飽きても別のモードへ移りやすく、家族向けソフトとして長く使えます。
総合評価
長期的な歴史では前の作品に及びませんが、Switch後期に登場したマリオパーティの集大成級タイトルです。シリーズの規模を一段広げたことを評価して第23位としました。
[game-rank-23]■ 24位 ピクミン4
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2023年7月21日発売。発売会社は任天堂で、任天堂を中心に複数の開発スタッフが制作へ参加しました。希望小売価格はパッケージ版6,578円、ダウンロード版6,500円でした。長年続くピクミンシリーズを、初めての人でも遊びやすい形へ大きく整理した作品です。
小さな生き物を指揮する独特のゲーム
プレイヤー自身が強力な剣や銃で敵と戦うのではなく、ピクミンへ指示を出して物を運ばせたり敵を攻撃させたりします。一匹ずつは弱いピクミンですが、集団で行動させることで巨大な物まで運べます。
「ダンドリ」を考える楽しさ
一つのグループには宝物を運ばせ、別のピクミンには壁を壊させ、その間に主人公は次の場所を探索するというように、複数の作業を同時進行させることが重要です。作業が無駄なくつながると非常に気持ちよく、シリーズではこの考え方を「ダンドリ」と表現しています。
オッチンによる遊びやすさ
相棒犬オッチンは荷物を運び、敵と戦い、主人公やピクミンを背中へ乗せて移動できます。水を渡る場面でも活躍し、過去シリーズより仲間をまとめて管理しやすくなりました。初心者が失敗しにくくなるだけでなく、上級者にとっては効率を高める戦力になります。
小さな視点で見る人間世界
植木鉢、玩具、食べ物、電化製品など人間の日用品が、ピクミンたちにとって巨大なお宝として登場します。普通の庭や部屋が冒険フィールドへ変わり、私たちの日常を小さな生物の視点から見直す面白さがあります。
総合評価
かわいい見た目とは対照的に、限られた時間と戦力をどう配分するかを考える戦略ゲームとして非常に奥深い作品です。シリーズ初心者へ最初に勧めやすい一本であり、第24位としました。
[game-rank-24]■ 25位 ファイアーエムブレム 風花雪月
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2019年7月26日発売。発売会社は任天堂、開発はインテリジェントシステムズとコーエーテクモゲームスを中心に行われました。発売時の希望小売価格は6,980円+税で、消費税8%時代の税込価格では約7,538円でした。
教師として生徒を育てる異色の導入
主人公は士官学校の教師となり、三つの学級から一つを選びます。生徒と交流し、授業で技能を伸ばし、一緒に戦闘へ参加します。シリーズ従来の「軍を率いる」という要素へ学園生活を組み合わせたことで、仲間への愛着が非常に強くなりました。
後半で大きく変わる物語
序盤では同じ学校で学んでいた生徒たちが、やがて国や思想の違いによって敵味方に分かれることがあります。昔親しくしていた人物と戦場で向き合う展開が生まれるため、単純な善悪では説明できない戦争の苦しさが強く伝わります。
三つの学級が生む周回性
どの学級を選ぶかによって物語の見え方が大きく変わります。一周目では悪役に見えた人物が、別ルートでは全く違う事情を抱えていることが分かります。そのため一度クリアした後、別の学級でもう一度遊びたくなります。
自由度の高い育成
剣士向きのキャラクターを魔法職へ育てたり、歩兵を騎兵や飛行兵へ変えたりできます。効率を求めた最強育成だけでなく、好きなキャラクターへ好きな役割を与える遊びもできます。
キャラクター人気の強さ
エーデルガルト、ディミトリ、クロードをはじめ多くの人物が強烈な個性を持ち、SNSでは物語解釈や人間関係について長期間議論されました。戦略ゲームであると同時に人物ドラマとしても非常に評価が高く、Nintendo Switchの長編シミュレーションRPGを代表する作品として第25位です。
[game-rank-25]■ 26位 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2020年11月19日発売。発売会社はKONAMIで、開発・制作もKONAMIを中心とした体制です。発売時の希望小売価格は6,930円(税込)。長い歴史を持つ桃太郎電鉄シリーズをNintendo Switch世代へ再定着させた大ヒット作品です。
