様々なゲーム関連の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
あなたの思い出のゲームを振り返りませんか?
【ゲーム名】:プレイステーション2
【メーカー】:ソニー・コンピュータエンタテインメント
【発売日】:2000年3月4日
【発売時の価格】:39,800円
【ゲームのタイトル数】:2,927タイトル
【国内累計販売台数】:約2,198万台
【最も売れたゲーム】:ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
- ■ 1位 ファイナルファンタジーX
- ■ 2位 METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER
- ■ 3位 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
- ■ 4位 ワンダと巨像
- ■ 5位 グランド・セフト・オート・サンアンドレアス
- ■ 6位 バイオハザード4
- ■ 7位 キングダム ハーツII
- ■ 8位 METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY
- ■ 9位 ペルソナ4
- ■ 10位 大神
- ■ 11位 キングダム ハーツ
- ■ 12位 デビル メイ クライ3
- ■ 13位 ペルソナ3 フェス
- ■ 14位 グランツーリスモ4
- ■ 15位 ファイナルファンタジーXII
- ■ 16位 ゴッド・オブ・ウォー
- ■ 17位 ICO
- ■ 18位 サイレントヒル2
- ■ 19位 塊魂
- ■ 20位 テイルズ オブ ジ アビス
- ■ 21位 鉄拳5
- ■ 22位 シャドウハーツII
- ■ 23位 ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
- ■ 24位 ゼノサーガ エピソードI[力への意志]
- ■ 25位 龍が如く2
- ■ 26位 SIREN
- ■ 27位 エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー
- ■ 28位 零 ~紅い蝶~
- ■ 29位 真・三國無双3
- ■ 30位 魔界戦記ディスガイア
- ■ まとめ
- ■ 楽天のリアルタイム売れ筋人気ランキングをチェック♪
■ 1位 ファイナルファンタジーX
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ファイナルファンタジーX』は2001年7月19日にスクウェアから発売されたRPGです。開発もスクウェアが担当し、発売当時の希望小売価格は8,800円(税別)。PlayStation 2で初めて発売された『ファイナルファンタジー』本編ナンバリング作品であり、PS2という新しいハードの性能を強烈に印象付けた超大作でした。前世代の『FFVII』『FFVIII』『FFIX』で培われた3DCG表現をさらに進化させ、表情豊かなキャラクター、高品質なムービー、本格的なキャラクターボイス、大規模なフィールド表現などによって、当時のRPGファンへ非常に大きな衝撃を与えています。
圧倒的な人気を獲得した理由
本作の魅力は、単にグラフィックがきれいだったという一点だけではありません。主人公ティーダが巨大都市ザナルカンドから見知らぬ世界「スピラ」へ流され、召喚士ユウナと出会うところから物語が始まります。序盤は未知の世界を旅する冒険物語として進行しますが、物語が進むにつれて「シン」という災厄、召喚士が背負う使命、エボンという宗教、人々が死と共に生きる社会など、スピラの厳しい現実が明らかになります。明るく快活なティーダと、使命感を背負って生きるユウナという性格の異なる二人が少しずつ心を通わせていく過程も丁寧で、単純な恋愛物語ではなく、生き方や運命の選択を描いたドラマとして多くのプレイヤーの心に残りました。
戦闘システムと育成の面白さ
戦闘では従来シリーズで親しまれていたATBから大きく方向転換し、CTBと呼ばれるターン制に近いシステムを採用しました。画面上で行動順を確認できるため、「次の敵の攻撃までに回復する」「素早いキャラクターへ交代する」「魔法に弱い敵にはルールーを出す」といった戦術を考えやすくなっています。戦闘中にパーティーメンバーを自由に交代できることも重要で、それぞれのキャラクターへ明確な役割が設定されています。ティーダは素早い敵、ワッカは飛行系、アーロンは硬い敵、ルールーは属性弱点というように、敵の特徴を見て仲間を切り替える仕組みがゲームテンポを高めています。
スフィア盤とやり込み要素
キャラクター育成には「スフィア盤」を採用。単純にレベルが上がって能力値が自動上昇するのではなく、盤面上を移動して能力やアビリティを獲得していきます。通常プレイではキャラクターごとにある程度決められた方向へ成長しますが、進め方によってはティーダに黒魔法を覚えさせたり、ユウナの攻撃力を高めたりすることも可能です。さらに七曜の武器、モンスター訓練場、隠し召喚獣、オメガ遺跡、ブリッツボールなど本編以外の要素も非常に多く、ストーリーだけを楽しみたい人から徹底的に育成したいプレイヤーまで幅広く遊べます。
他のゲームにない魅力
『FFX』が今なお高い人気を保つ最大の理由は、「映像技術が古くなっても物語の感動が残る」という点でしょう。ティーダと父ジェクトの複雑な親子関係、ユウナの決意、アーロンの過去、仲間たちがそれぞれ抱える苦悩などが長い旅の中で少しずつ明らかになります。その結果、終盤では序盤の何気ない場面まで違った意味を持って見えてきます。音楽も非常に評価が高く、「ザナルカンドにて」をはじめとする楽曲はゲームを離れても知られる存在となりました。HDリマスターによって後世のハードへ受け継がれ、世代を越えて遊ばれ続けていることも含め、PS2を代表するRPGとして第1位にふさわしい作品です。
[game-rank-1]■ 2位 METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』は2004年12月16日にコナミから発売された戦略諜報アクションゲームです。開発・発売ともにコナミが担当し、通常版の発売価格は7,329円(税込)。シリーズ第3作でありながら物語上の時代は最も古く、後にビッグ・ボスとなるネイキッド・スネークの若き日を描いています。
ジャングル潜入という大きな進化
過去作では軍事基地、タンカー、海上施設など人工物の内部へ潜入することが中心でしたが、本作では1960年代のソ連領内にあるジャングルが主戦場です。草木、沼地、川、洞窟、山岳地帯など自然そのものがステージとなり、迷彩服とフェイスペイントを変更して周囲へ溶け込む「カムフラージュ」という新しい潜入システムが導入されました。敵から隠れるために草むらへ伏せたり、木の幹へ身体を寄せたりと、環境を読みながら進む楽しさが大きく強化されています。
