アニメ(テレビアニメ・OVA・劇場版アニメなど)の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
人気の理由や関連商品の紹介もあります♪
- ■ 1位 SHIROBAKO
- ■ 2位 ハイキュー!!
- ■ 3位 ピンポン THE ANIMATION
- ■ 4位 四月は君の嘘
- ■ 5位 Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
- ■ 6位 寄生獣 セイの格率
- ■ 7位 月刊少女野崎くん
- ■ 8位 ばらかもん
- ■ 9位 ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
- ■ 10位 ノーゲーム・ノーライフ
- ■ 11位 蟲師 続章
- ■ 12位 ラブライブ! 第2期
- ■ 13位 東京喰種トーキョーグール
- ■ 14位 ノラガミ
- ■ 15位 Free!-Eternal Summer-
- ■ 16位 たまこラブストーリー
- ■ 17位 スペース☆ダンディ
- ■ 18位 七つの大罪
- ■ 19位 ソードアート・オンラインII
- ■ 20位 シドニアの騎士
- ■ 21位 残響のテロル
- ■ 22位 結城友奈は勇者である
- ■ 23位 ご注文はうさぎですか?
- ■ 24位 魔法科高校の劣等生
- ■ 25位 ニセコイ
- ■ 26位 鬼灯の冷徹
- ■ 27位 アルドノア・ゼロ
- ■ 28位 アカメが斬る!
- ■ 29位 楽園追放 -Expelled from Paradise-
- ■ 30位 思い出のマーニー
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■ 1位 SHIROBAKO
アニメ制作そのものを物語に変えた、2014年を代表する仕事アニメ
2014年のアニメを後年まで含めて評価するなら、『SHIROBAKO』は最上位候補から外しにくい作品である。放送開始当初は、美少女キャラクターを中心にした業界ものという印象で見始めた視聴者も少なくなかったが、物語が進むほどアニメ制作の現場で働く人々の苦労、葛藤、責任、達成感が丁寧に描かれ、単なる業界紹介作品ではないことが明らかになっていった。主人公の宮森あおいを中心として、制作進行、アニメーター、声優、脚本家、CGクリエイターなど異なる道へ進んだ仲間たちが、それぞれの立場から「アニメに関わる仕事」を続けていく構成が秀逸である。制作スケジュールの遅延、スタッフ同士の意見の衝突、原作者との調整、作画の問題、キャスティングなど、華やかな完成作品の裏側で起きているさまざまな出来事をエンターテインメントへ変換した点は大きな魅力だった。特に高く評価されたのは、働くことの厳しさを描きながらも、職業そのものを嫌いになるような暗い作品にはしていないことである。失敗や挫折を何度も経験しながら、それでも完成した映像を見た瞬間の喜びがある。その積み重ねによって、アニメ制作という職業に詳しくない視聴者でも登場人物たちを自然に応援したくなる。インターネット上では放送終了後も「仕事アニメの名作」「社会人になってから見ると印象が変わる作品」として語られ続け、2014年放送作品の中でも特に長い生命力を持つ一本となった。登場人物が非常に多いにもかかわらず、それぞれに役割があり、脇役まで覚えたくなるほどキャラクター造形が充実している点も強い。
関連商品も作品世界を深掘りできるものが充実
関連商品ではBlu-ray・DVDシリーズが作品を手元に残したいファンから支持され、設定資料や特典映像を含む商品は放送当時を振り返る資料としても価値が高い。キャラクターグッズでは宮森あおいを中心に、安原絵麻、坂木しずか、藤堂美沙、今井みどりなど主要人物を使ったアクリルグッズ、缶バッジ、キーホルダー、タペストリー、クリアファイルなどが展開された。劇中作品を題材とした商品が存在するところも『SHIROBAKO』ならではの面白さで、作品内アニメまで含めて一つの巨大な世界観が形成されている。さらに設定資料集、公式ガイドブック、イラスト集、スタッフインタビューを収録した書籍類は、アニメ制作に興味を持った視聴者との相性が非常に良い。サウンドトラックや主題歌CDも作品を思い出すアイテムとして根強い人気がある。後年の劇場版によって再び注目が集まったため、テレビシリーズ時代の商品が中古市場で再評価される動きも見られた。作品自体がアニメ制作への愛情を扱っているため、Blu-ray、書籍、音楽、キャラクターグッズなど、どの商品も単なる記念品ではなく作品世界の裏側をより深く楽しむ入口になっている。2014年を代表する作品として、物語の完成度、テーマ性、後世への影響、ファンからの継続的な支持を総合し、本ランキングでは1位とした。
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■ 2位 ハイキュー!!