日本全国をゲーム盤にした面白さ
プレイヤーは鉄道会社の社長となり、サイコロを振って日本各地を巡ります。目的地へ早く到着して資金を得ながら、各駅で物件を購入し、最終的な総資産を競います。日本全体が一枚の巨大なスゴロクになっているため、旅行気分も味わえます。
遊びながら地理を覚えられる
札幌、仙台、東京、大阪、福岡、鹿児島など有名都市だけでなく、多数の地方都市や特産品が登場します。何度も遊んでいるうちに位置関係や地域の名物を自然に覚えるため、子どもの地理学習へ役立つゲームとしても評価されています。
キングボンビーが生む強烈な逆転
どれだけ資産を増やしても、貧乏神やキングボンビーによって一気に状況が悪化する可能性があります。この理不尽とも言える逆転性こそ桃鉄らしさです。勝っている人も最後まで安心できず、負けている人にも逆転の希望が残ります。
家族や友人と遊ぶ強さ
一人用でも遊べますが、同じ画面を囲んで複数人で遊んだとき真価を発揮します。相手のカードを奪ったり、目的地直前で逆転したりすることで笑いや悲鳴が生まれます。Joy-Conを分けて使えるSwitchとの相性も抜群です。
総合評価
海外での知名度より日本国内で特に強い作品ですが、日本のNintendo Switch市場を語るなら外せません。世代を越えて遊べる国民的ボードゲームとして第26位としました。
[game-rank-26]■ 27位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
Nintendo Switch版は2019年9月27日発売。発売・制作はスクウェア・エニックスを中心として行われました。通常版は発売時7,980円+税で、消費税8%時代の税込価格では約8,618円でした。既存版へ追加要素を盛り込んだ決定版的作品です。
王道RPGを最高水準で磨いた作品
主人公が勇者としての運命を背負い、仲間と世界を旅するという基本構造は非常に伝統的です。しかし、その王道を古臭く感じさせず、現代的な映像、遊びやすい戦闘、丁寧な物語で完成させています。
町を訪れる楽しさ
新しい町へ着いたら住民と会話し、店で装備を整え、周辺の事件を解決します。世界各地の文化や景観が異なり、旅をしている感覚が強くあります。最近のオープンワールドとは違う形式ですが、一区切りごとに印象的な物語があり、長編冒険として非常に遊びやすくなっています。
仲間たちの強い存在感
カミュ、ベロニカ、セーニャ、シルビアなど仲間一人ひとりに物語があり、冒険を進めるにつれて関係が深まります。大きな事件が起きた後には、それまで何気なく見ていた場面の意味が変わることもあります。
Sならではの追加要素
キャラクターボイス、追加シナリオ、遊びやすさの改善など多数の要素が加わっています。さらに3Dグラフィックだけでなく、昔のドラゴンクエストを思わせる2D表示でも冒険できます。世代の違うファンへ同時に対応した珍しい作品です。
総合評価
革新的なシステムより「RPGらしいRPGを最高品質で遊びたい」という期待へ応える作品です。テレビで壮大な物語を進め、携帯モードでレベル上げをするSwitchとの相性も良く、第27位としました。
[game-rank-27]■ 28位 ゼノブレイド2
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2017年12月1日発売。発売会社は任天堂、開発会社はモノリスソフト。発売時の希望小売価格は7,980円+税で、当時の税込価格は約8,618円でした。Nintendo Switch発売初年度に登場した本格的な大作JRPGです。
巨神獣の背中で暮らす世界
世界は雲海に覆われ、人々は「巨神獣」と呼ばれる巨大な生物の背中で生活しています。国そのものが巨大生物と共に移動するという設定は独特で、遠くに見える巨大な身体や地形が世界の壮大さを感じさせます。
レックスとホムラの冒険
主人公レックスは謎の少女ホムラと出会い、伝説の楽園を目指します。明るい少年冒険物語として始まりながら、物語が進むと生命、記憶、人間の欲望など重いテーマへ広がります。登場人物の感情を強く描く作品で、名場面が多いことでも知られています。