サバイバル要素が生む独自の緊張感
フィールドには蛇、魚、キノコなどさまざまな食料が存在し、捕獲して食べることでスタミナを回復できます。しかし何でも安全とは限らず、毒を持つ生物も存在します。さらに銃撃や転落によって骨折や出血といった負傷が発生し、適切な治療をしなければコンディションが悪化します。これらは複雑そうに見えますが、「敵地で一人きりになった兵士が生き延びる」というテーマへ自然に結び付いており、単なるステルスゲームではなくサバイバル体験として機能しています。
物語とキャラクターの魅力
人気の最大の理由として欠かせないのが、スネークと師匠ザ・ボスの関係です。スネークにとって戦闘技術だけでなく人生そのものを教えてくれた存在であるザ・ボスが敵側へ亡命し、自らの手で彼女を倒さなければならないという状況が物語の中心になります。任務、国家、忠誠、個人の感情という要素が交錯し、最終的に明らかになる真実によって「英雄とは何なのか」という問いをプレイヤーへ突き付けます。
ゲームとしての自由度
敵兵を倒す方法も一つではありません。麻酔銃を使用して誰も殺さずに進むこともできれば、真正面から銃撃戦を仕掛けることも可能です。CQCを使用して敵を拘束する、食料庫を破壊して兵士を空腹にさせる、武器庫を破壊して装備を制限するなど、プレイヤーの発想によって攻略が変化します。ボス戦にも独創的な仕掛けが多く、特にジ・エンドとの狙撃戦は広大なエリア全体を使用する異例の戦闘として有名です。
後世まで評価される理由
映画的なカメラワークや長い物語を持ちながら、ゲームだからこそ成立する遊びを大量に詰め込んでいる点が本作の魅力です。シリアスな政治ドラマの一方で、無線会話には食べ物や映画に関するユーモラスな話題が大量にあり、何度遊んでも新しい発見があります。リマスターやリメイクへつながるほど人気が高く、シリーズの中でも特に支持の厚い一本として第2位としました。
[game-rank-2]■ 3位 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』は2004年11月27日にスクウェア・エニックスから発売されたRPGです。開発はレベルファイブ、希望小売価格は8,800円+税。PS2における国民的RPGシリーズの本編作品として発売前から大きな期待を集めました。
ドラクエの世界をそのまま3Dにした衝撃
本作で特に印象的だったのが、鳥山明氏によるキャラクターデザインをセルアニメ風3DCGとして自然に再現したことです。従来のドット絵を中心とした表現から大きく変わり、主人公やヤンガス、ゼシカ、ククールといったキャラクターが表情豊かに動き回ります。それでいて『ドラゴンクエスト』らしい親しみやすさは失われていません。町から一歩外へ出ると広大なフィールドが広がり、遠くに見える丘や建物へ実際に歩いて行ける感覚は当時大きな驚きを与えました。
少人数パーティーだからこそ深まる愛着
仲間は主人公、ヤンガス、ゼシカ、ククールを中心とする少人数構成です。頻繁に仲間が入れ替わる作品とは異なり、同じ4人で長い時間を旅するため、それぞれへの愛着が自然と強くなります。山賊だったヤンガスが主人公を「兄貴」と慕う関係や、強気なゼシカ、気障でありながら複雑な背景を持つククールなど、性格の違いによる会話も楽しく、道中そのものが一つの物語として感じられます。
伝統を守りながら進化した戦闘
戦闘はシリーズ伝統のコマンド選択式を維持していますが、「テンション」が新たに加わりました。「ためる」を繰り返すことで次の攻撃や呪文の威力を大きく上昇させられるため、いつ攻めるかという駆け引きが生まれます。また、レベルアップ時に得られるスキルポイントを武器系統や固有能力へ振り分けることで、同じキャラクターでも育成方針を変えられます。
寄り道が楽しい世界
錬金釜、カジノ、モンスター・バトルロード、写真撮影につながる後年版の要素など、シリーズ伝統の寄り道文化も充実しています。特にフィールドを歩いているだけで宝箱やスカウト可能なモンスターを発見できるため、「目的地へ最短距離で進む」だけではなく探索そのものが楽しくなっています。
他のゲームにはない魅力
3D化という大きな変化を経験しながら、プレイヤーが「これは間違いなくドラゴンクエストだ」と感じられることが本作最大の成功でしょう。技術を誇示するのではなく、シリーズが長年大切にしてきた冒険感を新しい映像で表現しました。大きな変化と安心感を同時に成立させたPS2時代の名作として、第3位に選びました。
[game-rank-3]■ 4位 ワンダと巨像
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
『ワンダと巨像』は2005年10月27日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたアクションアドベンチャーです。開発は『ICO』を手掛けた上田文人氏らの制作チームが担当。発売価格は7,140円(税込)でした。
巨大な敵そのものがステージになる発想
本作では主人公ワンダが愛馬アグロと共に広大な「古えの地」を巡り、16体の巨像を倒します。一般的なアクションゲームのように多数の雑魚敵が現れることはほとんどありません。目的は巨像を見つけて倒すことに絞られています。しかし、そのシンプルさの中に他作品にはない濃密な体験が詰め込まれています。
巨像との戦いが謎解きになる
巨像はただ巨大なだけではありません。身体のどこへ取り付き、どのように弱点へ到達するかを考えなければなりません。剣の光を使って弱点を探し、弓で注意を引き、建物や地形を利用して巨像を転倒させ、その隙に身体へよじ登ります。巨像の毛へつかまり、激しく振り落とされそうになりながら腕力ゲージを管理する緊張感は、本作独自のものです。
静寂が生み出す世界観
巨像との戦闘以外では音楽が控えめで、風の音、馬の蹄、鳥の声などが中心になります。広大な世界に人の姿はほとんどなく、遺跡や峡谷、湖などが静かに存在しています。この「何もない時間」があるからこそ、巨像と出会った瞬間の迫力がさらに強く感じられます。
単純な英雄物語ではない魅力
主人公は少女モノを蘇らせるため巨像を倒しますが、戦いが進むにつれて「本当に倒してよい存在なのか」という疑問が生まれます。巨像を倒した瞬間も爽快感だけではなく、不思議な寂しさが残ります。ゲームプレイそのものによって主人公の行為へ疑問を持たせる設計は非常に独創的です。
後世へ与えた影響
巨大ボスとの戦闘を中心とするゲームは後にも多数登場しましたが、『ワンダと巨像』ほど戦闘、世界観、物語を一体化した作品は珍しい存在です。PS3でHD化され、さらにPS4では映像を全面的に作り直したリメイクまで登場しました。ゲームを芸術表現として語る際にも頻繁に挙げられるPS2屈指の名作です。
