『プレイステーション4』(ゲーム)の人気ランキングベスト30

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『KNACK』(プレイステーション4)
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様々なゲーム関連の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
あなたの思い出のゲームを振り返りませんか?

【ゲーム名】:プレイステーション4
【メーカー】:ソニー・コンピュータエンタテインメント
【発売日】:2014年2月22日
【発売時の価格】:39,980円
【ゲームのタイトル数】:約1,105タイトル(2024年までの累計)
【国内累計販売台数】:9,505,874台(PS4 Proを含む)
【最も売れたゲーム】:モンスターハンター:ワールド

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■ 1位 モンスターハンター:ワールド

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『モンスターハンター:ワールド』は2018年1月26日に発売されたハンティングアクションゲームで、発売・開発はカプコンが担当した。日本国内PS4通常版の発売当時の希望小売価格は8,980円+税。長年にわたり携帯ゲーム機を中心に国民的な人気を築いてきた「モンスターハンター」シリーズが、PS4の性能を本格的に生かして世界市場へ大きく打って出た作品であり、シリーズの歴史において極めて重要な転換点となった。

人気を爆発的に広げた理由

従来シリーズの基本である「巨大モンスターを狩る」「素材を集める」「武器や防具を強くする」という循環を残しながら、それまで初心者にとって分かりにくかった部分を大胆に改善した点が大きかった。フィールドは複数の小さなエリアをロードでつなぐ方式から、複雑な地形が途切れなく続く広大な狩猟環境へ変化した。モンスターは単に決められた場所を巡回する標的ではなく、水を飲み、眠り、別の大型モンスターと遭遇すれば争い、傷つけば巣へ戻るなど、一つの生物として行動するようになった。プレイヤーは敵を探して戦闘へ入るのではなく、痕跡を調べ、その生態を追い、最適な場所で狩るという、本来「ハンティングゲーム」という言葉から想像される遊びへ一歩近づいたのである。

武器種によってまったく異なるゲームになる魅力

大剣、太刀、片手剣、双剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓という14種類の武器は、それぞれ操作感も戦術も大きく異なる。大剣で一撃の重さを狙う人、太刀で敵の攻撃を見切りながら華麗に戦う人、ハンマーで頭部を狙って気絶させる人、ボウガンで距離を管理しながら弾を撃ち分ける人など、同じモンスターと戦っていても使用武器によって体験は別物になる。一つの武器を極めるだけでも長時間遊べる一方、武器を変えれば同じクエストが新鮮に感じられるため、非常に高いリプレイ性を持つ。

協力プレイと一人プレイの両方が成立

シリーズの大きな魅力である最大4人での協力狩猟も健在で、自分一人では苦戦するモンスターへ仲間と挑み、それぞれの得意武器や役割を生かして討伐する楽しさがある。一方で、一人でも十分最後まで楽しめるように調整されており、モンスターの攻撃を自分で見切りながら攻略する緊張感も味わえる。協力プレイでは思わぬ失敗や偶然の連携が笑いにつながり、一人プレイでは純粋な技術向上を楽しめる。この幅の広さも人気の理由である。

他のゲームにない良いところ

本作の優れたところは、巨大なボスを倒すことだけではなく「そのモンスターが生きている世界」そのものをゲームへ組み込んだことだ。大型モンスター同士の縄張り争い、環境生物、自然の罠、高低差、樹木や岩場など、フィールド全体が狩猟へ利用できる。さらに強敵を倒すために装備を整え、その装備を作るために別のモンスターを狩るという循環が非常に中毒性を持っている。大型拡張『アイスボーン』まで含めると遊べる量も膨大で、100時間、200時間どころか数百時間遊んだプレイヤーも珍しくない。シリーズ未経験者を大量に取り込み、既存ファンにも新鮮な衝撃を与え、世界規模で「モンハン」を定着させたという意味で、PS4を代表する作品の第1位に最もふさわしい一本とした。

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■ 2位 ペルソナ5 ザ・ロイヤル

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は2019年10月31日に発売。発売・開発はアトラス。PS4通常版の発売当時価格は8,800円+税。2016年に発売された『ペルソナ5』を土台に、新キャラクター、新イベント、新エリア、新たな学期、追加シナリオ、戦闘バランス調整などを加えた強化版であり、PS4で『ペルソナ5』を遊ぶのであれば特に完成度の高い一本とされている。

日常生活と怪盗活動を両立させた独自構造

最大の魅力は、普通の高校生として生活する時間と、心の世界へ潜入する怪盗としての活動を一つのカレンダーの中へまとめていることである。平日は学校へ通い、放課後には仲間と遊ぶ、アルバイトをする、勉強する、映画を見る、銭湯へ行くといった日常を送りながら、事件が発生するとパレスと呼ばれる異世界へ入り、人の欲望を歪ませた存在と戦っていく。「今日は誰と過ごすのか」「ダンジョンを攻略するか」「人間パラメータを上げるか」という毎日の選択が、そのまま主人公の一年間を形作る。

コマンドRPGとは思えないほどスタイリッシュ

戦闘自体は弱点属性を突きながら戦うターン制コマンド方式だが、ボタン一つで各行動へアクセスでき、メニュー画面から総攻撃まで全体の演出が非常に洗練されている。赤、黒、白を基調としたUIは一目見ただけで本作だと分かるほど個性的で、単なる情報表示画面さえ作品世界の一部になっている。ターン制RPGは「古い形式」と見られることもあるが、本作はテンポ、演出、音楽、操作感を徹底的に磨くことで、コマンドバトルを現代的なエンターテインメントへ変えている。

仲間だけではない人間関係の深さ

怪盗団の仲間たちとの交流だけでなく、医師、政治家、教師、将棋棋士、占い師など、主人公が街で出会うさまざまな人物との関係を深める「コープ」も重要。交流を進めると物語が見られるだけでなく、戦闘や生活で便利な能力が解放されるため、人間関係とゲームシステムが分離していない。誰と関係を深めるかによって遊びやすさも変化し、プレイヤーそれぞれに異なる思い出が残る。

ザ・ロイヤルで追加された魅力

芳澤かすみや丸喜拓人といった新人物の登場によって、原版よりも物語のテーマが広がった。特に終盤では「苦しみのない世界は本当に幸福なのか」「正しい現実と幸せな幻想のどちらを選ぶのか」という、単純な善悪では割り切れない問題が提示される。プレイヤー自身が長時間過ごした人物たちの幸せが目の前に提示されるからこそ、その選択には大きな重みがある。

他のゲームにない良いところ

本作は、学校生活シミュレーション、恋愛要素、ダンジョンRPG、育成、サスペンス、社会批判など、多数のジャンルを一つの作品へ自然にまとめている。100時間前後の長編でありながら、終わったときに「ようやく終わった」ではなく「この仲間たちともっと過ごしたかった」と感じさせる力がある。スタイリッシュな見た目だけでなく、人間関係と成長の積み重ねこそが本質であり、PS4世代を代表する国産RPGとして極めて高い完成度を誇る。

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■ 3位 Ghost of Tsushima

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『Ghost of Tsushima』は2020年7月17日に発売。発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント、開発はSucker Punch Productions。日本国内PS4通常版は6,900円+税で発売された。鎌倉時代の蒙古襲来をモチーフに、対馬を舞台として侍・境井仁の戦いを描いたオープンワールド時代劇アクションである。

海外スタジオが作った日本時代劇としての完成度

発表当初から注目されたのは、海外のゲームスタジオが日本の武士文化をどこまで理解して描けるのかという点だった。しかし発売後には、神社、竹林、紅葉、すすき野原、海岸、寺院など日本らしい風景を大胆かつ美しく表現した世界が高く評価された。完全な歴史再現ではなく、黒澤明作品など日本時代劇への敬意を込めた「理想化された時代劇世界」として構築されているため、日本のプレイヤーにも違和感より魅力が先に立った。