スポーツアニメ人気を新しい世代へ広げた青春バレーボール作品
2014年のアニメシーンを振り返ったとき、『ハイキュー!!』の存在感は非常に大きい。高校バレーボールを題材として、日向翔陽と影山飛雄を中心に烏野高校排球部の成長を描いた作品であり、スポーツアニメに馴染みのない層まで巻き込んだ点が最大の強みである。小柄ながら驚異的な跳躍力を持つ日向と、卓越した技術を持ちながら協調性に問題を抱えていた影山。この二人が衝突しながらもコンビとして成長していく構図は分かりやすく、それでいて単純な友情物語だけに終わらない。試合ではボールの速度、選手の視線、ブロックを抜く瞬間の緊張感などが映像として巧みに表現され、バレーボールを詳しく知らなかった視聴者にも競技の面白さを伝えた。さらに烏野高校だけでなく、青葉城西、音駒など対戦校側にも魅力的な人物が多く、「主人公チームだけが正義ではない」というスポーツ作品らしい奥行きを生み出している。及川徹、孤爪研磨、黒尾鉄朗などライバル校の選手にも巨大な人気が生まれたことは、作品のキャラクター設計が成功していた証拠である。SNSとの相性も極めて良く、試合の名場面、キャラクター同士の関係、学校別の応援などについてファンが継続的に交流した。アニメをきっかけに実際のバレーボールへ興味を持った人も多く、競技そのものの注目度向上にも貢献した作品である。その後シリーズが長期展開されたため、2014年の第1期は巨大シリーズの原点として現在でも見返される機会が多い。
学校別・キャラクター別に集められる圧倒的な商品展開
関連商品は2014年作品の中でもトップクラスに豊富である。Blu-ray・DVD、主題歌CD、サウンドトラックといった基本商品に加え、日向、影山、月島、山口、澤村、菅原、西谷、田中など烏野高校メンバーを中心としたフィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、ラバーストラップ、ぬいぐるみなどが多数展開されてきた。ユニフォームを意識したTシャツ、ジャージ、タオルなどスポーツ作品らしい商品も充実している。さらに学校単位でデザインを統一した商品が作りやすいため、烏野、青葉城西、音駒、梟谷など好きな学校をテーマにコレクションできることも魅力である。キャラクター数が多いので、推しを一人決めて集める楽しみもあれば、チーム全員を揃える楽しみもある。原作漫画、公式ファンブック、イラスト集など書籍関連も豊富であり、アニメから入ったファンが原作へ進みやすい環境が整っている。後年には劇場版によって大規模な再ブームが発生し、初期アニメシリーズや過去グッズへの関心まで再上昇した。2014年当時の勢いだけでなく、その後10年以上にわたりファン層を広げ続けた点を考えれば、『ハイキュー!!』は2014年アニメ史を語るうえで欠かせない。スポーツものとしての完成度、キャラクター人気、商品展開、長期シリーズ化というすべての要素が非常に強く、本ランキングでは2位とした。
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■ 3位 ピンポン THE ANIMATION
独特の映像表現と濃密な人間ドラマが融合した傑作
『ピンポン THE ANIMATION』は、2014年のアニメを作品そのものの完成度で選ぶランキングでは必ず上位に挙げたい一本である。題材は卓球だが、本作の本質は単なるスポーツの勝敗ではなく、才能、努力、挫折、自尊心、友情、人生の選択を描いた青春群像劇にある。星野裕、通称ペコと、月本誠、通称スマイルという対照的な二人を軸に、ドラゴンこと風間竜一、チャイナこと孔文革、アクマこと佐久間学など、それぞれ異なる事情を抱えた選手たちの人生が交差していく。一見すると癖の強いキャラクターデザインだが、動き始めるとその絵柄が卓球の速度や選手の心理状態と見事に結びつく。画面構成や色使い、激しい変形を伴うアニメーションなど、一般的なテレビアニメとは大きく異なる映像体験を提供した。試合を単に格好良く見せるのではなく、敗北した人物の感情まで丁寧に扱うため、視聴後に強く記憶へ残る。特に「才能がある人間」と「努力する人間」の関係を単純化せず、それぞれの苦しさを描いたことが高く評価されている。放送当時からアニメファンの間で評価は高かったが、年月が経つほど名作としての位置づけが強まったタイプの作品でもある。短い話数の中で人物の成長を描き切り、最終回までほとんど無駄がない。派手なシリーズ展開が続いた作品ではないにもかかわらず、現在でも「人生で印象に残ったアニメ」「スポーツアニメの最高峰」として名前が挙がることが、その強い完成度を証明している。
映像ソフトや設定資料はコレクター人気も高い
関連商品ではBlu-ray BOXやDVDなど映像作品として所有する価値が特に高い。独特の作画や演出を何度も見返すことで、初見では気づかなかった人物の表情や画面構成を発見できるからである。サウンドトラックも作品の空気を再現する重要なアイテムで、映像と音楽の組み合わせを高く評価するファンから支持されている。原作漫画もアニメ視聴後に読み比べる楽しみがあり、原作者独特の線やコマ割りとアニメ版の映像表現の違いを確認できる。キャラクターグッズは巨大フランチャイズ作品ほど大量ではないものの、Tシャツ、ポスター、アクリル系商品、イベント関連商品などが展開され、希少なものはコレクターズアイテムとして扱われることもある。作品の性格上、キャラクターを可愛らしく商品化するよりも、デザイン性を生かしたアパレルやアート系アイテムとの相性が良い。大量の商品展開で人気を維持するタイプではなく、作品の質そのものによって十年以上評価されてきたことが『ピンポン THE ANIMATION』の強さである。2014年のアニメが持っていた表現の幅広さを象徴する一本として、本ランキングでは3位に置いた。
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■ 4位 四月は君の嘘
音楽と青春と喪失を美しく融合させた感動作
『四月は君の嘘』は、2014年秋から放送され、青春恋愛アニメを代表する作品の一つとして長く支持されている。かつて天才ピアニストとして期待されながら、母親の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなった有馬公生と、自由奔放なヴァイオリニスト宮園かをりの出会いを中心に物語が展開する。音楽アニメでありながら、その中心にあるのは演奏技術の競争ではなく、人が再び前へ進むために誰かと出会うことの意味である。公生の世界は物語序盤ではどこか色を失っているが、かをりと出会うことで徐々に鮮やかさを取り戻していく。この色彩演出が作品全体の象徴となっており、桜や青空、夕暮れ、ステージ照明など、美しい映像が登場人物の感情と結びつく。クラシック音楽を題材としながら堅苦しさはなく、ピアノやヴァイオリンに詳しくない視聴者でも演奏場面に入り込みやすい。SNSでは名場面や台詞の余韻、最終盤の展開について非常に多く語られた作品で、放送終了後も「泣けるアニメ」の代表格として名前が挙がる。恋愛、友情、家族、音楽、病気、夢といった多くのテーマを扱いながら、最終的には主人公が過去を受け入れて一歩を踏み出す物語へ収束している。この普遍性こそが、世代を超えて見続けられる理由である。
