2003年のアニメの人気ランキングベスト30

『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)
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『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)
『名探偵コナン』(1996年)
『ドラゴンボール』(1986年)
『ドラゴンボールZ』(1989年)
『ドラゴンボールGT』(1996年)
『SLAM DUNK(スラムダンク)』(1993年)
『機動戦士ガンダム』(1979年)
『機動戦士Ζガンダム』(1985年)
『機動戦士ガンダムΖΖ』(1986年)
『機動戦士Vガンダム』(1993年)
『機動武闘伝Gガンダム』(1994年)
『新機動戦記ガンダムW』(1995年)
『機動新世紀ガンダムX』(1996年)
『美少女戦士セーラームーン』(1992年)
『美少女戦士セーラームーンR』(1993年)
『美少女戦士セーラームーンS』(1994年)
『美少女戦士セーラームーンセーラースターズ』(1996年)
『ポケットモンスター』(1997年)
『魔神英雄伝ワタル』(1988年)
『魔神英雄伝ワタル2』(1990年)
『超魔神英雄伝ワタル』(1997年)
『魔動王グランゾート』(1989年)
『スレイヤーズ』(1995年)
『スレイヤーズNEXT』(1996年)
『スレイヤーズTRY』(1997年)
『スレイヤーズREVOLUTION』(2008年)
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』(1991年)
『装甲騎兵ボトムズ』(1983年)
『聖戦士ダンバイン』(1983年)
『超獣機神ダンクーガ』(1985年)
『鎧伝サムライトルーパー』(1988年)
『天空戦記シュラト』(1989年)
『超音戦士ボーグマン』(1988年)
『機動警察パトレイバー』(1989年)
『シティーハンター』(1987年)
『シティーハンター2』(1988年)
『シティーハンター3』(1989年)
『北斗の拳』(1984年)
『聖闘士星矢』(1986年)
『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』(1996年)
『少女革命ウテナ』(1997年)
『サザエさん』(1969年)
『ちびまる子ちゃん』(1990年)
『クレヨンしんちゃん』(1992年)
『めぞん一刻』(1986年)
『らんま1/2』(1989年)
『タッチ』(1985年)
『きまぐれオレンジ★ロード』(1987年)
『爆れつハンター』(1995年)
『魔法騎士レイアース』(1994年)
『機動戦艦ナデシコ』(1996年)
『YAWARA!』(1989年)
『ダーティペア』(1985年)
『ハイスクール!奇面組』(1985年)
『ふしぎ遊戯』(1995年)
『NINKU -忍空-』(1995年)
『赤ちゃんと僕』(1996年)
『ふしぎの海のナディア』(1990年)
『キャプテン翼』(1983年)を振り返りましょう
『キャプテン翼J』(1994年)
『ドラゴンクエスト』(1989年)
『ママレード・ボーイ』(1994年)
『まじかる☆タルるートくん』(1990年)
『ビックリマン』(1987年)
『横山光輝 三国志』(1991年)
『鉄腕アトム』(1963年)(テレビアニメ)
『鉄人28号』(1963年)(テレビアニメ)
『ジャングル大帝』(1965年)
『オバケのQ太郎』(1965年)
『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)
『宇宙戦艦ヤマト2』(1978年)
『銀河鉄道999』(1978年)
『タイムボカン』(1975年)
『ヤッターマン』(1977年)
『タイムパトロール隊オタスケマン』(1980年)
『マジンガーZ』(1972年)
『グレートマジンガー』(1974年)
『ゲッターロボ』(1974年)
『勇者ライディーン』(1975年)
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)
『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)
『無敵超人ザンボット3』(1977年)を振り返りましょう
『アルプスの少女ハイジ』(1974年)
『ロミオの青い空』(1995年)
『ルパン三世(第1シリーズ)』(1971年)
『ルパン三世(TV第2シリーズ)』(1977年)
『ルパン三世 PARTIII』(1984年)
『美味しんぼ』(1988年)
『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年)
『科学忍者隊ガッチャマンII』(1978年)
『科学忍者隊ガッチャマンF』(1979年)
『あしたのジョー』(1970年)(テレビアニメ)
『ど根性ガエル』(1972年)
『キューティーハニー』(1973年)
『エースをねらえ!』(1973年)
『妖怪人間ベム』(1968年)
『デビルマン』(1972年)
『ゲゲゲの鬼太郎(第1作)』(1968年)(テレビアニメ)
『ゲゲゲの鬼太郎(第2作)』(1971年)
『プラレス3四郎』(1983年)
『太陽の勇者ファイバード』(1991年)
『伝説の勇者ダ・ガーン』(1992年)
『宇宙の騎士テッカマンブレード』(1992年)
『天空のエスカフローネ』(1996年)
『キャンディ・キャンディ』(1976年)
『ドカベン』(1976年)
『未来少年コナン』(1978年)
『ベルサイユのばら』(1979年)
『ドラえもん』(1979年)
『赤毛のアン』(1979年)
『伝説巨神イデオン』(1980年)
『無敵ロボ トライダーG7』(1980年)
『釣りキチ三平』(1980年)
『トム・ソーヤーの冒険』(1980年)
『とんでも戦士ムテキング』(1980年)
『宇宙大帝ゴッドシグマ』(1980年)
『宇宙戦士バルディオス』(1980年)
『怪物くん(第2作)』(1980年)
『鉄腕アトム(第2作)』(1980年)
『がんばれ元気』(1980年)
『おじゃまんが山田くん』(1980年)
『太陽の使者 鉄人28号』(1980年)
『魔法少女ララベル』(1980年)
『まいっちんぐマチコ先生』(1981年)
『ふしぎな島のフローネ』(1981年)
『最強ロボ ダイオージャ』(1981年)
『ヤットデタマン』(1981年)
『うる星やつら』(1981年)
『Dr.スランプ アラレちゃん』(1981年)
『太陽の牙ダグラム』(1981年)
『銀河旋風ブライガー』(1981年)
『忍者ハットリくん』(1981年)
『じゃりン子チエ』(1981年)
『ゴールドライタン』(1981年)
『六神合体ゴッドマーズ』(1981年)
『新・ど根性ガエル』(1981年)
『新竹取物語 1000年女王』(1981年)
『百獣王ゴライオン』(1981年)
『戦国魔神ゴーショーグン』(1981年)
『ダッシュ勝平』(1981年)
『おはよう!スパンク』(1981年)
『タイガーマスク二世』(1981年)
『まんが 水戸黄門』(1981年)
『名犬ジョリィ』(1981年)
『ワンワン三銃士』(1981年)
『超時空要塞マクロス』(1982年)
『スペースコブラ』(1982年)
『The かぼちゃワイン』(1982年)
『さすがの猿飛』(1982年)
『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(1982年)
『ゲームセンターあらし』(1982年)
『パタリロ!』(1982年)
『ときめきトゥナイト』(1982年)
『銀河烈風バクシンガー』(1982年)
『魔境伝説アクロバンチ』(1982年)
『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』(1982年)
『太陽の子エステバン』(1982年)
『機甲艦隊ダイラガーXV』(1982年)
『フクちゃん』(1982年)
『おちゃめ神物語 コロコロポロン』(1982年)
『科学救助隊テクノボイジャー』(1982年)
『トンデラハウスの大冒険』(1982年)
『愛の戦士レインボーマン』(1982年)
『サイボットロボッチ』(1982年)
『忍者マン一平』(1982年)
『アニメ 野生のさけび』(1982年)
『一ッ星家のウルトラ婆さん』(1982年)
『とんでモン・ペ』(1982年)