風が道を教える美しいオープンワールド

一般的なオープンワールドでは画面上の矢印やミニマップを追って移動することが多いが、本作では目的地の方向へ風が吹く「導きの風」によってナビゲーションを行う。画面の表示を見続けるのではなく、木々や草の揺れる方向を見ながら進めるため、自然景観へ視線を向けたまま探索できる。黄色い鳥、狐、煙なども探索の手掛かりになり、ゲーム世界そのものがプレイヤーを導く設計になっている。

侍と冥人という二つの戦闘

正面から敵へ挑み、一瞬の見切りで勝敗を決める一騎討ちは非常に時代劇らしい。一方で、多数の敵を相手にするときは暗具、弓、闇討ちなどを使って忍者のように戦うこともできる。主人公の仁は武士として育てられたため、卑怯とされる戦術には強い葛藤を抱く。しかし、圧倒的な敵軍から故郷を守るためには伝統的な戦い方だけでは通用しない。この葛藤がゲームシステムそのものに落とし込まれている。

戦闘アクションの手応え

敵の武器種に応じて構えを切り替え、攻撃、防御、受け流し、回避を使い分ける戦闘は分かりやすい一方で奥深い。無双ゲームのように大量の敵を一方的に倒すのではなく、敵の攻撃を読み、適切な瞬間に斬り返すことが重要。上達すると複数の敵を流れるように斬り伏せられ、時代劇の殺陣を自分で作っているような爽快感が生まれる。

他のゲームにない良いところ

最大の特徴は「オープンワールドの便利さ」と「美しい景観」を対立させず両立させたこと。地図のアイコンを追いかけ続けるのではなく、自分で風景を見ることが攻略になる。さらに写真モードも高性能で、風向きや表情、被写界深度まで調整できるため、SNSではゲーム内写真を共有する文化が大きく盛り上がった。PS4末期に発売されたにもかかわらず、このハードがここまで美しい世界を描けるのかと驚かせた集大成的な作品である。

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■ 4位 グランド・セフト・オートV

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

PS4版『グランド・セフト・オートV』は日本で2014年12月11日に発売。国内発売元はテイクツー・インタラクティブ・ジャパン、中心的な開発はRockstar North。PS4版発売時の価格は7,400円+税。PS3で先行発売されていた作品を単純に移植したのではなく、グラフィック、交通量、描画距離、一人称視点などを追加した強化版として登場した。

ロスサントスという「街そのもの」が主役

舞台となるロスサントスは、ただ広いだけではなく、都市部、郊外、砂漠、山岳、海岸など多彩な環境が一つにつながっている。道路では車が走り、歩行者が生活し、警察が犯罪に反応する。プレイヤーは本編ミッションを無視してドライブしてもよく、山へ登ってもよく、海へ潜ってもよい。ゴルフやテニス、買い物、株取引などまで存在するため、巨大都市型シミュレーターのような楽しさがある。

三人の主人公を切り替える新鮮さ

主人公は一人ではなく、若く野心的なフランクリン、元犯罪者で家庭問題を抱えるマイケル、常識では制御できない危険人物トレバーという三人。物語の途中で主人公を切り替えることができ、それぞれ別の場所で生活しているため、切り替えた瞬間に思いもよらない場面から再開することもある。この仕組みによって一つの街を異なる人生から眺められる。

強盗ミッションの面白さ

本作で特に評価が高いのが大規模強盗。作戦を決め、人員を雇い、必要な車両や武器を用意し、本番へ挑む。準備段階からプレイヤーが関わるため、単にムービーで「大強盗をした」と見せられるのではなく、自分が計画を実行した実感を得られる。銃撃戦、カーチェイス、空中戦など多様なゲームシステムが一本のミッションへ集約される。

GTAオンラインの存在

PS4世代における本作の長期人気を決定付けたのが『GTAオンライン』。新しい強盗、車両、武器、物件、ビジネスなどが継続的に追加され、発売から何年も経過しているのにプレイヤーが戻ってくる環境が作られた。友人とドライブするだけでも遊べる一方、協力して難しい強盗へ挑戦することもでき、巨大なオンライン遊園地のように成長した。

他のゲームにない良いところ

一作品にドライブ、銃撃、飛行、潜水、スポーツ、探索、ストーリー、オンラインなど大量の要素を詰め込み、それぞれが独立したミニゲームではなく一つの都市生活としてつながっていることが最大の強み。PS4専用タイトルではないが、PS4時代を通して常に売れ続け、遊ばれ続けたという意味で、この世代のゲーム文化を象徴する存在である。

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■ 5位 Bloodborne

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『Bloodborne』は2015年3月26日に発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はフロム・ソフトウェア。通常版の発売当時価格は6,900円+税。PS4専用タイトルとして登場し、発売から年月が経った現在でも続編やリマスターを望む声が非常に多い作品である。

守るのではなく攻める高難度アクション

『DARK SOULS』系の設計を受け継ぎながらも、本作では盾に頼る戦い方から方向転換した。敵の攻撃を受けても、短時間以内に反撃すれば失った体力の一部を回復できる「リゲイン」が存在するため、被弾したからといって後ろへ下がり続けるより、危険を承知で攻撃し返す方が有利な場面が多い。この仕組みによって、恐怖と攻撃性が同時に求められる独特の戦闘が生まれた。

仕掛け武器の格好良さ

ノコギリ鉈、獣狩りの斧、仕込み杖など、武器はボタン一つで形状を変えられる。短い武器を長く伸ばしたり、片手武器を両手持ちの巨大武器へ変えたりでき、変形動作そのものを攻撃へ組み込むことも可能。単純に武器の見た目が変わるだけではなく、リーチや攻撃速度、攻撃範囲まで変化するため、一つの武器で複数の戦術を持てる。

ゴシックホラーから宇宙的恐怖へ

序盤では獣の病に侵された都市ヤーナムを探索するゴシックホラー作品に見える。しかし進行するにつれて、人類が理解できない存在や宇宙的な恐怖が物語へ入り込み、ゲームの印象そのものが変化していく。しかも、それを大量の説明台詞で語るのではなく、敵のデザイン、背景、アイテム説明などからプレイヤー自身が読み取る構成となっている。

何度負けても挑みたくなるボス戦

高難度で知られる作品だが、単純に敵の数値が高いから難しいのではない。攻撃の予備動作を読み、回避のタイミングを覚え、銃によるパリィを狙い、徐々に自分の戦い方を改善する。初回は絶望的に見えた敵が、何度か挑戦するうちに「次は勝てそうだ」と思えるようになる。プレイヤー自身が成長したことを実感できるため、勝利したときの満足感が非常に大きい。

他のゲームにない良いところ

ゴシック建築、異形の怪物、変形武器、高速戦闘、断片的な物語など、すべての要素が独自の世界観へ統一されていることが本作の強み。PS4専用タイトルの中でも特に熱量の高いファン層を持ち、発売から長期間が経過しても語られ続けている。プレイヤーを選ぶ難しさはあるが、一度はまると他のゲームでは代替しにくい体験が得られる。

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■ 6位 ELDEN RING

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『ELDEN RING』は2022年2月25日に発売。開発はフロム・ソフトウェア。日本国内PS4通常版の価格は8,400円+税。PS4とPS5の世代をまたいで発売された作品だが、PS4でも大きな人気を獲得し、フロム・ソフトウェアの高難度アクションを世界規模の大ヒットへ押し上げた。

高難度ゲームとオープンワールドの理想的融合

過去のフロム作品では、行く手を阻む強敵を突破することが進行の条件になる場面が多かった。本作では広大な「狭間の地」を自由に探索できるため、勝てない敵がいれば別の地域へ行き、レベルを上げ、武器を強化し、新しい戦技や魔法を手に入れてから戻ることができる。難易度自体は高いが、その困難への向き合い方をプレイヤーが選べるようになった。