音楽作品ならではのCDや楽譜関連も魅力
関連商品ではBlu-ray・DVDはもちろん、サウンドトラックやクラシック楽曲を収録したCDの人気が高い。作中で使用されたピアノ曲やヴァイオリン曲を聴き直すことで、映像とは異なる形で物語を思い出せる。クラシック初心者が本作をきっかけにショパンやベートーヴェンなどへ興味を持った例も多く、アニメと音楽文化をつないだ作品でもある。キャラクターグッズでは宮園かをりを中心にフィギュア、アクリルスタンド、タペストリー、クリアファイル、ポストカードなどが展開されている。桜や楽器を組み合わせたビジュアルは商品デザインとの相性がよく、作品を知らない人が見ても美しいと感じやすい。原作漫画全巻セットや公式ガイド、イラスト関連書籍も定番である。作品そのものが完結しているため、続編によって人気を維持したわけではない。それでも現在まで高い知名度を保っている点は大きい。美しい映像、印象的な音楽、忘れにくいヒロイン、強烈な余韻を残す結末が組み合わさった2014年屈指の青春アニメとして4位とした。
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■ 5位 Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
Fateシリーズを巨大コンテンツへ押し上げた映像クオリティ
2014年版『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は、Fateシリーズがさらに巨大な人気コンテンツへ成長していくうえで重要な位置を占める作品である。衛宮士郎、遠坂凛、アーチャーを中心に、七人の魔術師と七騎のサーヴァントが聖杯を巡って戦う「聖杯戦争」を描く。原作ゲームのUnlimited Blade Worksルートをテレビアニメとして再構築し、迫力ある戦闘と濃密な人物ドラマを両立させた。特に注目されたのが戦闘シーンの映像美である。サーヴァント同士の高速戦闘、宝具の発動、魔術表現などを大規模な劇場作品のような密度で描き、放送時には毎週のように作画や演出が話題となった。一方で本作の魅力は映像だけではなく、士郎の理想とアーチャーの存在をめぐる思想的な対立にある。「正義の味方」を目指す主人公の理想を真正面から問い直す展開は、単純な善悪の戦いとは異なる深さを生み出している。遠坂凛のヒロインとしての人気も非常に高く、ツンとした態度と面倒見の良さを併せ持つキャラクター性が多くのファンを惹きつけた。Fateシリーズ初心者が本作から世界観に入り、その後『Fate/Zero』やゲーム、別シリーズへ進んだ例も多い。
フィギュアからゲームまで巨大な商品市場を形成
Fate関連商品の種類は2014年作品の中でも別格である。Blu-ray BOXやDVDに加え、遠坂凛、セイバー、アーチャー、衛宮士郎などのスケールフィギュア、ねんどろいど系商品、可動フィギュア、アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、クリアファイル、アクセサリー、アパレルなど非常に幅広い。特にセイバーや遠坂凛は多数のメーカーから立体化されており、衣装やポーズの違いを含めて収集する楽しみがある。アーチャー関連商品も男性キャラクターとして強い人気を持つ。さらに原作ゲーム、関連コミック、設定資料集、画集、サウンドトラック、主題歌CDなど、世界観を深く掘り下げられる商品が豊富だ。後年の『Fate/Grand Order』の大成功によってシリーズ全体の知名度がさらに高まり、2014年版UBWを改めて視聴するファンも増えた。映像表現、キャラクター人気、シリーズへの入口としての重要性、関連商品の規模を総合すると、2014年を代表する大型タイトルの一つであり5位が妥当と判断した。
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■ 6位 寄生獣 セイの格率
名作漫画を現代的に再構築したSFサスペンス
長く名作として知られていた原作漫画をテレビアニメ化した『寄生獣 セイの格率』は、2014年に大きな注目を集めた。高校生・泉新一の右手に寄生生物ミギーが侵入し、人間を捕食する別の寄生生物たちとの戦いへ巻き込まれていく。設定だけを見れば怪物とのバトル作品だが、本作が問い続けるのは「人間とは何か」「命の価値を決めるのは誰か」という普遍的な問題である。ミギーは感情より合理性を優先し、人間の倫理観を理解できない。一方、新一は人間としての感情を持ちながら、ミギーと共生することで次第に肉体と精神を変化させていく。この二者の対比が物語の中心にあり、寄生生物との戦いを重ねるほど、人間側の残酷さや矛盾も浮き彫りになっていく。単純に怪物を倒して終わる作品ではないため、視聴後に考えさせられる余韻が大きい。原作の舞台設定を現代へ寄せた変更には放送前から議論もあったが、アニメとして独自のテンポと映像表現を作り上げ、最終的には新しい世代へ『寄生獣』を広めることに成功した。海外人気も強く、現在でもダークなSFアニメを探す視聴者に推薦される機会が多い。
原作漫画と映像版をセットで楽しめる商品構成
関連商品ではBlu-ray・DVD、サウンドトラック、主題歌関連CDが中心となる。キャラクター商品が大量に展開されるタイプではないが、ミギーの独特な姿を使ったぬいぐるみ、マスコット、Tシャツなどは作品らしさが強く人気がある。原作漫画の新装版や文庫版などもアニメ放送によって再び注目され、アニメから原作へ進む視聴者が増えた。原作とアニメでは時代設定や表現の違いがあるため、両方を見ることで作品のテーマをさらに深く味わえる。派手な萌えキャラクターや長期シリーズ化に頼らず、物語の強さだけで現在まで語られている点が本作の魅力である。2014年のSF・ホラー作品を代表する一本として6位とした。
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■ 7位 月刊少女野崎くん
少女漫画の常識を逆手に取ったラブコメディの傑作
『月刊少女野崎くん』は2014年のコメディアニメを代表する存在である。高校生の佐倉千代が、想いを寄せている野崎梅太郎へ告白しようとしたところ、なぜかファンだと勘違いされ、漫画家である野崎のアシスタントになってしまうところから始まる。少女漫画家でありながら恋愛感情には驚くほど鈍感な野崎と、必死に好意を伝えようとする千代のすれ違いが笑いを生み出す。作品の強さは、単純に主人公二人だけで物語を回さず、御子柴実琴、瀬尾結月、若松博隆、鹿島遊、堀政行など強烈な個性を持つ人物を次々と投入した点にある。少女漫画でありがちな「格好いい王子様」「可憐なヒロイン」といった役割を男女逆転させたり、現実の人物関係を漫画のネタへ変換したりする構成が非常に巧みだった。テンポの良いギャグはSNSで共有しやすく、放送中には表情や場面を使った話題が広がった。特に佐倉千代の愛らしいリアクションは人気が高く、恋愛がなかなか進展しなくても視聴者が飽きにくい。現在でも続編を望む声が絶えないことが、テレビシリーズの完成度とキャラクター人気を物語っている。