ドライバーとブレイドの戦闘
人間のドライバーと武器へ力を与えるブレイドを組み合わせて戦います。必殺技、属性、コンボなど複数の仕組みが重なり、序盤では複雑に感じることもあります。しかし理解が進むと大ダメージを狙う組み立てが楽しくなり、戦闘の印象が大きく変わります。
探索の奥深さ
モノリスソフトらしい広大で高低差のあるフィールドが用意され、遠くに見える場所へ実際に到達できます。強敵が序盤の地域を普通に歩いていることもあり、世界が主人公のレベルに合わせて存在しているのではないという感覚があります。
キャラクターと音楽の人気
ホムラ、ヒカリ、ニアなどキャラクター人気が非常に高く、後に『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』へ参戦したことでさらに知名度を広げました。音楽も壮大で、物語の感情を強く支えています。万人向けの分かりやすさより、深く刺さる長編JRPGとして第28位です。
[game-rank-28]■ 29位 ゼノブレイド3
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2022年7月29日発売。発売会社は任天堂、開発会社はモノリスソフト。発売時の希望小売価格は8,778円(税込)でした。シリーズの世界観を受け継ぎながら、生命と時間をテーマにした重厚な物語を描きます。
限られた寿命を生きる若者たち
主人公たちは生まれた時から戦うために育てられ、短い寿命の中で敵国との戦争を続けています。敵同士だったノアたちが共通の事件をきっかけに協力し、「なぜ自分たちは戦わされているのか」という世界の真実を探します。
感情に重点を置いたストーリー
単純に世界を救う勇者の物語ではなく、生きる意味、残された時間、死者を送ることなどを長時間かけて描きます。仲間たちが抱える恐れや迷いも丁寧で、物語へ強く感情移入するプレイヤーが多い作品です。
最大7人規模の戦闘
多数の仲間が同時に戦場へ出るため、画面は非常ににぎやかです。アタッカー、ディフェンダー、ヒーラーという役割を組み合わせ、誰をどの位置に置くか考える必要があります。クラス変更によって技を習得し、自分好みのパーティを構築できます。
インタリンクの特徴
特定の二人が融合して巨大なウロボロスへ変身できます。単なる強化形態ではなく、登場人物同士の関係性と密接に結び付いているため、物語とゲームシステムが一体化しています。
サブクエストまで濃密
各地のコロニーで暮らす人々を助けることで、戦争から解放された後の生活や社会の変化まで描かれます。メインストーリーだけでなく、世界の住民が自分たちの人生を取り戻す過程に触れられることが大きな魅力です。
総合評価
軽快に遊ぶ作品ではありませんが、長い時間をかけて濃密な物語へ入り込みたいプレイヤーには非常に高い満足感があります。Nintendo Switchを代表するストーリー重視のJRPGとして第29位です。
[game-rank-29]■ 30位 メトロイド ドレッド
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
2021年10月8日発売。発売会社は任天堂、開発はMercurySteamと任天堂が中心です。発売時の希望小売価格はパッケージ版7,678円、ダウンロード版7,600円でした。2D探索型『メトロイド』の流れを現代的な高速アクションへ発展させた作品です。
探索するほど世界が広がる楽しさ
ゲーム開始時には通れない壁や届かない場所が多数あります。新しい能力を入手すると、それまで閉ざされていた道が開きます。「あの部屋なら今の能力で進めるのではないか」と過去の場所を思い出しながら探索することがシリーズの基本です。
サムスの滑らかな操作性
走る、ジャンプする、スライディングする、壁を利用する、照準を合わせるといったアクションが非常に滑らかにつながります。操作へ慣れると高速でマップを駆け抜けられるようになり、同じ場所でも初回プレイと周回プレイで全く違う感覚になります。
E.M.M.I.が生み出す恐怖
一部エリアでは強力な追跡ロボットE.M.M.I.がサムスを探します。通常の攻撃では簡単に倒せないため、遭遇した瞬間にゲームが探索から逃走へ変化します。物音や移動経路を考えながら逃げる緊張感は非常に高く、タイトル名の「DREAD=恐怖」をゲームプレイとして体験できます。