地図を見るだけでは分からない探索の驚き

遠くに巨大な城が見える、崖の下に建物がある、森の奥に不自然な光が見えるといった視覚的情報が探索のきっかけとなる。興味本位で立ち寄った小さな洞窟が巨大地下世界へつながっていたり、何気ない昇降機の先に新地域が広がっていたりするため、「まだ世界が続いているのか」という驚きが何度も起こる。

ビルドの自由度

大剣を振り回す重装戦士、素早い二刀流、魔術師、祈祷を使う聖職者、弓を中心とした遠距離型など、キャラクター構築の自由度が高い。同じボスでも戦術が大きく変わる。遺灰による召喚もあり、一人だけで敵へ挑む必要はない。自分に合った解決策を探すことが攻略となる。

ボス戦のスケール

巨大な竜、半神、異形の怪物など、強敵の演出は非常に豪華。攻撃範囲も大きく、一見すると勝てるとは思えない敵が多い。しかし動きを理解すれば回避できるようになり、少しずつ戦いが成立する。難しさと達成感の設計はフロム作品らしさを保っている。

他のゲームにない良いところ

「自由なオープンワールド」と「緻密な高難度アクション」を単純に組み合わせたのではなく、お互いの弱点を補う形で融合した点が秀逸。高難度アクションが苦手でも探索によって強くなれる一方、慣れたプレイヤーなら低レベルで挑戦することもできる。PS4末期の作品でありながら、PS4世代を代表する大作として十分な存在感を持つ。

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■ 7位 FINAL FANTASY VII REMAKE

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『FINAL FANTASY VII REMAKE』は2020年4月10日に発売。発売・開発はスクウェア・エニックス。通常版の発売当時価格は8,980円+税。1997年に初代PlayStationで発売された『FINAL FANTASY VII』を現在の技術で再構築した作品だが、単純なリメイクではなく、物語、戦闘、演出、マップ構造まで大幅に作り直されている。

思い出を再現するのではなく再構築した大胆さ

原作では比較的序盤にあたるミッドガル編のみを一本の大型RPGとして描き、街の生活、人々の暮らし、アバランチのメンバーなどを詳細に掘り下げた。原作では数画面しかなかった場所が巨大な都市として立体化され、プレイヤーが実際に歩いて空気を感じられる。

クラウドたちが「生きた人物」になった

クラウド、ティファ、エアリス、バレットは原作でも人気だったが、表情や声、細かな仕草が追加されたことで人間らしさが大きく増した。特にクラウドの不器用な反応や、エアリスとの軽快なやり取り、ティファの葛藤など、映像表現の進化がキャラクター描写へ直結している。

アクションとコマンドRPGの融合

通常攻撃や回避はリアルタイムで操作する一方、ATBゲージを使う行動では時間がゆっくり流れ、魔法やアビリティを選択できる。単純なアクションゲームではなく、敵の弱点、バーストゲージ、キャラクター切り替えを考える必要があり、昔ながらのFFが持っていた戦術性を現代的な形で残している。

原作経験者にも先が読めない物語

本作は過去の物語を忠実に再現するだけでなく、原作と異なる展開が起こる可能性そのものを物語のテーマへ組み込んでいる。そのため、原作ファンでさえ「この先どうなるのか」が分からない。過去作品の知識が驚きを減らすのではなく、逆に知識があるからこそ驚ける仕組みが面白い。

他のゲームにない良いところ

世界的に有名な作品を現代化する際、懐かしさだけへ頼らず、新しい作品として成立させたことが最大の価値。1997年版を知らない人には豪華な新作RPGとして、知っている人には自分の記憶そのものを揺さぶる作品として楽しめる。PS4を代表するJRPGの一つである。

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■ 8位 NieR:Automata

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『NieR:Automata』は2017年2月23日に発売。発売元はスクウェア・エニックス、開発はPlatinumGames。通常版の発売当時価格は7,800円+税。ディレクターをヨコオタロウが務め、独特な物語とプラチナゲームズのアクションが融合したことでシリーズを世界的な人気へ押し上げた。

2Bの人気だけでは終わらなかった作品

発売前からアンドロイド2Bのデザインが注目されたが、発売後に評価を決定付けたのは物語だった。人類のために戦うアンドロイドと地球を支配する機械生命体という、一見すると分かりやすい対立構造から始まりながら、進行するほど「人間とは何か」「意思とは何か」「生きる意味はどこにあるのか」という哲学的なテーマへ踏み込んでいく。

周回が単なる繰り返しではない

一度エンディングを見ても物語は終わらない。異なる視点から同じ出来事を体験することで、それまで正しいと思っていた理解が変化する。さらに物語そのものが次の段階へ進むため、「2周目」という言葉から想像する単純な再プレイとは異なる。

アクションとシューティングの融合

高速な近接アクションを中心にしながら、場面によって横スクロール、見下ろし型シューティング、ハッキングなどへ変化する。ジャンルが頻繁に切り替わるにもかかわらず操作感が破綻せず、ゲーム世界が不安定に変化する感覚そのものを演出している。

音楽の存在感

荒廃した都市や遊園地、砂漠など、各地域の楽曲が非常に印象的。ボーカルを含む曲も多く、戦闘状況によってアレンジが変化する。ゲームをクリアした後でも音楽を聴けば場面を思い出せるほど、物語と楽曲の結び付きが強い。

他のゲームにない良いところ

セーブデータ、UI、エンディング表記など、普通のゲームではシステムとして扱われる部分さえ物語表現へ利用している点が特別。ゲームという媒体だからこそ可能な演出を追求し、プレイヤー自身の行動へ意味を与える。発売後もキャラクター人気、コラボ、関連商品などが長く続き、PS4世代を代表する個性派作品となった。

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■ 9位 レッド・デッド・リデンプション2

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『レッド・デッド・リデンプション2』は2018年10月26日に発売。発売元はRockstar Games、開発はRockstar Studios。日本国内PS4通常版の価格は8,800円+税。西部開拓時代の終焉を背景に、無法者アーサー・モーガンとダッチ・ギャングの崩壊を描くオープンワールドアクションアドベンチャーである。

「世界が生きている」と感じる作り込み

本作ではNPC、野生動物、天候、泥、雪、水、馬など、ゲームの背景になりがちな部分まで細かく反応する。雨の後には地面がぬかるみ、雪の上には足跡が残る。動物は生態系の中で行動し、町の人々は主人公の行動へ反応する。こうした小さな積み重ねによって「作られたマップ」ではなく「存在している土地」を旅している感覚が生まれる。

急いで遊ばないことが面白さにつながる

馬へ荷物を積む、獲物の皮を剥ぐ、武器を手入れする、コーヒーを飲むといった動作も省略されないため、テンポの速いアクションゲームを求める人にはゆっくり感じる。しかし、その不便さこそが本作の特徴。プレイヤーをゲーム世界へ生活させることを優先している。

アーサー・モーガンという主人公

主人公アーサーは正義の英雄ではなく、犯罪を重ねてきた無法者。だが物語が進むほど、自分たちの生き方が時代に取り残されていることを理解し、自分が最後に何を残せるのか考えるようになる。何十時間も一緒に旅をした後だからこそ、終盤の選択と結末には強い感情が生まれる。

偶然起こるイベントの豊富さ

荒野を移動しているだけで、助けを求める旅人、強盗、動物の襲撃、罠などさまざまな出来事が起こる。それらの中には後日別の場所で結果が返ってくるものもあり、世界が主人公の行動を記憶しているように感じられる。

他のゲームにない良いところ

便利さよりリアリティ、効率より生活感を優先した大作ゲームは珍しい。西部劇の主人公を操作するのではなく、西部開拓時代の終わりに実際に生きる感覚を目指した作品である。巨大な世界を急いで攻略するのではなく、その世界で時間を過ごすこと自体が遊びになる点が唯一無二。