[game-rank-4]■ 5位 グランド・セフト・オート・サンアンドレアス
発売日・発売会社・開発会社・当時の定価
日本版『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』は2007年1月25日にカプコンから発売されました。開発はRockstar North、オリジナル版の発売元はRockstar Gamesで、日本国内版の価格は7,329円(税込)。『GTAIII』『バイスシティ』から大きく規模を拡張したオープンワールド作品です。
驚異的に広いサンアンドレアス州
舞台はロスサントス、サンフィエロ、ラスベンチュラスという3つの大都市と、その間に広がる田園地帯、山、砂漠です。それまでの家庭用オープンワールドゲームと比較しても圧倒的な広さを持ち、車やバイクだけでなく、自転車、船、ヘリコプター、航空機まで操作できます。目的地へ向かう途中で別の場所を発見し、気付けばメインストーリーから大きく離れて遊んでいるという体験が本作の大きな魅力です。
CJを自分なりに育てられる自由度
主人公カール・ジョンソン、通称CJはプレイヤーの行動によって身体が変化します。食べ過ぎれば太り、ジムへ通えば筋肉質になり、走り続ければスタミナが成長します。髪型や服装を変更でき、武器の熟練度も上昇するため、RPGに近いキャラクター育成をオープンワールドへ取り入れています。
膨大な寄り道
自動車を改造する、ギャンブルをする、バスケットボールを遊ぶ、恋人とデートする、縄張り争いへ参加する、物件を購入するなど、メインミッション以外の行動が大量に用意されています。「今日はストーリーを進めず街を走り回る」という遊び方が成立し、プレイヤーが自分自身で遊びを作れることが当時として非常に新鮮でした。
現代オープンワールドへつながる魅力
現在では広大な世界を自由に移動するゲームは珍しくありませんが、PS2世代でここまで大量の要素を一つの世界へ詰め込んだことは驚異的です。世界の広さだけでなく、「そこで何ができるか」という密度まで高かったことが長期人気の理由です。
[game-rank-5]■ 6位 バイオハザード4
発売日・基本情報
PS2版『バイオハザード4』は2005年12月1日にカプコンから発売されました。開発・発売はカプコン、希望小売価格は6,800円(税別)。先行したゲームキューブ版をベースとしながら、PS2版では追加シナリオなど独自要素が加えられています。
シリーズを根本から変えたゲームシステム
それまでの『バイオハザード』では固定カメラを採用し、見えない場所から敵が現れる恐怖を強調していました。しかし本作では主人公レオンの背後からカメラを見る「ビハインドビュー」を採用。銃を構えればレーザーサイトで狙う場所を直接指定でき、頭を撃ってひるませる、足を撃って転倒させる、手に持った武器を撃ち落とすといった細かな対応が可能になりました。
恐怖と爽快感の絶妙なバランス
敵となる村人や邪教徒は単純に近づくだけでなく、武器を投げたり、囲い込んだり、梯子を使ったりします。そのため常に周囲の状況を見ながら戦う必要があります。弾薬は有限なので無駄撃ちは避けたい一方、敵を倒したときに弾や資金を落とすため、積極的に戦うメリットもあります。この「逃げるだけではなく戦うホラー」というバランスが非常に優れています。
武器強化が生み出すRPG的楽しさ
道中で登場する武器商人からハンドガン、ショットガン、ライフルなどを購入でき、威力、装弾数、連射速度などを強化できます。どの武器へ資金を投入するかによってプレイスタイルが変化し、周回プレイでは別の装備を試したくなります。
後世のTPSへ与えた影響
肩越し視点による射撃アクションは、その後の数多くのTPSやアクションゲームへ影響を与えました。単にシリーズ内で成功しただけでなく、ゲーム業界全体へ新しい操作の基準を提示した作品です。現在でもリメイクや移植を通して遊ばれていることからも、基本設計の完成度の高さが分かります。
[game-rank-6]■ 7位 キングダム ハーツII
発売日・基本情報
『キングダム ハーツII』は2005年12月22日にスクウェア・エニックスから発売されました。開発もスクウェア・エニックスが担当し、発売価格は7,770円(税込)。ディズニーの世界とスクウェア・エニックスらしいRPG表現を融合したシリーズの本格的な続編です。
世界を巡る楽しさが大幅に進化
ソラ、ドナルド、グーフィーの3人は『美女と野獣』『ムーラン』『アラジン』『ライオン・キング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『トロン』など、非常に多彩なディズニー作品を題材とした世界を旅します。それぞれのワールドで原作映画の雰囲気を再現しながら、ノーバディやXIII機関を巡るシリーズ独自のストーリーも進行するため、クロスオーバー作品でありながら一つの長編RPGとして成立しています。
爽快感を極めたアクション
前作と比較して戦闘速度が大幅に向上し、リアクションコマンド、ドライヴフォーム、連携技など派手なアクションが追加されました。ボタン操作は比較的分かりやすく、初心者でも画面いっぱいを使った豪快な攻撃を楽しめます。その一方、高難易度になるとガード、回避、魔法、フォームチェンジなどを使いこなす必要があり、上級者にも十分な奥深さがあります。
シリーズ人気を決定付けた物語
ソラだけでなくロクサス、アクセル、リク、カイリなど多数の人物の思惑が交差します。特に序盤のロクサス編は独特の切なさがあり、本編へ進んだあとにも強い印象を残します。友情や記憶、存在とは何かというテーマがシリーズ独自の神話へつながり、後の作品へ大きく物語を広げました。
他作品にない魅力
ディズニーとのコラボレーションを単なるファンサービスとして終わらせず、独自の物語へ昇華させた点が最大の特徴です。現在まで続くシリーズの中でも『KHII』はアクション、世界観、キャラクター人気のバランスが特に高く、PS2を代表するアクションRPGです。
[game-rank-7]■ 8位 METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY
発売日・基本情報
『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』は2001年11月29日にコナミから発売されました。開発・発売はコナミ、希望小売価格は6,800円(税別)。PS2初期に登場した作品でありながら、高度な映像表現と物理演算、敵AIによってPS2の性能を広く印象付けました。
予想を裏切る主人公交代