『手塚治虫のドン・ドラキュラ』(1982年)
『新みつばちマーヤの冒険』(1982年)
『キン肉マン』(1983年)
『CAT'S EYE』(1983年)を振り返りましょう
『ナイン 完結編』(1984年)
『魔法の天使クリィミーマミ』(1983年)
『超時空世紀オーガス』(1983年)
『銀河漂流バイファム』(1983年)
『パーマン(第2作)』(1983年)
『機甲創世記モスピーダ』(1983年)を振り返りましょう
『特装機兵ドルバック』(1983年)を振り返りましょう
『光速電神アルベガス』(1983年)
『亜空大作戦スラングル』(1983年)
『銀河疾風サスライガー』(1983年)
『愛してナイト』(1983年)
『スプーンおばさん』(1983年)
『サイコアーマー ゴーバリアン』(1983年)を振り返りましょう
『伊賀野カバ丸』(1983年)を振り返りましょう
『ななこSOS』(1983年)
『ストップ!! ひばりくん!』(1983年)
『イタダキマン』(1983年)
『レディジョージィ』(1983年)
『ミームいろいろ夢の旅』(1983年)
『ふしぎの国のアリス』(1983年)を振り返りましょう
『まんが日本史』(1983年)
『パソコントラベル探偵団』(1983年)
『イーグルサム』(1983年)
『ベムベムハンターこてんぐテン丸』(1983年)
『ピュア島の仲間たち』(1983年)を振り返りましょう
『まんがイソップ物語』(1983年)を振り返りましょう
『子鹿物語』(1983年)を振り返りましょう
『よろしくメカドック』(1984年)
『機甲界ガリアン』(1984年)
『巨神ゴーグ』(1984年)
『魔法の妖精ペルシャ』(1984年)
『超力ロボ ガラット』(1984年)
『Gu-Guガンモ』(1984年)
『とんがり帽子のメモル』(1984年)
『らんぽう』(1984年)
『ガラスの仮面』(1984年)
『超時空騎団サザンクロス』(1984年)
『星銃士ビスマルク』(1984年)
『オヨネコぶーにゃん』(1984年)
『ゴッドマジンガー』(1984年)
『アタッカーYOU!』(1984年)
『GALACTIC PATROL レンズマン』(1984年)
『まんがどうして物語』(1984年)
『ふたり鷹』(1984年)
『リトル・エル・シドの冒険』(1984年)
『宗谷物語』(1984年)
『チックンタックン』(1984年)
『ふしぎなコアラブリンキー』(1984年)
『銀河パトロールPJ』(1984年)
『コアラボーイ コッキィ』(1984年)
『あした天気になあれ』(1984年)
『ビデオ戦士レザリオン』(1984年)
『森のトントたち』(1984年)
『機動戦士Ζガンダム』(1985年)
『タッチ』(1985年)
『ハイスクール!奇面組』(1985年)
『ダーティペア』(1985年)
『超獣機神ダンクーガ』(1985年)
『忍者戦士飛影』(1985年)
『小公女セーラ』(1984年)
『魔法のスターマジカルエミ』(1985年)
『はーいステップジュン』(1985年)
『蒼き流星SPTレイズナー』(1985年)
『ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』(1985年)
『オバケのQ太郎(第3作)』(1985年)
『プロゴルファー猿』(1985年)
『六三四の剣』(1985年)
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』(1985年)
『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』(1985年)
『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』(1985年)
『おねがい!サミアどん』(1985年)
『コンポラキッド』(1985年)
『夢の星のボタンノーズ』(1985年)
『へーい!ブンブー』(1985年)
『ドラゴンボール』(1986年)
『機動戦士ガンダムΖΖ』(1986年)
『聖闘士星矢』(1986年)
『めぞん一刻』(1986年)
『愛少女ポリアンナ物語』(1986年)
『ロボタン(第2作)』(1986年)
『宇宙船サジタリウス』(1986年)
『魔法のアイドルパステルユーミ』(1986年)
『メイプルタウン物語』(1986年)
『銀牙 -流れ星 銀-』(1986年)
『マシンロボ クロノスの大逆襲』(1986年)(テレビアニメ)
『Bugってハニー』(1986年)
『あんみつ姫』(1986年)
『ドテラマン』(1986年)
『光の伝説』(1986年)
『ハートカクテル』(1986年)
『青春アニメ全集』(1986年)
『剛Q超児イッキマン』(1986年)
『まんがなるほど物語』(1986年)
『ワンダービートS』(1986年)
『ボスコアドベンチャー』(1986年)
『オズの魔法使い』(1986年)
『がんばれ!キッカーズ』(1986年)
『ドリモグだァ!!』(1986年)
『ウルトラマンキッズのことわざ物語』(1986年)
『Oh!ファミリー』(1986年)
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』(1986年)
『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』(1986年)
『シティーハンター』(1987年)
『きまぐれオレンジ★ロード』(1987年)
『機甲戦記ドラグナー』(1987年)
『愛の若草物語』(1987年)
『新メイプルタウン物語 パームタウン編』(1987年)
『ビックリマン』(1987年)
『北斗の拳2』(1987年)
『陽あたり良好!』(1987年)
『赤い光弾ジリオン』(1987年)
『ついでにとんちんかん』(1987年)
『ミスター味っ子』(1987年)
『グリム名作劇場』(1987年)
『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』(1987年)
『エスパー魔美』(1987年)
『アニメ三銃士』(1987年)
『のらくろクン』(1987年)
『仮面の忍者 赤影』(1987年)
『レディレディ!!』(1987年)
『ウルトラB』(1987年)
『くりいむレモン レモンエンジェル』(1987年)
『マンガ日本経済入門』(1987年)
『げらげらブース物語』(1987年)
『おらぁグズラだど(第2作)』(1987年)
『アニメ80日間世界一周』(1987年)
『それいけ!アンパンマン』(1988年)
『キテレツ大百科』(1988年)
『おそ松くん(第2作)』(1988年)
『魁!!男塾』(1988年)
『つるピカハゲ丸くん』(1988年)
『F-エフ』(1988年)
『燃える!お兄さん』(1988年)
『にこにこぷん』(1988年)
『鉄拳チンミ』(1988年)
『ホワッツマイケル』(1988年)
『トッポ・ジージョ』(1988年)
『ハーイあっこです』(1988年)
『ひみつのアッコちゃん(第2作)』(1988年)
『ビリ犬』(1988年)
『ドクター秩父山』(1988年)
『ハロー!レディリン』(1988年)
『どんどんドメルとロン』(1988年)
『いきなりダゴン』(1988年)
『ダッシュ!四駆郎』(1989年)
『獣神ライガー』(1989年)
『新ビックリマン』(1989年)
『悪魔くん』(1989年)
『ミラクルジャイアンツ童夢くん』(1989年)
『GO!レスラー軍団』(1989年)
『アイドル伝説えり子』(1989年)
『桃太郎伝説 PEACHBOY LEGEND』(1989年)
『レスラー軍団〈銀河編〉 聖戦士ロビンJr.』(1989年)
『チンプイ』(1989年)
『青いブリンク』(1989年)
『まじかるハット』(1989年)
『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』(1989年)
『魔法使いサリー(第2作)』(1989年)
『昆虫物語 みなしごハッチ(第2作)』(1989年)
『ジャングル大帝(1989年版)』(1989年)
『ジャングルブック・少年モーグリ』(1989年)
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アニメ(テレビアニメ・OVA・劇場版アニメなど)の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
人気の理由や関連商品の紹介もあります♪