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■ 10位 ゴッド・オブ・ウォー

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

2018年版『ゴッド・オブ・ウォー』は2018年4月20日に発売。発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント、開発はSanta Monica Studio。日本国内通常版は6,900円+税。ギリシャ神話を中心にしていた旧シリーズから北欧神話世界へ舞台を移し、戦闘、視点、物語構造まですべてを再設計した作品である。

クレイトスを父親として再定義

過去作のクレイトスは怒りと復讐の象徴だった。本作では年齢を重ね、息子アトレウスを育てる父親となっている。過去の暴力を知るからこそ、息子が自分と同じ道へ進むことを恐れている。しかし感情を表現することが苦手で、優しく接することもできない。この不器用な親子関係が冒険の中心に置かれている。

リヴァイアサンの操作感

新しい武器である斧リヴァイアサンは、投げた後にボタン一つで手元へ呼び戻せる。遠くの敵へ投げ、素手で戦った後に背後から斧を戻して攻撃するといった連携が可能。武器を投げて戻すだけの単純な仕組みが、戦闘、パズル、探索にまで使われる。

一続きに見える映像演出

本作は冒険の開始から終盤まで、カメラが主人公の周囲を追い続ける構成になっている。映画のように場面ごとに画面を切り替えるのではなく、戦闘から会話、探索へ自然につながるため、プレイヤーが旅の途中で現実へ戻されにくい。

過去を捨てずに新しくした続編

シリーズ刷新では過去作品をなかったことにする場合もあるが、本作ではクレイトスの過去そのものが物語の重要な要素になる。古いシリーズを知る人ほど、彼が変わろうとしている姿に強い意味を感じる。一方で本作から始めても理解できるよう設計されている。

他のゲームにない良いところ

豪快な神話アクションと、父と子の繊細なドラマを同じ作品で成立させた点が大きな魅力。シリーズ名を残しながら、ほとんど新規IPのような進化を果たした。長寿シリーズの再生例としても非常に完成度が高い。

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■ 11位 Marvel’s Spider-Man

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『Marvel’s Spider-Man』は2018年9月7日に発売。発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント、開発はInsomniac Games。日本国内通常版は6,900円+税。既存映画をそのままゲーム化したものではなく、独自世界のピーター・パーカーを主人公にした完全オリジナルストーリーである。

移動しているだけで楽しいゲーム

本作の最大の魅力はウェブ・スイング。高層ビルへ糸を伸ばしてニューヨーク上空を高速移動する操作は爽快で、目的地へ到着するための単なる移動行為がゲームの楽しさになる。一般的なオープンワールドではファストトラベルを多用しがちだが、本作では自分で飛び回る方が楽しいため、自然に街を覚えていく。

スパイダーマンらしい戦闘

拳だけで戦うのではなく、ウェブで敵を壁へ固定する、物体を引き寄せて投げる、空中へ打ち上げるなど、ヒーローの能力を活用できる。大量の敵へ囲まれても、回避と空中移動を織り交ぜることで立体的に戦える。

ピーター・パーカーとしての苦悩

主人公は新人ヒーローではなく、すでに数年間活動した経験者。それでも私生活では仕事や家賃、人間関係に悩んでいる。誰かを救うほど自分の生活が犠牲になるというスパイダーマン特有の葛藤が丁寧に描かれている。

ヴィランとの関係

有名な敵キャラクターが多数登場するが、単なるボスとしてではなく、ピーターとの過去や信頼関係を持つ人物もいる。特に物語後半では個人的な感情とヒーローとしての責任が衝突し、アクションゲーム以上のドラマが展開する。

他のゲームにない良いところ

人気ヒーローの知名度へ頼るのではなく、「スパイダーマンになった感覚」をゲームシステムで実現したことが最大の成功点。ウェブ移動、戦闘、街の人々との交流など、すべてがヒーロー体験へつながっている。キャラクターゲームの理想形の一つである。

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■ 12位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

PS4版『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は2017年7月29日に発売。発売元はスクウェア・エニックス。PS4版の開発にはスクウェア・エニックスやオルカなどが関わり、発売当時価格は8,980円+税だった。

王道を徹底して磨いた安心感

剣と魔法、勇者、王国、仲間との旅という昔ながらのJRPGらしさを堂々と前面へ出しながら、映像と演出をPS4水準へ引き上げた。複雑なシステムを大量に加えるのではなく、「町へ行く」「人と話す」「装備を整える」「冒険へ出る」という基本を丁寧に作り込んでいる。

仲間たちの魅力

カミュ、ベロニカ、セーニャ、シルビア、マルティナ、ロウなど、それぞれがはっきりした性格と役割を持つ。序盤では明るい冒険が続くが、物語が進むと世界や仲間たちに大きな変化が起こり、それまで積み重ねてきた関係性が強い感情につながる。

戦闘は伝統的だが遊びやすい

ターン制コマンド方式なので、素早いアクション操作を必要としない。装備、スキル、呪文、仲間編成を考えることで強敵を攻略できるため、幅広い年齢層が楽しめる。

ドラクエらしい世界旅行

地域ごとに文化、町並み、人物が異なり、世界を旅する感覚が強い。新しい町へ到着し、店の品揃えを見るだけでも冒険の進行を感じられる。小さな町ごとに独立したエピソードがあり、短編物語を積み重ねながら大きな物語へ進んでいく構成もシリーズらしい。

他のゲームにない良いところ

目新しさを追い求めず、長年支持されてきたJRPGの魅力を現代技術で徹底的に磨いたことが本作の価値。昔のゲームが好きな人にも、初めてドラクエへ触れる人にも遊びやすい。PS4世代における「王道RPG」の代表である。

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■ 13位 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は2019年3月22日に発売。開発・日本国内発売はフロム・ソフトウェア。PS4通常版の発売当時価格は7,600円+税。戦国末期を思わせる架空の日本を舞台に、忍びである主人公「狼」が主君を取り戻すため戦う。

刀と刀がぶつかる戦闘の新しさ

一般的なアクションゲームでは敵の体力をゼロへ近づけることが目的だが、本作では相手の攻撃を弾いて体幹を崩し、忍殺へ持ち込むことが重要。連続攻撃を回避して逃げ続けるより、刀で受け止め、攻め返す方が有効である。

上達がそのまま勝利へつながる

キャラクターのレベルだけを上げてボスを圧倒する方法が限られているため、プレイヤー自身が敵の動きを覚える必要がある。何度も負けるうちに攻撃のリズムが分かり、危険な攻撃を見切れるようになる。「自分が強くなった」という実感が極めて大きい。

忍者らしい立体移動

鉤縄を使って屋根や木へ移動し、高所から敵を倒すことができる。正面から戦うだけでなく、警戒される前に数を減らし、有利な状況を作ることも重要。義手忍具を使えば盾を破壊したり、敵を怯ませたりできる。

和風世界の独特な解釈

侍、忍者、寺院、妖怪など日本的な要素が登場するが、歴史再現ではなくフロム・ソフトウェアらしい幻想世界へ変換されている。美しい風景の中に不気味な存在が潜み、後半になるほど世界は神話的に変化する。

他のゲームにない良いところ

刀で攻撃を弾き続けることで、ボス戦そのものが激しい剣戟になる。敵と距離を取るのではなく、怖くても一歩前へ出ることを要求される設計が独特。高難度ゲームの中でも特に「技術を身につける面白さ」が強い作品である。

[game-rank-13]

■ 14位 バイオハザード RE:2

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『バイオハザード RE:2』は2019年1月25日に発売。発売・開発はカプコン。PS4通常パッケージ版は7,800円+税。1998年発売の『バイオハザード2』を土台に、ゲームシステムから映像まで全面的に再構築したサバイバルホラーである。