序盤のタンカー編ではソリッド・スネークを操作しますが、本編の大部分では新人兵士・雷電が主人公となります。発売当時はこの大胆な構成が賛否を呼びました。しかし、プレイヤー自身がスネークへの憧れを抱く雷電と同じ立場へ置かれる仕掛けとして見ると、非常に計算された構成であることが分かります。
情報社会を描いた物語
本作では情報統制、デジタル社会、ネット上に残る大量の情報、真実と虚構の区別などを重要なテーマとして扱います。発売当時よりインターネットが普及した後年になって、作品内の問題意識が現実社会と重なるようになり、再評価が進んだ作品でもあります。
細部まで遊べるステージ
氷を撃てば溶ける、ガラス瓶を割れる、消火器を撃てば煙が発生する、敵兵の無線機を破壊できるなど、ステージ上には細かな反応が大量に用意されています。敵兵も足跡や物音を確認し、仲間へ連絡しながら捜索するため、AIを観察するだけでも楽しめます。
ゲームだからできる物語表現
物語終盤ではゲームという媒体そのものを利用した演出が増え、「プレイヤーが何を信じるか」という問題へ踏み込みます。発売から年月を経ても新しい解釈が生まれる作品であり、PS2時代を象徴する実験的超大作です。
[game-rank-8]■ 9位 ペルソナ4
発売日・基本情報
『ペルソナ4』は2008年7月10日にアトラスから発売されました。開発・発売ともにアトラス、価格は6,980円(税別)。PS2末期に登場した作品でありながら口コミによって人気を広げ、後の『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』、アニメ、格闘ゲームなど多数の派生作品につながりました。
田舎町で暮らす一年間
舞台は地方都市・稲羽市。主人公は都会からこの町へ引っ越し、八十神高校へ通いながら一年間を過ごします。連続殺人事件を追うミステリーが物語の中心ですが、それと同じくらい学校生活や友人との交流が重要です。雨の日、夏休み、文化祭、修学旅行、クリスマスといった日常イベントが丁寧に描かれるため、プレイヤー自身が稲羽市で暮らしているような感覚になります。
仲間と向き合う物語
テレビの中の世界では、登場人物が隠している本音やコンプレックスが「シャドウ」として現れます。自分自身の嫌な部分まで認めなければ先へ進めない構造になっており、各キャラクターの成長がゲームシステムと直接結び付いています。
コミュとダンジョンの融合
昼間に友人や町の人と交流して「コミュ」を深めると、ペルソナ合体が有利になります。つまり日常生活で築いた人間関係が戦闘の強さへつながります。一日でできることには限界があり、誰と時間を過ごすかを考える必要があるため、プレイヤーごとに一年間の思い出が変化します。
クリア後に残る独特の寂しさ
事件を解決する達成感以上に、「この仲間たちと別れたくない」と感じさせることが本作の強さです。明るい青春物語と殺人事件という暗い題材を両立させ、シリーズ屈指の人気作品へ成長しました。
[game-rank-9]■ 10位 大神
発売日・基本情報
『大神』は2006年4月20日にカプコンから発売されたネイチャーアドベンチャーです。開発はクローバースタジオ、発売価格は7,140円(税込)。日本神話や昔話をモチーフとした世界観と、和紙へ墨で描いたような映像表現によって独自の存在感を持つ作品です。
世界へ生命を取り戻す冒険
主人公は白狼の姿をした神・アマテラス。荒廃した日本風世界「ナカツクニ」を旅しながら、失われた自然を蘇らせていきます。枯れていた大木へ花が咲き、灰色だった土地に緑が戻る演出は非常に美しく、敵を倒すこととは異なる種類の達成感を味わえます。
筆しらべという独創的システム
画面を一時停止して筆で線や図形を描く「筆しらべ」が本作最大の特徴です。一本の線で物体を斬り、円を描いて太陽を出し、花を咲かせ、風や水を操ります。戦闘だけでなく謎解きや移動にも使用するため、最初から最後までゲームの中心として機能しています。
日本文化を活用した世界観
スサノオ、イッスン、オロチなど日本神話を連想させる名前や設定が多数登場しますが、難解な神話作品にはなっていません。コミカルな会話や親しみやすいキャラクターが多く、幅広い層が楽しめる物語となっています。
時代を越えて古びにくい美しさ
写実的グラフィックではなく独自の水墨画風表現を採用したため、ハード性能が進化した現在でも美しさが損なわれにくい作品です。多数の機種へ移植され続けており、PS2で生まれた作品の中でも特に芸術性とゲーム性を両立した一本です。
[game-rank-10]■ 11位 キングダム ハーツ
発売日・基本情報
2002年3月28日にスクウェアから発売。開発もスクウェア、通常版価格は6,800円(税別)。ディズニーとスクウェアという、それまでほとんど想像されていなかった組み合わせを実現したシリーズ第1作です。
異なる世界を結び付けた大胆な企画
ソラ、リク、カイリというオリジナルキャラクターを中心に、ドナルド、グーフィー、ミッキーをはじめとするディズニーキャラクター、さらに『ファイナルファンタジー』シリーズのキャラクターが同じ作品へ登場します。単なるキャラクター集合型ゲームではなく、「心」という共通テーマによって異なる世界を結び付けています。
アクションRPGとしての面白さ
戦闘はリアルタイム形式で、キーブレードを使った攻撃、魔法、召喚などを自由に使用します。レベルアップや装備変更といったRPG的な成長もあり、アクションが苦手でもキャラクターを育てれば攻略しやすい設計です。
各ディズニーワールドの再現
『アラジン』『ヘラクレス』『ターザン』『ピーター・パン』など、各作品を題材とした世界へ移動します。原作映画で見た場所を自分で歩き回れることは、ディズニーファンにとって非常に大きな魅力でした。
長期シリーズの原点
一見すると奇抜なコラボレーション企画ですが、作品自体の完成度によって一大シリーズへ成長しました。現在まで続く『キングダム ハーツ』の原点として、PS2史を語るうえで欠かせない一本です。
[game-rank-11]■ 12位 デビル メイ クライ3
発売日・基本情報
『デビル メイ クライ3』は2005年2月17日にカプコンから発売。開発・発売ともにカプコンで、主人公ダンテの若き日を描くシリーズ前日譚です。
スタイリッシュアクションの完成形
本作の目的は単に敵を倒すことではありません。攻撃を途切れさせず、同じ技ばかり使わず、敵の攻撃を華麗に回避することで高いスタイリッシュランクを獲得できます。そのため「最短で勝つ」より「格好よく勝つ」こと自体がゲームの楽しさになります。
スタイルによる多彩な戦い方
トリックスターでは高速移動、ソードマスターでは近接技の強化、ガンスリンガーでは銃器を活用、ロイヤルガードでは敵の攻撃を受け流すなど、選択するスタイルによって操作感が大きく変化します。武器も複数装備でき、コンボの組み合わせは非常に豊富です。
ダンテとバージルの物語