■ 1位 鋼の錬金術師

2003年を代表する一本として圧倒的な存在感

2003年のアニメを一作品だけ挙げるなら、やはり最有力候補となるのが『鋼の錬金術師』である。錬金術という魅力的な設定を軸に、兄エドワードと弟アルフォンスの旅を描く物語は、少年向け冒険作品としての分かりやすさを備えながら、生命、戦争、差別、家族、罪、犠牲といった重いテーマを真正面から扱っていた。当初は原作漫画のアニメ化として注目されたが、原作が連載途中だったこともあって後半ではテレビ版独自の物語が大きく展開され、2009年版とは異なる一つの世界として強い個性を獲得している。ダークな展開と兄弟愛の組み合わせ、錬金術を使った迫力ある戦闘、印象的な音楽、声優陣の熱演など見どころが多く、放送終了後も2003年版を特別に支持するファンは非常に多い。特にエドとアルの関係は作品全体の感情的な柱となっており、どれほど壮大な事件が起こっても最終的には「兄弟が失ったものを取り戻せるのか」という分かりやすい目的へ戻ってくる構成が強かった。敵側にも単純な悪では片付けられないキャラクターが多く、ホムンクルスたちの背景まで含めて視聴者に強い余韻を残した点も人気の大きな理由である。

映像・音楽・フィギュアまで非常に厚い商品展開

関連商品ではDVDシリーズをはじめ、後年にはBOX商品なども登場し、2003年版をまとめて所有したいファン向けの商品が充実している。原作コミックスはもちろん、公式ガイドブック、設定資料集、イラスト関連書籍、サウンドトラック、主題歌CDなど音楽商品も豊富である。エド、アル、ロイ・マスタング、リザ・ホークアイなど人気キャラクターはフィギュア、トレーディング商品、キーホルダー、缶バッジ、クリアファイル、アクリル系グッズなどさまざまな形で商品化されてきた。錬成陣や国家錬金術師の銀時計をイメージしたアクセサリーなど、劇中アイテムを再現するコレクター向けグッズとの相性も抜群である。2009年版と商品展開が重なることもあるが、2003年版特有のキャラクターデザインやビジュアルを用いた商品には独自の魅力があり、中古市場でも当時物のDVD初回版、販促物、CD、書籍、限定グッズなどを探す楽しみがある。作品単体の人気、知名度、商品数、後世への影響を総合すれば、2003年ランキングの1位に置くことに最も納得感がある作品だろう。

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■ 2位 キノの旅 -the Beautiful World-

静かな物語の中に深い問いを残す独特の魅力

『キノの旅 -the Beautiful World-』は、派手な戦闘や大規模な物語ではなく、一話ごとに異なる国を訪れる旅人キノと相棒エルメスの視点から、人間社会の不思議さや矛盾を描いた作品である。基本的には一つの国に三日間だけ滞在するというルールがあり、その短い期間のなかで「常識とは何か」「幸福とは何か」「正義とは何か」といったテーマを静かに浮かび上がらせていく。説明し過ぎず、視聴者に考える余地を残す演出が特徴で、視聴後にエピソードの意味を誰かと語りたくなるタイプの作品である。明るい話だけでなく、残酷さや皮肉を含む話も多いが、それを過剰に感情的に描かないキノの距離感が作品全体の独自性につながっている。2003年版は落ち着いた色彩や少し乾いた空気感、独特な間の取り方まで含めて強い個性を備えており、後年のシリーズとはまた異なる魅力がある。アニメファンの間では「何年経っても古さを感じにくい」「大人になってから見直すと印象が変わる」と語られやすい作品で、長期的な評価の高さが今回2位とした大きな理由である。

原作小説を中心に長く集められる関連商品

商品展開の中心となるのは電撃文庫の原作ライトノベルで、アニメから作品世界に入り、原作を長く読み続けたファンも多い。テレビアニメのDVDや映像BOX、サウンドトラック、主題歌関連CD、ビジュアルブック、設定資料系書籍などもコレクション対象になっている。キノとエルメスは作品の象徴として立体物やアクリルスタンド、タペストリー、クリアファイルなどでも商品化されてきた。特にモトラドのエルメスとキノを組み合わせたビジュアルは人気が高く、フィギュアやイラスト商品との相性がよい。また、後年にも新作アニメや記念商品が展開されているため、旧アニメ版から新シリーズまで時代ごとのデザインを比較しながら集められる点も面白い。派手なキャラクターグッズ中心の作品ではないものの、書籍や映像商品を中心に作品そのものをじっくり所有したいファンに向いたラインナップである。

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■ 3位 PLANETES

宇宙を舞台にしながら人間の生活を描いた名作SF

『PLANETES』は宇宙開発という壮大な題材を扱いながら、そこで働くごく普通の人々の日常や葛藤を丁寧に描いた作品である。主人公ハチマキたちは宇宙空間に漂うデブリを回収する仕事に従事しており、一見すると地味な職業アニメにも思える。しかし、物語が進むにつれて宇宙開発競争、貧富の差、国家間の対立、テロリズム、人間の夢と現実など大きな問題へと広がっていく。リアリティを意識した宇宙描写と、個性豊かな人物たちの生活感のあるやり取りが自然に共存しているところが最大の魅力である。主人公が夢を追い求める姿も単純な成功物語ではなく、自分の欲望や周囲との関係に傷つきながら成長していくため、大人になってから見るとさらに味わい深い。放送から長い年月が経過しても科学技術や宇宙開発への関心が高まるたびに名前が挙がる作品であり、時代を超えて評価されるSFアニメとして非常に強い位置を保っている。

原作コミックと映像ソフトがコレクションの中心

関連商品では幸村誠による原作コミックがまず重要で、アニメ版と原作版の違いを比較しながら楽しめる。アニメでは登場人物やエピソードが大きく拡張されているため、両方を所有すると作品世界を二重に味わえるのが魅力である。DVDや映像BOX、サウンドトラック、設定資料、ムック類もファンから根強い需要がある。キャラクターフィギュアを大量に展開するタイプの作品ではないため、商品数だけなら上位の大型作品より少ないが、その分、映像ソフトや書籍をじっくり集める作品としての価値が高い。宇宙船、宇宙服、デブリ回収装備などメカニカルな設定に魅力を感じるファンも多く、設定資料や絵コンテ、制作関連書籍は特に見応えがある。作品の評価が時間とともに高まった代表例であり、中古で旧版DVDや関連本を探す楽しみも大きい。

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■ 4位 フルメタル・パニック?ふもっふ

本編の魅力を大胆にコメディへ振り切った人気作

シリアスな軍事アクションの印象が強かった『フルメタル・パニック!』のキャラクターを使いながら、学園コメディ部分を思い切り前面に押し出したのが『ふもっふ』である。相良宗介が戦場の常識を学校生活へ持ち込むことで起こる騒動は非常にテンポが良く、千鳥かなめの激しいツッコミとの組み合わせが抜群だった。危険な武器や軍事技術に詳しい宗介が、ごく普通の高校生活では完全に常識外れの人物になってしまうギャップが笑いの中心となっている。一方で、単にキャラクターを崩しただけの番外編ではなく、宗介とかなめの距離が少しずつ縮まっていく様子も丁寧に描かれているため、本編ファンからも高い支持を得た。ボン太くんという強烈なマスコットキャラクターが誕生したことも大きく、シリーズ全体のイメージを広げる役割を果たした。現在でもコメディアニメの傑作として名前が挙がりやすく、短いエピソードを気軽に見返せる点も人気が続く理由である。

ボン太くんを中心にキャラクター商品が豊富

DVDやBlu-ray系の映像商品、シリーズBOXはもちろん、原作ライトノベル、コミック、サウンドトラック、主題歌CDなど基本的な商品が充実している。さらに『ふもっふ』ではボン太くん関連グッズの存在感が大きく、ぬいぐるみ、フィギュア、マスコット、ストラップなど、シリアス本編とはまったく違った方向の商品展開が行いやすい。宗介、かなめ、テッサなど人気キャラクターのフィギュアやアクリル系グッズもあり、シリーズ全体を通して集められる商品数は多い。ASなどメカ商品が中心となる本編に対し、本作はキャラクターグッズを楽しみたい層にも入りやすい作品となっている。映像ソフトの初回特典や限定版なども中古市場でコレクター対象になりやすく、シリーズファンなら本編と合わせて揃えたくなる一本である。