懐かしいのに先が読めないリメイク

原作を知っているプレイヤーならラクーンシティ警察署の場所や登場人物に懐かしさを感じる。しかし部屋の構造や謎解き、敵配置などは大きく変化しているため、知識だけで安全に進むことはできない。原作の記憶を逆に利用して恐怖を作る場面もある。

ゾンビ一体が本当に怖い

弾薬が限られ、頭へ何発撃ってもすぐ倒れない場合がある。完全に倒したと思った敵が再び起き上がることもあり、すべてのゾンビを撃破して進む方法は効率が悪い。どの敵を倒し、どこを走り抜けるか判断する必要がある。

タイラントの存在

警察署内部をタイラントが徘徊し、プレイヤーを追跡する。別の部屋にいても重い足音が聞こえ、「近くにいるかもしれない」と考えるだけで恐怖が生まれる。目の前の敵ではなく、見えていない敵がプレイヤーを緊張させる。

レオン編とクレア編

二人の主人公を選べるため、同じ事件を異なる立場で体験できる。出会う人物、武器、細かな展開が違い、一度クリアした後も再プレイする意味がある。

他のゲームにない良いところ

昔のゲームをただ綺麗にするのではなく、「1998年当時に感じた恐怖を2019年の技術で再び体験させる」というリメイクの理想を実現した。後続のリメイク作品へ与えた影響も大きく、PS4ホラーを代表する一本である。

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■ 15位 ウィッチャー3 ワイルドハント

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

PS4日本語版『ウィッチャー3 ワイルドハント』は2015年5月21日に発売。国内発売元はスパイク・チュンソフト、開発はCD PROJEKT RED。日本国内通常版の発売当時価格は8,200円+税だった。

サブクエストまで物語が濃い

本作がオープンワールドRPGの評価を大きく変えた理由の一つが、脇道のクエストへも本格的な物語が用意されていること。単純な怪物退治を依頼されたと思ったら、人間同士の争いや悲劇へつながることもある。短い仕事でも結果に正解がない場合が多い。

怪物狩りの専門家として遊ぶ

主人公ゲラルトは怪物退治を生業とするウィッチャー。足跡や血痕を追い、敵の正体を特定し、弱点へ合わせてオイルや霊薬を準備する。強い剣だけを手に入れればいいのではなく、相手を知ることが攻略につながる。

大人向けの物語

戦争、政治、差別、恋愛、家族関係など複雑なテーマが多く、単純な善人と悪人に分けられない人物が登場する。良かれと思って選んだ結果が別の悲劇を生むこともあり、プレイヤーは決断に責任を持つ必要がある。

巨大な世界なのに密度が高い

広大なマップには都市、村、森、湿地、島など多数の地域があり、それぞれ文化や景観が異なる。単に面積を広くするのではなく、各地に物語と人物を配置しているため探索に意味がある。

他のゲームにない良いところ

世界規模の危機と、名もない人々の個人的な問題を同じ熱量で描いていることが本作の強さ。大作RPGでありながら、一つ一つの小さな選択が記憶に残る。PS4世代のオープンワールドRPGの基準を大きく引き上げた作品である。

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■ 16位 龍が如く0 誓いの場所

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『龍が如く0 誓いの場所』は2015年3月12日に発売。発売元はセガゲームス、開発は龍が如くスタジオを中心としたセガ。PS4版の発売当時価格は8,190円+税。シリーズ第1作以前となる1988年を舞台に、若き桐生一馬と真島吾朗の物語を描く。

バブル時代の空気をゲームにした面白さ

街中に札束が飛び交い、敵を倒すと金が大量に飛び散る。経験値ではなく金を使って能力を強化する仕組みもあり、バブル景気という時代設定がゲームシステムへ反映されている。

二人の主人公の物語

桐生編では巨大な土地利権を巡る極道社会の抗争、真島編では自由を奪われた男が一人の女性を守る物語が描かれる。当初は別々に進む二つの話が次第につながり、大きな事件の全体像が見えてくる構成が非常に巧み。

真島吾朗という人物を再発見できる

後のシリーズで破天荒なキャラクターとして知られる真島が、なぜ現在の人格へ変化したのかを丁寧に描いている。長年のファンほど意外性を感じられる一方、本作から遊ぶ人には一人の魅力的な主人公として楽しめる。

シリアスとバカバカしさの共存

本編では裏切りや暴力を描く重厚なドラマが展開するが、街へ出ればカラオケ、ディスコ、キャバクラ、ポケットサーキットなど明るい遊びが大量にある。この極端な温度差がシリーズ独自の魅力。

他のゲームにない良いところ

シリーズ前日譚なので初心者でも入りやすく、同時に過去作を知る人には多数の発見がある。海外人気が拡大するきっかけにもなり、「龍が如く」を世界的シリーズへ押し上げた重要な作品である。

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■ 17位 METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』は2015年9月2日に発売。発売元はコナミデジタルエンタテインメント、開発は当時の小島プロダクション。PS4通常版の発売当時価格は8,400円+税だった。

ステルスゲームを「自由な問題解決」へ進化

敵に発見されないよう潜入する基本はシリーズ共通だが、本作では広大な地域へ好きな方向から侵入できる。夜まで待つ、狙撃する、敵兵を眠らせる、電源設備を破壊するなど、同じ目的でも攻略方法は多数ある。

敵がプレイヤーへ対策する

ヘッドショットを多用していると敵がヘルメットを着用する、夜間潜入が多ければ暗視装備が増えるなど、プレイヤーの行動へ敵側が適応する。成功パターンをずっと繰り返すだけではなく、別の手段を考える必要がある。

マザーベース育成

優秀な敵兵をフルトン回収して基地へ送り、人員として配置することで新しい武器や道具を開発できる。潜入任務と育成がつながっているため、敵兵を見る目も変わる。

相棒による攻略の変化

馬、犬、狙撃手Quietなどを同行させることで戦術が大きく変わる。偵察を任せるか、遠距離支援を受けるかによって、自分のプレイスタイルを作れる。

他のゲームにない良いところ

完成した攻略方法を覚えるゲームではなく、大量のシステムを組み合わせて「自分なりの答え」を作るゲーム。プレイヤーの発想によって思いがけない攻略が成立する自由度は非常に高く、ステルスアクションとして今なお独特の地位を持つ。

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■ 18位 Horizon Zero Dawn

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『Horizon Zero Dawn』は2017年3月2日に発売。発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント、開発はGuerrilla Games。日本国内通常版は6,900円+税。文明崩壊後の地球を舞台に、機械獣と共存する部族社会を描いたオープンワールドアクションRPGである。

機械獣という強烈な世界観

緑豊かな自然の中を巨大な機械生物が歩き回っているというビジュアルは、一目見ただけで本作だと分かる個性を持つ。恐竜や動物を思わせる形をした機械が群れで移動する光景は美しくも不気味。

部位を狙う戦闘

敵の体力をただ削るだけではなく、装甲を剥がし、武器部品を破壊し、弱点属性を狙う必要がある。巨大な敵ほど攻略手順を考える楽しさが強い。

罠や環境を利用する狩猟

罠を設置し、敵の進行方向へ誘導し、ロープで拘束してから攻撃するといった準備が重要。正面から殴り合うより、敵の特徴を理解する方が有利になる。

世界の真相を追う物語

なぜ人類文明は崩壊したのか、なぜ機械が地球を歩いているのか、主人公アーロイは何者なのかという複数の謎が徐々につながっていく。部族社会と超科学が一つの歴史へ収束していく構成が魅力。

他のゲームにない良いところ

狩猟ゲームとオープンワールドRPGを融合し、機械の構造を分析する戦闘へ落とし込んだ点が独特。PS4世代に誕生した新規IPとして特に成功した作品の一つである。

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■ 19位 DARK SOULS III

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『DARK SOULS III』は2016年3月24日に発売。発売・開発はフロム・ソフトウェア。PS4通常版の発売当時価格は7,430円+税。『DARK SOULS』シリーズの集大成として位置づけられるアクションRPGである。