双子の兄バージルとの対立も大きな見どころです。軽口を叩くダンテと力を求めるバージルという対照的な兄弟の関係が物語を通して描かれ、シリーズ内でも屈指の人気キャラクターを生みました。
プレイヤーの上達がそのまま魅力になる作品
初回プレイでは難しく感じた敵でも、操作を理解すると華麗なコンボで圧倒できるようになります。キャラクターの数値だけでなくプレイヤー自身が成長していることを実感しやすく、長期間遊び続けられるアクションゲームです。
[game-rank-12]■ 13位 ペルソナ3 フェス
発売日・基本情報
『ペルソナ3 フェス』は2007年4月19日にアトラスから発売。2006年発売の『ペルソナ3』へ追加要素を加えた拡張版で、価格は7,800円(税別)。
現在のペルソナシリーズを確立した重要作
昼間は高校生活を送り、夜は謎の塔タルタロスへ挑むという二重生活がゲームの基本です。学校、友人関係、勉強、アルバイトといった日常生活がRPGの成長要素と直結するスタイルは、後の『ペルソナ4』『ペルソナ5』にも受け継がれました。
「死」を中心とする独特の世界観
午前0時になると通常の時間から切り離された「影時間」が発生し、人々は棺のような姿になります。主人公たちは召喚器を頭部へ向けることでペルソナを呼び出し、シャドウと戦います。強烈なビジュアルと重いテーマによって、作品全体に独特の緊張感があります。
コミュによる人間関係
友人や町の人々と交流することで「コミュ」が成長し、ペルソナ合体時に恩恵を受けられます。戦闘とは直接関係のない日常が強さへつながるため、誰と過ごすかが重要な選択になります。
フェス版ならではの魅力
本編への追加要素だけでなく、本編終了後を描いた後日談「Episode Aegis」も収録。物語のテーマをさらに掘り下げています。シリーズの歴史を変えた作品として非常に重要な一本です。
[game-rank-13]■ 14位 グランツーリスモ4
発売日・基本情報
『グランツーリスモ4』は2004年12月28日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売。開発はポリフォニー・デジタル、発売価格は7,300円、税込7,665円でした。
PS2で実現した巨大な自動車博物館
本作にはスポーツカー、レーシングカー、軽自動車、クラシックカーなど非常に多くの車種が収録されています。単に速い車だけを集めるのではなく、自動車文化そのものをゲームへ収録しようという姿勢が強く感じられます。
車を育てる楽しさ
プレイヤーは安価な中古車からキャリアを始め、レース賞金を稼いで新しい車を購入します。エンジン、タイヤ、サスペンションなどをチューニングし、自分の車を少しずつ強化していく過程はRPG的な楽しさがあります。
リアルさと遊びやすさの両立
車種ごとに加速、重量、駆動方式、ハンドリングが異なり、同じコースでも車を変えると走り方が変わります。一方、専門的な知識がなくても徐々に運転へ慣れることができるため、自動車ファン以外にも広く支持されました。
PS2の技術力を象徴する作品
多数の車とコース、高品質な映像、リプレイ演出、フォトモードなどを一つのゲームへまとめた完成度は非常に高く、PS2時代のレースゲームを代表する存在です。
[game-rank-14]■ 15位 ファイナルファンタジーXII
発売日・基本情報
2006年3月16日にスクウェア・エニックスから発売。希望小売価格は8,990円(税込)。イヴァリースを舞台としたナンバリング作品で、従来のシリーズとは大きく異なるゲームシステムを採用しました。
政治劇として描かれる壮大な物語
小国ダルマスカを巡る帝国との争いを軸に、王族、軍人、空賊、市民など異なる立場の人物が登場します。善悪が単純に分かれている物語ではなく、国家ごとの事情や人物の信念が絡み合うことで複雑な歴史ドラマとなっています。
ADBによるシームレス戦闘
フィールドから戦闘画面へ切り替わる従来方式を廃止し、フィールド上の敵とそのまま戦います。広大なエリアを探索しながら敵を発見し、戦闘へ移行する流れはMMORPGに近い感覚があります。
ガンビットという独自システム
「HP50%以下の味方へケアル」「火に弱い敵へファイア」といった条件を設定すると、仲間が自動的に行動します。単なるオート戦闘ではなく、プレイヤー自身がAIのルールを作るような面白さがあり、理解するほど戦闘の効率を高められます。
再評価が進んだ作品
発売当時は従来作品との違いに戸惑うプレイヤーもいましたが、年月が経つにつれてガンビットや世界設計の完成度が評価されるようになりました。後のリマスター版によってさらに遊びやすくなり、シリーズ内でも独自の立場を築いています。
[game-rank-15]■ 16位 ゴッド・オブ・ウォー
発売日・基本情報
日本では2005年11月17日にカプコンから発売。開発はSCE Santa Monica Studio、日本版希望小売価格は6,800円(税別)でした。
神話世界を舞台にした圧倒的スケール
主人公クレイトスがギリシャ神話の神々や怪物へ挑むアクションゲームで、巨大な建造物やボスを大胆なカメラワークで描きます。ゲーム開始直後から巨大な敵との戦いが用意されており、プレイヤーをすぐに世界へ引き込みます。
爽快なブレイズ・オブ・カオス
鎖につながれた双剣を振り回し、広範囲の敵を一気に攻撃できます。敵を空中へ打ち上げて連続攻撃したり、魔法と組み合わせたりすることで豪快なコンボを作れます。
謎解きと探索
戦闘だけではなく、巨大な神殿を探索し、仕掛けを解いて先へ進む場面も多くあります。激しい戦闘と静かな謎解きが交互に配置されるため、長時間遊んでも単調になりません。
海外PS2作品を代表する存在
映画的な迫力とゲームとしての爽快さを高い水準で両立し、後に世界的シリーズへ成長しました。PS2で生まれた海外アクションゲームの代表格です。
[game-rank-16]■ 17位 ICO
発売日・基本情報
『ICO』は2001年12月6日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売。発売当時の価格は5,800円(税別)。角の生えた少年イコと少女ヨルダが巨大な城から脱出する物語です。
「手をつなぐ」というゲームデザイン
本作を象徴する操作が、ヨルダの手を取って一緒に走ることです。ヨルダは一人で越えられない場所が多く、イコが先に進んで道を作り、戻って彼女を連れて行く必要があります。複雑な会話を使わなくても、プレイヤー自身の操作によって二人の信頼関係を感じられます。
余計な情報を削った世界
画面上には大量のステータスやマーカーが表示されず、物語説明も最小限です。その代わり、光、風、建物の音など環境そのものから世界を感じ取る設計になっています。
パズルとアクションの融合