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■ 5位 東京ゴッドファーザーズ

今敏監督作品の中でも温かさが際立つ劇場アニメ

『東京ゴッドファーザーズ』は、クリスマスの東京で生活する三人のホームレスが捨てられた赤ん坊を見つけ、その親を探す旅に出る物語である。今敏監督といえば現実と虚構を交錯させる複雑な演出が知られているが、本作では人間ドラマとコメディを前面に出し、比較的分かりやすい物語として構成されている。それでも偶然が偶然を呼ぶ緻密な脚本、東京の街を立体的に見せる映像、登場人物たちの過去が少しずつ明らかになる構成などには監督ならではの技量が感じられる。ギン、ハナ、ミユキという三人は決して完璧な人間ではなく、それぞれが家族や社会との関係に傷を抱えている。赤ん坊を助ける旅を通して、彼ら自身も過去と向き合っていく流れが大きな感動につながっている。海外を含めて今敏作品を振り返る機会が増えるたびに再発見される作品であり、2003年の劇場アニメを代表する一本として高順位にふさわしい。

映像ソフトや今敏関連書籍として集めたい作品

商品展開ではDVDやBlu-rayなどの映像ソフトが中心で、監督作品をまとめてコレクションするファンから高い需要がある。サウンドトラックやパンフレット、ポスター、劇場公開時の販促物、関連書籍などもコレクターにとって魅力的である。今敏監督の絵コンテや制作資料を扱った書籍、監督研究本などと一緒に揃えることで作品の制作背景まで深く楽しめる。一般的なテレビアニメのように大量のキャラクターフィギュアが発売されるタイプではないが、その代わり映画作品としての完成度そのものを所有する楽しみが強い。旧版パッケージや劇場パンフレットは中古市場でも時期によって見つかりにくくなるため、今敏作品を集めている人にとって重要な一作となっている。

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■ 6位 WOLF’S RAIN

終末世界と狼たちの旅が生み出す独特の美しさ

『WOLF’S RAIN』は荒廃した世界で、人間の姿に見せかけながら生きる狼たちが「楽園」を求めて旅をする物語である。設定だけを聞けばファンタジー冒険作品だが、実際には非常に詩的で哀愁の強い作品であり、映像、音楽、台詞、世界観が一体になった独特の空気が最大の魅力である。キバ、ツメ、ヒゲ、トオボエという狼たちは性格も生き方も大きく異なり、旅を続けるうちに疑似家族のような関係を形成していく。希望を求めながらも世界は常に厳しく、物語後半では見る側に強烈な喪失感を与える展開が続く。それでも最後まで旅を続ける狼たちの姿が忘れがたい印象を残す。菅野よう子による音楽も作品人気を語るうえで欠かせず、アニメ本編を離れてサウンドトラックだけを愛聴しているファンも多い。海外人気も高く、2000年代前半のスタイリッシュなオリジナルアニメを象徴する作品の一つとなった。

サウンドトラックの存在感が非常に大きい

DVDや映像BOXなどに加え、関連商品で特に評価が高いのが音楽商品である。菅野よう子の楽曲は作品世界との結びつきが強く、サウンドトラックはアニメ音楽ファンからも支持され続けている。キャラクター商品ではキバたちの人間形態だけでなく狼としての姿を使ったイラストグッズも人気があり、ポスター、カード、クリアファイル、アート系商品などとの相性がよい。設定資料やイラスト集、海外版映像ソフトなどを含めると収集の幅は意外に広い。大量の商品展開を行うタイプではないものの、作品の美術性を重視した商品は現在見ても魅力があり、当時物の販促品や限定パッケージを探すコレクターもいる。

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■ 7位 LAST EXILE

空戦とスチームパンク世界を融合したGONZOの代表作

『LAST EXILE』は巨大な空中艦隊と小型飛行艇ヴァンシップが飛び交う世界を舞台にした冒険アニメである。主人公クラウスとラヴィが空を飛ぶ日常から始まり、やがて国家間の戦争や謎の組織ギルドをめぐる大事件に巻き込まれていく。最大の魅力は、機械文明とクラシカルな衣装、巨大艦隊、雲海などが組み合わさった独自のビジュアルである。CGを活用した空中戦は当時としては非常に見応えがあり、戦艦同士が砲撃を交わす場面とヴァンシップが高速で飛び回る場面では、それぞれ異なる迫力が楽しめた。ディーオ、アルヴィス、アレックスなど脇役にも人気キャラクターが多く、単なるメカアニメではなく群像劇として楽しめる点も大きい。続編シリーズが後年に制作されたことで作品世界が再び注目され、初代の完成度があらためて評価された。

メカ・設定資料・映像商品を楽しめるシリーズ

DVDやBOX商品、サウンドトラック、設定資料集、ムック、イラスト商品などが代表的な関連商品となる。特にヴァンシップやシルヴァーナなどメカニックのデザインが非常に魅力的で、模型や立体物との相性がよい。キャラクター関連ではアルヴィス、ディーオ、ラヴィなどを中心にイラストグッズやフィギュアが展開されてきた。村田蓮爾によるキャラクターデザインを好むファンにとっては、画集やビジュアル関連商品も重要なコレクション対象である。作品の世界設定が細かいため、設定資料を読むことで本編では説明し切れなかった部分まで楽しめる。スチームパンク、航空機、艦船などが好きな人ほど関連商品を集める楽しさが大きい作品である。

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■ 8位 金色のガッシュベル!!

笑いと熱血と感動を高い次元で両立

『金色のガッシュベル!!』は、魔物の子ガッシュと中学生の高嶺清麿がコンビを組み、千年に一度行われる魔界の王を決める戦いへ挑んでいく物語である。序盤はガッシュの純粋さと清麿の冷静さのギャップを利用したギャグが多いが、戦いが激しくなるにつれて友情や別れを描いた感動的なエピソードが増えていく。敵として登場した魔物にもそれぞれパートナーとの物語があり、敗北して魔界へ帰る場面では強いドラマが生まれる。キャンチョメ、ティオ、ウマゴン、ブラゴなど魅力的な魔物が多く、好きなコンビについて語る楽しみも大きい。子ども向けの分かりやすい必殺技バトルと、大人が見ても胸を打たれる人間ドラマを両立していたことが長期人気につながった。主題歌の印象も非常に強く、2000年代前半の少年向けテレビアニメを象徴する作品として今も知名度が高い。

カードゲームから玩具まで当時の商品展開が充実

原作コミックス、DVD、主題歌CD、サウンドトラックなどに加え、本作ではカードゲーム関連商品の存在が非常に大きかった。魔物と呪文を題材にしたカードはコレクション性が高く、当時遊んでいた世代が大人になった現在、懐かしいホビーとして再び注目することもある。ガッシュやウマゴンなどはぬいぐるみやフィギュア、キーホルダーなどにも向いており、子ども向け玩具からファン向けグッズまで幅が広い。ゲーム化作品も複数存在し、家庭用ゲーム機で当時のアニメ人気を体験できる。原作の新展開によって再びシリーズに注目が集まったこともあり、旧商品の中古市場を含めて収集対象が非常に多い作品である。

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■ 9位 GUNSLINGER GIRL

美しい映像と残酷な設定の対比が忘れがたい

『GUNSLINGER GIRL』は、身体を機械化され政府機関で暗殺任務に従事する少女たちを描いた作品である。少女と銃という一見すると分かりやすい組み合わせを使いながら、実際には幸福、記憶、依存、愛情、命の価値といった非常に重い題材を扱っている。ヘンリエッタ、リコ、トリエラ、クラエスなど少女たちはそれぞれ異なる性格と過去を持ち、担当官との関係も大きく異なる。そのため、同じ組織に所属していても一人ひとりの物語の印象がまるで違う。銃撃戦の格好良さより、任務の合間に見せる少女たちの日常や感情の揺れに重点が置かれている点が特徴である。静かな画面のなかに悲しさが積み重なっていく演出は独特で、視聴後に重い余韻が残る。2000年代のシリアス系アニメを代表する作品として現在も根強いファンがいる。