シリーズの長所を凝縮

迷宮のようにつながるマップ、慎重な探索、高難度戦闘、断片的な世界観など、シリーズが築いてきた魅力をまとめつつ、戦闘速度をより軽快にしている。

ボス戦の完成度

巨大怪物だけでなく、剣士との高速戦闘も多い。敵の動きを覚え、攻撃できる隙を探し、自分のスタミナを管理する。特に後半や追加コンテンツのボスはシリーズ屈指の難敵として知られる。

探索と発見の楽しさ

一見行き止まりに見える場所から別の地域へつながることも多く、地図を埋めるのではなく、自分の観察力で道を見つける感覚がある。危険な場所ほど強力な装備が隠されていることもある。

説明しすぎない物語

世界の歴史はムービーで詳しく説明されず、建物、人物、アイテム説明などから推測する。プレイヤー同士で考察することまで含めて作品文化になっている。

他のゲームにない良いところ

難しさそのものではなく、「危険な世界を自分で理解して突破する」ことに重点を置いた設計が優れている。シリーズの終着点として過去作への要素も多く、長年のファンほど感慨深い一本。

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■ 20位 The Last of Us Remastered

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

PS4版『The Last of Us Remastered』は2014年8月21日に発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はNaughty Dog。発売当時価格は5,900円+税。PS3で高く評価された作品をPS4向けに高画質・高フレームレート化し、追加コンテンツなどを収録した。

感染世界より人間関係が中心

感染症によって文明が崩壊したアメリカを舞台に、ジョエルと少女エリーが旅をする。ゾンビ的な感染者との戦いは重要だが、本質は二人の関係がどう変化するかという人間ドラマである。

旅の積み重ねが感情移入を生む

何気ない会話、探索中の協力、危険な場面などを長時間共有することで、二人の距離が少しずつ縮まる。ムービーだけで友情を説明するのではなく、プレイヤー自身が旅を一緒に経験することが重要。

弾薬不足が戦闘へ緊張感を生む

物資が少なく、すべての敵を倒すことが最適解ではない。レンガや瓶で注意を逸らし、隠れて通り抜ける方が良い場合もある。一般的なシューティングゲームとは異なり、戦闘を避ける判断にも価値がある。

善悪で割り切れない物語

終盤では主人公の選択がプレイヤーへ強烈な問いを投げかける。世界全体の利益と、自分が愛する一人の命を比較できるのか。明確な正解を提示しないからこそ、クリア後も議論が続いた。

他のゲームにない良いところ

ストーリーを見るためにゲームを進めるのではなく、操作して過ごした時間そのものがストーリーになる。PS4世代に物語重視型ゲームが広く支持される流れを作った重要作品である。

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■ 21位 The Last of Us Part II

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『The Last of Us Part II』は2020年6月19日に発売。発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント、開発はNaughty Dog。通常版は6,900円+税。前作から数年後の世界で成長したエリーを中心に物語が展開する。

安全な続編を選ばなかった作品

前作の人気キャラクターを再び冒険させるだけの続編ではなく、復讐、憎悪、他者理解をテーマに、プレイヤーが望む展開を意図的に裏切る構成を採用した。そのため評価は大きく分かれたが、発売後に長期間議論が続いた。

敵側の人生まで描く

主人公から見れば憎むべき人物にも仲間や家族、日常があることを描き、単純な善悪の構図を崩していく。プレイヤーは自分が敵だと思っていた相手の視点へ強制的に立たされる。

PS4末期の圧倒的映像技術

表情、身体動作、草木、水、雨、光など細部まで非常に高精細。人物の感情がわずかな視線や表情で伝わるため、長い説明台詞を必要としない。

戦闘の自由度

伏せ、回避、工作などが追加され、地形を利用したステルス戦闘が大幅に進化。正面から戦うことも隠れて一人ずつ倒すこともできる。

他のゲームにない良いところ

プレイヤーが感じる怒りそのものを物語装置として使い、その感情を後半で問い直す構成が非常に大胆。好き嫌いが分かれやすい一方、忘れにくい体験を残す作品という点ではPS4屈指である。

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■ 22位 アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』は2016年5月10日に発売。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント、開発はNaughty Dog。通常版の発売当時価格は7,900円+税。主人公ネイサン・ドレイクの物語に大きな区切りを付けるシリーズ集大成である。

映画を見るのではなく映画の中を操作する

崩壊する建造物、車両追跡、銃撃戦、断崖でのアクションなど、普通の映画なら観客が眺めるだけの場面をプレイヤーが操作する。ゲームプレイと映像演出の境目が非常に自然。

探索の自由度が向上

従来シリーズより広いエリアが増え、車両で複数のルートを探索する場面もある。一本道のアクション映画的構成を維持しつつ、プレイヤーが自分で寄り道できるようになった。

ネイトの人生を描く最終章

家庭を持ち、危険な冒険から離れたネイトが、兄サムの登場によって再び宝探しへ戻る。冒険への情熱と家族への責任の間で揺れる姿が物語の中心。

宝より大切なもの

シリーズを通して秘宝を追ってきた主人公が、最終的に人生の価値をどこへ置くのかが描かれる。派手なアクションだけではなく、一人の人物の人生として完結させている。

他のゲームにない良いところ

映画的演出を強化してもプレイヤーから操作を奪いすぎない。自分で走り、撃ち、登りながら大作映画級の場面へ参加できる。PS4独占大型タイトルの技術力を示した代表作である。

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■ 23位 十三機兵防衛圏

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『十三機兵防衛圏』は2019年11月28日に発売。発売元はアトラス、開発はヴァニラウェア。通常版の発売当時価格は8,980円+税。発売当初から派手な大作として宣伝されたタイトルではなかったが、口コミによって高い評価が広がった作品である。

十三人の主人公による複雑なSF物語

十三人の少年少女それぞれに物語があり、時間、場所、人物関係が複雑に交差する。巨大ロボット、怪獣、タイムトラベル、学園青春、宇宙、人工知能などSFのさまざまな要素が詰め込まれている。

順番を自分で選ぶ物語体験

誰の物語から進めるかある程度自由に選べるため、プレイヤーごとに真相へ気づく順番が変わる。一人の視点では不可解だった出来事が別の人物編で説明されることもあり、自分で情報をつなぎ合わせる楽しさがある。

ネタバレなしでは説明しにくい面白さ

核心を説明すると作品の大きな魅力を損なうため、「とにかく最後まで遊んでほしい」と口コミで勧められることが多かった。この秘密性が逆に興味を呼び、長期的な人気へつながった。

ヴァニラウェア独特の美術

夕暮れの学校、住宅街、食堂など、日常的な日本の景色が手描き風グラフィックで美しく表現されている。背景自体に温度を感じるような独特の表現がある。

他のゲームにない良いところ

十三人もの主人公、複数の時代、大量の伏線を混乱させず一つの物語へまとめた構成力が最大の魅力。大規模な3D世界ではなく、物語設計そのものでプレイヤーを驚かせるPS4屈指のストーリーゲームである。

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■ 24位 FINAL FANTASY XV

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『FINAL FANTASY XV』は2016年11月29日に発売。発売・開発はスクウェア・エニックス。日本国内通常版は8,800円+税。長期間にわたる開発を経て登場した、シリーズ初の本格オープンワールド型FFとして大きな注目を集めた。

四人の仲間で旅するロードムービー

主人公ノクティスは、グラディオラス、イグニス、プロンプトとともに車で世界を旅する。王国の運命を背負った壮大な物語でありながら、キャンプ、食事、写真、車内会話といった日常が多く描かれる。