城内ではレバーを操作し、箱を移動させ、足場を探しながらヨルダが通れる道を作ります。敵との戦闘以上に「二人でここから脱出する」という目的が中心です。
後世へ与えた大きな影響
言葉で説明するのではなく操作によって感情を伝える手法は、後の多くのゲーム制作者に影響を与えました。販売本数だけでは測れない価値を持つPS2の象徴的名作です。
[game-rank-17]■ 18位 サイレントヒル2
発売日・基本情報
『サイレントヒル2』は2001年9月27日にコナミから発売。開発はTeam Silent、希望小売価格は6,980円(税別)でした。
心理的恐怖を極めた物語
主人公ジェイムスのもとへ、亡くなったはずの妻メアリーから手紙が届きます。思い出の場所サイレントヒルを訪れた彼は、霧に包まれた異常な町を彷徨うことになります。
怪物にも意味がある世界
登場する怪物は単なる怖い敵ではなく、主人公の心理状態や罪悪感を反映しています。有名な三角頭をはじめ、敵のデザインそのものが物語とつながっており、真相を知った後に見ると印象が変わります。
音と霧による恐怖
遠くが見えない濃い霧、暗闇、ノイズが混じるラジオなど、プレイヤーの想像力を刺激する演出が多用されています。何がいるのか分からない時間こそ恐ろしいという、人間の心理を巧みに利用しています。
ホラーゲーム史に残る作品
突然驚かせるだけでなく、人間の後悔や喪失そのものを恐怖へ変えた点が高く評価されています。ストーリーを重視したホラーゲームの代表作として現在まで語り継がれています。
[game-rank-18]■ 19位 塊魂
発売日・基本情報
『塊魂』は2004年3月18日にナムコから発売。希望小売価格は4,500円(税別)、税込4,950円でした。
「転がして大きくする」だけで面白い発明
プレイヤーは王子となり、小さな塊を転がしながら周囲の物を次々に巻き込んでいきます。最初はクリップや菓子程度しか巻き込めませんが、塊が大きくなるにつれて猫、人間、自動車、建物まで巻き込めるようになります。
成長が画面そのものへ現れる爽快感
通常のRPGでは数値で成長を実感しますが、『塊魂』では数分前に障害物だった物が現在は簡単に巻き込めるようになります。プレイヤーの成長が世界の見え方そのものを変えることが大きな魅力です。
音楽と世界観
ポップで奇妙な音楽、派手な色彩、宇宙の王様の独特な台詞など、作品全体が強烈な個性を持っています。操作方法も左右のアナログスティックを中心とした独自方式です。
アイデアで大作へ対抗した名作
巨大な予算やリアルな映像ではなく、一つのアイデアを徹底的に磨くことで名作を生み出した好例です。PS2という多様なゲームが存在できた時代を象徴する作品です。
[game-rank-19]■ 20位 テイルズ オブ ジ アビス
発売日・基本情報
『テイルズ オブ ジ アビス』は2005年12月15日にナムコから発売。開発はナムコ・テイルズスタジオ、通常版価格は6,800円(税別)でした。
主人公ルークの成長が最大の魅力
主人公ルークは序盤では世間知らずで、自分勝手な行動も目立ちます。しかしある重大事件を境に、それまでの自分と向き合い、「変わりたい」と決意します。ゲームを通して主人公が精神的に成長していく過程を長期間描いたことで、多くのプレイヤーへ強い印象を残しました。
仲間同士の関係も複雑
仲間たちは最初から全員が仲良しというわけではなく、それぞれ秘密や過去を抱えています。旅を続ける中で少しずつ互いを理解し、最終的に一つのチームへ成長する構成が丁寧です。
フリーランで進化した戦闘
3D戦場を自由に移動できるフリーランが導入され、シリーズのアクション戦闘が大きく進化しました。FOFなどの属性システムもあり、単純なボタン連打だけではない工夫があります。
「生まれた意味を知る」というテーマ
自分は何者なのか、自分の存在に意味はあるのかという問いをキャラクターの成長へ結び付けています。シナリオを重視する『テイルズ』作品の中でも特に高い人気を持つ一本です。
[game-rank-20]■ 21位 鉄拳5
発売日・基本情報
『鉄拳5』は2005年3月31日にナムコから発売。開発・発売はナムコ、希望小売価格は6,800円(税別)。アーケードで人気を集めた作品を家庭用へ移植し、多数の追加要素を収録しました。
シリーズらしさを取り戻した完成度
『鉄拳4』で大きく変更されたシステムを見直し、スピード感のある対戦と空中コンボを再び重視しています。キャラクター数も充実し、それぞれ異なる格闘スタイルを楽しめます。
初心者から上級者まで遊べる奥深さ
基本技だけでも楽しめる一方、上級者は確定反撃、横移動、投げ抜け、壁コンボなど高度なテクニックを研究できます。プレイヤーの熟練度によってまったく違うゲームに見えるほど奥深い作品です。
家庭用としての豊富な内容
一人用モードも多く、対戦相手がいなくても長く遊べます。過去シリーズを振り返る要素もあり、『鉄拳』ファンへのサービスが充実していました。
PS2格闘ゲームの代表格
アーケード文化がまだ強かった時代に、家庭で本格的な3D格闘を楽しめる作品として非常に大きな人気を獲得しました。
[game-rank-21]■ 22位 シャドウハーツII
発売日・基本情報
『シャドウハーツII』は2004年2月19日にアルゼから発売。開発はノーチラス、通常版価格は6,800円(税別)。第一次世界大戦期のヨーロッパをベースとしたダークファンタジーRPGです。
歴史・ホラー・ギャグが同居する世界
実在の歴史を思わせる時代背景へ、悪魔や呪術といったオカルト要素を大胆に融合しています。物語には悲劇的な場面が多い一方、仲間同士の会話には強烈なギャグが挿入されるため、暗さ一辺倒になりません。
ジャッジメントリング
戦闘では円形リング上の指定範囲へタイミングよくボタンを押すことで攻撃を成功させます。通常のコマンドRPGにアクション要素を加えた仕組みで、毎回の攻撃へ適度な緊張感が生まれます。
主人公ウルの人間的魅力
ウルは強大な力を持ちながら非常に人間臭い主人公です。前作から続く出来事を背負っており、悲しみとユーモアの両面を持ったキャラクターとして人気があります。
PS2屈指の隠れた名作RPG
大手シリーズほど知名度は高くありませんが、遊んだプレイヤーから非常に高い評価を受けています。独特な世界観を求める人には特に印象に残る作品です。
[game-rank-22]■ 23位 ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
発売日・基本情報
2003年2月13日にコナミから発売。高速ロボットアクション『ZONE OF THE ENDERS』の続編で、主人公ディンゴがオービタルフレーム「ジェフティ」を操ります。
高速ロボットアクションという魅力
巨大ロボットでありながら動きは非常に軽快です。敵へ高速接近し、斬撃から射撃へつなぎ、次の敵へ瞬時にロックオンする一連の操作が爽快です。