キャラクターグッズと原作漫画が長く売れ続ける
関連商品では原作コミックの人気が非常に強く、アニメ放送後にまとめて購入する視聴者が増加した。Blu-ray・DVD、主題歌CD、サウンドトラックのほか、千代や野崎、御子柴、鹿島などを使ったアクリルグッズ、ラバーストラップ、缶バッジ、クリアファイルなども展開された。千代の特徴的なリボンをモチーフにした商品や、劇中漫画を意識したデザインなど、作品のコメディ色を生かしたアイテムも相性が良い。男女双方のキャラクターに人気があるため、購入層が一方向へ偏らないことも強みである。放送から時間が経過してもキャラクターの魅力が古びず、「もう一度最初から見ても笑える」作品として再視聴されている。2014年を代表するラブコメとして7位とした。
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■ 8位 ばらかもん
島の人々との交流を通して成長する心温まる物語
『ばらかもん』は派手なバトルや大きな恋愛ドラマを使わず、人と人との交流だけで強い感動を生み出した2014年の名作である。若き書道家・半田清舟が、自分の作品を批判した人物へ手を上げてしまったことから都会を離れ、五島列島で生活することになる。そこで天真爛漫な少女・琴石なるをはじめとする島の人々と出会い、書道家としても人間としても変化していく。半田は才能を持ちながら評価へ強く執着し、精神的には未熟な人物として登場する。しかし島では自分の常識がほとんど通用しない。なるを筆頭に、勝手に家へ入ってくる子供たちや距離感の近い住民に振り回される中で、半田は徐々に肩の力を抜いていく。この変化が自然で、説教臭くならないことが作品の大きな魅力である。笑える場面が多い一方で、創作に悩む人間の心理を丁寧に描いており、仕事や作品づくりに関わる大人が見ると特に共感しやすい。美しい島の風景や方言も作品の個性となり、都会とは異なる時間の流れを感じさせてくれる。
原作漫画、映像ソフト、なるのキャラクター商品が人気
関連商品では原作コミックが定番であり、アニメを見て半田となるのその後を知りたくなった視聴者が原作へ進むケースが多かった。Blu-ray・DVDやサウンドトラックも人気で、島の風景や日常をもう一度味わいたいファンに向いている。なるを中心としたキーホルダー、アクリル商品、クリアファイル、タオルなどのグッズも展開された。書道作品を生かしたデザインの商品は本作ならではで、一般的なキャラクター商品とは少し違った味がある。「疲れているときに見たくなるアニメ」として長く評価されており、2014年の癒やし・日常・成長作品を代表する一本として8位とした。
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■ 9位 ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
シリーズ屈指の人気章を映像化した長期人気タイトル
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』は、空条承太郎を主人公とする原作第3部をテレビアニメ化した作品である。スタンド能力が本格的に登場する章であり、現在の『ジョジョ』シリーズを象徴する要素の多くがここで確立された。承太郎、ジョセフ、花京院典明、モハメド・アヴドゥル、ジャン=ピエール・ポルナレフらがDIOを倒すためエジプトへ向かう旅は、ロードムービー的な楽しさと能力バトルを融合させている。毎回異なる敵スタンド使いが登場するため戦いの形式が変化し、単純な強さだけでなく頭脳戦や心理戦が重要になる。承太郎の冷静さ、ポルナレフの人間味、花京院の知性など仲間たちの役割も明確で、旅を続けるほどチームとしての絆が強く感じられる。インターネット文化との相性も非常に強く、台詞、ポーズ、擬音、スタンド能力などが繰り返し話題となってきた。原作を知らない若い層がアニメから入り、シリーズ全体へ進むきっかけになった功績も大きい。
フィギュア、アパレル、雑貨まで膨大な関連商品
関連商品は非常に充実している。承太郎やDIOを中心とする可動フィギュア、スケールフィギュア、スタンドを再現した立体商品はコレクター人気が高い。Tシャツ、パーカー、帽子、アクセサリー、腕時計、バッグなどファッション系商品とのコラボレーションも多く、『ジョジョ』独特のデザイン性が生かされている。Blu-ray・DVD、原作コミック、画集、設定資料、サウンドトラック、主題歌CDなども定番である。キャラクターだけでなくスタンドをテーマにしたグッズを集められる点もシリーズならでは。2014年の放送によって第3部人気が新世代へ完全に定着し、その後の第4部以降のアニメ展開にもつながった。巨大シリーズの中核として9位とした。
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■ 10位 ノーゲーム・ノーライフ
極彩色の世界と頭脳戦で強烈な印象を残した異世界作品
『ノーゲーム・ノーライフ』は、ゲームの天才兄妹・空と白が、すべてをゲームで決める異世界ディスボードへ召喚される物語である。現在では異世界アニメが非常に多いが、2014年当時の本作は強烈な色彩、ゲームによる勝負、空と白の圧倒的な存在感によって独自の位置を確立した。力で敵を倒すのではなく、チェス、カード、言葉遊びなどゲームのルールを利用して相手を追い詰める展開が見どころで、勝敗そのものより「どのようにルールの裏をかくか」が重要になる。空の交渉力と白の計算能力を組み合わせた兄妹コンビは非常に人気が高く、「二人で一人の最強プレイヤー」という関係性が作品の軸となっている。またステファニー・ドーラ、ジブリールなど脇役も強烈で、コメディとシリアスを短い間隔で切り替えるテンポの良さも支持された。放送終了後も続編を望む声が非常に多く、劇場作品を経てもテレビシリーズ第2期を待望するファンが語り続けている。
白やジブリールを中心としたフィギュア人気が強力
関連商品では白とジブリールのフィギュアが特に豊富で、衣装違い、ポーズ違いなど多彩な立体化が行われてきた。空、ステフなどを含むアクリルスタンド、タペストリー、缶バッジ、クリアファイルも定番である。原作ライトノベル、コミック、Blu-ray・DVD、サウンドトラック、主題歌CDも人気がある。鮮烈な配色を使用したキービジュアルは商品化との相性がよく、大判タペストリーやポスター系アイテムでは作品独自の世界観を楽しめる。放送話数は長くないにもかかわらず、十年以上にわたり存在感を失っていないことが最大の強みである。異世界アニメブームの中でも独自色を保ち続ける作品として10位とした。
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■ 11位 蟲師 続章
静けさそのものを魅力へ変えた唯一無二の幻想アニメ