仲間が本当に一緒に旅している感覚

歩いていると仲間が声をかけ、戦闘中には助け合い、キャンプでは料理を囲む。戦闘要員というより友人として描かれるため、終盤の展開がより強く心へ残る。

広い世界を自由に走る楽しさ

レガリアで道路を走り、気になった場所で降り、モンスターを狩る。物語を急がず寄り道することで、この世界で仲間と過ごした思い出が増えていく。

写真システムの意味

プロンプトが旅の途中で自動的に写真を撮影し、宿泊時に確認できる。最初は楽しい記録機能に見えるが、終盤ではそれまでの写真がプレイヤー自身の旅の記憶として機能する。

他のゲームにない良いところ

評価が分かれる部分も多い作品だが、四人の青年が旅をする感覚については非常に独特。壮大な王国物語と何気ないドライブ旅行を組み合わせ、「仲間との時間」をゲームの中心へ置いたFFとして印象に残る。

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■ 25位 JUDGE EYES:死神の遺言

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『JUDGE EYES:死神の遺言』は2018年12月13日に発売。発売元はセガゲームス、開発は龍が如くスタジオ。通常版の発売当時価格は8,290円+税。木村拓哉が主人公・八神隆之を演じたことで発表時から大きな話題となった。

芸能人ゲームという枠を超えたシナリオ

発売前には「木村拓哉を操作できるゲーム」というインパクトが注目されたが、実際には連続猟奇事件を追うサスペンス物語の完成度が高く評価された。元弁護士という主人公設定もストーリーと強く結び付いている。

探偵として神室町を歩く

『龍が如く』シリーズと同じ神室町が舞台だが、極道ではなく探偵として活動する。聞き込み、尾行、証拠撮影、潜入など、これまでとは異なる視点で街を利用する。

格闘アクションも健在

調査ゲームだけではなく、街中では多数の敵と格闘する。二種類の戦闘スタイルを切り替えながら戦い、シリーズらしい豪快なアクションを楽しめる。

豪華な俳優陣

木村拓哉だけでなく、多数の実力派俳優が登場し、実写ドラマを見るような緊張感がある。しかしムービーを見るだけではなく、自分で捜査することが物語への没入につながる。

他のゲームにない良いところ

テレビドラマのようなサスペンスを、自分で街を歩きながら解き明かす感覚が魅力。「キムタクが如く」という呼び名から気軽に始めた人が、本格的な脚本に引き込まれた例も多い。龍が如くスタジオの新しい柱となった重要作である。

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■ 26位 ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』は2018年12月20日に発売。発売元はスクウェア・エニックス、開発にはコーエーテクモゲームスが参加。PS4通常版は7,800円+税だった。

クラフトゲームへRPGの目的を与えた作品

自由にブロックを積んで家や町を作れるゲームだが、「何でも好きに作ってください」といきなり放り出すのではなく、住民から依頼を受けて建築を進める。畑、寝室、食堂、城などを作る理由が物語に存在する。

建築初心者でも楽しみやすい

設計図があり、必要な素材を集めれば住民が建築を手伝ってくれる。創造力に自信がない人でも巨大な建造物を完成させられるため、自由建築系ゲームへの入口として優秀。

シドーとの友情

タイトルにも登場するシドーは主人公と一緒に冒険する相棒。物語を進めるほど友情が深まり、終盤ではシリーズファンにとって特に印象的な展開が用意されている。

生活する町を作る楽しさ

建築した施設を住民が実際に利用するため、作った建物が単なる飾りではなく生活の場になる。農場を作れば作物を育て、食堂を作れば食事をする。自分の建築によって町が成長していく。

他のゲームにない良いところ

『Minecraft』型の自由建築と『ドラゴンクエスト』型のRPGを非常に自然に融合している。ストーリーを進めるだけでも楽しく、クリア後には本格的な建築へ没頭できる。初心者から上級者まで遊び方の幅が広い。

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■ 27位 仁王2

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『仁王2』は2020年3月12日に発売。発売元はコーエーテクモゲームス、開発はTeam NINJA。PS4通常版の発売当時価格は7,800円+税。戦国時代を背景に、実在武将と妖怪伝承を混ぜたダークファンタジーアクションRPGである。

武器ごとの奥深いアクション

刀、二刀、槍、斧、鎖鎌など多数の武器があり、さらに上段、中段、下段の構えを切り替えられる。同じ刀でも構えによって攻撃速度や範囲が変化するため、非常に多くの戦術がある。

残心システム

攻撃後にタイミングよく操作すると気力を回復できる「残心」が存在する。攻撃と防御の間に独自のリズムが生まれ、上達するほど連続攻撃を維持できる。

妖怪技と妖怪化

前作から大きく進化した要素で、倒した妖怪の力を利用して特殊攻撃を出せる。敵の危険な攻撃へカウンターを決めるシステムも追加され、防御だけではなく積極的に攻める機会が増えた。

ハック&スラッシュの中毒性

大量の装備品が入手でき、それぞれ能力が異なる。強敵を倒してより良い装備を集め、さらに高難度へ挑む循環があり、クリア後も長く遊べる。

他のゲームにない良いところ

高難度アクション、戦国時代、妖怪、ハック&スラッシュを一つにまとめた独自性が強い。操作技術だけでなく装備構築も重要で、研究するほど新しい戦い方が見つかる。

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■ 28位 DEATH STRANDING

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『DEATH STRANDING』は2019年11月8日に発売。PS4版発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント、開発はKOJIMA PRODUCTIONS。日本国内通常版は6,900円+税。小島秀夫が独立後に手掛けた完全新規タイトルとして世界的に注目された。

荷物を届けることをゲームの中心にした発想

大作ゲームでは敵を倒すことが主目的になりやすいが、本作では目的地まで荷物を安全に運ぶことが中心。荷物の重量、重心、地形、天候を考えながら歩く必要がある。

「歩く」という動作がゲームになる

斜面では身体が傾き、重い荷物を持てばバランスを崩しやすい。川の深さを測り、岩場を避け、崖へ梯子を架ける。普段ならボタンを押して進むだけの移動を、細かな判断の連続へ変えている。

間接的オンライン協力

他プレイヤーが設置した橋、梯子、ロープ、道路などが自分の世界へ現れる。顔も知らない誰かが作った設備に救われ、自分の設備が別の誰かを助ける。直接会話しなくても協力できる仕組みが独特。

「つながること」が物語とシステムの両方にある

分断されたアメリカを再びつなぐという物語目的が、オンラインの協力システムと一致している。テーマを台詞で語るだけではなく、プレイヤーが実際に他人とのつながりを体験する。

他のゲームにない良いところ

銃撃戦や格闘を中心にしない大作ゲームへ挑戦したこと自体が非常に野心的。好みは分かれるが、他作品で代替できない体験を提供するという点ではPS4屈指である。

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■ 29位 バイオハザード7 レジデント イービル

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『バイオハザード7 レジデント イービル』は2017年1月26日に発売。発売・開発はカプコン。PS4通常版は7,990円+税。通常版と表現を強化したグロテスクVer.が用意され、PlayStation VRにも対応した。

シリーズを再び恐怖へ戻した作品

シリーズ後期にはアクション性が大きく強化されていたが、本作では一人称視点へ変更し、狭い屋敷を探索する恐怖を中心へ戻した。主人公イーサンも特殊部隊員ではなく一般人に近いため、敵へ遭遇したときの無力感が強い。

ベイカー家の恐ろしさ

序盤で遭遇するベイカー一家は、単なる怪物より人間らしさが残っているからこそ怖い。食卓や生活空間が異様に汚れ、日常と狂気が混在している。

一人称視点による没入感

主人公の視界そのものが画面になるため、背後が見えない。狭い通路や扉の先へ進むだけでも緊張する。銃を持っていても安心できず、音や影に敏感になる。

PS VRによる恐怖

VRで遊ぶと「画面の中を見る」のではなく「その場所に立っている」感覚が強くなる。恐怖表現との相性が非常に良く、PS VR初期を代表する作品の一つとなった。

他のゲームにない良いところ

シリーズの伝統を守るため同じ形式を続けるのではなく、視点まで変えて再生させた大胆さがある。本作の成功が『RE:2』など後のシリーズ再評価へつながった点でも重要である。