アニメを自分で操作する感覚
映像演出やカメラワークが派手で、空間を高速で飛び回る戦闘はロボットアニメの戦闘シーンをそのまま操作しているような感覚があります。
ジェフティの豊富な能力
通常攻撃だけでなく、さまざまなサブウェポンを使えるため状況に応じた戦い方ができます。大量の敵を相手にする場面でもテンポが落ちにくく、PS2とは思えないほどのスピード感があります。
長く支持される理由
ロボットゲームにありがちな重量感とは正反対の「高速機動」を追求したことで独自の立場を築きました。後年にHD版やVR対応版が登場するなど、根強い人気を持っています。
[game-rank-23]■ 24位 ゼノサーガ エピソードI[力への意志]
発売日・基本情報
2002年2月28日にナムコから発売。開発はモノリスソフト、発売価格は7,800円(税別)。巨大なSF叙事詩『ゼノサーガ』シリーズの第1作です。
壮大な宇宙世界
数千年後の宇宙を舞台に、人類と謎の存在グノーシス、巨大な謎を持つゾハルなどを巡る物語が描かれます。宗教、哲学、心理学を思わせる用語が多数登場し、非常に重厚な世界観が構築されています。
KOS-MOSをはじめとするキャラクター
特に人気が高いのがアンドロイドKOS-MOSです。無機質な言動と圧倒的な戦闘能力を持ちながら、物語が進むにつれて多くの謎が浮かび上がります。
長大な物語を楽しむRPG
イベントシーンが長く、映画やSF小説を見るように世界設定を味わう作品です。短時間で気軽に遊ぶ作品ではありませんが、物語へ深く入り込みたいプレイヤーには大きな魅力があります。
モノリスソフト作品へつながる重要作
後の『ゼノブレイド』シリーズへつながるモノリスソフトの歴史を考えるうえでも重要な作品であり、大規模SF RPGを好むファンから現在も語られています。
[game-rank-24]■ 25位 龍が如く2
発売日・基本情報
『龍が如く2』は2006年12月7日にセガから発売。開発・発売はセガ、通常版価格は6,800円、税込7,140円でした。
神室町と蒼天堀を舞台にした人間ドラマ
主人公・桐生一馬は東西の巨大組織を巡る抗争へ巻き込まれ、「関西の龍」と呼ばれる郷田龍司と対峙します。二人の龍がぶつかる物語は非常に熱く、シリーズ初期を代表する展開となっています。
日本の歓楽街を歩ける面白さ
舞台となる神室町や蒼天堀は実在の都市を思わせる密度で作られており、コンビニ、飲食店、ゲームセンターなどを利用できます。ファンタジー世界ではなく「日本の夜の街」そのものを冒険の舞台にしたことが独特です。
寄り道の豊富さ
メインストーリーはシリアスですが、サブストーリーには笑える展開も多く、キャバクラやミニゲームなど多数の遊びがあります。このギャップがシリーズ独自の魅力となっています。
後の長寿シリーズを確立
第1作で示された方向性を大幅に発展させ、シリーズが長期的に続く土台を築きました。桐生一馬という主人公の人気を決定付けた作品の一つです。
[game-rank-25]■ 26位 SIREN
発売日・基本情報
『SIREN』は2003年11月6日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売。日本の寒村・羽生蛇村を舞台としたホラーアドベンチャーです。
視界ジャックという独創的システム
敵や他人物が見ている映像を一時的に覗き見る「視界ジャック」が最大の特徴です。敵の視点から自分自身を発見するという独特の恐怖があり、「見たいけれど見たくない」という緊張感を生み出します。
屍人の不気味さ
敵となる屍人は元々普通の村人だった存在です。日常生活の動作を繰り返しながら異様な姿で徘徊するため、怪物よりも現実的な不気味さがあります。
複雑な群像劇
複数の人物を操作し、それぞれ異なる時間帯のシナリオをプレイします。最初は意味の分からない出来事も、別人物の視点を経験することで少しずつつながります。
日本的恐怖を極めた作品
派手なモンスターではなく、田舎の風景や古い家屋、宗教的風習といった身近な要素を恐怖へ変えています。難易度は高めですが、それも含めて忘れられない体験を生む作品です。
[game-rank-26]■ 27位 エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー
発売日・基本情報
2004年10月21日にナムコから発売。開発・発売はナムコ、希望小売価格は6,800円(税別)。PS2で展開された『エースコンバット』シリーズの代表作です。
僚機と共に戦う物語
プレイヤーは戦闘機パイロットとなり、仲間と編隊を組んで戦います。僚機へ簡単な指示を出せるため、一人で飛んでいるのではなく部隊として戦っている感覚があります。
大量の無線会話
戦闘中には敵味方から大量の無線が流れます。名前のない兵士の会話まで物語を感じさせ、戦場全体で何が起きているのかを音声から想像できます。
爽快さとリアリティのバランス
実在戦闘機が多数登場しますが、フライトシミュレーターほど操作は難しくありません。初心者でも空を自由に飛び、ミサイルで敵を撃墜する爽快感を味わえます。
戦争ドラマとしての完成度
単純な善悪ではなく、国家、軍隊、兵士の立場を描いた物語も人気の理由です。アクションとドラマを同時に楽しめるPS2屈指のフライトシューティングです。
[game-rank-27]■ 28位 零 ~紅い蝶~
発売日・基本情報
『零 ~紅い蝶~』は2003年11月27日にテクモから発売。双子の姉妹・澪と繭が地図から消えた村へ迷い込む和風ホラーゲームです。
恐怖へ自分から近づくゲーム
敵となる霊を倒すためには「射影機」というカメラを構え、霊を画面中央へ捉えなければなりません。普通なら怖いものから目を逸らしたくなるところ、本作では逆に真正面から見なければ勝てません。
日本的な怪談の雰囲気
古い日本家屋、薄暗い廊下、祭事、双子にまつわる伝承などが物語へ組み込まれています。西洋ホラーとは違う湿度の高い恐怖が特徴です。
姉妹の関係が生む切なさ
単純な心霊現象ではなく、澪と繭の関係そのものが物語の中心です。守りたい気持ちと依存、過去の出来事が絡み合い、恐怖だけでなく悲しさも残ります。
シリーズ屈指の人気作品
美しい映像と恐怖が同居していることで高く評価され、後年までリメイクや再評価につながりました。PS2ホラーを代表する一本です。
[game-rank-28]■ 29位 真・三國無双3
発売日・基本情報
『真・三國無双3』は2003年2月27日にコーエーから発売。開発はω-Force、希望小売価格は6,800円(税別)でした。
一騎当千という爽快感
大量の敵兵が画面へ登場し、武将一人で次々に吹き飛ばしていく豪快さがシリーズの魅力です。難しい操作を覚えなくても多数の敵をまとめて倒せるため、アクションゲーム初心者にも分かりやすい爽快感があります。