『蟲師 続章』は、派手なキャラクター人気やバトルを前面へ押し出さず、自然、人間、そして「蟲」と呼ばれる不思議な存在が織りなす物語を静かに描いた作品である。主人公ギンコが各地を旅しながら、蟲に関係する奇妙な現象と遭遇していく一話完結型の構成を基本としている。本作の魅力は「善いもの」「悪いもの」と単純に分けない世界観にある。蟲は人間を苦しめることもあるが、人間を憎んでいるわけではない。ただ別の原理で生きている存在であり、そのすれ違いが事件を生む。ギンコもすべてを解決できる万能な人物ではなく、ときには人間が自然と折り合って生きるしかない結末へ導く。この苦みが作品へ独特の余韻を与えている。背景美術、光の描写、環境音、音楽の使い方も素晴らしく、静かな森や雪山、雨の風景を眺めているだけでも世界へ引き込まれる。時間が経っても映像が古く感じにくく、現在でも「大人になってから改めて見たいアニメ」として支持されている。
映像ソフトや原作完全版など所有する楽しさが大きい
関連商品ではBlu-ray BOXやDVD、原作漫画の愛蔵版・特装版などが人気である。画集や設定資料、サウンドトラックも本作の静かな世界をじっくり楽しみたいファンとの相性が良い。派手なキャラクターグッズは多くないが、ギンコを描いたアート系商品、ポスター、クリアファイル、和風デザインの雑貨などは作品の雰囲気を壊しにくい。大量消費型ではなく、長期間大切に所有するタイプの商品が似合う作品である。2014年には多数の話題作が放送されたが、『蟲師 続章』ほど他作品で代替できない空気を持ったアニメは少ない。芸術性と物語性を評価して11位とした。
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■ 12位 ラブライブ! 第2期
スクールアイドルというジャンルを社会現象級へ押し上げた作品
『ラブライブ!』第2期は、μ’sの物語が本格的な盛り上がりを迎えた重要なシリーズである。高坂穂乃果を中心とする9人が、スクールアイドルとして活動しながら仲間との絆を深めていく。第1期で人気を確立した作品が、第2期で一段上の社会現象へ進んだと言ってよい。大きな魅力はアニメ単体では完結しないメディアミックス展開である。楽曲CD、ライブイベント、ゲームなどが互いに影響し、キャラクターと実際の声優活動が重なっていった。アニメを見た視聴者が曲を聴き、ゲームを遊び、ライブへ参加するという循環が形成され、当時のSNSではμ’s関連の話題が非常に活発だった。9人それぞれの個性が明確で、穂乃果、海未、ことり、真姫、にこ、絵里、希、凛、花陽の誰を好きになるかでファン同士の交流も広がった。「推し」という楽しみ方をアニメファン以外へも広げた作品の一つである。
CD、フィギュア、ゲーム、ライブ映像など商品数は圧倒的
関連商品の規模は2014年アニメの中でも最大級である。シングルCD、アルバム、ライブBlu-ray、テレビシリーズの映像ソフト、フィギュア、ねんどろいど、アクリルスタンド、缶バッジ、ラバーストラップ、ぬいぐるみ、タオル、Tシャツ、バッグなど数え切れないほどの商品が存在する。学校制服、ライブ衣装、楽曲衣装など一人のキャラクターだけでも複数の姿が商品化されるため、コレクション性が非常に高い。ゲーム関連商品やイベント限定グッズの中古市場も活発で、一部の商品は現在でも高い人気を持つ。2014年のアイドルアニメを象徴する存在であり、その後の『ラブライブ!』シリーズ拡大を考えても歴史的重要度は非常に高い。本ランキングでは12位とした。
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■ 13位 東京喰種トーキョーグール
ダークな世界観と金木研の変化が若いファンを魅了
『東京喰種トーキョーグール』は、人間を食べなければ生きられない喰種と人間社会の対立を描くダークファンタジーである。普通の大学生だった金木研が事故をきっかけに半喰種となり、人間にも喰種にも完全には属せない存在になってしまう。自分自身の正体に苦悩する主人公像は非常に強く、2014年当時の若い視聴者へ大きなインパクトを与えた。喰種を単純な怪物として扱わず、彼らにも家族や生活、価値観があることを描いたことで、人間側が必ずしも正義ではない複雑な構図が生まれた。霧嶋董香、神代利世、月山習など印象的なキャラクターも多く、敵味方を簡単に分類できないことが面白さにつながっている。主題歌を含めた作品全体の雰囲気も強烈で、SNSや動画文化との相性が非常に良かった。金木のビジュアルや赫子、マスクなど視覚的アイコンが多く、ファンアートやコスプレでも人気を集めた。
マスクやアパレルを含む世界観重視の商品が人気
関連商品では金木や董香のフィギュア、アクリル商品、缶バッジ、タペストリーなどが多い。特に金木のマスクをモチーフにした商品は作品を象徴するアイテムとして高い人気を持つ。原作漫画はアニメから入った視聴者によって大きく注目され、全巻セットや関連書籍を集めるファンも多い。映像ソフト、サウンドトラック、主題歌CDに加え、黒を基調としたTシャツ、パーカー、バッグなどファッション系商品も作品の雰囲気とよく合う。現在でも海外を含め知名度が高く、2014年のダーク系アニメを代表する作品として13位とした。
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■ 14位 ノラガミ
神様と人間の距離を軽快なテンポで描いた現代和風ファンタジー
『ノラガミ』は、社を持たず依頼料5円で人助けをするマイナーな神・夜トを主人公にした作品である。事故をきっかけに魂が身体から抜けやすくなった壱岐ひより、夜トの神器となる雪音とともに、妖や神々が関わる事件へ立ち向かう。夜トは普段こそ軽薄で金に細かいが、過去には重い事情を抱えており、物語が進むほど印象が変化する。コメディとして入りやすい一方、雪音の苦悩や神器の存在意義などかなり重いテーマも扱う。そのバランスが非常に良く、男女双方から支持を集めた。和風の神々を現代日本へ落とし込んだ世界観も魅力で、神社、神器、妖といった要素を現代的なキャラクターデザインで楽しめる。夜ト、雪音、毘沙門などキャラクター人気も高く、アニメ第2期まで含め長く愛された。
キャラクターグッズと原作コミックの人気が長く継続
関連商品では夜トや雪音、ひよりを使ったアクリルスタンド、ラバーストラップ、缶バッジ、クリアファイルなどが定番である。和風モチーフを取り入れたデザインも多く、作品の雰囲気を感じやすい。原作漫画、Blu-ray・DVD、サウンドトラック、主題歌CDなど基本商品も充実している。アニメ終了後も原作連載が続いたことでファンが離れにくく、現在でも続編アニメを希望する声が見られる作品である。2014年作品の中でもキャラクター人気と世界観のバランスが良く14位とした。
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■ 15位 Free!-Eternal Summer-
競泳と青春を融合し女性ファンを中心に巨大な支持を獲得