原作・銃器資料・キャラクター商品まで楽しめる

相田裕による原作コミックスはアニメ視聴後にぜひ読みたい関連商品であり、アニメでは描かれなかった物語まで深く追うことができる。映像ソフト、BOX、サウンドトラック、主題歌CD、公式資料集などもコレクション対象である。少女たちを題材にしたフィギュアやイラストグッズも発売されており、とくにトリエラやヘンリエッタは立体商品との相性がよい。作品では実在銃器を思わせる武器が多数登場するため、ミリタリー系資料と合わせて楽しむファンも多い。中古市場では旧版DVDやコミックス全巻セット、限定商品などを比較的見つけやすい一方、古いキャラクターグッズの中には希少になっているものもあり、収集する楽しみがある。

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■ 10位 GUNGRAVE

ゲーム原作の枠を越えた重厚な男たちの物語

『GUNGRAVE』は同名ゲームを原作としながら、アニメではブランドン・ヒートとハリー・マクドウェルという二人の男の人生を長い時間軸で描いたことで高く評価された。序盤から派手な銃撃戦が続く作品を想像すると意外なほど、人間関係の構築に時間をかけている。若者だったブランドンとハリーが裏社会でのし上がり、友情、野心、恋愛、裏切りによって別々の道へ進んでいく過程が丁寧で、その積み重ねが後半の悲劇をより重くしている。ブランドンの寡黙さとハリーの野心的な性格が対照的でありながら、二人の間には簡単には断ち切れない友情が残り続ける。この関係性こそ本作最大の魅力である。超人的な戦闘や怪物的な敵が登場しても、物語の中心は最後まで人間同士の感情に置かれているため、ゲームを知らない視聴者にも評価されてきた。

ゲームとアニメを横断して集められる関連商品

DVD、映像BOX、サウンドトラックなどに加え、原作となるゲームシリーズを合わせて楽しめるのが大きな特徴である。主人公ビヨンド・ザ・グレイヴの巨大な銃や棺桶型武器はデザイン性が高く、フィギュアや立体物との相性も抜群である。キャラクターデザインやイラストを手掛けた内藤泰弘関連のファンからも支持され、アート商品や設定資料にも人気がある。ゲーム版とアニメ版では物語の見せ方が異なるため、両方を所有して比較するとより面白い。中古ゲーム、攻略本、DVD初回版など2000年代らしいパッケージ商品を収集する楽しみも大きい。

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■ 11位 カレイドスター

努力する主人公を応援したくなる王道成長物語

『カレイドスター』は世界的なステージ「カレイドステージ」に憧れる苗木野そらが、トップスターを目指して努力する物語である。華やかなサーカスやアクロバットの世界を舞台にしているため画面は明るく、子どもでも楽しめるが、物語そのものは非常に本格的なスポ根作品である。そらは才能だけで成功する主人公ではなく、失敗や挫折を何度も経験し、そのたびに練習を重ねて前へ進んでいく。レイラ・ハミルトンとの関係も作品の大きな柱で、最初は遠い憧れだった存在がやがて最大のライバル、そして互いを高め合う特別な人物へ変化していく。ステージ本番の演出には毎回大きな見せ場があり、「次はどんな技を完成させるのか」という期待が続く。放送当時以上に後年になって評価が高まった作品の一つで、前向きになれるアニメとして根強く支持されている。

映像ソフトとキャラクター商品を長く楽しめる

DVDやBOX商品、サウンドトラック、主題歌CD、設定資料、ファンブックなどが代表的な関連商品である。そら、レイラ、ロゼッタなど人気キャラクターのイラストグッズやフィギュアもあり、特にステージ衣装を再現した立体商品は作品の華やかさを楽しめる。OVAなど本編後の関連映像も存在するため、テレビシリーズだけで終わらず世界を追い続けられる点も魅力である。放送当時のDVD、冊子、店舗特典などは現在ではコレクター向けの品になっていることもあり、中古市場を探す楽しみがある。

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■ 12位 スクラップド・プリンセス

王道ファンタジーから壮大なSFへ変化する物語

『スクラップド・プリンセス』は世界を滅ぼすと予言された王女パシフィカと、彼女を守る義兄シャノン、義姉ラクウェルの旅を描く作品である。序盤は中世風ファンタジーの旅物語に見えるが、物語が進むにつれて世界の正体や歴史に関する秘密が明らかになり、SF的要素が強くなっていく。このジャンルの変化が大きな魅力であり、一度最後まで見たあとに序盤を見直すと数々の伏線に気付ける構成になっている。何より魅力的なのは三人の家族関係で、パシフィカを守ることが使命である以前に、本当の妹として大切に思っているシャノンとラクウェルの姿が温かい。世界中から命を狙われる少女という重い設定でありながら、旅の途中には軽快な会話や日常的な場面も多く、重苦しくなり過ぎないバランスもよい。

原作ライトノベルを中心に作品世界を掘り下げられる

関連商品では原作ライトノベル、DVD、サウンドトラック、設定資料、関連コミックなどが中心となる。アニメから入ったファンが原作へ進むと設定や人物描写をさらに詳しく楽しめるため、書籍を揃える価値が高い。パシフィカ、ラクウェルなどを使ったイラスト商品やフィギュアも存在し、2000年代前半のライトノベルアニメらしいキャラクター商品を集められる。近年の大型作品ほど商品点数は多くないが、その分、当時発売された限定品や特典類には希少性が出やすい。BONES初期の代表的作品としてスタジオ関連作品を集める人にも注目してほしい。

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■ 13位 R.O.D -THE TV-

紙を操る能力と本を愛する人物たちが生み出す独創性

『R.O.D -THE TV-』は紙を自在に操る特殊能力「紙使い」を題材にしたアクション作品である。アニタ、マギー、ミシェールの三姉妹と作家・菫川ねねねを中心に、前作OVAから続く世界が描かれる。紙が刃物、盾、足場、巨大な武器などさまざまな形に変化するアクションは非常に個性的で、他の能力バトル作品にはない見た目の面白さがある。一方、本作の魅力は戦闘だけではなく、本を読むこと、物語を書くこと、人と記憶を共有することなど「本」にまつわる感情が全編に流れている点にある。三姉妹の性格の違いも分かりやすく、日常回では賑やかなホームドラマとして楽しめる。OVA版の読子・リードマンを知るファンに向けた展開も後半で大きくなり、シリーズ作品としての満足度も高い。

OVAとテレビシリーズをまとめて集めたい作品

DVDやBOX、サウンドトラック、設定資料、コミック、小説など関連商品は幅広い。とくにOVA版とテレビ版をセットで集めることで物語のつながりを楽しめる。読子、アニタ、マギー、ミシェールといった女性キャラクターが多いため、フィギュアやイラスト系商品も展開しやすく、当時物の立体商品には独特の味わいがある。書籍を題材にした作品なので、劇中で描かれる「本への愛情」を感じながら小説や資料本を所有する楽しさもある。映像ソフト人気が比較的高かった作品でもあり、2003年の深夜アニメを振り返る際には外せない一本である。

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■ 14位 クロノクルセイド

明るい掛け合いの先に待つ切ないドラマ

『クロノクルセイド』は修道女ロゼットと悪魔クロノのコンビが怪異と戦うアクション作品である。序盤では銃や特殊装備を使った派手な戦闘、ロゼットの豪快な性格、クロノとのテンポのよい会話が目立つため、明るい冒険作品として入りやすい。しかし物語が進むにつれて二人の契約や過去、ロゼットの弟ヨシュアをめぐる事件が重くなり、後半では悲劇的な雰囲気が一気に強まる。特に最終盤の展開は視聴者の記憶に残りやすく、作品を見終えたあとも長く語られてきた。1920年代のアメリカを思わせる世界観、悪魔や教会を題材にした美術、銃器を使ったアクションなど、ビジュアル面でも個性が強い。