武将ごとに異なる操作感
曹操、劉備、孫堅、趙雲、呂布など多数の武将が登場し、それぞれ武器や攻撃範囲が異なります。お気に入りの武将を育成して強い武器を集める楽しみもあります。
戦場全体を読む面白さ
目の前の敵だけを倒していると、別の場所で味方が敗北することがあります。どの拠点へ向かうか、どの武将を助けるかを判断する必要があり、アクションの中に簡単な戦略性が組み込まれています。
「無双」というジャンルを定着させた存在
後に戦国時代や他作品とのコラボレーションへ広がり、「無双系」という言葉が使われるほど影響力のあるシリーズになりました。PS2時代を象徴する人気ジャンルとして外せません。
[game-rank-29]■ 30位 魔界戦記ディスガイア
発売日・基本情報
『魔界戦記ディスガイア』は2003年1月30日に日本一ソフトウェアから発売。開発・発売ともに日本一ソフトウェア、通常版価格は6,800円(税別)。後に長寿シリーズとなる第1作です。
常識外れの育成
本作最大の特徴は、とにかくキャラクターを強くできることです。一般的なRPGではストーリークリアに必要な強さを超えると育成の意味が薄くなりますが、本作ではむしろクリア後から本格的なやり込みが始まります。
アイテム界という無限の遊び
武器や防具そのものの内部へ入り、ランダム生成されたステージを攻略するとアイテムを強化できます。強い武器を作るためにその武器の中へ潜り、さらに別の装備を手に入れるという循環が非常に中毒性の高い仕組みです。
転生・暗黒議会・職業育成
キャラクターを転生させて一から育て直したり、暗黒議会でさまざまな提案を可決したりと、一般的なシミュレーションRPGにはない仕組みが大量にあります。
個性的なキャラクターと魔界コメディ
主人公ラハール、家臣エトナ、天使フロン、爆発するペンギン型悪魔プリニーなど個性的なキャラクターも人気です。大規模な映像表現ではなく、やり込みとキャラクター性によって独自の地位を築いた作品として30位としました。
[game-rank-30]■ まとめ
PlayStation 2はゲームジャンルが大きく成熟した時代
今回のランキングを振り返ると、PlayStation 2というゲーム機が単純に「たくさん売れたハード」ではなかったことがよく分かります。『ファイナルファンタジーX』は映像、音楽、音声、物語を組み合わせた大作RPGの完成度を大きく高め、『ドラゴンクエストVIII』は長い歴史を持つシリーズを本格的な3D世界へ自然に移行させました。『METAL GEAR SOLID 3』では潜入、サバイバル、映画的物語が一つになり、『バイオハザード4』は後のTPSやアクションゲームへつながる操作感を広めました。つまりPS2時代は、1990年代に誕生した3Dゲームのさまざまなアイデアが整理され、現在のゲームへつながる基本形が次々と完成していった時代でもあります。
売上だけでは語れない個性的な作品の多さ
一方でPS2の本当の魅力は、大作シリーズだけではありません。『ICO』では「手をつなぐ」という非常に小さな操作から人間関係を表現し、『ワンダと巨像』では巨大な敵そのものをステージにしました。『塊魂』は物を巻き込みながら大きくなるという単純なアイデアをゲーム一本へ発展させ、『大神』は墨絵のような映像と筆しらべによって他作品にはない世界を作り出しました。『SIREN』『零 ~紅い蝶~』では日本ならではの風景や伝承を恐怖へ変えています。このように、何十億円規模の超大作と、独創的な発想を武器にした個性派ゲームが同じハードで共存していたことがPS2時代の大きな特徴です。
RPGが特に充実していたハード
PS2ではRPGの層が非常に厚く、『FFX』『FFXII』『DQVIII』『ペルソナ3』『ペルソナ4』『テイルズ オブ ジ アビス』『シャドウハーツII』『ゼノサーガ』など、それぞれまったく異なる方向性を持つ作品が登場しました。王道の冒険、学園生活、SF、歴史ファンタジー、ダークファンタジーなど題材も幅広く、「RPGが好き」という一言だけでは好みを絞り込めないほど選択肢が充実していました。
アクションゲームも大きく進化
『デビル メイ クライ3』はプレイヤーの技術を見せるスタイリッシュアクションを発展させ、『ゴッド・オブ・ウォー』は映画的大迫力と操作性を融合しました。『ANUBIS』は高速ロボット戦闘を実現し、『真・三國無双3』は大量の敵を一気に倒す爽快感を一つのジャンルとして定着させました。それぞれ違う種類の爽快感を持っていることもPS2ライブラリーの豊かさを示しています。
現在遊んでも価値が残る理由
PS2のゲームは、映像解像度やロード時間など技術面では現代作品より古さを感じる部分があります。しかし、名作と呼ばれる作品の多くは「どうすればプレイヤーが楽しいと感じるか」という核となるゲームデザインが優れています。そのためリマスターやリメイクで映像が現代化されても、オリジナルの仕組みがそのまま通用するケースが少なくありません。『FFX』『MGS3』『ワンダと巨像』『大神』『ペルソナ4』などが後のゲーム機へ何度も移植されていることは、その証明ともいえます。
PS2の名作はまだ30本だけでは語り切れない
今回30位までに絞りましたが、PS2にはこのほかにも『グランツーリスモ3』『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』『幻想水滸伝V』『ヴァルキリープロファイル2』『真・女神転生III-NOCTURNE』『鬼武者』『鬼武者2』『鬼武者3』『戦国無双』『モンスターハンター2』『スターオーシャン3』『スーパーロボット大戦』シリーズなど、ランキング入りしても不思議ではない人気作品が大量に存在します。それほどPS2のソフトラインナップは充実していました。
総評
PlayStation 2は、3Dゲームが新鮮だった時代から、3Dをどのようにゲームとして面白く活用するかを追求する時代へ移る転換点に登場したハードでした。ゲーム市場が非常に大きく、多様なジャンルへ挑戦できる環境が整っていたため、王道大作から実験的作品まで幅広いゲームが生まれました。現在のゲームで当たり前になっているオープンワールド、肩越し視点のアクション、映画的ストーリー、巨大ボス、生活シミュレーションとRPGの融合など、その原型をPS2作品の中に見つけることができます。今回のベスト30は売上本数だけではなく、「遊んだ人の記憶にどれだけ残っているか」「後世のゲームへ何を残したか」「現在でももう一度遊びたいと思えるか」という視点を重視して選びました。20年以上が経過しても多くのタイトルが語り継がれていることこそ、PlayStation 2が世界のゲーム史に残る名機であった最大の証明といえるでしょう。
[game-11]




















の人気ランキングベスト30.jpg)