『Free!-Eternal Summer-』は、『Free!』シリーズ第2期として2014年に放送され、七瀬遙、橘真琴、松岡凛らの青春をさらに深く描いた。水泳を題材としているが、単純な競技スポーツアニメではなく、それぞれの進路や将来への不安を扱っている点に特徴がある。高校生活には終わりがあり、仲間たちがいつまでも同じ場所にいられるわけではない。遙が自分の将来と向き合う展開は、第1期よりも一段成長したテーマとなっている。美しい水の描写や肉体表現、泳ぐ瞬間のスピード感など映像面も非常に高く評価された。キャラクター同士の関係性を丁寧に描くため、SNSでは組み合わせごとのファン活動も盛んだった。国内だけでなく海外ファンにも人気が広がり、シリーズの長期展開を支える重要な時期となった。
グッズ収集の楽しさでは2014年作品屈指
関連商品ではアクリルスタンド、缶バッジ、ラバーストラップ、ポスター、タペストリー、クリアファイル、ぬいぐるみなどキャラクター商品が非常に豊富である。学校ジャージや水泳部をイメージしたアパレル、タオルなども作品との相性が良い。Blu-ray・DVD、キャラクターソング、ドラマCD、サウンドトラックなど音楽・音声商品も充実。遙、真琴、凛、渚、怜など推しキャラクターごとに商品を集める楽しみが大きい。アニメファンの消費行動やイベント文化とも深く結びついたシリーズであり、2014年の女性向け人気を語るうえで欠かせない作品として15位とした。
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■ 16位 たまこラブストーリー
日常の延長線上にある恋を繊細に描いた劇場アニメ
劇場版『たまこラブストーリー』は、テレビシリーズ『たまこまーけっと』で描かれた北白川たまこと大路もち蔵の関係へ真正面から踏み込んだ恋愛作品である。商店街の日常を中心にしたテレビ版と比べ、映画では高校生活の終わりと進路、告白によって変わってしまう関係を繊細に描いている。大きな事件はほとんど起こらない。しかし「幼なじみから告白されたら、今までと同じように話せなくなる」という非常に身近な感情を、表情、間、視線、背景によって丁寧に表現する。派手さの代わりに日常の一瞬を積み重ねて心を動かす作品で、劇場アニメとして高い評価を獲得した。もち蔵の告白と、それを受けたたまこの戸惑いを双方の立場から描くことで、恋愛作品にありがちな一方的な感情ではなく、二人の関係が変化していく過程を自然に見せている。現在でも青春恋愛映画の名作として挙げられることが多い。
映像ソフトとイラスト関連商品に高い人気
Blu-ray・DVDは劇場版作品として所有価値が高く、テレビシリーズと合わせて揃えるファンも多い。たまこ、もち蔵、みどりなどを描いたアクリル商品、クリアファイル、ポスター、タペストリーも展開された。作品の柔らかな色彩を生かしたイラスト商品は特に相性が良く、設定資料やイラスト集も人気がある。大量展開型のシリーズではないため、古いイベントグッズなどは中古市場で探す楽しみもある。2014年劇場アニメの中でも特に評価が長続きしている恋愛作品として16位に選んだ。
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■ 17位 スペース☆ダンディ
毎回何が起きるか分からない自由すぎるSFアニメ
『スペース☆ダンディ』は、宇宙人ハンターのダンディ、ロボットのQT、猫のような宇宙人ミャウが銀河を旅するSFコメディである。最大の特徴は、一話ごとに作風が大きく変わること。ギャグ、ホラー、ミュージカル、青春、哲学的SFなど、同じシリーズとは思えないほど振れ幅が広い。通常のテレビシリーズでは世界観や人物設定の一貫性が重視されるが、本作はその常識すら遊びに変えた。登場人物がひどい目に遭っても次の話では何事もなかったように復活するなど、作り手が自由に実験できる場として機能している。豪華なクリエイターが参加したことで、話ごとに映像表現が変化し、アニメーションそのものを楽しみたい視聴者から非常に高い評価を受けた。海外での知名度も高く、2014年作品の中では特に国際的なカルト人気を持つ一本である。
映像ソフトや音楽商品の評価が高い
Blu-ray・DVDでは個性的な各話を高画質で楽しめるため、アニメーションファンとの相性が良い。サウンドトラックも作品の大きな魅力で、SF、ファンク、ポップなど多彩な音楽を楽しめる。ダンディやミャウ、QTのキャラクターグッズ、Tシャツ、ポスターなども展開された。大量のフィギュアを集めるタイプではなく、作品のデザインやカルチャー感を味わえる商品が中心となっている。独創性という一点では2014年トップクラスであり、17位とした。
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■ 18位 七つの大罪
王道ファンタジーの楽しさを現代的に再構築
『七つの大罪』は、伝説の騎士団「七つの大罪」を探す王女エリザベスと、団長メリオダスの冒険から始まるファンタジー作品である。分かりやすい冒険、派手なバトル、個性的な仲間、巨大な謎という少年漫画の王道要素を高密度で詰め込んでいる。メリオダス、バン、キング、ディアンヌなど仲間が一人ずつ集まっていく展開はRPGのような楽しさがあり、キャラクターの過去が明らかになることで物語へ深みが増していく。戦闘能力が非常に高い人物が多く、序盤から迫力あるバトルを楽しめる点も人気につながった。テレビアニメ化によって原作漫画の知名度がさらに上昇し、子供から大人まで幅広い層へ広がった。海外での人気も高く、長期シリーズ化されたことから2014年の大型少年漫画アニメとして重要な位置にある。
原作、ゲーム、フィギュアと幅広い商品展開
関連商品では原作コミック全巻セットが代表的で、アニメから入った視聴者が先の物語を求めて購入する流れが強かった。メリオダス、エリザベス、バン、キング、ディアンヌなどのフィギュア、アクリル商品、缶バッジも展開されている。映像ソフト、主題歌CD、サウンドトラックに加え、ゲーム化による関連商品も豊富。後年までアニメシリーズが続いたことで商品展開も長期間継続した。王道作品としての強さを評価し18位とした。
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■ 19位 ソードアート・オンラインII
SAO人気を決定的な長期シリーズへ変えた第2期
『ソードアート・オンラインII』では、キリトとシノンを中心に銃器を主体としたVRゲーム「ガンゲイル・オンライン」で起こる事件が描かれる。剣と魔法のイメージが強かった第1期から舞台を大きく変え、シリーズの世界観が一つのゲームだけではないことを示した。新ヒロインのシノンは特に人気が高く、現実世界で抱えるトラウマとゲーム内での強さのギャップが丁寧に描かれた。キリトとの関係も単純な恋愛ではなく、お互いの苦しみを理解する仲間として描かれている。後半の物語ではアスナに重点が置かれ、家族や生と死に向き合う展開も大きな反響を呼んだ。シリーズのアクション面だけでなく感情ドラマの強さを示した第2期である。
シノンを加えて商品展開がさらに大型化