原作コミックと映像版を比較する楽しさ

原作コミックス、DVD、BOX、サウンドトラック、主題歌CDなどが商品収集の中心となる。ロゼット、クロノ、アズマリアなどのキャラクター商品やフィギュアもあり、キャラクターデザインを気に入ったファンにも楽しみが多い。アニメ版と原作では展開や結末の印象が異なるため、両方を揃えて比較すると作品への理解がより深まる。旧版コミックスやDVD、限定版の付属品など2000年代商品を中古市場で探すのも面白い。物語の余韻を重視する人ほど手元に残しておきたくなるタイプの作品である。

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■ 15位 魁!!クロマティ高校

説明不能な面白さで独自の地位を築いたギャグアニメ

『魁!!クロマティ高校』は不良ばかりが集まる高校を舞台にしながら、一般的なヤンキー作品とは完全に違う方向へ突き進んだギャグ作品である。ゴリラ、ロボット、どう見ても有名ロック歌手を思わせる人物など、異常な存在が普通に教室へいるにもかかわらず、登場人物たちが妙に冷静に話を進めることで独特の笑いが生まれる。主人公・神山の真面目な語り口も異常な世界との相性が良く、短い時間の中で次々とシュールな展開を積み重ねる。勢いだけではなく間の取り方や声優陣の芝居で笑わせるタイプなので、何度見ても細かい部分で新しい面白さを発見できる。2000年代のギャグアニメの中でも代替の利かない存在で、現在でも名場面が語られやすい。

原作コミックやメカ沢関連グッズが魅力

原作コミックス、DVD、サウンドトラックのほか、メカ沢新一を題材にした立体物やキャラクターグッズが特に印象的である。シンプルな円筒形の姿は商品化との相性がよく、フィギュア、マスコット、ストラップなどにすると独特の存在感がある。コミックス全巻を集めてアニメと比較すると、テンポや演出の違いも楽しめる。実写映画など別メディア展開も行われたため、関連作品をまとめて集めるという楽しみ方も可能である。

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■ 16位 D・N・ANGEL

怪盗、恋愛、少年の成長を組み合わせた青春ファンタジー

『D・N・ANGEL』は丹羽大助という少年が恋愛感情をきっかけに怪盗ダークへ変身してしまう設定から始まる。怪盗ものの格好良さ、学園恋愛、ファンタジー、少年同士のライバル関係など複数の魅力を持ち、特に女性ファンから大きな支持を集めた。大助とダークが同じ身体を共有しているという設定によって、恋愛関係が複雑になるのも面白い。日渡怜との関係も単純な敵対だけではなく、物語が進むほど互いの宿命が明らかになっていく。キャラクターデザインの美しさや印象的な音楽も人気を支えた要素で、2000年代初頭の少女・女性向けアニメ文化を語るうえで重要な一本である。

原作コミックスと美麗イラスト商品が人気

原作コミックス、DVD、ドラマCD、サウンドトラック、主題歌CD、画集、ポスター、カードなど商品展開は豊富である。ダークや日渡など男性キャラクターの人気が高いため、キャラクターカードやブロマイド系商品との相性がよい。杉崎ゆきるの美麗なイラストを楽しめる書籍やグッズも重要で、アニメだけでなく原作絵を目的に収集するファンも多い。放送当時の限定グッズや雑誌付録などは現在では入手しづらいものもあり、中古市場で探す楽しみがある。

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■ 17位 TEXHNOLYZE

見る人を選ぶからこそ強烈に残る実験的SF

『TEXHNOLYZE』は地下都市ルクスを舞台に、義肢技術「テクノライズ」と都市を支配する勢力の争いを描く作品である。台詞が非常に少なく、序盤から親切な説明をほとんど行わないため、分かりやすさとは正反対のアニメである。しかし、その無機質な映像、重い音響、荒廃した街の空気を受け入れることができれば、他では味わえない強烈な体験になる。主人公・櫟士を中心に、人間社会がどこへ向かうのかを冷徹な視線で描いており、希望より絶望を強く感じさせる。一般的な人気作とは言いにくいが、考察型アニメや実験的作品を好む視聴者からは非常に評価が高く、カルト的人気という意味では2003年を代表する存在である。

映像ソフトと設定資料の価値が高い

関連商品はDVD、サウンドトラック、設定資料、関連書籍などが中心で、キャラクターグッズを大量に展開する作品ではない。その代わり作品の美術や世界観を分析できる資料系商品に価値がある。安倍吉俊のデザインを好むファンにとってはイラスト関連商品も魅力的で、『serial experiments lain』など周辺作品と合わせてコレクションする人もいる。現在では旧DVDパッケージそのものに2000年代アニメらしい価値があり、濃い作品を集めるファン向けの一本となっている。

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■ 18位 名探偵コナン 迷宮の十字路

京都を舞台にした劇場版コナン屈指の人気作

『名探偵コナン 迷宮の十字路』は京都を舞台に、連続殺人事件と盗まれた仏像をめぐる謎へコナンと服部平次が挑む劇場版である。和の雰囲気を生かした舞台設定が非常に印象的で、桜、寺社、京都の街並みなど美しい風景が物語の魅力を高めている。平次と和葉の関係が大きく扱われるため、二人のファンから特に支持が高い。謎解き、アクション、恋愛、旅行映画的な魅力がバランスよくまとまっており、劇場版シリーズの中でも繰り返し人気作として名前が挙がりやすい。2003年公開という時代を超えて見返されている点を考えると、この順位に置く価値は十分にある。

劇場版映像ソフトから京都関連グッズまで幅広い

DVD、Blu-ray、劇場版シリーズBOX、主題歌CD、サウンドトラック、パンフレットなどが代表的な商品である。コナン、平次、和葉を使ったアクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイルなどもシリーズ全体を通じて豊富で、後年の商品展開でも本作を意識したグッズが登場することがある。映画パンフレットや劇場限定商品、前売り特典など当時物を集めるのも楽しい。シリーズ作品なので、他の劇場版と並べてパッケージを揃えられるコレクション性も大きな魅力である。

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■ 19位 はじめの一歩 Champion Road

王者となった一歩の次の戦いを描く熱血作品

テレビシリーズで日本フェザー級王者となった幕之内一歩が、そのベルトを守る立場になってからの物語を描くスペシャル作品である。挑戦者だった頃とは違い、王者として受けて立つ一歩の心理が見どころとなっている。相手の真田一機も単なる悪役ではなく、理論的なボクシングと強い決意を持つ実力者として描かれているため、試合そのものに緊張感がある。『はじめの一歩』らしい激しい拳の応酬と、試合へ向けた努力の積み重ねが短い尺の中に凝縮されており、シリーズファンから満足度の高い一本として支持されている。

原作コミックやボクシング関連商品と相性抜群

映像ソフトのほか、長期連載の原作コミックス、キャラクター商品、ゲームなど関連商品は非常に多い。一歩、鷹村、宮田、千堂といった人気キャラクターのフィギュアやアパレルも展開されている。ボクシンググローブやジムロゴをモチーフにした商品は作品世界との相性がよく、一般的なアニメグッズとは違った魅力がある。シリーズ全体を追うファンならテレビシリーズ、Champion Road、OVAをまとめて揃えたい。

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■ 20位 ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険

初期劇場版ONE PIECEの冒険感が詰まった一本

『デッドエンドの冒険』は麦わらの一味が賞金を懸けた危険な海上レースへ参加する物語で、初期『ONE PIECE』らしい冒険感が非常に強い映画である。仲間が揃った船で未知の場所へ向かい、怪しい参加者や強敵と出会うという構成が王道で、テレビシリーズを見ていたファンなら自然に楽しめる。敵キャラクターのガスパーデも存在感があり、ルフィとの戦いは劇場版らしい迫力を持っている。後年の大作映画と比べれば規模は小さいが、「麦わらの一味が冒険する映画」という原点的な面白さがあり、初期ファンから根強い人気を持つ。