ボス戦の高い完成度
敵の攻撃パターンを観察し、回避と反撃を繰り返す必要があります。最初は絶望的に強く感じる相手でも、何度か挑戦すると動きが見えるようになります。プレイヤー自身が成長して勝つ感覚が強い作品です。
他作品にはない良いところ
探索型アクションというジャンルに大きな影響を与えたシリーズ自身が、現代のスピード感や操作性を取り入れて復活したことに価値があります。販売規模では超大型タイトルに及ばなくても、アクションゲームとしての完成度は極めて高く、ベスト30の締めくくりとして第30位に選びました。
[game-rank-30]■ まとめ
Nintendo Switchのゲームはなぜこれほど幅広く支持されたのか
今回のベスト30を振り返ると、Nintendo Switchというゲーム機の最大の特徴は「一種類のユーザーだけを相手にしていないこと」だと分かります。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のように一人で何十時間も探索できる大作がある一方、『マリオカート8 デラックス』や『マリオパーティ』のように家族全員ですぐ遊べる作品もあります。さらに『スプラトゥーン3』のようなオンライン対戦、『あつまれ どうぶつの森』のような生活ゲーム、『リングフィット アドベンチャー』のような運動ゲームまで同じハードで成立しています。
第1位をブレス オブ ザ ワイルドとした理由
販売本数だけを基準にすれば『マリオカート8 デラックス』や『あつまれ どうぶつの森』などが極めて強力です。しかし今回は、販売数だけではなく、作品評価、ゲーム業界への影響、Nintendo Switchというハードを象徴する度合い、発売後の長期的な話題性、他作品では得にくい体験などを総合的に評価しました。その結果、Nintendo Switch発売当日に登場し、それまでのオープンワールドゲームへ新しい考え方を示した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を1位としています。
初心者と上級者を同じ作品へ入れる工夫
Switchの代表作には「入口は簡単、奥は深い」という共通点が目立ちます。マリオカートではハンドルアシストを使えば初心者も走れますが、上級者は最速ラインやアイテム管理を研究します。スプラトゥーンでは敵を倒せなくても塗りで貢献できますが、上級者は高度なチーム戦を行います。『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』では初心者向けキャラクターが存在する一方、熟練者は難しいバッジや高難度コースへ挑戦できます。この「最初の30分で楽しいのに、数百時間後にも上達の余地がある」という設計が、長期人気につながっています。
携帯モードとテレビモードがゲームの遊び方を変えた
Nintendo Switchでは、一つのソフトをテレビでも携帯機でも同じデータで遊べます。『ゼルダ』の壮大な景色をテレビで楽しみ、その続きをベッドで遊ぶこともできます。『モンスターハンターライズ』では本格的な狩猟を大画面で行い、移動中に素材集めを進められます。『ドラゴンクエストXI S』では物語をテレビで楽しみながら、レベル上げは携帯モードで気軽に行えます。この柔軟性が、ゲームを特別な娯楽時間だけでなく日常生活の中へ入り込ませました。
一人用ゲームとみんなで遊ぶゲームの両方が強かった
Nintendo Switchはパーティゲームの印象が強い一方、一人用の大作も非常に充実しています。『ゼルダ』『ゼノブレイド』『ファイアーエムブレム』『メトロイド』など、じっくり遊び込むタイトルが多数あります。その一方でマリオカート、マリオパーティ、Minecraft、Nintendo Switch Sportsなど家族や友達を誘いやすい作品も豊富です。どちらか一方へ偏らなかったことが、幅広いユーザー層へ普及した理由の一つです。
SNS・動画配信時代との相性