キリト、アスナに加えてシノンが人気キャラクターとして定着したことで、フィギュアやアクリルグッズの種類はさらに増加した。シノンの狙撃銃を再現したデザイン商品やGGO衣装の商品も多い。ゲームシリーズ、原作ライトノベル、Blu-ray・DVD、サウンドトラック、主題歌CD、タペストリー、ぬいぐるみなど関連市場は巨大である。現在まで続くSAOシリーズの人気を支えた重要作品として19位とした。
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■ 20位 シドニアの騎士
3DCGテレビアニメの可能性を広げた本格SF
『シドニアの騎士』は、人類が宇宙船シドニアで生活し、未知の生命体ガウナと戦うSF作品である。主人公・谷風長道が巨大兵器「衛人」に乗り込み戦う設定はロボットアニメらしいが、世界観はかなり重厚である。資源が限られた宇宙船社会、人口維持の仕組み、ガウナという理解不能な敵など、本格SFらしい設定が多数盛り込まれている。3DCGを中心とした映像表現も当時としては挑戦的で、宇宙空間で多数の機体が動く場面ではCGの利点が強く発揮された。SF好きから高く評価され、後年の3DCGアニメ発展を考えるうえでも重要な作品である。
メカ商品と原作漫画の相性が抜群
衛人を立体化した模型やフィギュアはメカファンから人気がある。キャラクター商品だけでなく機体そのものを集められるのが魅力だ。原作漫画、Blu-ray・DVD、設定資料、サウンドトラックも人気。世界観が複雑なため、設定資料を読みながら再視聴すると新しい発見が多い。SF作品としての独自性を評価し20位とした。
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■ 21位 残響のテロル
東京を舞台にした美しくも危うい青春サスペンス
『残響のテロル』は、ナインとツエルブと名乗る二人の少年が東京で大規模な事件を起こすところから始まるサスペンス作品である。彼らは単純な犯罪者として描かれず、その行動の裏側にある過去が物語の謎となる。現代東京の風景と冷たい色調の映像、緊張感のある音楽が組み合わさり、他のテレビアニメとは異なる映画的な雰囲気を持つ。ヒロインの三島リサも含め、社会から居場所を失った若者たちの孤独が作品全体を覆っている。物語の評価には意見が分かれる部分もあるが、映像と音楽の印象は非常に強く、2014年のオリジナルアニメを語る際に外せない作品となった。
音楽とビジュアルを楽しむ商品が中心
Blu-ray・DVDに加え、サウンドトラックの人気が高い。作品の映像美を生かしたポスター、クリアファイル、アクリル商品などもコレクター向けである。長期シリーズではないため商品数は限られるが、その分イベント商品などは希少価値が出やすい。独自の映像体験を提供した作品として21位とした。
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■ 22位 結城友奈は勇者である
日常系の外見から重厚な運命劇へ変化する衝撃作
『結城友奈は勇者である』は、友奈たち勇者部の少女が世界を守る戦いへ参加する物語である。序盤は明るい部活動もののように進むが、戦うことの代償が明らかになるにつれて物語の印象が大きく変化していく。結城友奈、東郷美森、犬吠埼風、犬吠埼樹らが互いを思いやる姿が丁寧に描かれているため、後半の展開がより重く感じられる。単純に少女を苦しめるだけでなく、困難な状況でも仲間を守ろうとする意志を中心にしていることが作品の支持につながった。放送終了後も続編や関連企画が展開され、独自シリーズとして成長した点も評価できる。
キャラクター商品とスマートフォン関連展開も人気
勇者衣装を使ったフィギュア、アクリルスタンド、タペストリー、缶バッジなどキャラクター商品が豊富である。日常衣装と戦闘衣装の両方を楽しめることも魅力。Blu-ray、サウンドトラック、キャラクターソング、関連小説など物語を補完する商品も多く、世界観を深く追いたいファン向けの展開が充実している。根強いシリーズ人気を評価し22位とした。
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■ 23位 ご注文はうさぎですか?
「かわいい日常アニメ」を象徴する長期人気作品
『ご注文はうさぎですか?』は、喫茶店ラビットハウスを舞台に、ココア、チノ、リゼ、千夜、シャロらの日常を描いた作品である。大きな事件が起きなくてもキャラクター同士の会話と関係性だけで楽しめる日常アニメとして大きな人気を獲得した。ヨーロッパ風の街並みや喫茶店の内装など背景も魅力的で、作品全体が温かく柔らかな雰囲気に包まれている。キャラクターごとの個性が非常に分かりやすく、ファンが「推し」を選びやすい点も強い。放送当時からインターネット上で関連フレーズや画像が広まり、アニメを詳しく見ていない人にまでタイトルが知られるようになった。その後も続編が制作され、日常系アニメの代表格として定着した。
キャラクターグッズの物量は2014年でも最上位級
フィギュア、ねんどろいど、アクリルスタンド、缶バッジ、タペストリー、抱き枕カバー、ぬいぐるみ、マグカップ、食器など非常に幅広い商品が存在する。喫茶店が舞台なのでカップやコースターとの相性も抜群である。キャラクターソングや主題歌CD、Blu-ray、原作コミックも長く売れ続けている。現在でも新規商品が登場するほど強いIPであり、日常系代表として23位とした。
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■ 24位 魔法科高校の劣等生
圧倒的な主人公像でライトノベルアニメの定番へ
『魔法科高校の劣等生』は、魔法が技術として体系化された世界を舞台に、司波達也と妹・深雪の学園生活と戦いを描く。達也は学校では劣等生として扱われながら、実際には規格外の技術と戦闘能力を持っている。主人公が圧倒的な能力で敵を制圧する展開は非常に分かりやすく、後の「最強主人公」系作品人気にも通じる。魔法を単なる幻想としてではなく工学や情報処理に近い設定で説明する点も特徴である。司波深雪の人気も非常に高く、兄への強い信頼と圧倒的な魔法能力によって作品を象徴するヒロインとなった。その後もシリーズが長期化し、2014年版が巨大フランチャイズの入口となった。
深雪を中心としたフィギュアやゲーム商品が豊富
司波深雪のフィギュア、アクリルスタンド、タペストリーなどが特に人気。達也や他の女子キャラクターも多数商品化されている。原作ライトノベル、コミカライズ、Blu-ray、サウンドトラック、ゲーム関連商品まで幅広い。シリーズが長く続いたことで過去商品も再評価されており、2014年を代表するライトノベル原作アニメとして24位とした。
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■ 25位 ニセコイ
ヒロイン論争も含めて盛り上がった王道ラブコメ
『ニセコイ』は、一条楽と桐崎千棘が家庭の事情から偽の恋人を演じることになる学園ラブコメである。楽には小野寺小咲という想い人がいるため、千棘との偽恋愛を中心に複雑な関係が広がっていく。大きな人気要因となったのは、誰を応援するかでファンの好みがはっきり分かれるヒロイン構成である。千棘、小咲、鶫誠士郎、橘万里花など魅力的なキャラクターが次々登場し、SNSでもヒロイン談義が盛り上がった。テンポの良い演出と華やかな色彩によって、原作のラブコメ要素をさらに強く見せたこともアニメ版の魅力である。