巨大シリーズならではの商品量

映像ソフト、劇場パンフレット、主題歌関連商品はもちろん、ルフィ、ゾロ、ナミ、サンジ、チョッパーなどのフィギュアやカード、衣類、雑貨など『ONE PIECE』全体の商品数は圧倒的である。本作固有の商品となると劇場公開時のパンフレット、販促物、限定グッズなどが中心になるため、映画単体を集めるコレクターには当時物が重要になる。歴代映画のBlu-rayやDVDを公開順に並べて集める楽しみも大きい。

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■ 21位 HUNTER×HUNTER GREED ISLAND

ゲーム世界を舞台にした人気章をOVA化

『HUNTER×HUNTER GREED ISLAND』は、ゴンとキルアが父ジンの手掛かりを求め、謎のゲーム「グリードアイランド」へ挑む物語である。カードを集めながらゲームを攻略するルールが設定されており、冒険、修行、頭脳戦の面白さを同時に味わえる。ビスケット=クルーガーとの出会いによって二人がさらに成長する過程も見どころである。後年の2011年版でも同じ章が映像化されたが、旧シリーズ独特のキャラクターデザインや声優陣を好むファンにとってOVA版は特別な存在である。

旧アニメ版ならではのコレクション価値

OVAのDVD、原作コミックス、サウンドトラック、キャラクターグッズなどが代表的な商品である。『HUNTER×HUNTER』は現在まで続く大型シリーズなので新旧さまざまなフィギュアやカード、アクリルグッズが存在するが、1999年版アニメのデザインを使用した商品には独特の希少性がある。グリードアイランドのカードをモチーフにしたグッズなど、章そのものの設定を生かした商品もコレクター心を刺激する。

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■ 22位 D.C.~ダ・カーポ~

2000年代美少女アニメ文化を象徴する人気シリーズ

『D.C.~ダ・カーポ~』は一年中桜が咲く初音島を舞台に、朝倉純一と周囲の少女たちの恋愛模様を描く作品である。原作ゲームの人気を背景にアニメ化され、朝倉音夢、芳乃さくら、白河ことりなど魅力的なヒロインが多数登場した。明るい学園ラブコメとして楽しめる一方、作品世界には少し不思議な設定や切ないドラマが存在し、単純な日常作品だけでは終わらない。ヒロインごとに支持するファンが分かれるタイプの作品で、キャラクター人気がシリーズを長期化させる大きな原動力になった。続編や派生作品が非常に多く、2000年代の美少女ゲーム原作アニメを象徴するタイトルの一つといえる。

キャラクターグッズの種類は2003年作品でもトップクラス

原作PCゲーム、家庭用ゲーム、DVD、CD、ドラマCD、コミック、小説、ファンブックなど関連商品は非常に多い。ヒロインフィギュア、抱き枕カバー、タペストリー、テレホンカード、カード、ポスターなど、美少女ゲーム系作品らしい商品展開も充実している。特に白河ことりや芳乃さくらなど人気キャラクターは長年商品化されており、時代による絵柄の違いを楽しみながら集めることもできる。中古市場には当時の限定版ゲームや特典CD、ショップ特典などが多く、コレクターにとって非常に奥の深いシリーズである。

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■ 23位 おねがい☆ツインズ

夏の湖畔を思わせる空気感と青春ドラマ

『おねがい☆ツインズ』は前作『おねがい☆ティーチャー』と同じ世界を舞台に、神城麻郁、宮藤深衣奈、小野寺樺恋という三人の少年少女の関係を描く作品である。一枚の写真を手掛かりに、自分たちのうち誰が本当の家族なのかを探す設定が物語の軸となっている。恋愛感情と家族愛が複雑に重なり合うため、一般的な三角関係ラブコメとは少し違った緊張感がある。湖や田園風景、夏の光など背景の美しさも印象的で、作品全体にどこか懐かしい青春の空気が流れている。当時の映像ソフト人気も高く、『おねがい』シリーズを代表する作品として根強い支持を持つ。

フィギュアや音楽商品など当時物が豊富

DVD、CD、ドラマCD、設定資料、コミックなどに加え、深衣奈や樺恋のフィギュア、ポスター、カード、各種キャラクターグッズが発売された。I’veサウンド系の音楽を含め、主題歌やBGMを目的にCDを集めるファンも多い。舞台モデルとなった地域への聖地巡礼文化とも結びついた作品で、関連書籍や地域資料まで含めれば楽しみ方は広い。2000年代初頭の美少女アニメ商品を収集するなら外せないタイトルの一つである。

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■ 24位 宇宙のステルヴィア

宇宙学校で描かれる青春と成長

『宇宙のステルヴィア』は宇宙ステーションの学校へ入学した片瀬志麻が、仲間たちと学びながら地球規模の危機へ立ち向かうSF青春アニメである。序盤は学校生活や訓練を中心にした明るい雰囲気で、志麻が失敗しながら才能を伸ばしていく姿が親しみやすい。後半になると人類全体の存亡に関わる問題へスケールが拡大し、友情や恋愛だけでなく責任や恐怖も描かれる。宇宙SFでありながらキャラクターの日常を重視しているため、難しい設定を理解しなくても入りやすいところが人気の理由である。

映像・音楽・キャラクター商品に恵まれた作品

DVD、サウンドトラック、主題歌CD、ドラマCD、コミック、設定資料などがある。志麻やアリサなどのキャラクター商品、フィギュアも発売され、当時のアニメ雑誌関連グッズにも頻繁に登場した。宇宙船やメカ設定も魅力的なので、設定資料を読む楽しみも大きい。angelaによる主題歌を含め音楽面の印象も強く、CDを集めたい作品としても評価できる。

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■ 25位 君が望む永遠

恋愛アニメの中でも非常に重い人間ドラマ

『君が望む永遠』は恋愛ゲーム原作ながら、軽いラブコメとは対極に位置する作品である。主人公・鳴海孝之、水月、遙を中心とした関係はある事故をきっかけに大きく変化し、登場人物全員が簡単には答えの出ない選択に苦しんでいく。誰か一人だけを悪者にできない構造になっているため、視聴者によって感情移入する人物が異なる。幸福を選ぼうとすれば別の誰かが傷つくという状況が続き、見る側にも精神的な負荷を与えるが、それこそが本作の強烈な魅力でもある。2000年代恋愛アニメの中でも特に重い作品として長く記憶されている。

ゲーム・フィギュア・音楽など関連商品は非常に多い

原作ゲームの各種バージョン、家庭用移植、DVD、CD、ドラマCD、コミック、設定資料など商品展開は幅広い。涼宮遙や速瀬水月を中心としたフィギュア、抱き枕、テレホンカード、ポスターなど当時の美少女ゲーム文化を象徴する商品も多い。関連ブランド作品まで含めるとコレクション範囲はさらに広がる。限定版ゲームや店舗特典は中古市場でも収集対象になりやすく、2000年代PCゲーム文化に興味がある人にも楽しめる作品である。

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■ 26位 ソニックX

世界的人気ゲームキャラクターを長編テレビアニメ化

『ソニックX』はセガを代表するゲームキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグをテレビアニメとして展開した作品である。ソニック、テイルス、ナックルズ、エミー、Dr.エッグマンなどゲームでおなじみのキャラクターが多数登場し、ゲームファンが入りやすい一方、アニメオリジナルキャラクターのクリスを通して初めてソニック世界に触れる視聴者にも分かりやすく作られている。スピード感のあるアクション、コミカルな日常、シリアスな長編など内容の幅が広い。海外でも放送されたことで国際的な知名度が非常に高く、2003年作品として現在まで認識され続けている点が強い。