Switch世代では、ゲームを遊ぶだけでなく、その体験をSNSや動画で共有する文化が大きく成長しました。『ブレス オブ ザ ワイルド』や『ティアーズ オブ ザ キングダム』では意外な攻略方法、『あつまれ どうぶつの森』では美しい島、『スプラトゥーン』では対戦動画やファッション、『Minecraft』では巨大建築と、それぞれ「人へ見せたくなる要素」があります。他人の投稿を見て自分も試したくなり、その結果さらに新しい投稿が生まれる循環が長期人気を支えました。
任天堂以外の作品も重要だった
Nintendo Switchの魅力は任天堂タイトルだけでは完成しません。『モンスターハンターライズ』『Minecraft』『ドラゴンクエストXI S』『桃太郎電鉄』など他社の大型作品が加わったことで、アクション、RPG、ボードゲーム、建築ゲームなどジャンルの幅が大きく広がりました。ユーザーは任天堂作品を目的に本体を買い、その後別会社のゲームへ進むこともできました。逆に他社タイトル目的でSwitchを購入し、マリオやゼルダへ興味を持った人もいます。
2017年から長期間にわたり大型作品が登場した強さ
発売初年度だけでも『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『マリオカート8 デラックス』『スプラトゥーン2』『スーパーマリオ オデッセイ』『ゼノブレイド2』などが登場しました。その後も『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『ポケットモンスター ソード・シールド』『あつまれ どうぶつの森』『モンスターハンターライズ』『Pokémon LEGENDS アルセウス』『スプラトゥーン3』『ティアーズ オブ ザ キングダム』『ピクミン4』『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』など大型作品が途切れませんでした。ハード後期になっても主力作品が登場し続けたことで、長い期間にわたりユーザーの関心を維持できました。
人気ランキングは遊ぶ人によって変わる
今回は総合的な独自ランキングとして30作品へ順位を付けましたが、本当の意味での「一番」は遊ぶ人によって変わります。広い世界を自由に旅したいなら『ブレス オブ ザ ワイルド』、家族と遊ぶなら『マリオカート8 デラックス』、毎日の生活をゆったり楽しむなら『あつまれ どうぶつの森』、友人と競いたいなら『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『スプラトゥーン3』、長編ストーリーを求めるなら『ゼノブレイド』『ファイアーエムブレム』『ドラゴンクエスト』など、それぞれに明確な長所があります。
Nintendo Switchというハードの総合的な評価
Nintendo Switchは、据置型ゲーム機と携帯型ゲーム機を一つへまとめたハードでした。しかし成功の理由はハード構造だけではありません。その特徴を実際の遊びへ変える大量のソフトが長期間供給されたことが重要です。一人で静かに遊ぶ日も、家族が集まる日も、友人とオンラインで遊ぶ日も、同じゲーム機から目的に合う作品を選べました。「遊ぶ場所」「遊ぶ時間」「一緒に遊ぶ相手」を固定しないという思想が、ソフトラインナップ全体に現れています。
最終総評
Nintendo Switch世代の名作群は、単に画質や処理性能の高さだけで評価されたわけではありません。プレイヤーに何を体験してもらうか、どうすれば初心者でも参加できるか、何年後も遊びたくなる仕組みをどう作るかというゲームデザインの工夫が大きな魅力でした。自由な冒険を再定義した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、家族向けレースを究極まで磨いた『マリオカート8 デラックス』、生活そのものを遊びへ変えた『あつまれ どうぶつの森』、ゲーム史を一つの舞台へ集めた『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』など、他では代替しにくい作品が数多く誕生しています。Nintendo Switchはゲーム初心者から長年のゲームファンまで非常に幅広い層が同じハードを共有できた珍しいゲーム機であり、その成功を支えた最大の財産こそ、今回紹介したような多種多様なソフト群だったといえるでしょう。
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