ヒロイン別の商品を集める楽しみが大きい
千棘や小咲を中心にフィギュア、タペストリー、アクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイルなどが多数販売された。キャラクターごとのファン人気が強いため、好きなヒロインに絞って集める楽しみがある。原作コミック、Blu-ray、主題歌CD、設定資料類も定番。2010年代ラブコメを象徴するタイトルの一つとして25位とした。
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■ 26位 鬼灯の冷徹
地獄を職場へ変えた異色のブラックコメディ
『鬼灯の冷徹』は、地獄で閻魔大王の補佐官として働く鬼灯を主人公にしたコメディ作品である。日本の地獄や昔話、妖怪などを題材にしながら、それらを現代の会社組織のように描く発想が面白い。鬼灯は非常に有能だが容赦がなく、閻魔大王さえ振り回す。その一方で動物好きという意外な面もあり、無表情な主人公なのに強いキャラクター性を持つ。白澤、桃太郎、シロなど周囲の人物も個性的で、地獄という設定を忘れるほど日常コメディとして楽しめる。和風文化や神話の知識をギャグへ落とし込んでいるため、見返すほど細かなネタに気づける点も評価された。
和風モチーフを生かした雑貨類が豊富
鬼灯、白澤、シロなどのアクリル商品、ぬいぐるみ、缶バッジ、クリアファイルなどが人気。和柄や地獄のモチーフを使った手ぬぐい、文具なども作品とよく合う。原作漫画、映像ソフト、サウンドトラックも定番で、キャラクター人気と世界観の独自性を評価し26位とした。
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■ 27位 アルドノア・ゼロ
地球と火星の戦争を描いた大型オリジナルロボットアニメ
『アルドノア・ゼロ』は、火星に築かれた帝国と地球の戦争を描くオリジナルロボットアニメである。圧倒的な性能を持つ火星側の機体に対して、地球側が戦術と工夫で挑む構図が序盤の大きな魅力だった。界塚伊奈帆の冷静な分析能力、スレイン・トロイヤードの複雑な立場、アセイラム姫をめぐる人間関係など、ロボットバトル以外のドラマも注目を集めた。特に第1話をはじめ序盤の衝撃的な展開は強烈で、放送直後からインターネット上で考察が活発になった。音楽も非常に印象的で、戦闘シーンと組み合わさることで大規模な戦争作品らしい迫力を作り出している。
音楽、映像ソフト、メカ関連商品に人気
Blu-ray・DVDやサウンドトラックの人気が高く、劇伴音楽を目当てにCDを購入したファンも多い。機体を立体化した商品や設定資料、キャラクターグッズも展開された。物語後半について評価が分かれる部分はあるものの、2014年のオリジナル作品として話題性は非常に高かったため27位とした。
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■ 28位 アカメが斬る!
容赦のない展開で記憶に残るダークアクション
『アカメが斬る!』は、腐敗した帝国へ反抗する暗殺集団ナイトレイドの戦いを描くダークファンタジーである。主人公タツミがナイトレイドと出会い、帝国の現実を知ることで革命へ参加していく。大きな特徴は主要人物であっても安全ではない物語構成である。仲間との楽しい日常が描かれた直後に過酷な展開が起こることもあり、視聴者は最後まで緊張感を持って物語を見ることになる。アカメ、エスデス、マイン、レオーネなど女性キャラクターの人気が高く、特にエスデスは敵側でありながら強烈な存在感を残した。海外ファンにも長く知られている作品である。
人気女性キャラクターを中心に立体商品も展開
アカメやエスデスのフィギュア、アクリル商品、タペストリーなどが人気。武器や衣装が特徴的なので立体化映えする作品でもある。原作漫画、Blu-ray・DVD、サウンドトラック、主題歌CDなども流通している。衝撃的なストーリーによって現在まで語られる作品として28位とした。
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■ 29位 楽園追放 -Expelled from Paradise-
3DCGアニメの新しい可能性を示した劇場SF作品
『楽園追放 -Expelled from Paradise-』は、人類の多くが肉体を捨て、電脳世界ディーヴァで暮らす未来を舞台にしたSF劇場アニメである。捜査官アンジェラ・バルザックが肉体を得て地上へ降り、ディンゴとともに謎の存在を追う。当時大きな話題となったのが3DCGによるキャラクター表現である。CGでありながら従来のセルアニメに近い表情と動きを実現し、その後の日本アニメにおける3DCG表現の発展を考えるうえでも重要な一本となった。アンジェラのキャラクター人気も高く、SF作品としての設定と人間らしさを考えるテーマが両立している。上映規模以上の存在感を残した作品である。
アンジェラのフィギュアが特に人気
関連商品ではアンジェラ・バルザックのフィギュアが多数展開され、劇場アニメとしては非常に高いキャラクター商品人気を獲得した。衣装やポーズの違いを楽しめる商品もあり、現在でも中古市場で探すコレクターがいる。Blu-ray、設定資料集、サウンドトラック、ポスターなども人気。映像技術とキャラクター性の両方で印象を残したため29位とした。
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■ 30位 思い出のマーニー
静かな心の交流を描いたスタジオジブリの2014年劇場作品
『思い出のマーニー』は、心を閉ざしがちな少女・杏奈が療養先で不思議な少女マーニーと出会う物語である。華やかな冒険を描くタイプのジブリ作品ではなく、少女の孤独と自己受容を中心にした静かな作品である。湿地に建つ洋館、北海道を思わせる自然豊かな風景、夕暮れの水辺など背景美術が美しく、現実と幻想の境界が曖昧になる感覚を味わえる。杏奈とマーニーの関係が次第に明らかになることで、物語の序盤に散りばめられていた要素が別の意味を持ち始める。公開当時よりも年月が経ってから再評価する声が多い作品であり、「大人になってから見ると印象が変わるジブリ作品」の一つとして語られることも多い。
映像ソフト、絵本、設定資料など長く楽しめる商品が中心
Blu-ray・DVDはジブリ作品を揃えるコレクターにとって定番であり、劇場パンフレットや関連書籍、原作小説なども人気がある。背景美術の美しさから、ポストカード、ポスター、クリアファイルなどイラストを楽しめる商品との相性も良い。キャラクター商品を大量展開する作品ではないが、ジブリブランドによって長期間流通しやすく、作品を知らない世代にも届き続ける強さがある。2014年劇場アニメの重要作品として30位に選出した。
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