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■ 30位 GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編

発売日・発売会社・開発会社・当時の定価

『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』は2017年1月19日に発売。発売元はソニー・インタラクティブエンタテインメント、開発はSIE JAPAN StudioのProject Sirenを中心とするチーム。通常版は6,900円+税だった。

飛ぶのではなく空へ落ちる

主人公キトゥンは飛行能力を持っているのではなく、重力の方向を変更する。上空へ移動するときも、空に向かって「落ちている」という設定である。この発想によって上下の感覚が崩れ、一般的な3Dアクションとはまったく違う操作感が生まれる。

壁も天井も移動空間になる

重力を変えれば建物の壁へ着地でき、別方向へ再び落下できる。地面だけを移動する通常のゲームと異なり、都市全体が立体的な遊び場になる。

浮遊都市の独特な美術

空中に巨大な街が浮かび、階層ごとに生活水準も文化も異なる。漫画的な色使いと異国情緒のある街並みが組み合わされ、他作品にはない幻想的な風景を生み出している。

キトゥンという主人公

非常に強い能力を持ちながら、少し天然で親しみやすい性格。英雄らしく振る舞うのではなく、住民の小さな問題にも関わるため、街の人々との距離が近い。

他のゲームにない良いところ

重力操作を移動だけでなく戦闘、探索、パズルへ応用し、一つのアイデアから作品全体を作り上げている。操作に慣れると都市の上空を自由自在に移動するだけで楽しい。JAPAN Studioらしい実験精神と個性が強く表れた作品として、30位に選出した。

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■ まとめ

PS4はゲームジャンルが大きく多様化した世代

今回の30作品を振り返ると、PS4というゲーム機の魅力は、一つのジャンルだけが圧倒的に強かったのではなく、まったく異なるタイプのゲームが同時に成功したことにある。巨大モンスターとの狩猟を極めた『モンスターハンター:ワールド』、学校生活と異世界探索を融合した『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』、武士映画の美学をオープンワールドへ落とし込んだ『Ghost of Tsushima』、巨大都市で自由に生活できる『グランド・セフト・オートV』、高難度アクションを極めた『Bloodborne』『SEKIRO』『ELDEN RING』など、それぞれがまったく違う方向から人気を獲得している。

オープンワールドという言葉の意味が広がった

PS4世代ではオープンワールドゲームが急速に増えたが、単に「広いマップを自由に歩ける」だけでは評価されなくなった。『ウィッチャー3』は小さな依頼へも濃密な物語を与え、『レッド・デッド・リデンプション2』は世界で生活する感覚を追求し、『Horizon Zero Dawn』は機械獣との狩猟へ利用し、『Ghost of Tsushima』は景色そのものを案内表示に変えた。さらに『DEATH STRANDING』では移動そのものをゲームの中心へ置いた。このように同じオープンワールドでも作品ごとにまったく違う答えが生まれた。

日本製ゲームが世界的な存在感を取り戻した

PS4世代では、日本のゲームメーカーによる作品が再び海外市場で非常に強い評価を得るようになった。『モンスターハンター:ワールド』、『NieR:Automata』、『ペルソナ5』、『バイオハザード RE:2』、『SEKIRO』、『ELDEN RING』などは、日本独自のゲームデザインを残しながら世界中で支持された。日本市場向けの作品を海外へ持っていくのではなく、最初から世界中のプレイヤーが遊ぶことを意識した設計が増えたことも大きい。

シリーズ作品だけでなく新規IPも成功

PS4では人気シリーズの続編だけでなく、『Horizon Zero Dawn』『Ghost of Tsushima』『DEATH STRANDING』『十三機兵防衛圏』など、新しい世界観を持つ作品も誕生した。既存ブランドへ頼らず新しいゲームを作る挑戦が結果を残したことは、この世代の大きな特徴である。

リメイクの考え方も変わった

『FINAL FANTASY VII REMAKE』や『バイオハザード RE:2』を見ると、リメイクとは単純に映像を綺麗にするだけではないことが分かる。昔の作品を現代のプレイヤーが遊んでも面白いよう、操作、マップ、戦闘、ストーリーまで再設計する方法が定着した。オリジナルへの敬意と新しい体験を両立させることが、PS4世代以降のリメイク作品における一つの基準となった。

ストーリーゲームの表現力も大きく進化

『The Last of Us』シリーズ、『ゴッド・オブ・ウォー』『十三機兵防衛圏』『JUDGE EYES』など、物語を重視する作品も多い。PS4では人物の表情や声の演技が細かく表現できるようになり、映画やドラマに近い演出が増えた。一方で、ゲームならではの「自分で操作した時間」が感情移入を深める作品も増えている。

高難度ゲームが大衆ジャンルになった時代

『Bloodborne』『DARK SOULS III』『SEKIRO』『仁王2』『ELDEN RING』など、高難度アクションが多数のプレイヤーへ支持されたこともPS4世代の特徴。かつては「難しいゲームは一部の上級者向け」と考えられがちだったが、失敗を繰り返しながら上達する面白さが広く理解されるようになった。動画配信やSNSで攻略情報を共有しやすくなったことも人気拡大を後押しした。

オンラインと一人用ゲームが共存した世代

『GTAオンライン』や『モンスターハンター:ワールド』のように長期間仲間と遊べるゲームが人気となる一方、『SEKIRO』『十三機兵防衛圏』『JUDGE EYES』のような一人用ゲームも高く評価された。オンラインゲームが広がっても、一人でじっくり楽しむ作品がなくなることはなかった。むしろプレイヤーが自分の生活や気分に合わせて遊び方を選べる時代になったと言える。

現在遊んでも十分面白い作品が多い

PS4が発売された2014年から年月が経過しても、今回選んだ作品の多くはゲームデザインが古びていない。グラフィックについては後継機の方が高性能になっているが、ゲームの面白さは解像度だけで決まるものではない。『Bloodborne』の独特な世界観、『モンスターハンター:ワールド』の狩猟、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の日常生活、『十三機兵防衛圏』の物語構造などは、現在でも簡単に代わりを見つけられない。

初心者におすすめするなら

PS4作品をこれから遊ぶのであれば、幅広い人へすすめやすいのは『モンスターハンター:ワールド』『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』『Ghost of Tsushima』『ドラゴンクエストXI』あたり。アクションゲームが好きなら『Marvel’s Spider-Man』『ゴッド・オブ・ウォー』も遊びやすい。難しいゲームへ挑戦したいなら『Bloodborne』『SEKIRO』『ELDEN RING』、物語を重視するなら『十三機兵防衛圏』『NieR:Automata』『The Last of Us』などが候補になる。

PS4というゲーム機を振り返って

プレイステーション4は、単にPS3より性能が高くなったゲーム機ではなかった。映像表現、オンライン環境、巨大な世界、キャラクター表現、ゲーム配信との相性など、現在のゲーム文化につながる多くの要素を一般的なものへ変えた世代だった。シリーズ作品の進化と新規IPの誕生が同時に進み、日本製ゲームと海外製ゲームが互いに影響を与えながら発展した時代でもある。

今回のベスト30だけでも、狩猟、学園RPG、オープンワールド、ホラー、高難度アクション、クラフト、サスペンス、SF、ヒーロー、ステルスなど多彩なジャンルが並んでいる。それだけPS4のソフトラインナップが豊富だったということであり、一つのハードだけで非常に幅広いゲーム体験ができた証拠でもある。PS5以降の時代になった現在から振り返っても、PS4にはその時代を代表するだけではなく、今後も長く語り継がれていくであろう名作が数多く残されている。今回紹介した30作品は、その豊かなPS4時代を知るための代表的なタイトル群である。

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