巨大ゲームシリーズならではの商品展開

アニメDVDだけでなく、ソニックシリーズのゲーム、フィギュア、ぬいぐるみ、Tシャツ、文房具、キーホルダーなど関連商品は膨大である。アニメ版デザインの商品や当時のカード、玩具、雑誌付録などには独自の価値があり、ゲーム商品とは別に収集するファンもいる。ソニック、シャドウ、テイルスなどキャラクター単位で商品を集められることも大きな魅力である。

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■ 27位 マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ

人魚姫とアイドルを組み合わせた華やかな作品

『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』は、人魚のプリンセスたちが歌の力を使って敵と戦うというユニークな設定の少女向けアニメである。七海るちあを中心に、恋愛、友情、変身、歌、バトルと少女向け作品の人気要素を豊富に盛り込んでいる。戦闘で直接攻撃するのではなく、歌によって敵へ対抗するというスタイルが印象的で、劇中歌そのものが作品人気の中心になった。るちあ、波音、リナなどキャラクターごとにイメージカラーや楽曲が用意され、アイドル作品を見る感覚でも楽しめる。放送当時に子どもだった世代が大人になった現在、懐かしい平成少女アニメとして再評価される機会も増えている。

音楽CDや玩具など少女向け商品が充実

原作コミックス、DVD、主題歌・キャラクターソングCD、カード、玩具、アクセサリー、文房具など幅広い商品が展開された。歌が重要な作品だけに音楽CDは特に価値が高く、キャラクターソングをまとめて聴く楽しみがある。変身アイテムやアクセサリーをモチーフにした玩具は当時の視聴者にとって思い出深く、状態のよい当時品はコレクター需要も期待できる。現在のアクリル商品とは違った2000年代少女向け玩具のデザインを楽しめる点も大きい。

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■ 28位 一騎当千

三国志モチーフと美少女格闘を融合した長寿シリーズ

『一騎当千』は三国志の武将の魂を受け継ぐ高校生たちが激しい戦いを繰り広げる格闘アニメである。孫策伯符、関羽雲長、呂蒙子明など有名武将の名前を持つ美少女キャラクターが多数登場し、歴史モチーフ、格闘、セクシー要素を大胆に組み合わせたところが特徴である。第一期放送後も続編が長く制作され、多くのキャラクターが追加されたことでシリーズは大きく成長した。特に関羽はシリーズを代表する人気キャラクターとなり、アニメ本編以上にフィギュア市場で存在感を示した時期もある。2003年から始まったシリーズとしての継続性を考慮して28位とした。

フィギュア商品では2003年組でも屈指の豊富さ

原作コミック、DVD、ゲーム、CDなどに加え、本作の商品展開で特に目立つのがフィギュアである。孫策、関羽、呂蒙、趙雲など人気キャラクターはさまざまなメーカーから立体化され、衣装やポーズの異なる多数の商品が存在する。抱き枕カバー、タペストリー、カード、アクリル系商品なども豊富で、キャラクターグッズを集める作品として非常に強い。古いフィギュアには現在入手しにくいものもあり、中古ショップやオークションを探す楽しみも大きい。

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■ 29位 真月譚 月姫

後の巨大ブランドにつながるTYPE-MOON作品の初期アニメ

『真月譚 月姫』はTYPE-MOONの同人ゲーム『月姫』を原作としたテレビアニメで、遠野志貴と吸血鬼アルクェイドを中心に物語が展開する。原作ファンからは構成や描写についてさまざまな意見があり、アニメ版単独の評価は必ずしも一枚岩ではない。しかし、後に『Fate』シリーズなどで巨大な人気を獲得するTYPE-MOON作品がテレビアニメ化された初期例という歴史的意味は大きい。アルクェイド、シエル、秋葉、翡翠、琥珀といったキャラクターは原作を通じて長く支持され続けており、現在のTYPE-MOON人気を考えると2003年を振り返る際に外しにくい作品である。

原作ゲームからフィギュアまでコレクション範囲が広い

テレビアニメDVD、サウンドトラック、コミック版に加え、『月姫』原作関連商品、設定資料、画集など収集範囲は非常に広い。アルクェイド、シエルなどは後年も繰り返しフィギュアやアクリル商品として登場しており、リメイク版と旧版のデザインを比較して集めることもできる。古い同人版商品やアニメ放送当時のグッズにはTYPE-MOON史を感じられる価値があり、ブランド全体を追うコレクターには特に面白いジャンルである。

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■ 30位 PEACE MAKER 鐵

新選組を若者たちの視点から描いた幕末アニメ

『PEACE MAKER 鐵』は新選組に入隊した少年・市村鉄之助を中心に、幕末を生きる若者たちを描いた作品である。沖田総司、土方歳三、山崎烝など実在の人物をベースにしたキャラクターが登場するが、硬い歴史作品というより、少年の成長や隊士同士の人間関係を重視している。そのため歴史に詳しくない視聴者でも入りやすく、新選組に興味を持つ入口となった人も多い。前半はコミカルな日常描写が多い一方、時代情勢が悪化するにつれて物語は次第に重くなる。鉄之助が「人を斬る」という現実とどう向き合うのかが大きなテーマとなっており、単純な剣豪アクションとは違った魅力を持つ。

原作コミックと新選組キャラクター商品が中心

原作コミックス、DVD、ドラマCD、サウンドトラック、キャラクターCD、設定資料などが関連商品の中心である。沖田、土方、山崎など人気キャラクターを使ったカード、ポスター、缶バッジ、ブロマイド系商品も多く、女性ファン向けコレクションとの相性がよい。後年にも新作アニメ展開が行われたため、旧テレビシリーズだけでなくシリーズ全体を追うことができる。幕末・新選組作品を集めている人なら、他作品と比較しながら楽しめる点も魅力である。

2003年アニメランキング総括

2003年は『鋼の錬金術師』のような巨大ヒットだけでなく、『キノの旅』『PLANETES』『TEXHNOLYZE』のように年月を経て評価がさらに深まった作品、『フルメタル・パニック?ふもっふ』『カレイドスター』のように繰り返し見たくなる娯楽性の高い作品、『東京ゴッドファーザーズ』のように映画として国境を越えて評価される作品まで揃った非常に豊かな年だった。また、『D.C.~ダ・カーポ~』『おねがい☆ツインズ』『君が望む永遠』『一騎当千』などを見ると、2000年代前半ならではの美少女ゲーム・深夜アニメ文化が大きく成長していた時期だったことも分かる。一方、『金色のガッシュベル!!』『ソニックX』『ぴちぴちピッチ』など子どもから若者まで幅広い視聴者を対象にした作品も強く、テレビアニメの市場そのものが非常に多彩だった。

関連商品という視点でも2003年は興味深い。DVDが映像商品の中心だった時代であるため、現在のBlu-rayや配信とは違い、複数巻に分けて作品を少しずつ買い揃える文化が強かった。初回限定版には冊子、CD、収納BOX、カードなどが付属することも多く、現在では本編以上に付属品の有無がコレクション価値を左右する場合がある。さらに原作コミックス、ライトノベル、ゲーム、サウンドトラック、ドラマCD、フィギュア、トレーディングカード、テレホンカード、ポスター、雑誌付録など、2000年代特有の商品も多い。現在のアクリルスタンドや缶バッジを中心とした商品展開とはかなり雰囲気が違うため、古いアニメグッズそのものを楽しむという意味でも2003年作品は魅力的である。

ランキング上位だけに注目するのではなく、当時はそこまで大ヒットしなかった作品を現在見直してみるのも面白い。『PLANETES』のように現代の宇宙開発事情と重ねることで新しい見方ができる作品もあれば、『WOLF’S RAIN』や『TEXHNOLYZE』のように現在では作りにくい独特な雰囲気を持つ作品もある。2003年は「有名作品を楽しむ年」であると同時に、「自分だけの一本を探す楽しさが非常に大きい年」だったといえるだろう。

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